PDFファイル,1488KB - 長崎県

1 原子力災害対策暫定計画の目的
(1)福島第一原子力発電所の
福島第一原子力発電所の事故を
事故を踏まえ、
まえ、玄海原子力発電所
で同様の
同様の原子力災害が
原子力災害が万一発生した
万一発生した場合
した場合に
場合に備える。
える。
(2)長崎県地域防災計画(
長崎県地域防災計画(原子力災害対策編)
原子力災害対策編)修正までの
修正までの間
までの間の
避難を
避難を中心とした
中心とした初動対応
とした初動対応を
初動対応を混乱なく
混乱なく実施
なく実施するため
実施するため、
するため、県独自の
県独自の
原子力災害対策暫定計画を
原子力災害対策暫定計画を策定
※県地域防災計画の
県地域防災計画の見直しの
見直しの方向性
しの方向性
(H23
(H23.
10長崎県地域防災計画見直し
検討委員会で了承)
了承)
23.8.10長崎県地域防災計画見直
長崎県地域防災計画見直し検討委員会で
・現在、EPZ
現在、EPZは
、EPZは、「玄海原子力発電所
、「玄海原子力発電所から
玄海原子力発電所から半径
から半径10
半径10㎞
10㎞」
・国では、
では、現在、
現在、原子力委員会が
原子力委員会がEPZの
EPZの見直しを
見直しを検討中
しを検討中
・県では、
では、国の結果を
結果を待つのではなく、
つのではなく、福島の
福島の現状、
現状、本県の
本県の地理的特性を
地理的特性を
考慮し
考慮し、「避難対象範囲
、「避難対象範囲は
避難対象範囲は半径30
半径30㎞
30㎞」とする。
とする。
今後、
今後、避難対象範囲を
避難対象範囲を半径30
半径30km
避難誘導体制・輸送体制、
輸送体制、
30kmとして
kmとして、
として、避難誘導体制・
医療体制、
医療体制、モニタリング体制
モニタリング体制、
体制、情報伝達のあり
情報伝達のあり方等
のあり方等を
方等を検討する
検討する。
する。
1
2 避難計画(避難の考え方)
・最終的には
最終的には玄海原子力発電所
には玄海原子力発電所から30キロ
玄海原子力発電所から30キロ圏内
から30キロ圏内の
圏内の住民が
住民が
30キロ圏外
30キロ圏外の
避難先に避難できるよう
避難できるよう避難場所
圏外の避難先に
できるよう避難場所を
避難場所を確保
(1)避難対象範囲
玄海原子力発電所から
玄海原子力発電所から半径
から半径30
半径30km
30km圏内
km圏内
(松浦市、
松浦市、佐世保市・
佐世保市・平戸市・
平戸市・壱岐市の
壱岐市の一部)
一部)
※避難対象区域は
避難対象区域は、原子力災害の
原子力災害の程度に
程度に応じて設定
じて設定
①10km
10km圏内
km圏内(
圏内(松浦市鷹島町の
松浦市鷹島町の一部)
一部)
松浦市本土部
松浦市本土部の
本土部の1次避難所へ
次避難所へ避難、
避難、1次避難所が
次避難所が避難対象区域となった
避難対象区域となった場合
となった場合は
場合は
30km
30km圏外
km圏外へ
圏外へ避難
②20km
①と同様
20km圏内
km圏内(
圏内(松浦市鷹島町
松浦市鷹島町、
鷹島町、飛島、
飛島、青島)
青島):①
③20km
20km圏内
km圏内(
圏内(上記以外)
上記以外)は30km
は30km圏外
km圏外へ
圏外へ避難
④20km~
20km~30
km~30km
30km圏内
km圏内は
圏内は、屋内退避を
屋内退避を基本とし
基本とし、
とし、30km
30km圏内
km圏内が
圏内が避難対象区域となった
避難対象区域となった
場合は
場合は30km
30km圏外
km圏外へ
圏外へ避難
(2)避難単位・
避難単位・避難先
・最終的な
最終的な避難先は30
避難先は30km
は30km圏外
km圏外
・地域コミュニティー
地域コミュニティー維持
コミュニティー維持のためできる
維持のためできる限
のためできる限り自治会又は
自治会又は校区単位で
校区単位で同一エリアにまとめて
同一エリアにまとめて避
エリアにまとめて避
難
2
避難対象範囲
◆松浦市鷹島町
→最短で8
最短で8.
