1 結婚を機に町外へ転出した理由… 「子どもに何かあった時、気兼ねなく頼れる嫁の（自分の）親の近くに住みたいから」自分たちが働いている間、 “子どものめんどうをみてくれる人” “子どもたちが安全に過ごせる場所” を見つけることにかなりの労力を割いている。 1 子どもの放課後対策を万全にすることで定住人口増移住人口増親に頼らなくても、子どもを育てられる環境があれば、町内に住み続けてもらえる。周りに頼れる人がおらず子どもを持つことをためらっている夫婦や、町外で仕事と子育ての両立で苦戦している夫婦たちに、新たな居住地としてかつらぎ町を選んでもらえる。 2 ① 学童保育の時間延長・１８時までの保育時間を延長し、町外で働いている人でも利用できるようにする。 ② 学童保育の内容充実・子どもたちが、よろこんで学童に行くような内容にする。・学校の臨時休校時（台風等）も対応する。 3 ●かつらぎ町の学童保育の現状保育時間平日：放課後～１８時土曜：8 時～１８時内容夏休みなどの長期休暇等に、イベント行事などをしたりするが、通常の放課後は、宿題をして、おやつを食べて、漫画を読んだりするぐらい。【町内の学童利用職員の声】毎日、定時後すぐに迎えに行かなければ間に合わない。子ども達が、学童に行くのを（おもしろくないらしく）嫌がる。 4 保育時間が１８時までだと、 ●かつらぎ町に住みながら、町外に働きに行くことができません！！勤務先を出なければいけない時間かつらぎ町紀の川市橋本市岩出市河内長野市岸和田市和泉市 17 時 50 分 17 時 40 分 17 時 40 分 17 時 25 分 17 時 5 分 17 時 00 分 16 時 55 分ギリギリです。定時が 17 時 15 分だと、お迎えに行くことができません。四郷のトンネル開通後の、通勤圏の広がりに対応できるのか…？ 5 名古屋の私立学童ファミリーズ当学童保育では、昼～夜にかけてお預かりし、宿題や遊びだけではなく、曜日別のおけいこ（習字や英語、そろばんなど）、物事を疑似体験するロールプレイなど、将来に役立つカリキュラムをご用意。要望に応じてお食事や入浴までおまかせいただけますので、遅くまで働くお母さん・お父さんでも安心してご利用ける学童保育所です。学童保育所としてではなく、おけいこ教室として習字、そろばんなど、おけいこだけに通う小学生のお子様も受け入れを行っている。おけいこ + 学童保育コース週1回 11,550 円 ⁄ 月週2回 19,950 円 ⁄ 月週3回 25,200 円 ⁄ 月週4回 29,400 円 ⁄ 月毎日 31,500 円 ⁄ 月その他費用教材費（1 ヶ月あたり） 2,100 円 ⁄ 月延長保育（最大 22：00 まで） 630 円 ⁄ 1 時間 6 東京都江戸川区：講師役を地域住民にお願い！講師役を地域住民にお願いしたところ、希望者がたくさん出てくださった。それぞれの得意な分野、たとえば英語などの勉強から、お茶やお花、囲碁、将棋などの趣味に関することまで、幅広く教えてもらっています。スポーツを指導してもらうこともありますよ。子どもは学校での学習とはひと味違う、さまざまな体験ができます。たくさんの講師のまとめ役として、各校にスクールマネージャー（すくすくスクールの校長先生のような役割）を置いています。彼らが講師を差配してくれるのです。ボランティアによるサポートの方や、学童クラブの先生をご経験された方など、講師は学校ごとに数十人います。150 人ぐらいが講師として活動している学校もあります。 7 大阪など県外の人が、和歌山県への移住を考え、移住先としてかつらぎ町と近隣市町村を天秤にかけた時、 “かつらぎ町を選んでもらえるように”という観点で、近隣市町村と比べた時、より充実した内容の学童保育を目指したい。 8 若年層人口を着実に増加させるには、働くパパ・ママの手助けとなるような学童保育の充実が必要な施策だと考えます。 9