平成26年度 名取市小規模保育事業(A・B型) 募 集 要 項 平成26年12

平成26年度
名取市小規模保育事業(A・B型)
募 集 要 項
平成26年12月
名
取
市
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地域型保育事業について
地域型保育事業とは、家庭的保育事業、小規模保育事業、居宅訪問型保育事業
及び事業所内保育事業の総称で、地域型保育事業の認可は市が行うこととされて
おり、国が定める基準を踏まえて市が認可基準を条例で定めています。
名取市では、待機児童の多くを占める3歳未満児の保育需要に対応するため、子
ども・子育て支援新制度で創設される、地域型保育事業の小規模保育事業(A・B
型)」を実施する事業者を募集します。
「小規模保育事業」とは、保育士と保育従事者が家庭的保育に近い雰囲気で、
満3歳未満の乳幼児を6人以上19人以下まで保育する事業
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募集概要
(1) 募集数
2事業者
(2) 開設場所
名取市内(名取市子ども・子育て支援事業計画では、提供区域を1区域と
する予定)
(3) 事業開始時期
平成27年4月1日以降
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応募資格
応募資格は、次のとおりとします。ただし、応募後、本資格を満たさなくなった
場合は、応募は無効とします。
(1)社会福祉法人、財団法人、学校法人、株式会社の法人(設置後1年経過した
法人に限る)であること。
(2)改正児童福祉法第34条の15第3項第4号に定める欠格事由に該当しないこと。
(3)社会福祉法人及び学校法人以外である場合
①経済的基礎を有すること
ア)小規模保育事業の年間事業費の1/12以上に相当する資金を普通預金
等で自己所有していること
イ)アに加え、財務内容及び資金計画が適正であること
②経営担当役員が社会的信望を有すること
ア)市税の滞納をしていない方
イ)暴力団等と関係を有していない方
ウ)保育事業において改善勧告を受けた場合は、改善が行われたと認められ
ていること。
③実務を担当する幹部職員が社会福祉事業に関する知識又は経験を有すること
ア)施設長が2年以上、保育所等における実務経験があること
※保育所等:保育所、保育所以外の児童福祉施設、認定こども園、
幼稚園、小規模保育事業、事業所内保育事業、家庭的保育
事業
イ)社会福祉事業について知識経験を有すること
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運営方法
(1)定員
6人以上19人以下
(2)対象児童
①保育を必要とする0歳児(生後2か月経過後)~満3歳未満児
※満3歳に達した日以降の最初の3月31日まで保育可能
②名取市に住民票があること
(3)保育日及び開所時間
①保育日
月曜日から土曜日(国民の祝日及び12月29日から1月3日を除く)
②開所時間
・1日原則11時間
・児童の個々の保育時間は、1日8時間を原則とし、保護者の労働時間その
他家庭の状況等を考慮して、支給認定証に定める保育必要量の範囲内にお
いて事業者が定めるものとします。
(4)保育内容
保育所保育指針に準じた保育内容とします。
(5)食事
自園調理を原則とします。
(6)保育料等
① 保護者の負担額については、国が示す基準を上限として、名取市が定める
額とします。(現在、検討しております。)
② 入園料、冷暖房費、保険代、給食代、ミルク代、おやつ代などは、事業者
が負担し、保護者負担は認められません。
③ 保育料は事業者が利用者から直接徴収していただきます。
(7)立入調査等
名取市は、事業者が適正な保育を実施しているか調査・確認するため、必要
な事項についての報告を求め、立入調査を行います。また、立入調査の結果、
必要がある場合は、改善指導等を行います。
(8)指導事項の遵守
認可後の運営については、保育面での指導のほか、決算を始めとする会計
処理等について本市の指導に従う必要があります。
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認可・確認について
事業者が、新制度における公費の給付対象である「特定地域型保育事業者」とし
て位置づけられるためには、児童福祉法等を根拠とする事業の「認可」と、子ど
も・子育て支援法による「確認」を受けることが必要です。
① 認可
認可を受けるには、「3
応募資格」の要件に加え、「名取市家庭的保育事業
等の設備及び運営に関する基準を定める条例」の基準を満たす必要があります。
(別紙資料2参照)
② 確認
確認は、認可事業者に対して、給付対象となることを確定する手続きです。認
可後、申請に基づき給付の対象となることを審査のうえ、市が給付費を支払いま
す。
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地域型保育給付について
(1)対象児童が、市の認可・確認を受けた地域型保育事業を利用した場合、地域
型保育給付の対象となります。
① 地域型保育事業の利用調整は市が行います。
② 保育の提供に関する契約は、事業所と保護者との直接契約となります。
③ 保育料は、保護者世帯の所得(市民税額)に応じて市が金額を決定し、保護
者が事業所に支払うことになります。
④ 公定価格から利用者負担額を差し引いた額「地域型保育給付」を市が事業所
に支払います。
※公定価格=
利用者負担額
+
地域型保育給付費
※地域型保育給付費は、本来、保護者への個人給付ですが、事業所が代理受
領することとなっております。(法定代理受領)
