2015(平成 27)年 5 月 15 日 全 社 協 社会福祉法人 日 全国社会福祉協議会 Japan National Council of Social Welfare (全社協 ぜんしゃきょう) Action Report 政策企画部 広報室 [email protected] TEL03-3581-4657 FAX03-3580-5721 〒100-8980 東京都千代田区霞が関 3-3-2 新霞が関ビル 第 49 号 Topics 全社協 種別協議会・団体連絡協議会等 総会等報告 ・大西豊美会長が再選、生活困窮者自立支援のネットワーク構築に関する継 続研究を進める~全国厚生事業団体連絡協議会協議員総会 ・生活困窮者支援を事業の重点として取り組む ・髙橋紘会長選出、新執行部による体制スタート~日本福祉施設士会 ・大塩孝江会長が再選、新執行体制で母子生活支援施設ビジョン推進を ~全国母子生活支援施設協議会 社会的養護関係施設第三者評価事業「評価調査者」継続研修会を実施 福祉施設士を目指し、第 40 期生、125 名が学習スタート~福祉施設長専門 講座 第 28 回社会福祉士国家試験合格を目指し、第 2 期生のスクーリングがスター ト~社会福祉士通信課程短期養成コース 葉山町の高齢者 482 名を招き「落語」を楽しむ~「ロフォス湘南 第 20 回五月 の会」 全国老人クラブ連合会、「新地域支援事業に向けての行動提案」を策定 インフォメーション 社会保障・福祉政策情報 1 ■ 全社協 種別協議会・団体連絡協議会等 総会等報告 大西豊美会長が再選、生活困窮者自立支援のネットワーク構築に関 する継続研究を進める~全国厚生事業団体連絡協議会協議員総会 全国救護施設協議会、全国更宿施設連絡協議会、全国身体障害者更生施設協議 会、全国婦人保護施設等連絡協議会の 4 団体から成る全国厚生事業団体連絡協議 会の平成 27 年度協議員総会が 5 月 8 日(金)に開催され、役員改選では大西豊美会 長が再選されました。 平成 27 年度の取り組み重点として、生活困窮者自立支援に向けたネットワーク構 築に関する継続研究を進め、全国厚生事業団体連絡協議会関係施設が取り組む相 談活動等、自立支援に向けた連携のあり方等に関するさらなる具体的な検討を行うこ ととしました。また、平成 28 年 1 月に全国厚生事業団体連絡協議会研究会議を開催 するなかで、関係施設間でのネットワーク実践に資する協議につなぐことを確認しまし た。 平成 27・28 年度役員体制〔会長・副会長〕 役 会 職 都道府県 氏 (敬称略) 名 施設名 長 大阪府 大西 豊美 みなと寮 副会長 東京都 品川 卓正 (福)村山苑 副会長 神奈川県 江森 幸久 民衆館 副会長 神奈川県 加藤 神奈川後保護施設 副会長 東京都 尚 横田千代子 いずみ寮 生活困窮者支援を事業の重点として取り組む~全国救護施設協議会 総会等 全国救護施設協議会平成 27 年度総会では役員改選が行われ、大西豊美会長が 再選されました。また、平成 25 年 4 月に策定した「救護施設が取り組む生活困窮者支 援の行動指針」による取り組みを、目標数値を定めて会員施設が一丸となって進めて おり、その最終年(第一次)にあたる本年度において一層着実に推進することを確認し あいました。加えて、社会福祉法人制度の見直しへの対応、利用者の人権を尊重した 2 支援と利用者主体の個別支援の推進等を事業の重点にすることを確認しました。 続いて「平成 27 年度救護施設経営者・施設長会議」を全社協会議室にて開催し、 全国から 149 名の参加を得て、大西会長による基調報告、厚生労働省による生活保 護行政と生活困窮者自立支援制度の動向に関する行政説明、ならびに社会福祉法 人の経営のあり方について松原由美氏(明治安田生活福祉研究所医療・福祉施策研 究部会長/社会保障審議会福祉部会委員)から講義を受け、地域のセーフティネット として救護施設が果たすべき役割等について学びあいました。 