JCI Japan Training Guideline - 日本青年会議所

公益社団法人日本青年会議所
トレーニングガイドライン
JCI Japan
Training Guideline
JCI Japan Training Standards, Rules and Operational Procedures
Ver4 - January 2013
JCI Japan Training Commission 2013
JCI Japan Training
Guideline
1. 定義
4
2. JCI Japan Training の目的
4
3
4
JCI-J-T について
3.1 JCI-J-T 登録
4
3.1.1 シニアの登録
4
3.1.2 継続
4
3.2 責務
4
3.3 提供情報
5
3.4 罰則
5
4. JCI Japan Training Guideline の効力
5
5. JCI Japan Training Library
5
5.1 ライブラリ登録
5
5.1.1 新規登録
5
5.1.2 公認化
5
5.2 管理
5
5.3 プログラム実施
6
5.4 主催
6
5.4.1 受講者
6
5.5 開催
6
5.6 カスタマイズ
6
5.6.1 カスタマイズセミナー実施
6
5.7 トレーニング時間
6
5.7.1 対象外
7
5.7.2 遡及
7
5.7.3 積算要件
7
5.8 開催負担金
7
5.8.1 免除
7
5.9 参加トレーナー数
7
6. 資格申請
7
6.1 事前確認
8
7.日本JC公認トレーナー制度
8
7.1 JCI Japan Trainer (JCI-J-T)
8
7.2 Certified Local Trainer Japan(CLT-J)
8
7.3 Certified National Trainer Japan(CNT-J)
8
8. アシスタントトレーナー(AT)
9
8.1 JCI 公式コース
9
8.2 JCI Japan Program
9
2
JCI Japan Training
Guideline
9. ヘッドトレーナー(HT)
9
9.1 JCI 公式コース
9
9.1.1 HTの指針
10
9.1.2 担当モジュール
10
9.1.
3 HT の養成
10
9.1.4 トレーニング時間
10
9.1.
5 HT の役割
10
9.1.6 管理者としての役割
10
9.1.7 AT の評価
11
9.2 JCI Japan Program
11
9.3 担当時間
12
10. トレーナー養成勉強会
12
10.1 開催
12
10.1.1 最低人数
12
10.1.2 告知
12
10.1.3 HT
12
10.1.4 コースマネージャー(CM)
12
10.1.5 費用
12
10.1.
6 JCI 公式コースの場合
12
10.1.7 中止
13
10.2 資格認定
13
10.3 トレーニング時間積算
13
11. 旅費交通費等の受給規則
13
12. 派遣トレーナー規則
13
12.1 変更の場合
13
13. トレーナーリスト
14
14. 禁止事項
14
15. トレーナーの定年
14
3
JCI Japan Training
Guideline
1.定義
JCI Japan Training Guideline(以下「本ガイドライン」とする)は JCI Training Policy Manual
に準じ、公益社団法人日本青年会議所(以下「NOM」とする)および各地会員会議所(以下「LOM」
とする)ならびに NOM 登録の日本 JC 公認トレーナー(JCI Japan Trainer, 以下「JCI-J-T」とする)
が遵守すべき項目を定めるものとする。
2.JCI Japan Training の目的
JCI Japan Training は JCI Vision および JCI Mission を推進、達成するために、すべての会員
や JCI-J-T のリーダーシップトレーニングの機会を創造し提供すること、および、NOM ならびに LOM
の JC 運動を円滑に進められるようにすることを目的とする。プロのトレーナー養成機関ではない。
3.JCI-J-T について
JCI-J-T は何よりもまず JCI 会員であり、JCI Mission を意識した活動をしなければならない。
JCI-J-T は会員のために存在し、自身のキャリア構築を目的としてはならない。理想的な JCI-J-T
は、自身が得たスキルを他のメンバーに提供することで、そのメンバーが JCI Mission をより効果
的に遂行し、それにより JCI の活動が世界的に拡大していく契機となることである。
3.1 JCI-J-T 登録
JCI-J-T は、JCI Presenter、JCI Impact および JCI Achieve コースを修了し、誓約書およびプロ
ィールを提出し、担当委員会の承認を得なければならない。提出方法は、書面または書面を電磁的
