CHANEL Pygmalion Days CHAMBER MUSIC SERIES 大山 平一郎

大山 平一郎
マーティン ビーヴァー
アーティスティック・ディレクター、
ヴィオラ
ヴァイオリン
H e iichiro O hyama
Ma r t in Bea ver
A r ti sti c Di re ctor, vi ol a
v io lin
3 0 年 間にわたり、米 国のサンタ・バーバラ室 内オーケストラ音 楽 監 督 兼 指 揮 者を務める。2 0 1 4 年から
2002年から2013年まで世界的に有名な東京クヮルテットの第1ヴァイオリンとして活躍。ニューヨークの
“Music Dialogue”のアーティスティック・ディレクター。1999∼2004年、九州交響楽団(福岡)の常任指
カーネギーホール、東京のサントリーホール、
シドニーオペラハウスをはじめ世界各地の主要コンサートホール
揮者。2004∼2008年、大阪交響楽団の首席指揮者、2007∼2009年ながさき音楽祭の音楽監督を歴
で演奏し、国際的な評価を得て、全世界で絶賛される。独奏会、合奏会など南北アメリカ、
ヨーロッパ、アジア
任。2005年、福岡市文化賞を受賞。2008年には文化庁の「芸術祭優秀賞」
を受賞。2014年にサンタ・
各地で演奏活動を展開し、オーケストラはサンフランシスコ交響楽団、
リエージュ・フィルハーモニー管弦楽
バーバラ市文化功労賞(米国)
を受賞。1974年ニューヨークのYCA国際オーディション優勝。数年にわた
団、
モントリオール交響楽団、札幌交響楽団等、指揮者は秋山和慶、
レイモンド レッパード、
シャルル デュトワ
り、夏季にヴァーモント州で開かれるマールボロ音楽祭に参加。米国では13年間ロサンジェルス・フィルハー
などと共演を重ねる。
また室内楽では、
レオン フライシャー、
リン ハレル、
ピンカス ズーカーマンなどの演奏家と
モニックの首席ヴィオラ奏者として活躍。1987年にはアンドレ プレヴィン氏から同楽団の副指揮者を任され
共演。
ヴィクトル ダンチェンコ、
ジョセフ ギンゴールド、ヘンリク シェリングの各氏に師事。ベルギー・エリザ
る。1991∼1997年、サンタフェ室内音楽祭の芸術監督、
そして1986∼1997年、
ラホイヤ室内音楽祭の
ベート王妃国際音楽コンクール、
モントリオール国際音楽コンクール、
インディアナポリス国際ヴァイオリンコン
芸術監督を務める。2003年に30年にわたるカリフォルニア大学教授を終える。京都府生まれ。桐朋学園女
クールにて入賞。
その後ヴァイオリンや室内楽の主要な国際音楽コンクールの審査員を務めている。世界5大
子高等学校音楽科(男女共学)、桐朋学園大学音楽学部、英国ギルドホール音楽演劇学校を卒業。米国イ
陸でマスタークラスを開いているほか、
カナダの王立音楽院、
ブリティッシュコロンビア大学、
ピーボディ音楽
ンディアナ大学でヴィオラをウィリアム プリムローズ教授、
ヴァイオリンをジョセフ ギンゴールド教授に師事。
院、
ニューヨーク大学で教鞭をとっている。最近ではイェール大学音楽院のレジデンス・アーティストを経て、現
在ロサンゼルスの音楽学校コルバーンスクールの教授としてヴァイオリンの指導に当たるとともに、弦楽室内
For 30 years, Heiichiro Ohyama has been Music Director and Conductor of the Santa Barbara
楽の共同ディレクターを務める。使用楽器は1789年製のニコラ・ベルゴンツィ。
Chamber Orchestra (USA), and for 9 years, Artistic Director of CHANEL Pygmalion Days Special
Concert Series. From 2014, Artistic Director of “Music Dialogue”. Mr. Ohyama was the Principal
Martin Beaver was First Violin of the world-renowned Tokyo String Quartet from 2002 to 2013. As such,
Chief Conductor of Kyushu Symphony Orchestra in Fukuoka from 1999-2004, the Osaka
he appeared to critical and public acclaim on the major concert stages of the world including Carnegie
Symphony Orchestra from 2004-2008, and Music Director of Nagasaki Music Festival from
Hall in New york, Suntory Hall in Tokyo and the Sydney Opera House. Concerto and recital appearances
2007-2009. In 2005, he received the ‘Fukuoka City Cultural Prize’ and in 2008, ‘Outstanding
have taken him to the Americas, Europe and Asia with orchestras such as the San Francisco Symphony,
Performance Award’ from the Japanese Government. In 2014, he was recognized for his artistic
l’Orchestre Philharmonique de Liège, the Montreal Symphony and the Sapporo Symphony and with
contribution by the City of Santa Barbara, U.S. In 1974, he won First Prize at the Young Concert