平成 27・28 年度役員体制〔会長・副会長〕 役 会 職 都道府県 氏 (敬称略) 名 施設名 長 大阪府 大西 豊美 みなと寮 副会長 東京都 品川 卓正 (福)村山苑 副会長 福井県 木間 幸生 大野荘 副会長 北海道 本田 英孝 明和園 副会長 熊本県 藤本 和彦 真和館 髙橋紘会長選出、新執行部による体制スタート~日本福祉施設士会 日本福祉施設士会は、5 月 8 日(金)、平成 27 年度第 1 回代議員会を開催しました。 平成 26 年度事業報告、決算の各議案が原案通り承認された後、平成 27・28 年度役 員の選出を行い、会長は、5 期 10 年間務めた森田弘道氏(埼玉県・愛の泉)が勇退し、 髙橋紘氏(東京都・至誠第二保育園)が選出されました。また、副会長には岡田好清 氏(熊本県・善隣保育園)、村上耕治氏(秋田県・県北報公会)、古谷田紀夫氏(神奈 川県・みなみ風)が選出されました。 髙橋会長は就任あいさつの中で、平成 27 年度事業として取り 組む「日本福祉施設士会のあり方に関する検討会」の設置につい て、全社協「福祉施設長のあり方に関する検討会」報告書の内容 も踏まえながら、「福祉施設士」や組織のあり方について、自分た ちに何ができるかを具体的に考えていく年にしたいと抱負を述べ ました。 就任あいさつを述べる 髙橋紘会長 日本福祉施設士会では、従来から取り組んできた生涯研修事 業の充実や情報提供の他、ブロック・都道府県施設士会活動の 支援にも注力することとしています。 3 平成 27・28 年度役員体制〔会長・副会長〕 役 都道府県 氏 長 東京都 髙橋 副会長 熊本県 岡田 好清 善隣保育園 副会長 秋田県 村上 耕治 県北報公会 副会長 神奈川県 古谷田紀夫 みなみ風 会 職 (敬称略) 名 紘 施設名 至誠第二保育園 大塩孝江会長が再選、新執行体制で母子生活支援施設ビジョン推進 を~全国母子生活支援施設協議会 5 月 11 日(月)、全国社会福祉協議会会議室にて、本年度の全国母子生活支援施 設協議員総会を開催し、平成 26 年度事業報告案、決算並びに平成 27・28 年度の役 員体制、会費の見直し案等について審議し、決定しました。 役員改選については、運営内規ならびに役員改選要領に基づき進められ、会長、 監事、他役員の選出が行われました。新執行体制は以下のとおりです。 なお、会費の見直し案については、現行の一律定額会費制から、来期、平成 28 年 度より、定員世帯別の新会費による会費徴収が執行されることが承認されました。 また、平成 25 年度から 2 か年にわたり、社会環境の変化に見合った母子生活支援 施設の機能と支援のあり方について協議が行われてきた「私たちのめざす母子生活 支援施設(ビジョン)報告書」が策定され、承認されました。今年度から、5 か年計画で ビジョンの具現化に向けて着実に歩みを進めていく所存であると、決意を新たにした 会長就任挨拶で協議員総会を終えました。 平成 27・28 年度役員体制〔顧問・会長・副会長〕 役 4 職 都道府県 氏 名 巧 (敬称略) 施設名 顧 問 三重県 村田 会 長 鳥取県 大塩 孝江 倉明園 副会長 福岡県 渡辺 英秋 嘉穂郡社会福祉協会 副会長 宮城県 菅田 賢治 仙台市社会事業協会 副会長 京都府 芹澤 野菊荘 出 四日市厚生会 ■ 社会的養護関係施設 第三者評価事業「評価調査者」継続 研修会を実施 4 月 27 日(月)~28 日(火)に大阪府において、社会的養護関係施設第三者評価 事業「評価調査者」継続研修会を開催しました。 社会的養護関係施設は、平成 24 年度から 3 か年に 1 回以上の第三者評価の受審 と評価結果の公表が義務づけられており、平成 27 年度から第 2 ステージとして、平成 27 年 2 月に改定された評価基準により評価が実施されます。 本研修会は、平成 24~26 年度に評価を実施した評価調査者を対象に、改定した 評価基準の理解と評価手法の更なる向上を図り、第三者評価の受審が施設の養育・ 支援の質の向上に資することを目的に開催しました。 