な記録にしたものを E-mail にて送信のどちらか一方とする。
(ただし、2013 年 1 月 31 日までの JCI Trainer コース修了者および既に登録済みの JCI-J-T は、
JCI Impact および JCI Achieve コース修了を 2013 年 12 月 31 日まで猶予する。)
3.1.1 シニアの登録
JC を卒業した者が JCI-J-T 登録をする場合には、45 歳以下で CLT-J 以上の資格を有し、かつ、1
つ以上のヘッドトレーナー(以下「HT」とする)資格を有していなければならない。
3.1.2 継続
既に JCI-J-T 登録をしている者が次年度もトレーナー活動を継続する場合には、次年度 1 月 1 日
から 2 月末日までに【3.1】に定めるものを提出しなければならない。
3.2 責務
JCI-J-T は JCI Japan Training Guideline および JCI Training Policy Manual を遵守し、積極
的に研修の実施と後進の育成を行わなければならない。また、年 1 回以上のトレーナー活動をしな
ければならない。
4
JCI Japan Training
Guideline
3.3 提供情報
トレーナーから提供される情報は、すべて正確であり、真実を反映しており、JCI、NOM、LOM 等
によって実証されたものとして信用するものである。何らかの目的で虚偽の情報が提供された場合
には、深刻な違反であるとみなされる。
3.4 罰則
本ガイドラインが遵守されない場合は、JCI-J-T 登録を停止、抹消する場合がある。
4.JCI Japan Training Guideline の効力
本ガイドラインに定められた内容について、
知らないという理由で責任を免れることはできない。
5.JCI Japan Training Library
JCI Japan Training Library(以下「ライブラリ」とする)とは、JCI Official Course(以下「JCI
公式コース」)ならびに公益社団法人日本青年会議所が認定した日本 JC 公認プログラムおよび日本
JC 推奨プログラム(以下「JCI Japan Program」とする)を総称する。(ライブラリの個々のコー
スおよびプログラムは以下「プログラム」とする)
5.1 ライブラリ登録
ライブラリ登録をするには、以下のすべてを満たさなければならない。
a. プログラムが JCI または NOM 理事会の審議可決を受けていること
b. CNT-J 以上の JCI-J-T の監修を受けていること
c. スライド(PPT)・トレーナーズマニュアル・受講生用テキスト・タイムスケジュール・アウ
トライン等が適切に作成されていること
d. プログラムを実施・管理する JCI-J-T リストが担当委員会に提出されていること
(プログラムを実施・管理する JCI-J-T は現役に限る)
e. a の可決から 1 年以上の安定した実績があること
5.1.1 新規登録
新規にライブラリ登録をするプログラムは日本 JC 推奨プログラムに分類される。
5.1.2 公認化
推奨から公認プログラムとする場合には以下の基準を満たしていなければならない。
a. 2 名以上の CLT-J 以上の HT がプログラムを実施できること
b. 最低2名の HT は現役であること、
c. 推奨プログラムとなってから 1 年以上の安定した実績があること
5.2 管理
5
JCI Japan Training
Guideline
プログラム管理は以下の通りとする
a. JCI 公式コースは JCI Training Policy Manual に準じ、また、NOM 事務局および担当委員会に
より管理される
b. 日本 JC 公認プログラムは NOM 事務局および担当委員会により管理される
c. 日本 JC 推奨プログラムは担当委員会が窓口となり、【5.1.d】による JCI-J-T がプログ
ラムの実施・管理をおこなう
5.3 プログラム実施
プログラムは、以下に定めるプログラム毎の HT のみ実施することができる。
a. 日本 JC 公認プログラムは CLT-J 以上、かつ、担当委員会認定の HT 資格者
b. 日本 JC 推奨プログラムは担当委員会認定の JCI-J-T
c. JCI 公式コースは JCI Training Policy Manual の要件に加え、CNT-J であること
d. JCI 推奨コースは JCI Training Policy Manual の要件に加え、日本 JC 公認プログラムの HT
資格者であること
e. 青年会議所以外が主催者の場合は CNT-J の HT 資格者に限る
5.4 主催
プログラムは原則として NOM および LOM ならびに各地会員会議所会員(以下「会員」とする)の
みが主催することができる。
5.4.1 受講者
担当委員会が別途定めるプログラムは、受講生に会員以外の者が含まれてはならない。
5.5 開催