で8.3kmの
kmの位置
壱岐市
松浦市鷹島町
玄海原子力発電所
<10km
10km圏内
)
km圏内>(H
圏内>(H23.10.1)
>(H
・阿翁地区
309人
309人
・阿翁浦地区 689人
689人
・日比地区
89人
89人
合計 1,087人
087人
(原発
原発から
原発から8.3km)
から
◆30km
30km圏内
km圏内に
圏内に関係する
関係する市
する市
・松浦市(
松浦市(市の全域)
全域)
・佐世保市
・平戸市
・壱岐市
平戸市
松浦市
※特に海域においては
海域においては何
においては何ら
遮蔽するものがない
遮蔽するものがない
佐世保市
3
避難対象範囲の人口
市名
10km圏内
圏内
(人)
20km圏内
圏内
(人)
30km圏内
圏内
(人)
松浦市
1,087
8,891
25,506
30km圏内には
市全域が含まれる
佐世保市
0
0
11,162
全人口
265,486人
平戸市
0
0
9,434
全人口
35,866人
壱岐市
0
0
16,398
全人口
29,912人
合計
1,087
8,891
62,
62,500
備 考
松浦市はH23.9.30現在、
佐世保市、平戸市、壱岐市はH23.10.1現在
4
2 避難計画(計画の概要)
20km
20km
松
浦
市
30km
30km
避難先
・福島町
・波佐見町
・川棚町
・東彼杵町
・志佐町
(学校体育館や公民館など)
・鷹島町
1次避難所
・
佐世保市
(江迎町・吉井町・世知原町の一部)
佐世保市南部
平戸市(田平町の一部)
(大島村・度島の一部)
平戸島の南部
壱岐市
壱岐市北部
(郷ノ浦町・石田町の一部)
5
陸上避難のポイント
・指定避難先(
指定避難先(30km
30km圏外
km圏外)
圏外)に所定の
所定の避難経路(
避難経路(幹線道路)
幹線道路)
を通り避難(
避難(原則として
原則として自家用車両
として自家用車両を
自家用車両を使用)
使用)
本土地区
・自家用車両が
自家用車両が使用できない
使用できない場合
できない場合
・乗り合わせ
・所定の
所定の集合場所に
集合場所に参集し
参集し、関係市等の
関係市等の保有する
保有する車両
する車両で
車両で避難
本土と
本土と架橋され
架橋され
ている離島
ている離島
(鷹島、
鷹島、福島、
福島、
平戸島))
平戸島))
・本土への
本土への橋
への橋が通行不可の
通行不可の場合
・最寄港に
最寄港に移動し
移動し、定期船等で
定期船等で本土の
本土の最寄港まで
最寄港まで移動
まで移動
・関係市等が
関係市等が準備した
準備した車両
した車両・
車両・船舶等により
船舶等により避難
により避難
6
避難計画に
避難計画に係る主要避難経路図(
主要避難経路図(検討中)
検討中)
離島避難のポイント
・定期船等(
定期船等(漁船を
漁船を含む)を用いて、
いて、最寄港まで
最寄港まで移動
まで移動、
移動、関係市等が
関係市等が
準備した
準備した車両
した車両・
車両・船舶等により
船舶等により避難
により避難
離島
最寄港(
最寄港(島内)
島内)
船艇
漁船等
ヘリ
本土
最寄港(
最寄港(本土)
本土)
船舶
車両
避難所
・定期船等による
定期船等による避難
による避難が
避難が困難な
困難な住民は
住民は、県が海上保安部等に
海上保安部等に要請し
要請し避難
7
災害時要援護者避難のポイント
在宅の
在宅の
災害時要援護者
・関係市が
関係市が主体となり
主体となり策定
となり策定する
策定する「
する「避難支援プラン
避難支援プラン」
プラン」に基づき避難
づき避難
・地元自治会・
地元自治会・自主防災組織等の
自主防災組織等の支援を
支援を受ける
病院・
病院・福祉施設等
に入院・
入院・入所の
入所の
災害時要援護者
・各施設が
各施設が策定する
策定する避難計画
する避難計画に
避難計画に基づき避難
づき避難
・搬送先は
搬送先は県外医療機関等を
県外医療機関等を含めて対応
めて対応
・避難が
避難が困難な
困難な場合、
場合、消防機関等の
消防機関等の支援を
支援を求める
8