今回の研修会では 89 名が修了し、2 月開催の研修会とあわせ、継続研修 243 名、 養成研修 83 名が修了されました。 5 月 25 日(月)~28 日(木)には、社会的養護関係施設の新たな評価調査者の育成 を目的に、養成研修会を開催します。 なお、平成 27 年 2 月改定の評価基準は、他の施設種別同様に「共通評価基準 45 項目」と「内容評価基準」で構成され、評価の実施上出された意見等を踏まえ、社会的 養護での「子ども本位の支援」「支援の質の確保」等について適切に評価が行える内 容とするよう見直しが行われました。評価基準の全文は、下記ホームページに掲載し ています。 *福祉サービス第三者評価ホームページ:http://shakyo-hyouka.net/ ■ 福祉施設士を目指し、第 40 期生、125 名が学習スタート~ 福祉施設長専門講座 5 月 15 日より、全社協・中央福祉学院が実施する 「第 40 期福祉施設長専門講座」の学習がスタートし ました。 福祉施設長専門講座は、社会福祉施設長を対象 に、種別横断的に施設経営に求められる専門知識 や管理能力などをテキストや面接授業を通して学習 し、実践能力を高めることを目的としており、昭和 51 専門講座で使用する主な教材 5 年の開講以来、約 5,000 名が修了しています。本講座の修了者には、全社協会長より 「福祉施設士」の称号が授与されます。 第 40 期生となる今年度の受講生は、125 名(継続者含む)で、①社会福祉施設の経 営管理、②社会福祉施設のサービス管理、③地域における社会福祉施設の役割と公 益的取組の 3 分野を中心に通信教育と面接授業で学習を進めていきます。 社会福祉法人制度の見直しや「福祉施設長のあり方に関する検討会」報告書が出 される中で、本講座修了生が福祉施設士として高い専門性を発揮し、地域の生活課 題・福祉課題に積極的に取り組んでいくことが期待されます。 ■ 第 28 回社会福祉士国家試験合格を目指し、第 2 期生のスク ーリングがスタート~社会福祉士通信課程短期養成コース 5 月 2 日より全社協・中央福祉学院が 実施する「社会福祉士通信課程短期養 成コース」の面接授業(スクーリング)が スタートしました(受講総数 556 名)。 短期養成コースのスクーリングは、受 講生が参加しやすいよう、8 日間を土日 2 日間×計 4 回(ロフォス会場は 4 日間 東京会場は全社協会議室で演習 ×計 2 回)に分割し、今年度からは待望 のロフォス会場を加え、全国 3 か所(東京、 大阪、ロフォス)の会場で実施します。 今回のスクーリングでは、ソーシャルワークのグローバル定義 をはじめ社会福祉士に求められる相談援助の知識と技術をグル ープワークやロールプレイ等の演習を通じて、学んでいきまし た。 受講生からは、「面接技法・コミュニケーション技法・バイスティ ックの原則を学ぶことで、日頃の実践を振り返る良い機会となっ た」、「演習を通じて、ソーシャルワーカーの仕事の素晴らしさとと もに、高い価値・知識・技術が求められることを理解することがで きた」等といった感想が寄せられました。 6 働きながらの学習は スキマ時間の活用が重要 同日のスクーリング終了後には、来年 1 月の第 28 回社会福祉士国家試験に向けて、 試験の概要や出題のポイント等を解説する「試験対策講座」を実施しました。 休憩時間中、事務局が用意した予想問題に真剣に取り組む受講者 ■ 葉山町の高齢者 482 名を招き「落語」を楽しむ~「ロフォス湘 南 第 20 回五月の会」 ロフォス湘南(中央福祉学院)では、地元・神奈川県葉 山町への地域貢献の一環として、例年、葉山町在住の高 齢者を無料招待し落語を楽しむ「ロフォス湘南 五月の会」 を開催しています。第 20 回目となる今年は、5 月 8 日(金) に実施し、482 名のお客様にご来場いただきました。 