プログラムおよびカスタマイズセミナーを開催する場合は、主催者は「セミナー開催書」(申込)
の提出をしなければならない。また、開催後は主催者および HT は「セミナー開催書」(報告)を提
出しなければならない。
5.6 カスタマイズ
カスタマイズセミナーが実施可能な JCI-J-T は CNT-J の資格者に限る
5.6.1 カスタマイズセミナー実施
カスタマイズセミナーを実施する場合は、事前に配布資料・スライド・タイムスケジュール・ア
ウトライン等を提出しなければならない。
5.7 トレーニング時間
プログラムのみが国内トレーニング時間の対象となる。国際トレーニング時間は「国外セミナー
6
JCI Japan Training
Guideline
開催書」により開催が確認できたもの、または JCI Training に記録された International event
により記録されたものが対象となる。
5.7.1 対象外
「セミナー開催書」(申込)を提出せずにプログラムを実施した場合には、トレーニング時間の
対象外とする。プログラムを実施後に「セミナー開催書」(報告)を提出しない場合もトレーニン
グ時間の対象外とする。
5.7.2 遡及
5.7.1により対象外となったプログラムおよび新規にライブラリ登録されたプログラムの認
定日以前に開催されたものを遡及してトレーニング時間とすることはできない。
5.7.3 積算要件
a. 原則として実際のトレーニング時間(ステージタイム)が積算の対象となる
b. 積算時間は 1 時間単位とする、ただし 15 分に満たないステージタイムは 0 時間とする。
この場合、準備や補助等の貢献度合により HT が 1 時間の付与をすることができる。
c. 青年会議所以外が主催するものは CNT-J 以上が時間換算対象となる
d. 複数名の JCI-J-T がいる場合、過度に合計時間がセミナー時間を超えないように配慮する
e. 担当委員会により時間積算が認められない場合がある
f. トレーニー(TN=補助者)は、いかなる場合も積算時間は最大1時間とする
g. カスタマイズの場合の積算時間は HT が最大 6 時間、AT が最大 2 時間とする
h. トレーナー養成勉強会(トレトレ)での時間積算は上限 5 時間まで
5.8 開催負担金
主催者は原則として、プログラムおよびカスタマイズセミナーを実施する場合、開催負担金とし
て 1 プログラムの開催につき 10,000 円を NOM 事務局に支払わなければならない。
5.8.1 免除
実施プログラムの HT が主催者の LOM 所属の場合には開催負担金を免除する。その他、担当委員
会が認めた場合も同様とする。
5.9 参加トレーナー数
担当委員会が別途プログラム毎に定める数の JCI-J-T を参加数上限とする。上限を超える場合に
は超えた JCI-J-T はオブザーブ扱いとなりトレーニング時間積算の対象外となる。
6.資格申請
JCI-J-T が JCI Japan Training 上位資格を取得する場合および JCI Designer を受講する場合に
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JCI Japan Training
Guideline
は、担当委員会へ申請をしなければならない。
6.1 事前確認
【6】の申請前に NOM 事務局へ「JCI Japan Training レベル申請&JCI Designer 受講 事前申請
書」を提出し担当委員会の確認審査を受けなければならない。
7.日本 JC 公認トレーナー制度
この制度は、青年のために機会を提供し JCI Mission を果たすため、すべての LOM や NOM の役員
は、常に高いレベルでの職務と責任を担う必要があり、役員をはじめとした会員をトレーニングす
るため、JCI により構築されたものを日本 JC として採用し、改善を加えたものである。
7.1 JCI Japan Trainer (JCI-J-T)
JCI Japan Trainer は、基本的なプレゼンテーション能力を会得している必要があるため、JCI
Presenter を修了していなければならず、かつ、JCI Mission を理解し、実現するために必要な能力
を会得するため、JCI Impact および JCI Achieve を修了していなければならない。なお、既存の
JCI-T については、本ガイドライン適用により JCI-J-T とみなし、JCI Impact および JCI Achieve
の修了条件は 2013 年 12 月 31 日まで適用を猶予する。
7.2 Certified Local Trainer Japan (CLT-J) ※地域公認トレーナー
JCI Japan Trainer が CLT-J になるためには次の条件を満たしたうえで、担当委員会の承認を得
なければならない。なお、既存の CLT については、本ガイドライン適用により CLT-J とみなし、b.
