平成 27 年 4 月 27 日 各 位 草津温泉フットボールクラブ 第 12 期(平成

平成 27 年 4 月 27 日
各
位
㈱草津温泉フットボールクラブ
第 12 期(平成 26 年 2 月 1 日-平成 27 年 1 月 31 日)決算等の概要
公益社団法人日本プロサッカーリーグ(J リーグ)に加盟し、J2 リーグ所属チーム「ザス
パクサツ群馬」を所有・運営する株式会社草津温泉フットボールクラブは本日、前橋市内で
第 12 期定時株主総会を開き、当期決算および新取締役 2 名の選任が承認されました。
第 12 期は経営危機に瀕するなか、J リーグ退会の危機を回避し、2015 シーズンのクラブ
ライセンスを取得するとともに、単年度黒字と債務超過解消を達成できました。喫緊の最重
要課題を乗り越えられたのは、ご寄付が 52,907 千円に達するなど、多くの皆様のご支援、ご
協力の賜物であり、あらためて御礼を申し上げます。
決算の概要、第 13 期役員体制等は以下のとおりです。
1. 第 12 期決算の概要(単位:千円、▲マイナス)
区
分
第 10 期
第 11 期
第 12 期
平成 25 年
1 月期
平成 26 年
1 月期
平成 27 年
1 月期
第 12-11 期
増減
496,350
468,550
554,848
86,298
19,509
18,003
20,063
2,060
売上総利益
476,841
450,547
534,785
84,238
販売管理費
515,972
474,902
459,325
▲15,577
営業利益
▲39,133
▲24,354
75,460
99,814
経常利益
▲29,890
▲15,764
79,303
95,067
税引き後純利益
▲32,997
▲17,700
70,762
88,462
純資産
▲87,123
▲55,823
27,939
83,762
売上高
売上原価
第 12 期は売上高 554,848 千円で、前期比 86,298 千円の増収となりました。内訳はスポン
サー収入 260,800 千円(前期比 44,044 千円増)、チケット収入 78,953 千円(同 5,484 千円
減、前期はプレシーズンマッチ収入を含む)、グッズ収入 27,855 千円(同 139 千円増)、J リ
ーグ分配金 90,136 千円(同 1,678 千円増)、その他収入(ご寄付含む)97,103 千円(同 45,921
千円増)でした。
これに対し、販売管理費は前期比 15,577 千円減少し、459,325 千円に抑えられました。選
手年俸を含むトップチーム運営費が 236,967 千円で前期比 11,140 千円増加したものの、事業
関係費 85,571 千円で同 19,003 千円減、一般管理費 112,460 千円で同 9,614 千円減とコスト
を削減することができました。
1
この結果、営業利益 75,460 千円、経常利益 79,303 千円、税引き後純利益 70,762 千円の最
高益を確保し、第 6 期(平成 20 事業年度)以来 6 期ぶりの黒字。純資産残高は、前期が▲(マ
イナス)55,823 千円と債務超過でしたが、当期末が 13,000 千円の新株発行もあり、27,939
千円と創業以来初の資産超過に転じました。
第 12 期のトップチームホーム戦(21 試合)は総入場者 78,961 人(前期 74,990 人)、1 試
合平均入場者 3,760 人(同 3,571 人)にとどまりました。その収支は収入 62,317 千円、支出
60,004 千円で、1 試合平均収支 110 千円(同▲208 千円)と黒字化が図れました。
財務諸表の内容は総じて改善していますが、経営再建は道半ばです。業務全般にわたり
PDCA(計画・実行・検証・改善)を徹底するとともに、早期に売上 600,000 千円の目処を
立て、経営の安定化とトップチーム強化の道筋を立ててまいります。
2. クラブライセンス取得に向けた新規資金調達の状況(税抜き)
科
目
資金調達計画(円)
資金調達額(円)
スポンサーご協賛
30,000,000
34,399,298
アシストパートナーご協賛
20,000,000
15,768,521
チケットご購入
2,500,000
6,128,920
グッズご購入
1,500,000
1,149,604
20,000,000
52,906,643
1,000,000
13,000,000
85,000,000
123,352,986
ご寄付(募金)
新株ご購入
合
計
第 12 期は J1、J2 各リーグ加盟条件の一つ、財務基準をクリアするため、債務超過と当期
末ベースでの 3 期連続の赤字を回避する必要がありました。新経営体制の発足直後、対策本
部を設置し 85,000 千円の資金調達計画を立て、経営再建に乗り出しました。
その結果、県内外の多くの皆様のご支援を受け、法人・団体様、個人の方のご寄付が 52,907
千円に達するなど、123,353 千円の資金を調達できました。
2
3. 第 13 期の役員体制(平成 27 年 4 月 27 日現在)
地
位
氏
担当および [重要な兼職の状況]
名
代表取締役
都
丸 晃
社長
取締役
菅
原 宏
ゼネラルマネージャー
取締役
赤地
勝美
[グローバルピッグファーム株式会社代表取締役会長]
取締役
遠藤
祐司
[株式会社サンワ代表取締役会長]
取締役
鳥谷部 史
[株式会社野村総合研究所主席コンサルタント]
取締役
板
[株式会社板垣労務管理事務所代表取締役]
取締役
黒岩
信忠
[草津町長]
取締役
斎藤
郁雄
[富士スバル株式会社代表取締役副社長]
取締役
真下
敦紀
[有限会社カーリーグ代表取締役]
取締役(新任)
塩谷
輝行
[群馬ヤクルト販売株式会社専務取締役事業本部長]
取締役(新任)
黒岩裕喜男
[一般社団法人草津温泉観光協会副会長]
監査役
小磯
[弁護士・小磯正康法律事務所長]
垣 忍
正康
(注)塩谷輝行氏は平成 26 年 9 月に逝去された星野哲也前取締役の後任、黒岩裕喜男氏は本
総会終結をもって辞任された山田寅幸前取締役の後任です。
新任取締役の略歴等は次の通りです。
氏
名
略
(生 年 月 日)
しお
がい
塩 谷
てる
ゆき
輝 行
(昭和 28 年 6 月 16 日生)
くろいわ
ゆ
き
お
黒岩 裕喜男
(昭和 38 年 4 月 5 日生)
歴
等
昭和 52 年 3 月
昭和 52 年 4 月
昭和 61 年 8 月
平成 21 年 4 月
平成 25 年 4 月
日本大学卒業
群馬県ヤクルト協同組合入職
群馬ヤクルト販売株式会社入社
同
取締役
同
専務取締役事業本部長(現)
昭和 62 年 3 月
昭和 63 年 1 月
平成 13 年 1 月
平成 24 年 5 月
平成 24 年 5 月
早稲田大学卒業
有限会社ホテル望雲入社
同
代表取締役(現)
草津温泉旅館協同組合理事長(現)
一般社団法人草津温泉観光協会副会長(現)
以上
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