conductors including Kazuyoshi Akiyama, Raymond Leppard and Charles Dutoit. Chamber music
Artists International Auditions in New York and was a participant of the Marlboro Chamber Music
collaborations include artists such as Leon Fleisher, Lynn Harrell, and Pinchas Zukerman. Mr. Beaver
Festival in Vermont for several summers. In the U.S., Mr. Ohyama was Principal Violist of the Los
studied with Victor Danchenko, Josef Gingold and Henryk Szeryng. A laureate of the Queen Elisabeth,
Angeles Philharmonic for 13 years. In 1987, Mr. Ohyama was appointed Assistant Conductor of the
Montreal and Indianapolis Competitions, he has subsequently served on juries of major international violin
Los Angeles Philharmonic by Andre Previn. Mr. Ohyama was Artistic Director of the Santa Fe
and chamber music competitions. Mr. Beaver has conducted masterclasses on five continents. He has
Chamber Music Festival from 1991-1997 and Artistic Director of SummerFest in La Jolla from
held teaching positions at the Royal Conservatory of Music, the University of British Columbia, Peabody
1986-1997. Born in Kyoto, Mr. Ohyama studied at the Toho Gakuen Music High School and
Conservatory and New York University. More recently, he was Artist in Residence at the Yale School of
College, Guildhall School of Music & Drama in London and Indiana University where he studied
Music and is presently on the faculty of the Colburn School in Los Angeles teaching violin and
viola with William Primrose and violin with Josef Gingold.
co-directing string chamber music. Mr. Beaver plays a 1789 Nicola Bergonzi violin.
CHANEL Pygmalion Days
CHAMBER MUSIC SERIES
ポール ホアン
千葉 清加
ヴァイオリン
ヴァイオリン
Paul Huang
Sayaka Chiba
viol i n
v io lin
CH A NE L P yg m a l i o n D a ys 2 0 1 3 A r ti s t
台湾系米国人ヴァイオリニスト。
2012年のヤング・コンサート・アーティスツ
(YCA)
シリーズにてニューヨークおよびケネディ
・
東京芸術大学卒業、安宅賞受賞。第49回全日本学生音楽コンクール全国大会小学校の部で第1位。兎
センターでリサイタルデビューを飾り、
高い評価を受ける。
ケネディ
・センターでのデビュー演奏会について、
ワシントンポスト紙は
束賞・東儀賞を受賞。第72回日本音楽コンクール第3位。第3回仙台国際音楽コンクール第5位。
これま
「ホアンは間違いなく、
輝かしいキャリアが期待できる才能あるアーティスト」
と称賛。
2013年にはニューヨークタイムズ紙が、
ア
でに、
ミッシャ マイスキー、ユーリー バシュメット、
ヴァレリー オイストラフなど、国内外の多くの著名な演奏
リス・タリー・ホールでのセントルークス管弦楽団との共演について
「バーバーのヴァイオリン協奏曲を見事な解釈で演奏」
と絶
家と共演を重ねており、
ラ・フォル・ジュルネ
(仏ナント)、
ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン、サイトウ・キネン・
賛した。
今後は、
ルイジアナ・フィルハーモニー管弦楽団、
ブレバード交響楽団、
ソウル・フィルハーモニックとの初共演、
アラバ
フェスティバル松本、別府アルゲリッチ音楽祭などの音楽祭にも出演。
これまでに東京交響楽団、香港フィ
ヒルトンヘッ
ド交響楽団、
ビルバオ交響楽団、
メキシコ国立交響楽団、
国立台湾交響楽団との再共演が予定さ
マ交響楽団、
ルハーモニー等 、国内外のオーケストラとソリストとして共 演 。現 在 、全 国のオーケストラにコンサートマス
れている。
リンカーンセンターのグレート・パフォーマーズ・シリーズ、
ルーブル美術館およびボストンのジョーダン・ホールでのリサ
ターとして客 演する他 、
ソロや室内楽 等 、幅 広い分 野で活 動している。
これまでに、清 水 高 師 、
ジェラール
イタルに加えて、
韓国のグレート・マウンテン国際音楽祭、
ドイツのモーリッツブルク音楽祭、
東京および中国の北京と武漢で
プーレの各氏に師事。室内楽を岡山潔、山崎伸子の各氏に師事。現在、日本フィルハーモニー交響楽団