及び c.の条件は 2013 年 12 月 31 日まで適用を猶予する。
a. JCI-T 登録後 25 時間以上のプログラムを実施し【6】の資格申請をしていること
(ただし、トレーニング時間の積算上限は 1 日あたり 6 時間まで)
b. JCI Admin 及び JCI Trainer を修了していること
c. 日本公認プログラムの AT 資格を 3 プログラム以上保有していること
CLT-J 資格取得後は、さらにトレーニング活動を行い、JCI Designer 受講に向けて研修を実施し
ていくものとする。
7.3 Certified National Trainer Japan (CNT-J) ※全国公認トレーナー
CLT-J 資格者がCNT-J になるためには次の条件を満たして上で、担当委員会の承認を得なければ
ならない。なお、既存のCNTについては、本ガイドライン適用によりCNT-Jとみなす。
a. CLT-J 資格取得後25 時間以上のプログラムを実施し【6】の資格申請をしていること
(ただし、トレーニング時間の積算上限は1 日あたり6 時間まで)
b. 日本公認プログラムのHT資格を1プログラム以上保有していること
前2項の要件を満たしJCI Designerを修了していること
CNT-J 資格取得後はカスタマイズセミナーやトレトレの実施など、NOM やLOM に有意義な貢献
8
JCI Japan Training
Guideline
をする機会が得られる。
8.アシスタントトレーナー(AT)
8.1 JCI 公式コース
新しいトレーナーに多くの機会を提供するために、JCI Japan Training はCLT-J やCNT-J にJCI
公式コースを実施することを認めている。
JCI 公式コースのAT になるためには以下の基準を満たさ
なければならない。
a. JCI Training Policy Manualの要件
b. CLT-J 以上のトレーナーが原則として自身が修了したコースのAT になることができる。JCI公
式コースのAT になるためには、JCI Training ホームページ内でJCI Training Commission に
申請をしなければならない。AT はHT より、すべてのモジュールを満足ある内容で実施できる
よう、コースについてのスキルや知識、サポート、ガイダンスを受けられる。全てのJCI 公式
コースのトレーナーガイドに記載されているAT の役割と指針は、本ガイドラインとJCI
Training Policy Manual の一部とみなされる。AT はコース日程のすべてに出席していなけれ
ばならない。また、対象となるコース修了後3 年を経過し、または3 年間AT を務めなかった
場合にはAT となることはできない、この場合には再度対象コースを受講することによりAT と
なる資格を得られる。
8.2 JCI Japan Program(日本JC公認プログラム)
JCI Japan Program のAT になるためには、以下のいずれかの基準を満たさなければならない。
a. トレーナートレーニング修了後、1回以上のセミナー経験を経て、1 名のHT により推薦をうけ
ていること
b. 申請プログラムについて、受講経験があり、さらに、最低3回以上のセミナー経験をし、1名の
HT が内容の理解度とスキルを確認したうえで、そのHT の推薦を受けていること
c. 担当委員会が認めた者
上記いずれかの基準を満たしたうえで「AT 申請書」を提出し、担当委員会によりAT 認定がさ
れた場合に、AT となることができる。AT はHTより、すべてのモジュールを満足ある内容で実
施できるよう、コースについてのスキルや知識、サポート、ガイダンスを受けられる。全ての
JCI Japan Program のトレーナーガイドに記載されているAT の役割と指針は、本ガイドライ
ンの一部とみなされる。AT はコース日程のすべてに出席していなければならない。また、未
活動状態と判断された場合には担当委員会によりAT 資格を抹消されることがある。
9.ヘッドトレーナー(HT)
9.1 JCI 公式コース
JCI 公式コースのHT になるためには以下の基準を満たさなければならない。
a. JCI Presenter、 JCI Trainer 、JCI Head Trainerをすべて修了していること
b. 全てのモジュールを満足ある内容で実施し、最低2 回の実施経験があること
9
JCI Japan Training
Guideline
9.1.1 HTの指針
JCI 公式コースのHT の主な役割は、コース管理・支援・品質が最高のレベルにあり、特に重要な