古今亭志ん八さん 葉山町の山梨崇仁町長、全社協の山田秀昭常務理事 からのあいさつの後、古今亭志ん八さんによる落語「転失 気(てんしき)」、古今亭菊之丞さんによる落語「親子酒」が 催されました。約 1 時間の公演でしたが、ほぼ満員となった ホールからは笑いの絶えない、楽しいひと時となりました。 古今亭菊之丞さん ■ 全国老人クラブ連合会、「新地域支援事業に向けての行動提 案」を策定 今年度から 3 年間のうちに要支援高齢者向けの介護サービスの一部が市町村に移 行され、住民主体による新地域支援事業が推進されることに伴い、全老連では老人ク 7 ラブの行動提案をまとめました。 多くの老人クラブでは、従来から高齢者が相互に支え合う“友愛活動”、自らの“健康 づくり・介護予防活動”を実施しています。その経験を活かして、新地域支援事業に地 域住民と共に参画して、要支援高齢者の生活を支えることが行動提案の主旨です。 行動提案は、関連する活動事例と共に冊子にまとめ、都道府県・指定都市社協、都 道府県・指定都市老連、全国の市区町村老連に配布しています。 下記の全老連ホームページから見られますのでご利用ください。 (↓画像をクリックすると内容を ご覧いただけます) ◆行動提案 http://www.zenrouren.com/news/pdf/1504_1.pdf ◆関連資料①検討会 http://www.zenrouren.com/news/pdf/1504_2.pdf ◆関連資料②活動事例 http://www.zenrouren.com/news/pdf/1504_3.pdf 8 インフォメーション ■セミナー 平成 27 年度社会福祉法人広報強化セミナー (社会福祉協議会・社会福祉施設)日程変更 平成 27 年度社会福祉法人広報強化セミナー(社会福祉協議会・社会福祉施設)に つきまして、7 月 28 日(火)~29 日(水)開催としていましたが、下記の日程に変更いた します。セミナーの申込等詳細は次号の全社協 Action Report でご案内いたします。 平成 27 年度社会福祉法人広報強化セミナー (社会福祉協議会・社会福祉施設) 期 日 :平成 27 年 8 月 31 日(月)~9 月 1 日(火) 会 場 :全社協 5 階会議室 テーマ:社会福祉法人の存在意義を発信する戦略的広報 ■その他 映像レポート「福祉現場の実践者が語る 7voices」字幕を追加 全社協 Action Report 第 46 号(4 月 1 日発行)でご案内した全社協広報室制作の映 像レポート「福祉現場の実践者が語る 7voices」につきまして、このたび、ご要望の多か った字幕を付けました。Youtube で視聴の際に、画面右下(下図参照)の字幕ボタンを 押すと、字幕付きで視聴できます。ぜひご活用ください。 この字幕ボタンをクリックすると 字幕が表示されます。 視聴用URL https://youtu.be/aJTZcaOLhyY 9 ■事例集刊行 地域福祉・生活支援拠点づくりの考え方と実際 ~地域包括ケアを住民主体ですすめるために 地域福祉部では、「社協・生活支援活動強化方針」 を推進していくための資料として、シリーズ 3 冊目とな る事例集を刊行しました。 平成 27 年 4 月の介護保険制度改正では、地域包 括ケアシステムをさらに積極的に推進することが打ち 出され、生活支援サービスの拡充等について住民の 参画への期待が高まっています。 本冊子は、住民主体の地域包括ケアをめざし、地 域福祉・生活支援の拠点づくりを全国的に推進する べく、その意義や運営の考え方、実践事例を紹介す るものです。 なお、地域福祉・生活支援拠点づくりについては、 『社協・介護サービス事業推進方針 2015』(全社協 Action Report 第 43 号(2 月 16 日発行)にて記事掲 載)において提案しており、本冊子にも同方針の全 文を掲載しています。 