のヤング・コンサート・アーティスツ・フェスティバルで室内楽を演奏、
次シーズンにはリンカーンセンター室内楽協会の権威ある
アシスタント・コンサートマスター。
プログラム
“CMS Two”
の新メンバーとして登壇する予定である。
カメラータ・パシフィカの一員として、
ジョン ハービソンの
「4つ
を録音。
アンコールでよく弾かれる曲を集めた初のソロCDはCHIMEIレーベル
の孤独の歌」
(レーベル:ハルモニア・ムンディ)
Sayaka Chiba graduated from Tokyo University of the Arts and received the Ataka Award. She has
から発売されている。
台湾生まれ。
14歳からジュリアード音楽院にてヒョー カン、
リー イーハオ両氏に師事。
2009年に台湾の
won various prizes and awards including 1st place in the elementary school division of the nationwide
奇美文化財団芸術賞を受賞した他、
ジュリアード音楽院のコブナー奨学金を受賞している。
使用楽器は、
シカゴのストラディ
49th All-Japan Student Music Competition, the Uzuka prize and the Togi prize. She also placed 3rd in
ヴァリ協会の厚意により貸与された、
ヴィエニャフスキが使用していた1742年製のグァルネリ・デル・ジェス・クレモナである。
the 72nd Music Competition of Japan, and 5th in the 3rd Sendai International Music Competition. On
numerous occasions she has played with prominent musicians both in Japan and abroad including
Taiwanese-American violinist Paul Huang made his New York and Kennedy Center recital debuts in the Young Concert
Mischa Maisky, Yuri Bashmet and Valery Oistrakh. She has also played in various music festivals such
Artists Series in 2012 to critical acclaim. Following his Kennedy Center debut, the Washington Post proclaimed:
as La Folle Journée (Nantes, France), La Folle Journée au Japon, Saito Kinen Festival Matsumoto and
“Huang is definitely an artist with the goods for a significant career.” In 2013, The New York Times praised his “masterly
Beppu Argerich Music Festival. As a soloist, she has played with orchestras both in Japan and
account of Barber’s Violin Concerto” with the Orchestra of St. Luke’s at Alice Tully Hall. Upcoming engagements
overseas including the Tokyo Symphony Orchestra and the Hong Kong Philharmonic Orchestra.In
include debuts with the Louisiana Philharmonic, Brevard Symphony, Seoul Philharmonic, and return engagements with
addition to making guest appearances as concertmaster of orchestras all over Japan, she participates
the Alabama Symphony, Hilton Head Symphony, Bilbao Symphony, National Symphony of Mexico, and National
in a wide range of performance activities playing solo as well as chamber music. To date, she has
Taiwan Symphony. In addition to recitals in Lincoln Center’s Great Performers series, at the Musée du Louvre, and at
studied under Takashi Shimizu and Gérard Poulet. She also studied chamber music under Kiyoshi
Jordan Hall in Boston, he has played chamber music at the Great Mountains Music Festival in Korea, the Moritzburg
Okayama and Nobuko Yamazaki. She is currently the assistant concertmaster of the Japan
Festival in Germany, the Young Concert Artists Festivals in Tokyo, Japan and in Beijing and Wuhan, China, and next
Philharmonic Orchestra.
