笑いと風刺! 江風 まじめ受講! 友情と連帯! だより [川柳会・江風 8 月号] 第 27 号 平成 27 年 8 月 7 日発行 発 行 人 加藤 周策 編 集 長 横山 聰 第 41 回 勉 強 会 日 時 場 所 出席者 見学者 : : : : 平成 27 年 7 月 11 日(土)10:00~12:30 柏市中央公民館 4 階 創作室 1 13名(欠席者4名) 酒井千恵子さん(当日入会されました) ◆川柳実践講座〈 その 8 〉 (江畑哲男先生) ― 辞書、 ノート、 好奇心は川柳人が持つべき三種の神器 ― ◇川柳作品を読もう(その 6) ・5 月に放送開始のラジオ川柳(5 月、6 月放送分)の鑑賞 ・川柳には余韻、余情が必要。 ⇒ 一定の範囲の中で、各人が自由に解釈できる。 ◆課題「高い」 山本由宇呆・講評 ― 読み手によっていろんな解釈のできる句は面白い ― ○周り見て気付いた俺も高齢者 △頂点にお高くとまる天下り △一円でも高いと買わぬケチ暮らし ○ままならぬ世でも理想は高く持ち ○屋根付きでおもてなしする競技場 ○うな重の竹が私の五つ星 ○大空高く旋回してるとんびの音 -1- 加藤 加藤 見村 見村 横山 横山 橋本 周策 周策 遊眠 遊眠 聰 聰 滋子 ○思いっきりハードル下げりゃ箍ハズレ ○五十肩たかい高いは儘ならず ○声高な喋りの群れが角曲がり △梅雨空も雲高くして今日は晴れ ○東京タワー昭和の光放ってる ○高ければ良いとは言えぬ好みです ○ハイヒール昔の夢を捨てきれず ○課題山積み日本列島大ピンチ ○物よりも欲しい高所に届く腕 ○一歩ずつ登って青い空に出る ○ドレッサー祭りへ鼻を白く塗り ○初物を寿司屋うわさの皿で出す ○高くなれ鼻をつまんだ若い頃 △野天風呂見上げた空は高かった ○このリング高い安いは愛が決め ○3高を獲ると決めたが今四十路 ○降りてきてホットコーヒー スカイツリー ○突然に高笑いするウソ隠し 鈴木 鈴木 羽生 羽生 土屋 中山 渕野 渕野 近藤 近藤 大澤 大澤 中島 中島 小泉 小泉 大田 大田 みつ子 みつ子 洋子 洋子 豊 由利子 嘉子 嘉子 富子 富子 隆司 隆司 きぬ子 きぬ子 正夫 正夫 芳夫 芳夫 ◆自由吟(3 句連記) 加藤周策・選 ○残りもの食卓飾る今日も雨 ○気がつけば知らぬ間に前屈み ○一日一回一善ならぬ捜し物 ○骨董品目利き違いが座を持たせ ○秒当たり四OO万円おもてなし ○土曜日の楽しみひとつ増えそうな ○妻のぐち聞くロボットになる亭主 ○聞き上手縺れた議論玉にする ○君の幸せわたしには不幸せ ○就活の右に倣えと黒ずくめ ○「佐藤」に負け「鈴木」は嘆くトップの座 ○同い歳なぜか親しみわく巳年 ○若いねと若けりゃ言わぬほめ言葉 -2- 中山 由利子 中島 きぬ子 渕野 嘉子 大澤 隆司 大田 芳夫 酒井千恵子 足立 鷹麿 小泉 正夫 見村 遊眠 鈴木 みつ子 鈴木 みつ子 土屋 豊 土屋 豊 ○特技ありゴキブリたたき蠅たたき ○手遅れの感あり高い美容液 ◎こころ無い言葉で絆の切れる音 (軸) 梅雨明けを待ち望んでるカタツムリ 羽生 羽生 近藤 加藤 洋子 洋子 富子 周策 お 知 ら せ ◆江風関係 ◇8 月勉強会の予定 ・日 時: 8 月 8 日(土)10:00~ ・場 所: 柏市中央公民館 4 階 創作室 1 ・課題句: 「足音」2 句(事前投句) ・自由吟: 3 句連記(当日提出) ・勉強会終了後、暑気払いを行ないます。 (詳細は別途配付案内書の通り) ・勉強会前に、来年実施する五周年記念行事の打合せを行ないますので、 幹事及びその他出席可能な方は出席願います。 ◇9 月勉強会は、9 月 12 日(土)10:00~、柏市中央公民館 4 階創作室 1 で開 催予定です。また、互選会を行ないますので、8 月勉強会時に自由吟 1 句を 提出とします。 ◆東葛川柳会 8 月句会 ・8 月 29 日(土)12:30 開場 パリ総合美容専門学校にて開催予定です。 ◆柏市文化祭川柳大会/東葛川柳会 28 周年記念川柳大会 ・日 時: 10 月 31 日(土)12:00 開場 ・場 所: 柏市中央公民館 5 階講堂 ・詳細は別途配付案内書を参照願います。 ◆川柳会・新樹 15 周年記念句会 ・日 時: 11 月 21 日(土)12:00 開場 ・場 所: パリ総合美容専門学校 ・詳細は別途配付案内書を参照願います。 -3- ◆第 22 回とうかつ乱魚ユーモア賞 ・テ ー マ:家庭生活全般または自由吟 ・応募期間:平成 27 年 6 月 1 日~9 月 30 日 ・詳細は別途応募要領を参照ください。 ◆「ひるどき川柳」の放送予定(NHK 千葉放送局「ひるどき情報ちば(FM)」 ) ・9 月 10 日(木)11:00 ~ お題:「汗」 投句の締め切りは 8 月 26 日(水) ・投句の要領等詳細はホームページ等を参照ください。 ※北斎の「富嶽三十六景」は前月号ですべての掲載を終了しました。 今月からは新たに、歌川広重の浮世絵「東海道五拾三次」を掲載します。 歌川広重の「東海道五拾三次」で江戸から京都まで旅する ①日本橋 朝之景 ②品川 日之出 本誌に関する問合せ先: 横山 聰 TEL/FAX 04-7125-0615 -4-
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