体 裁 頒 布 代 申込方法 (↑画像をクリックすると申込書ダウンロードページに ジャンプします) A4 判・60 頁 1 部 500 円(税込・送料別) 下記より申込書をダウンロードし、全社協地域福祉部まで FAX でお送りください。 http://www.zcwvc.net/ 問 合 先 地域福祉部 TEL 03-3581-4655 mailto:[email protected] 10 FAX 03-3581-7858 詳細につきましては、出版部ホームページをご覧く 図書・雑誌 ださい。 https://www.fukushinohon.gr.jp/ 全社協の新刊・月刊誌 出版部で発売した図書と月刊誌の特集をご案内いたします。いずれの書籍も読者 の関心が高いテーマや重要な課題をとりあげていますので、関係者への周知にご協 力くださるようお願いいたします。 <新刊図書> ●『全社協ブックレット⑥変革のなかの福祉施設長』 (全国社会福祉協議会編) 第 189 回通常国会に提出された「社会福祉法等の一部を改正 する法律案」は、社会福祉法人制度について経営組織のガバナ ンスの強化、事業運営の透明性の向上などの改革をすすめ、福 祉サービスの供給体制の整備および充実を図ることを目的として います。 本書は、平成 27 年 3 月 13 日に「福祉施設長のあり方に関する (↑画像をクリックすると図書購入ページに ジャンプします) 検討会」(委員長:潮谷義子 日本社会事業大学理事長)がとりま とめた報告書の全文をはじめ、有識者による福祉施設長への提言、制度改革にかか る関連資料を掲載しています。 社会福祉法人のあり方が大きく変化するなかにあって、福祉施設長がもつべき姿勢 や態度、役割等、「めざす福祉施設長像(人材イメージ)」が考察できます。 (5 月 7 日発行、定価本体 700 円) 11 ●『改訂 社会就労センターハンドブック』 (全国社会就労センター協議会編) 本書は、2001 年に全国社会就労センター協議会が刊行し た『社会就労センターハンドブック』に、社会福祉制度改革の 状況に加え、この間の全国社会就労センター協議会の取り 組みを含め、最新の状況を整理したものです。 障害者を取 り巻く状況が大きく変化し、障害者の「働く・くらす」を支える社 会就労センターの役割が増大しているなかで、社会就労セン ター職員の役割・責務を再認識するためにも、本書をご活用 ください。(5 月 8 日発行、定価本体 3,200 円) (↑画像をクリックすると図書購入ページに ジャンプします) <月刊誌> ●特集「社会福祉基礎構造改革から 15 年―社会福祉の光と影」 『月刊福祉』6 月号 2000 年の社会福祉基礎構造改革から 15 年がたちました。 社会福祉基礎構造改革では、個人が住み慣れた地域におい て、人としての尊厳をもって、その人らしい自立した生活がで きるように支えることをめざし、そのために、個人に対して社会 連帯の考え方に立った総合的な支援が行えるよう、社会福祉 事業、社会福祉法人、措置制度などの見直しが行われました。 社会福祉基礎構造改革から 15 年を迎え、社会福祉はどのよう に変わったのか、その光と影について概括します。 (5 月 6 日発売、定価本体 971 円) (↑画像をクリックすると図書購入ページに ジャンプします) ●特集「子どもの貧困問題を考える」 『保育の友』6 月号 平成 26 年 8 月に「子どもの貧困対策に関する大綱」が閣議 決定されました。子どもの将来が子どもの生まれ育った環境に よって左右されることなく、健やかに育つための対策を総合的 に推進していくことなどが盛り込まれています。保育所では、 厳しい状況に置かれた家庭を支え、子どもの最善の利益を守 るための保育実践や就学に向けた支援などを行っていますが、 今後も育児困難家庭の状況を把握し、支援していく体制を関 (↑画像をクリックすると図書購入ページに ジャンプします) 12 係機関と共に構築していくことが求められています。 