season, appears as a new member of the Chamber Music Society of Lincoln Center’s prestigious CMS Two program.
In association with Camerata Pacifica, he has recorded “Four Songs of Solitude” by John Harbison (Harmonia Mundi).
His first solo CD, a collection of favorite encores, is on the CHIMEI label.Born in Taiwan, Paul Huang has worked with
Hyo Kang and I-Hao Lee at Juilliard since the age of 14. Mr. Huang’s accolades include Taiwan’s 2009 Chi-Mei
Cultural Foundation Arts Award, and the Kovner Fellowship at The Juilliard School. Mr. Huang plays the Guarneri del
Gesù Cremona 1742 ex-Wieniawski violin, on generous loan through the Stradivari Society of Chicago.
CHANEL Pygmalion Days
CHAMBER MUSIC SERIES
長尾 春花
ヤン=エリック グスタフソン
ヴァイオリン
チェロ
Haruka Nagao
Ja n-Er ik Gust a fsso n
viol i n
cello
C HAN E L P y gm alion D ay s 2 0 1 3 Ar t is t
東 京 芸 術 大 学を首 席にて卒 業 。同 時にアカンサス賞 受 賞 。同 大 学 院 修 士 課 程を経て、現 在 同 博 士 課
フィンランド人チェリスト。1994年YCA国際オーディションで優勝し、ニューヨークとワシントンD.C.のケネ
程に在 学 中 。第 6 回 江 藤 俊 哉ヴァイオリンコンクール第 1 位 。第 5 8 回 全日本 学 生 音 楽コンクール中 学
ディ・センターでおこなわれたYCAシリーズにてリサイタルデビューを飾る。以降、ワシントン・ナショナル交
校 の 部 全 国 大 会 第 1 位 。第 1 回 宗 次エンジェルヴァイオリンコンクール 第 1 位 。第 7 6 回日本 音 楽コン
響楽団、ロンドン交響楽団、バーミンガム市交響楽団、
ウィーン室内管弦楽団、
カメラータ・ベルン、
ローザ
クールヴァイオリン部 門 第 1 位 、増 沢 賞 、
レウカディア賞 、鷲 見 賞 、黒 柳 賞 受 賞 。2 0 0 8 年ロン=ティボー
ンヌ室内管弦楽団、サンクトペテルスブルク・フィルハーモニー交響楽団、
フィンランド放送交響楽団等、
ソ
国 際 音 楽コンクール第 5 位 。第 4 回 仙 台 国 際 音 楽コンクールヴァイオリン部 門 第 3 位 。
これまでに、
ソリス
リストとして世界中のオーケストラと共演。
これまでに、
ウィグモア・ホール、バービカン・センター、
クイーン・
トとして東 京 交 響 楽 団 、仙 台フィルハーモニー管 弦 楽 団 、セントラル愛 知 交 響 楽 団 、東 京フィルハーモ
エリザベス・ホール、南ドイツ放送ホール、
ウィーン楽友協会等に出演している。アジアでは、
ソリストとして
ニー交 響 楽 団 、大 阪センチュリー交 響 楽 団 、名 古 屋フィルハーモニー交 響 楽 団 、ニューフィルハーモ
香港フィルハーモニー管弦楽団の日本ツアーに参加し、サントリーホールでは大規模なリサイタルを開催し
ニーオーケストラ千 葉 、群 馬 交 響 楽 団 、日本フィルハーモニー交 響 楽 団 、神戸市室内合奏団、
シンフォニ
た。数々の室内楽フェスティバルにも参加し、
ピンカス ズーカーマン、
クリスティアン テツラフ、
レイフ オヴェ
エッタ静 岡 、山 形 交 響 楽 団 、新日本フィルハーモニー交 響 楽 団 、静 岡 交 響 楽 団 、芸 大フィルハーモニ
アンスネス、
レオニダス カヴァコス、
イヴリー ギトリス等、多くのアーティストと共演。1996年から、
ロヴィー
ア、
フランス国 立 放 送フィルハーモニーオーケストラ等と共演 。
サ・シベリウス・フェスティバル(フィンランド)の芸術監督を務める。
Graduating from Tokyo University of the Arts at the top of her class, Haruka Nagao received the
Finnish cellist Jan-Erik Gustafsson won the Young Concert Artists International Auditions in 1994,
Acanthus Award. She has completed her master’s degree and is currently enrolled in the doctoral