ことは、コースの目標と成果をしっかりと理解し、コース終了時にはそれらが達成されていること
である。
9.1.2 担当モジュール
JCI 公式コースのHT は、初ATがいる場合に、主要モジュールを行うのはもちろんであるが、他
のモジュールはATに担当させなければならない。2 回目(1 回目Recommend の場合)のATは主要モ
ジュールを担当することができる。JCI 各公式コースのトレーナーガイドには初回と2 回目以降の
AT に割り当てることができるモジュールを指定している。
9.1.3 HT の養成
JCI 公式コースを普及させ、かつ、コストを削減するためには、JCI 公式コースの新しいHT養成
が不可欠である。JCI Japan Training の戦略は、可能な限り必要に応じて多くのJCI 公式コースの
HT を誕生させることであり、外国や遠方からHT を招聘するような数少ない機会では、積極的に地
元のAT を参加させるべきである。1つだけではなく複数の資格を持つHT を招聘することでコスト
が削減でき、将来JCI 公式コースのHT になる機会を地元のAT に提供することができる。
9.1.4 トレーニング時間
JCI Training Commission により定められている時間がトレーニング時間となる。これはコース
修了後オンライン上で確認できる。
9.1.5 HT の役割
JCI 公式コースのHT は、トレーナーズガイドに則り、内容が的確に伝えられているか、ATのパフ
ォーマンスを監督しなければならない。もしAT にモジュールの目的から逸脱するような、内容の不
備やトピックの欠如が見られた場合には、HT はAT が正常な進行に回帰できるように効果的なサポ
ートをする必要がある。(HT はAT のプレゼンテーション中に休憩をとることや、HT が追加解説を
することができる)
9.1.6 管理者としての役割
JCI 公式コースのHT は当然ながらコース管理の最終的な責任者であり、
その内容は次に掲げる通
りである。
a. コースはマニュアルに則って進行しているか
b. コースの目的と成果を達成しているか
c. 最高の水準が保たれ、受講生は尊重され、満足しているか
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JCI Japan Training
Guideline
d. 教材、告知、配信のすべてはJCI Training のルールに則っているか
e. 主催者、設営者、トレーナーは、それぞれお互いの職務に敬意をもっているか
f. 受講生は受講による気づきや感謝を感じ、修了証は適切に授与されているか(修了証授与はコ
ースの一部)
g. AT のレポートはオンライン(JCI ホームページ上)で完了し、トレーニング時間も記録され
ているか
h. 最終的なコースレポートが完了し、受講生がコースを修了したことがオンラインデータベース
(JCI ホームページ)に記録されているか
9.1.7 AT の評価
JCI 公式コースHT はAT が担当したコースについて以下の評価をする。
a. Recommended(推薦できる)
AT はモジュールについて十分に理解し、教えることができる。または、打ち合わせ等でやや
理解に欠けることがあった場合でも、モジュールの重要な要素を受講生が混乱することなく専
門家(JCI 公式コースを担当する者)として伝えることができれば、総合的に判断して、AT と
して評価できる。AT として他のトレーナーにモジュールを指導できる。
b. Must Repeat(もう一度)
モジュールについての知識や指導力が、AT としてはさらに経験を積む必要がある。または、
AT としてモジュールをかなり良く伝えられているが、スライドを読んでいたり、トレーナー
ガイドを頼っていたり、なぞったりすることが見受けられる、もしくは、モジュールの知識が
十分ではなく、他のトレーナーを指導することができない。
c. Not Recommended(推薦できない)
AT として、モジュール内容の知識が欠落している、このコースやモジュールを担当するトレ
ーニングスキルがまったく無い。AT としてのトレーニングスキルに達しておらず、モジュー
ルの要点を事例を用いて説明するだけの経験が無い、モジュールの目的や要素を理解していな
い。AT としてさらに多くの勉強をする必要がある。
9.2 JCI Japan Program(日本JC公認プログラム)
JCI Japan Program のHT になるためには以下の基準を満たさなければならない。
a. 申請プログラムの受講経験があること