そこで、子どもの貧困問題について、子どもの置かれている状況や課題を専門家か らのご意見や実践事例を交え探ると共に、保育所が取り組むべき要支援家庭へのサ ポート体制やネットワークづくり、子どもや保護者への継続的な支援の方向性などにつ いて考えました。(4 月 8 日発売、定価本体 581 円) 【問合せ先:出版部 TEL 03-3581-9511】 13 詳細につきましては、全社協・政策委員 会サイト内「社会保障・福祉政策の動向 社会保障・福祉政策情報 と対応」をご覧ください。 http://zseisaku.net/trend/ ※ 政策の動きや審議会等の会議情報、厚生労働省新着情報等をお知らせします。 政策動向 ■ 第 5 回生涯現役社会の実現に向けた雇用・就業環境の整備に関する検討会【5 月 8 日】 報告書(素案)では、シルバー人材センターについて、民業圧迫の懸念等を念頭に 置きながら、いわゆる「臨・短・軽」の要件緩和等の検討が提起されている。 http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000084621.html ■ 第 5 回経済財政諮問会議【5 月 12 日】 経済再生と両立する財政健全化計画の策定に向けた論点整理が行われ、民間議 員より歳出改革として、①公的部門の産業化 ②インセンティブ改革 ③公共サービス のイノベーションが提起された。 http://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/minutes/2015/0512/agend a.html ■ 自民党「財政再建に関する特命委員会報告(中間整理)」【5 月 13 日】 今後、最終とりまとめに向けて、歳出改革の具体策等を議論し、来年度予算編成作 業に十分に間に合うよう、6 月末を目途に、政府・与党として歳出改革の方向性を取り まとめることを目指すとしている。 http://jimin.ncss.nifty.com/pdf/news/policy/127698_01.pdf ■ 認定こども園数、前年度に比べ倍増の 2,836 件〔平成 27 年 4 月 1 日現在〕 平成 27 年 4 月 1 日現在の「認定こども園」の数は全国で 2,836 件となり、前年度の 1,360 件から 1,476 件増加し、およそ倍増する結果となった。 http://www.youho.go.jp/press150508.html 14 厚生労働省新着情報より ■ 5 月 12 日から民生委員・児童委員の日 活動強化週間 5 月 12 日は全国民生委員児童委員連合会が定める「民生委員・児童委員の日」で す。また、この日から 1 週間は「活動強化週間」とされ、民生委員・児童委員活動を広く 推進するために、全国各地で様々な活動やイベントが行われます。 http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000084644.html ■ 被保護者調査(平成 27 年 2 月分概数) http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/hihogosya/m2015/02.html ■ ハローワークを通じた障害者の就職件数が 5 年連続で過去最高を更新 ハローワークを通じた障害者の就職件数は、平成 25 年度の 77,883 件から大きく伸 び、84,602 件(対前年度比 8.6%増)と 5 年連続で過去最高を更新。 http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000084722.html <レポート送付先> 本レポートは、報道関係者、都道府県・指定都市社協、種別協議会等正副会 長、政策委員会委員、本会理事・評議員の方々にお送りしています。 15
© Copyright 2025 ExpyDoc