and subsequently made recital debuts in New York and at Washington, D.C.’s Kennedy Center in
program of Tokyo University of the Arts. To date she has won numerous awards including 1st place
the Young Concert Artists Series. Since then, he has performed as soloist with orchestras
in the 6th Toshiya Eto Violin Competition, 1st place in the junior high school division in the national
worldwide, including the National Symphony Orchestra in Washington, D.C., the London Symphony
competition of the 58th All Japan Student Music Competition, 1st place in the 1st Munetsugu
Orchestra, the City of Birmingham Symphony Orchestra; the Vienna, Camerata Bern, and Lausanne
Angel Violin Competition, and 1st place in the violin section of the 76th Music Competition of
chamber orchestras; St. Petersburg Philharmonic, the Hong Kong Philharmonic, Helsinki
Japan. She also won the Masuzawa prize, Leucadia prize, Sumi prize and Kuroyanagi prize, and
Philharmonic, Stockholm Philharmonic; the Jerusalem, Iceland, and Bournemouth Symphony
placed 5th in the 2008 Long-Thibaud International Music Competition and 3rd in the violin section
Orchestras; and the Berlin, Swedish, Finnish, Danish, and Dutch Radio Symphonies. He has
of the 4th Sendai International Music Competition. As a soloist, she has played with various
appeared in London at Wigmore Hall, the Barbican Center, and Queen Elizabeth Hall, in Stuttgart
orchestras including the Tokyo Symphony Orchestra, Sendai Philharmonic Orchestra, Central Aichi
at the Süddeutsche Rundfunk, and in Vienna at the Musikverein. In Asia, Mr. Gustafsson has
Symphony Orchestra, Tokyo Philharmonic Orchestra, Osaka Century Symphony Orchestra, Nagoya
appeared as soloist with the Hong Kong Philharmonic and toured Japan, culminating in a major
Philharmonic Orchestra, New Philharmonic Orchestra Chiba, Gunma Symphony Orchestra, Japan
recital at Suntory Hall. At chamber music festivals, he has collaborated with Pinchas Zukerman,
Philharmonic Orchestra, Kobe City Chamber Orchestra, Sinfonietta Shizuoka, Yamagata Symphony
Christian Tetzlaff, Leif-Ove Andsnes, Leonidas Kavakos, Ivry Gitlis, and countless others. He
Orchestra, New Japan Philharmonic, Shizuoka Symphony Orchestra, Geidai Philharmonia, and
performs regularly throughout Scandinavia at major music festivals. Since 1996, he has been the
Orchestre philharmonique de Radio France.