b. 3種類以上のAT又はHTであること
c. JCI Adminを修了していること(ただし、2013年12月31日まで適用を猶予する。)
d. プログラムの全パートを十分に理解し、満足に実施できること
e. 最低5 回以上のセミナー経験をしていること
f. CLT-J 以上の資格を保有していること
上記を満たしたうえで HT2 名の推薦を受け「HT 申請書」を提出し、担当委員会により認定がさ
れた場合に、HT となることができる。上記によらない場合であっても、担当委員会がHT 認定をす
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JCI Japan Training
Guideline
る場合がある。
全てのJCI Japan Program のトレーナーガイドに記載されているHT の役割と指針は、
本ガイドラインの一部とみなされる。HT はコース日程のすべてに出席していなければならない。ま
た、未活動状態と判断された場合は担当委員会によりHT 資格が剥奪される、再びAT となる場合も
ある。
9.3 担当時間
すべてのHT は育成のために、プログラムについて最大で全体の60%をAT に担当させることを推
奨する。
10.トレーナー養成勉強会(トレーナートレーニング)
トレーナー養成勉強会(以下「トレトレ」とする)はプログラムについての理解を深め、セミナ
ーを実施するための必要な知識やスキルを習得するために実施されるものである。
10.1 開催
トレトレは担当委員会およびJCI-J-T が「トレーナー養成勉強会開催書」(申込)をNOM事務局に
提出することにより開催できる。また、終了後1 週間以内に主催者およびHT は「トレーナー養成勉
強会開催書」(報告)に所定の事項を記載のうえ、NOM 事務局に提出しなければならない。
10.1.1 最低人数
トレトレを開催するためには、5 名以上の参加者がいなければならない。
10.1.2 告知
トレトレの開催にあたり主催者および担当委員会は広く参加者を募らなければならない。
10.1.3 HT
トレトレの HT は原則 CNT-J でなければならない。
内容は標準化プログラムでなければならない。
10.1.4 コースマネージャー(CM)
トレトレの開催にあたり主催者は、HT 監督のもと、CM を選任し、設営、備品、参加者等の管理
をおこなう。
10.1.5 費用
開催に係る費用は受益者負担を原則とする。開催負担金は免除する。
10.1.6 JCI 公式コースの場合
JCI 公式コースのトレトレを開催する場合には、「カスタマイズプログラム」として開催し、原
則としてJCI Web Site 上でコース開設は行わない。開催申込は通常のトレトレと同じ方法で行う。
内容はモジュール単位でも可とするが、資格認定はJCI およびNOM としても行わない。
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JCI Japan Training
Guideline
参加者は原則として、開催コースの受講経験があり【8.1】に該当する資格者とする。
10.1.7 中止
申込期日までに既定の参加者数に満たない場合や、開催に適さない状況などの場合には、HT また
は担当委員会の判断により開催を中止することができる。中止の場合には速やかに申込者に対して
その旨を伝えなければならない。
10.2 資格認定
トレトレ参加者の資格認定は【8.2】の通りであり、参加することにより必ず資格が得られる
わけではない。条件付き認定は認められず【8.2】の方法によるものとする。
10.3 トレーニング時間積算
トレーニング時間積算は以下の通りである。
a. HT は担当時間(ステージタイム)が対象となる(上限1 日6 時間)
b. AT は担当時間(ステージタイム)が対象となる(上限1 日6 時間)
c. 参加者は最大1 時間の積算となる
d. JCI 公式コースの場合はカスタマイズプログラムとして、HT は上記【a】、AT および参加者
は保有資格に関わらず最大1 時間の積算とする
e. 日本JC 推奨プログラムは上記に関わらず、HT 等含めすべての参加者が最大1 時間の積算とな
る
11.旅費交通費等の受給規則
a. CLT-J 以上のHT は旅費交通費の受給対象とする
b. AT は原則として旅費交通費の受給対象外とする
c. 日本JC 推奨プログラムのJCI-J-T は旅費交通費の受給規則は適用しない
12.派遣トレーナー規則
原則としてプログラム開催は現役のJCI-J-T を派遣する。また、開催地に近いところに在住する
