一宮市教育委員会後援いちのみや大学第 79 回講座根尾のうすずみ桜と継体天皇ますみたんとうしょう～継体天皇をめぐる歴史ミステリー「真清探當證」～ ◆講師 ◆日時 ◆場所 ◆会費：：：：元一宮市立北方中学校校長田中豊先生 3 月 28 日（土）午後２時から 3 時 30 分まで一宮市民活動支援センター内会議室（一宮駅 i-ビル） 500 円昭和の初期、一宮市在住の土川某氏が『真清探當證』を根尾村に持参。そこには、「うすずみ桜」の由来の外、古代史の通説を覆す驚くべき数多くの記述がありました。『真清探當證』によると、今から 1500 年ほど前、雄略天皇に父を殺害された億計王（第 24 代仁賢天皇）と弘計王（第 23 代顕宋天皇）の兄弟は、真清田神社の神主である叔父を頼って、母の在所である丹波から尾張一宮へと落ち延びました。途中、木曽川町の黒田にある籠守勝手神社で宿泊をしたと伝えられ、この故事を後世に伝えるとして、毎年陰暦八月十五日に「御駕籠祭」という神事が現在も続けられています。やがて、弘計王と豊媛との間に男大迹王（後の第 26 代継体天皇）が誕生。故あって養父母に預けられ、隠棲する場所を求めて山奥へ。親切な村人に出会い根尾村に住むことに。後に男大迹王は都へ迎えられて継体天皇として即位。根尾村を去るにあたり、真清田神社で献納を受けた桜木をお手植えし御歌を詠まれました。「身の代と遺す桜は薄住(うすずみ)よ千代に其名を栄盛へ止むる」と。これが、「うすずみ桜」の由来と言われています。古代史研究家、小椋一葉氏は、『真清探當證』を題材に、「継体天皇とうすずみ桜―古代秘史『真清探當證』の謎」を河出書房新社から出版。その詳細な考察が話題となりました。今回は、この根尾村の文化財である『真清探當證』を復刻された田中豊先生が、全 24 頁の小冊子をテキストに、郷土に伝えられる継体天皇をめぐる多くの謎を解き明かします。 ◆お問合せ・お申込み：以下のいずれかの方法でお申込みください ①ホームページから http://ichinomiyadaigaku.com/ ②メールｉ[email protected] ③いちのみや大学事務局（一宮市北園通 5 丁目 4-1 有限会社人の森内）電話：080-4227-8641 / FAX：0586-72-5445（受付時間電話は平日 10：00～17:00） ※参加者多数の場合、椅子だけのお席になる場合もあることを予めご了承ください。講師プロフィール昭和 36 年愛知教育大学数学科卒業平成 5 年一宮市立北方中学校校長平成 14 年 ICC ケーブルテレビ「ディリーショット」で一宮市の文化・歴史の紹介平成 17 年「歴史伝承フォーラム」代表平成 21 年いちい信用金庫発行「西尾張地方戦国マップ」監修一宮市北方町「加藤家文書」、「宝行当山記録」など、古文書の発掘、解読多数 ◆これからの講座の予定は？月日曜日 4月25日 13:30～土場所講師老師様・雲水さん内容一宮市大和町妙興寺妙興寺での修行について受講料 1500円２４３８定員 30名妙興寺これまでに開催した講座：デジカメ講座、シャンソン、アフリカの音楽、ジャズピアノ、ヴァイオリンについて、古典落語、アートについて、洞窟探検の魅力、ネパール料理、韓国料理、日本茶、おから味噌、うすずみ桜と真清田神社のなぞ、織田信長のこと、美濃路・起宿について、円空仏、尾張の郷土料理、船橋楽器資料館、プラネタリウム、葛利毛織、妙興寺、尾西繊維協会ビル等の見学など待望の再版決定！『真清探當證復刻版』人の森出版事業部が、いちのみや大学歴史講座の名物講師田中豊先生の著作で、長らく絶版となっていた歴史秘話「真清探當證」復刻版を出版します。昭和の初期、一宮市在住の土川某氏が『真清探當證』を根尾村に持参。うすずみ桜の由来などが書かれていたため、根尾村ではこれを書写し、村の重要文化財として保存しました。この 560 頁余の膨大な文書『真清探當證』を、平成 11 年、田中豊先生が根尾村文化財保護審議会の許可を得て完全に復刻、『ロマンに彩られた古代秘史真清探當證復刻版』（全 456 頁）として刊行しました。これは長らく絶版となっていましたが、再刊の要望が多かったため再版が決定！全 456 頁定価 3,500 円税別巻末には古地図や地名の由来、祝詞など各種の参考資料も収められており、古代ミステリーファンならぜひ手に入れてじっくり謎を解いてみたくなることでしょう。完成は４月 1 日予定。お問い合わせ・購入希望は下記へ。有限会社人の森〒491－0854 一宮市北園通5丁目4-1 tel&fax: 0586-72-5445（電話は平日10：00～17:00）メール: [email protected] 「真清探當證復刻版」注文票氏名住所電話番号冊数冊定価3,500円（税込3,780円）送料は無料でお送りします