Artistic Director of Loviisa Sibelius Festival in Finland.
CHANEL Pygmalion Days
CHAMBER MUSIC SERIES
本 玲
加藤 文枝
チェロ
チェロ
R e i T s ujimoto
Fum ie Ka t o
cello
cello
C HAN E L P y gm alion D ay s 2 0 0 7 Ar t is t
東 京 芸 術 大 学を首 席で卒 業(アカンサス音 楽 賞 受 賞 )。第 7 2 回日本 音 楽コンクール第 2 位 、聴 衆 賞 受
京 都 市出身。同 志 社 高 等 学 校 卒 業 。東 京 芸 術 大 学 音 楽 学 部 器 楽 科チェロ専 攻 卒 業 。学 内にて、安 宅
賞 。2 0 0 7 年 度 青 山 音 楽 賞 新 人 賞 受 賞 。2 0 0 9 年ガスパール・カサド国 際チェロ・コンクール第 3 位 。
シ
賞、アカンサス音楽賞、三菱地所賞受賞。同大学院音楽研究科修士課程卒業、アカンサス音楽賞受賞。
ベリウスアカデミー、ベルン芸 術 大 学に留 学 。2 0 1 1 年に東 京サントリーホール 等 、全 国 5か所にてデ
パリ市立音楽院、満場一致の首席で卒業。
これまでに、故杉山實、
ドナルド リッチャー、河野文昭、
ラファ
ビューリサイタルを開 催 。毎 年 夏にはサイトウ・キネン・オーケストラやアルカス佐 世 保のレジデンス・カル
エル ピドゥの各氏に師事。第8回ビバホールチェロコンクール第1位。第7回・第8回東京音楽コンクール
テットの一員として活 動するほか、
「 及 川 浩 治トリオB e e 」
「 堀 米ゆず子 室 内 楽シリーズ 」へも参 加するな
弦 楽 部 門 第 2 位 。F L A M E 国 際コンクール(パリ)第 3 位 。平 成 2 3 年 度 京 都 市 藝 術 文 化 特 別 奨 励 者 。
ど実力派として注目を集める。これまでに新日本フィルハーモニー交 響 楽 団 、東 京 交 響 楽 団 、関 西フィル
2011、2012年度ロームミュージックファンデーション奨学生。
これまでに、現田茂夫氏指揮大阪センチュ
ハーモニー管 弦 楽 団 、日本センチュリー交 響 楽 団 等と共 演 。
メタ ワッツ、オーランド コール、川 元 適 益 、
リー交響楽団、湯浅卓雄氏指揮芸大フィルハーモニア、円光寺雅彦氏指揮東京フィルハーモニー交響楽
上 村 昇 、山 崎 伸 子 、アルト ノラス、アントニオ メネセスの各 氏に師 事 。N P O 法 人イエロー・エンジェルよ
団、小林研一郎氏指揮日本フィルハーモニー交響楽団、三ツ橋敬子氏指揮京都市交響楽団等、多数の
り1 7 2 4 年 製 作のアントニオ・ストラディヴァリウスを貸与されている。
オーケストラと共演。
Graduating from the Tokyo University of the Arts at the top of his class, Rei Tsujimoto received the
Born in Kyoto, Fumie Kato graduated from Doshisha Senior High School and, majoring in cello, from
Acanthus Award. Since then, he has won numerous prizes and awards including 2nd prize and the
the Department of Instrumental Music, Faculty of Music of Tokyo University of the Arts. While at
Iwatani (audience) prize in the 72nd Music Competition of Japan, Best New Artist award in the
Tokyo University of the Arts, she received the Ataka Award, Acanthus Music Award and Mitsubishi
2007 Kyoto Aoyama Music Award and 3rd prize in the 2009 Gaspar Cassadó International
Estate Prize. Upon graduation from the master’s degree program of Tokyo University of the Arts, she
Violoncello Competition. He studied abroad at the Sibelius Academy and Berlin University of the
was awarded the Postgraduate Acanthus Music Award. With the unanimous agreement of the
Arts. In 2011, he held debut recitals in five locations throughout Japan including the Suntory Hall in
conservatoire, she also graduated at the top of her class at the Conservatoire à Rayonnement
Tokyo. In addition to his participation as a member of the Saito Kinen Orchestra and quartet in
Régional de Paris. To date, she has studied under the late Minoru Sugiyama, Donald Litcher,
