平成２７年度防衛省【平成２８年度研究職２級の選考】（院卒者相当）防衛研究所職員（研究職）募集案内防衛研究所は、防衛省の政策研究の中核として、主に安全保障及び戦史に関し政策指向の調査研究を行うとともに、自衛隊の高級幹部等の育成のための戦略大学レベルの教育機関としての機能を果たしています。また、戦史史料の管理、公開等を行っており、我が国最大の戦史研究センターとしての役割も担っています。当研究所の研究分野は、安全保障、国際関係、地域情勢、歴史、法律、経済、社会等多岐にわたります。研究の成果は、我が国の防衛政策の立案に寄与するほか、『東アジア戦略概観』、『中国安全保障レポート』、『防衛研究所紀要』といった刊行物等の形で広く内外に提供されています。当研究所では今年度、調査研究、教育、国際交流及び研究行政にかかわる業務を行う職員（研究職）を募集します。採用後は主に次の業務に従事しますが、研究部門以外の部門でも経験を積みながら、管理職としての能力を身につけていくことになります。 ① 調査研究 ② 教育（講義、セミナー、論文指導等） ③ 国際交流（外国軍人・研究者等が参加する研究会、シンポジウム等の企画・運営） ④ 刊行物の企画・編集 ⑤ 防衛省内部部局等に対する調査研究協力（意見交換、ブリ－フィング等） ⑥ その他防衛研究所の管理・運営に係る業務当研究所では、次のような方々の応募を期待しています。 ○ 安全保障に対する学問的関心を持っており、かつ政策指向的な研究に意欲を持っていること。 ○ 研究行政にかかわる業務に対して意欲を持っていること。 ○ 政策部門との連携に意欲を持っていること。 ○ 英語能力が研究や国際交流等に十分なレベルであること。募集の詳細については次をご覧ください。 -1 - １試験区分、職務の内容及び採用予定者数試験区分職務の内容採用予定者数安全保障研究（戦略理論）戦略理論にかかわる基本的な調査研究、教育、国際交流、その他防衛研究所が実施する各種業務の補佐安全保障研究（中国を巡る安全保障）中国の安全保障にかかわる調査研究、教育、国際交流、その他防衛研究所が実施する各種業務の補佐若干名安全保障研究（朝鮮半島を巡る安全保障）朝鮮半島の安全保障にかかわる調査研究、教育、国際交流、その他防衛研究所が実施する各種業務の補佐若干名安全保障研究（アジア太平洋地域の安全保障）アジア太平洋地域の安全保障（米国の戦略・政策を含む。）にかかわる調査研究、教育、国際交流、その他防衛研究所が実施する各種業務の補佐若干名若干名注：申し込むことができる試験区分は、１区分に限ります。２受験資格以下のいずれかの要件に該当する者 (1) 大学院修士課程又は専門職大学院の課程の修了要件を満たした者及び大学院修士課程又は専門職大学院の課程を修了見込みの者で高度の研究業績を有する者 (2) 防衛研究所長が(1)に掲げる者と同等の資格があると認める者なお、大学院修士課程又は専門職大学院の課程修了見込みの者は、採用時に修士号を取得していることを採用条件とする。ただし、次のいずれか一に該当する者は、この試験を受験できません。ア日本の国籍を有しない者イ成年被後見人又は被保佐人（準禁治産者を含む。）ウ禁錮以上の刑に処せられ、その執行を終わるまで又は執行を受けることがなくなるまでの者エ法令の規定による懲戒免職の処分を受け、当該処分の日から２年を経過しない者オ日本国憲法又はその下に成立した政府を暴力で破壊することを主張する政党その他の団体を結成し、又はこれに加入した者カ自衛隊法第４４条の２（自衛官以外の隊員の定年及び定年による退職による特例）に該当する者（この選考採用による官職では、平成２７年度中に６０歳に達する者） -2 - ３受験手続受験希望者は、次の書類を郵送又は直接持参してください。なお、提出書類はお返ししません。 (1) 提出書類 ① 応募票（所定のもの１部）応募票用紙は、以下のいずれかの要領で入手してください。ア防衛研究所ホームページからダウンロードする。イ防衛研究所職員採用事務局宛に請求する（郵便で請求する場合は、必要額（１４０円）の切手を貼ったあて先明記の返信用封筒（角形２号）を同封のこと）。 ② 試験区分に係る「研究業績（論文）等」２点必ず出典等を明示し、各１部提出してください。抜刷・コピーも可とします。なお、公表論文がない場合にはタームペーパー、未公表論文等で可です。 ③ 英語能力を証明できる書類（ＴＯＥＦＬ、ＴＯＥＩＣ等）の写しただし、受付期間に提出が間に合わない場合には、その旨を記したメモを応募票に添付した上で、第２次試験受験当日までに必着するよう送付又は持参してください。 ※ その他防衛研究所の業務に役立つと思われる業績等があれば、それを記載したものを提出してください（様式自由、証明書等のコピー可）。例えば、研究・教育業績、受賞、奨学金受給、留学等の一覧、英語以外の外国語試験の成績等です。 (2) 提出先〒１５３－８６４８東京都目黒区中目黒２－２－１防衛省防衛研究所職員採用事務局（総務課人事第１係） ℡ ０３（５７２１）７００５（代表）内線６５２７ ※ 郵送の場合は、簡易書留でお願いします。 (3) 受付期間平成２７年５月１９日（火）～同年７月６日（月）午前９時～午後５時（土曜日、日曜日及び祝日を除く。）なお、郵便による申込みは、平成２７年７月６日（月）までの消印のあるものに限り受付けます。４試験日及び試験場所試験試験日試験場所第１次試験平成２７年７月２６日（日）防衛省防衛研究所第２次試験平成２７年９月下旬 ※ 第２次試験は、第１次試験に合格した者に対して行い、試験日時等は第１次試験合格通知書で通知します。 -3 - ５試験種目、内容等試験種目方専門試験記述式１時間１００点内容試験区分の専門的基礎知識についての筆記試験（各問いごと２００字程度）論文試験記述式１時間１００点試験区分に応じて、必要な専門的知識、総合的な判断力、思考力、表現力についての筆記試験第次語試学験試解答時間・配点英語多肢選択式及び記述式共通１法 ①英語記述式１時間１００点１時間１００点安全保障研究者として必要な英語の読解力についての筆記試験安全保障研究者として必要な英語の表現力についての英語で記述する形式の筆記試験選験 ②中国語多肢選択式及び記述式 ③朝鮮語多肢選択式及び記述式択１時間１００点１時間１００点面人柄、対人的能力等についての個別面接外国語を含む専門的知識、総合的な判断力、思考力等の能力についての口述試験胸部エックス線、血圧、尿（糖、たん白）等の検査接口述試験身体検査安全保障研究者として必要な朝鮮語の読解力及び表現力についての筆記試験研究業績（論文）等から試験区分に応じた適応性について審査研究業績等審査１００点第２次試験安全保障研究者として必要な中国語の読解力及び表現力についての筆記試験 ※語学試験（選択）の受験区分は次のとおりです。安全保障研究（戦略理論）：①英語（記述式）安全保障研究（中国を巡る安全保障）：②中国語（多肢選択式及び記述式）安全保障研究（朝鮮半島を巡る安全保障）：③朝鮮語（多肢選択式及び記述式）安全保障研究（アジア太平洋地域の安全保障）：①英語（記述式）６合格者の発表 (1) 第１次試験合格者平成２７年９月上旬 (2) 第２次試験合格者平成２７年１０月下旬 ※ 第１次及び第２次試験の合格者には、文書により通知します。７採用予定時期平成２８年４月１日（既卒者にあっては、平成２７年度中に採用となる場合があります。） -4 - ８採用後の身分・待遇 (1) 身分防衛教官研究職２級（特別職国家公務員） (2) 給与採用時の給与は、次のとおりです。なお、次の学歴区分に示す課程を修了後、調査研究経歴のある者については加算される場合があります。この額は、平成２７年４月現在のものです。学歴区分適用俸給表俸給大学院博士課程修了 312,110 円研究職俸給表大学院修士課程修了 264,910 円注：俸給は、地域手当を含んだ額です。その他に次の諸手当が支給されます。ア扶養手当：扶養親族のある者に、配偶者月額１３，０００円等イ住居手当：借家居住者等に、月額最高２７，０００円等ウ通勤手当：交通機関等利用者に、１箇月当たり最高５５，０００円エ期末・勤勉手当：１年間に俸給等の４．１０月分オその他の手当：超過勤務手当等 (3) 勤務時間等週休２日制を実施しています。また、勤務時間は原則として１日７時間４５分です。休暇は、年２０日の年次休暇（４月１日採用の場合、採用の年は１５日。残日数は２０日を限度として翌年に繰り越し）のほか、病気休暇、特別休暇（夏季、結婚、出産、忌引、ボランティア等）、介護休暇があります。 (4) 研修等採用後は、職務上必要な基礎的知識を習得するため、一定期間の初任研修を行います。また、留学や海外での研究の機会もあります。 (5) 独立行政法人日本学生支援機構貸付金の返還免除当研究所は、独立行政法人日本学生支援機構の第１種学資金の返還を免除される職を置く研究所に指定されています。９その他防衛研究所職員（研究職２級）選考採用の受験を希望される方を対象とした説明会を予定しております。詳細につきましては、防衛研究所ホームページに掲載します。開催日時間場所東京都目黒区中目黒２－２－１平成２７年６月１８日（木） 1900～2100 防衛省防衛研究所戦史研究センター大会議室平成２７年６月２１日（日） 1300～1500 10 問い合せ先 (1) 〒１５３－８６４８東京都目黒区中目黒２－２－１防衛省防衛研究所職員採用事務局（総務課人事第１係） ℡ ０３（５７２１）７００５（代表）内線６５２７ (2) 防衛研究所ホームページ http://www.nids.go.jp/ -5 - e-mail:[email protected] 【都内における位置】【防衛研究所周辺】 ○ ＪＲ山手線、ＪＲ埼京線「恵比寿」駅（西口） ○ 東京メトロ日比谷線「恵比寿」駅（５番出口） ○ 上記各駅下車徒歩５分 ○ 防衛研究所は正門から向かって右のロータリー奥にあります。 -6 -