トレーナーを優先する。選考の優先順位は次の通りとする。ただし、主催者の意向を尊重すること
a. 同一ブロック
b. 同一地区
c. 全国
d. 海外
12.1 変更の場合
派遣予定の HT やAT が変更になる場合には、
速やかに主催者およびNOM 事務局または担当委員会
に連絡しなければならない。
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JCI Japan Training
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13.トレーナーリスト
公開するトレーナーリストはAT 以上の資格保有者を掲載する。また、JCI-J-T 登録をした場合に
はトレーナーリストに掲載されることに同意したものとみなされる。
14.禁止事項
次に掲げる各事項を禁止する。禁止行為が認められた場合には【3.4】の対象となる。
a. ライブラリのプログラムを使用する場合には、個人または法人報酬を受け取ることはできない
b. 青年会議所内のセミナーでは、営利目的の言動や行動を禁止する
c. 青年会議所における立場を利用して個人または法人として報酬を受け取ることはできない
15.トレーナーの定年
a. 45 歳を超えた者は定年とする
b. 卒業時にCLT-J に満たない者は定年とする
c. 卒業時にCLT-J 以上の者であってもHT 資格がない場合には定年とする、ただし、卒業翌年の6
月31日までは執行を猶予する
d. JCI 公式コースのHT 資格者は担当委員会により【a】の適用除外とすることができる
以上
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JCI Japan Training
Guideline
更新履歴
Ver1 2010 年 1月社団法人日本青年会議所理事会にて報告
初版
Ver2 2010 年 12月公益社団法人日本青年会議所理事会にて報告
2版
Ver2.1 2011 年 10月公益社団法人日本青年会議所理事会にて報告
6条・31 条を改訂
Ver3 2012 年 1月公益社団法人日本青年会議所理事会にて報告
全面改訂
Ver3.1 2013 年1月公益社団法人日本青年会議所理事会にて報告
一部改訂
Ver3.1 2012 年 2月公益社団法人日本青年会議所理事会にて報告
5.1の e を追加
5.6.1に【事前に】を追加
5.7.3の fおよびg を追加
Ver4 2013 年1月公益社団法人日本青年会議所理事会にて報告
4版
JCI Vision
“To be the leading global network of young active citizens.”
JCI Mission
“To provide development opportunities that empower young people
to create positive change.”
About JCI
JCI is a worldwide community of young active citizens ages 18-40 who share the belief that in
order to create positive change, we must take collective action to improve ourselves and the
world around us. With over 5,000 Local Organizations in more than 115 countries and
territories, JCI forms a vibrant international network with nearly 200,000 members. Engaging
in activities ranging from community development to international projects, members
demonstrate their social responsibility and improve themselves through
participation,leadership and action. The global citizens of JCI are committed to becoming better
leaders to build a better future for all.
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