residence of the Arkas Sasebo (every summer), he attracts attention as a talented musician of the
Fumiaki Kono and Raphaël Pidoux. Among the awards she has received are1st prize at the 8th Viva
Koji Oikawa Trio “Bee” and Yuzuko Horigome chamber music performance series. To date, he has
Hall Cello Competition, 2nd prize in the string section at the 7th and 8th Tokyo Music Competition,
played with the New Japan Philharmonic, Tokyo Symphony Orchestra, Kansai Philharmonic
and 3rd prize at the Concours FLAME, Paris. She was a recipient of the 2011 Kyoto City Special
Orchestra, and Japan Century Symphony Orchestra. He studied under Metta Watts, Orlando Cole,
Bounty Program for Arts and Culture and a Rohm Music Foundation scholarship student in 2011
Yorimitsu Kawamoto, Noboru Kamimura, Nobuko Yamazaki, Arto Noras, and Antôni Meneses. He
and 2012. She has played with numerous orchestras including the Osaka Century Symphony
plays a cello built by Antonio Stradivarius in 1724 provided to him on loan by NPO Yellow Angel.
Orchestra conducted by Shigeo Genda, Geidai Philharmonia conducted by Takuo Yuasa, Tokyo
Philharmonic Orchestra conducted by Masahiko Enkoji, Japan Philharmonic Orchestra conducted
by Kenichiro Kobayashi, and Kyoto Symphony Orchestra conducted by Keiko Mitsuhashi.
CHANEL Pygmalion Days
CHAMBER MUSIC SERIES
シモン アダ=レス
永野 光太郎
ピアノ
ピアノ
Simon A d d a- R e ys s
Kotaro Nagano
piano
piano
CH A NE L P yg m a l i o n D a ys 2 0 1 0 A r ti s t
1978年生まれ。8歳からピアノを始める。1991年にパリ地方音楽院(CNR)に入学、
ピエール レアクのピア
東京都立芸術高等学校ピアノ科を卒業。
ダン タイ ソン、
クラウディオ ソアレスの各氏に師事。第2回オース
ノのクラス、
マリー=ルイーズ ラングレのオルガンのクラスに在籍。同時に教育者として著名なローレンス ア
トラリア国際ショパンピアノコンクール第1位、
あわせて聴衆賞を受賞。台北ショパン国際ピアノコンクール第1
リックスにも師事。1993年にビアリッツの第1回アンドレ・マルシャル国際オルガンコンクールにてエルマン・
位、台湾作品最優秀演奏特別賞を受賞。第2回ハリーナ・チェルニー=ステファンスカ記念国際ピアノコン
ボナル賞を受賞。1994年にパリ国立高等音楽院(CNSM)に入学し、
ジャン=フランソワ エッセール、
クリス
クール第2位、
あわせてショパンのノクターン賞を受賞。東京ピアノコンクール第1位。第16回ショパン国際ピ
チャン イヴァルディの両氏に師事。第1学位を取得して卒業した後、
コルマールでレナ シェレシェフスカヤに
アノコンクールにてディプロマ賞受賞。世界各国で演奏活動を行い、東京、
シドニー、
キャンベラ、
メルボルン、
師事し勉学を続ける一方、パリCNSMで音楽理論(和声学、対位法等)の研究を進める。
オリヴィエ メシアン
ワルシャワ、
モントリオール、
クラクフ、台北等で演奏。
これまでに、東京交響楽団、高雄市交響楽団、ポズナン
から助言を得、数回対面する機会にも恵まれた。
ピアノとオルガン、
またソリスト、室内楽の一員として、パリ
(シャトレ座、
オルセー美術館、
ラジオフランス)、
モスクワをはじめ各国都市を中心に、
日本を含め世界各地で
交響楽団、
ウォムジャ室内管弦楽団と共演。アントニン・ショパン・フェスティバルでは日本人として初めてオー
プニングコンサートに登場し、
ショパンのピアノ協奏曲第1番を演奏。八王子音楽院講師。
定期的に演奏している。
モスクワでは、
モスクワ音楽院の大ホールにおいてユーリ バシュメットの指揮で演奏
した。
またオペラ歌手ジェイン ローズの伴奏者に選ばれ、
マリ=アンヌ シャゼルやフランソワ モレルなど俳優
Kotaro Nagano graduated from the Tokyo Metropolitan Senior High School of Fine Arts, Performing
とも共演している。指導をすることや、
自身の持つ知識を伝えることにも熱心に取り組んでおり、パリCNSMに
Arts and Classical Music (Piano Division). After graduation, he studied under Dang Thai Son and