7 整備・運営にあたっての補助制度
(1)施設改修費等補助金(子育て支援対策臨時特例交付金「安心こども基金」)
①補助対象者
・改修を行う建物が、小規模保育事業の建物基準及びその他運営に関する基準を
満たすものであること。
・継続的に保育を実施できる事業者であること。
②対象経費
・小規模保育事業を実施する場合に必要となる設備整備及び改修整備等にかかる
費用
③補助基準額
2,200万円
※補助対象経費が補助基準額を下回る場合は、補助対象経費を補助基準額と
します。
④補助率
3/4(千円未満の端数がある場合は、これを切り捨てた額とします。)
※工事請負契約は、関係法令及び通知等を遵守するとともに、名取市が行う契約
手続の取扱いに準拠してください(名取市の入札実施の要領に準拠して入札を
実施することが、安心こども基金補助金の交付要件の一つとなります。)
(2)賃借料補助(子育て支援対策臨時特例交付金「安心こども基金」)
①補助対象者
・補助金の交付を申請しようとする者の所有する物件ではないこと。
・今回、小規模保育施設を設置・運営するために新たに賃貸借契約を締結
する物件であること。
②対象経費
既存建物を借り上げて小規模保育を実施する場合に貸主に対して支払う礼金
及び建物賃借料(敷金は除く)に関する費用
③補助基準額
4,100万円
※補助対象経費が補助基準額を下回る場合は、補助対象経費を補助基準額と
します。
④補助率
3/4
(3)運営費補助金
運営にあたっては、事業者に対し、子ども・子育て支援法第29条に規定する
国が定める公定価格に基づく地域型保育給付費のほか、補助制度に基づく助成を
行います。
【参考】
・公定価格の仮単価表
内閣府HP
http://www8.cao.go.jp/shoushi/shinseido/meeting/kodomo_kosodate/k_15/index.html
・公定価格の試算ソフト
認定こども園HP
http://www.youho.go.jp/shisansoft.html
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応募物件の確保
不動産を新たに賃貸する場合には、平成27年1月23日(金)締切りの名取市
地域型保育事業者選定申請書提出時点で、賃貸が確実に見込まれることが必要です。
(別紙様式4により確約書を提出いただきます)。
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応募方法
(1) 事前相談
次の応募受付期間中、募集に関する応募相談を行います。応募にあたっては、
必ず市と事前の相談を行ってください。この場合、日程について電話で事前予約
をお願いいたします。
(2) 応募受付期間
平成26年12月25日(木)から平成27年1月23日(金)17時まで厳守
(土、日、祝日、年末年始を除く
受付時間:8時30分~17時)
(3) 提出書類
・ 名取市地域型保育事業者選定申請書(事業計画書)(別紙様式1)
・ 履歴書(別紙様式2)
・ 実施にあたっての人員計画(別紙様式3)
・ その他必要となる書類(別添参照)
※提出された書類は返却いたしませんので、ご了承ください。
(4)提出方法
下記へ直接提出(期限厳守)
(5)提出部数
正本1部、副本10部
※その他必要となる書類は正本1部のみ
(6)提出先
〒981-1292
名取市増田字柳田80
名取市健康福祉部こども支援課子育て支援係
電
話
FAX
10
022-384-2111(内線192)
022-384-2101
資金計画
(1)施設整備の資金計画
施設整備に関する資金計画を立てていただきます。財源のうち自己資金につ
いては残高証明書及び預金通帳の写し等、借入金については金融機関発行の融
資見込証及び償還計画表の写しの提出が必要です。
(2)開業後の収支予算
開業後3か年の収支予算を作成していただきます。なお、常に保有する必要
がある年間予算額の1/12の自己資金については、残高証明書及び預金通帳
の写し等の提出が必要です。
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地域住民等への説明
(1)小規模保育事業整備・運営に関して、町内会関係者、地域住民等への説明を
応募者の責任において行うこと。
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事業者の選定方法
(1)事業者の選定に当たっては、書類審査のほかに必要に応じてヒアリングを
実施します。さらに、名取市私立保育所設置運営審査委員会にて審査を行い、
本市が決定します。
(2)結果の通知
選定結果については、文書で応募者全員に通知します。
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留意事項
(1)制度の詳細について
小規模保育事業の詳細な事項は、本市条例等のほか、今後国から示される事
業の取り扱いに関する通知等に基づくこととします。
(2)基準等の変更の可能性への対応
今後国が示す制度の内容により基準等が変更となる可能性がありますが、変
更への対応等については事業者の責任により行うこととし、市はその損害等を
補償いたしません。
(3)応募のための費用
応募のために要した費用については全て応募者の負担とし、市は保証しないも
のとします。
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主なスケジュール予定
・平成27年
1月23日(金)
募集期限
2月上旬
事業者選定
利用者募集開始
3月上旬
認可申請
4月1日(水)
事業認可
4月1日(水)~
開所