てピアノ指導の「職業適性証」
を取得した。2008年より、パリCNSMの助教諭を務める。
Claudio Soares and won various prizes and awards including 1st Prize and People’s Choice Prize in
the Australian International Chopin Piano Competition and 1st Prize and Special Prize for the best
Born in 1978, Simon began to play the piano at age 8. He was admitted to the Paris Regional
performance of a Taiwanese composition at the Taipei International Chopin Piano Competition. He
Conservatory (CNR) into Pierre Reach’s piano class and Marie-Louise Langlais’ organ class in
also won 2nd prize and Special Prize for the best performance of Chopin’s Nocturne at the 2nd
1991. At the same time he studies with Laurence Allix, a renonwned pedagogue. In 1993, he wins
International Piano Competition Halina Czerny-Stefanska in Memoriam, 1st place in the Tokyo Piano
the Ermend-Bonnal prize at the 1st André Marchal international orga competition in Biarritz. Simon
Competition, and was awarded a diploma in the 16th Chopin International Piano Competition.
enters the Paris National Conservatory of Music (CNSM) in 1994, where he studies with
Performing all around the world, he has played in Tokyo, Sydney, Canberra, Warsaw, Montreal, Krakow
Jean-François Heisser and Christian Ivaldi. After graduating with first degree, he went on studying in
and Taipei. To date, he has played with the Tokyo Symphony Orchestra, Kaohsiung City Symphony
Colmar with Rena Shereshevskaya while pursuing his theoretical studies (harmony, counterpoint..)
Orchestra, Poznan Philharmonic Orchestra and Lomza Chamber Orchestra. Participating in the
at the Paris CNSM. Simon Adda-Reyss has had the privilege to receive advice from Olivier
opening concert of the Chopin Festival in Antonin as the first Japanese musician, he played Chopin
Messiaen and met him several times. Both at the piano or the organ, either as a soloist or as a
Piano Concerto No.1. He is currently an instructor at the Hachioji Music School.
participant in chamber music, he regularly performs in Paris (Châtelet, musée d'Orsa, Radio-France)
and throughout the world, notably in cities such as Moscow where he played under the direction of
Yuri Bashmet in the big hall of the Moscow Conservatory, or in Japan. He was chosen as
accompanist by opera singer Jane Rhodes and has performed with actors such as Marie-Anne
Chazel or François Morel. Simon has always been fond of teaching and the transmission of
knowledge. As such, he obtained the “Certificat d’Aptitude” for piano teaching at the Paris CNSM.
In 2008, he was appointed assistant teacher at the same school.
CHANEL Pygmalion Days
CHAMBER MUSIC SERIES