避難実施のイメージ図(松浦市からの避難)
佐賀県
玄海町
10km
10km
陸路輸送
鷹島
佐賀県
唐津市
平戸市
海路輸送
福島
陸路輸送
海路輸送
陸路輸送
松浦市
20km
20km
陸路輸送
救護所
スクリーニング・除染箇所
スクリーニング・除染箇所
佐賀県
伊万里市
陸路輸送
30km
30km
佐世保市
9
避難計画(
避難計画(松浦市、
松浦市、佐世保市、
佐世保市、平戸市、
平戸市、壱岐市)(
壱岐市)(検討中
)(検討中)
検討中)
3 行動計画(情報伝達①)
①特定事象発生時の
特定事象発生時の情報伝達
長崎県
・原子力事業者からの
原子力事業者からの通報
からの連絡を
関係市・その他県内市
からの通報・
通報・国からの連絡
連絡を、関係市・その
・その他県内市
町・県警・
県警・各消防機関・
各消防機関・自衛隊等の
自衛隊等の関係機関等に
関係機関等に一斉指令システム
一斉指令システム
等により事故
により事故の
事故の状況を
状況を速やかに連絡
やかに連絡
・プレスリリース・HP
・プレスリリース・HP・
HP・総合防災ポータル
総合防災ポータル等
ポータル等のあらゆる手段
のあらゆる手段を
手段を活用して
活用して
事故の
事故の状況を
状況を正確かつ
正確かつ理解
かつ理解しやすく
理解しやすく県民
しやすく県民へ
県民へ広報
関係市
・自治会・
自治会・消防団・
消防団・農協及び
農協及び漁協等の
漁協等の関係団体、
関係団体、災害時要援護者に
災害時要援護者に
係る病院・
病院・福祉施設、
福祉施設、観光施設へ
観光施設へ電話・
電話・FAX等
FAX等を利用して
利用して事故
して事故の
事故の状
況を連絡
・県内市町は
県内市町は県へ報告すべき
報告すべき事項
すべき事項がある
事項がある場合
がある場合は
場合は速やかに報告連絡
やかに報告連絡
・防災行政無線・
防災行政無線・広報車・
広報車・HP等
HP等のあらゆる段
のあらゆる段を活用して
活用して事故
して事故の
事故の状況
を正確かつ
正確かつ理解
かつ理解しやすく
理解しやすく住民等
しやすく住民等へ
住民等へ広報
10
3 行動計画(情報伝達②)
② 緊急事態宣言発出までの
緊急事態宣言発出までの情報伝達
県及び関係市)
関係市)
までの情報伝達(
情報伝達(県及び
・モニタリング情報
・モニタリング情報の
情報の追加
①に加えてモニタリング情報
えてモニタリング情報を
情報を連絡・
連絡・広報
・応急対策活動の
応急対策活動の継続的連絡
(県)
→関係市・
関係市・県警・
県警・消防機関・
消防機関・自衛隊・
自衛隊・海上保安部
・気象台・その
気象台・その他
・その他の関係機関
(関係市)
関係市)→県・消防機関・
消防機関・警察署・その
警察署・その他
・その他の関係機関
③ 緊急事態宣言発出時の
緊急事態宣言発出時の情報伝達
①と同様に
同様に連絡・
連絡・広報
④ 緊急事態宣言発出後の
緊急事態宣言発出後の情報伝達
①・②+被害状況・
被害状況・避難等の
避難等の状況・
状況・医療情報を
医療情報を連絡・
連絡・広報
11
情報伝達体制
国
原子力事業者
緊急事態宣言・
緊急事態宣言・避難指示
連絡
佐賀県
通報
特定事象発生
県警・
県警・各消防機関・
各消防機関・自衛隊等
長崎県
オフサイトセンター機能確認
オフサイトセンター機能確認
連絡
連絡
国等からの
国等からの連絡
からの連絡(
連絡(事故の
事故の状況・
状況・避難指示の
避難指示の内容など
内容など)
など)
広報
松浦市
事故の
事故の状況
広報
事故の
事故の状況
関係市
(佐世保市、平戸市、壱岐市)
連絡
避難指示内容
住民等
自治会・
自治会・消防団・
消防団・農協・
農協・漁協等
その他県内市町
避難住民の受入市町
連絡
避難者受け
避難者受け入れ
住民等
病院・
病院・福祉施設(
福祉施設(要援護者)
要援護者)
観光施設(
観光施設(一時滞在者)
一時滞在者)
12
3 行動計画(避難対象区域)
避難対象区域は
避難対象区域は国の指示により
指示により特定
により特定。
特定。本県では
本県では、
では、原子力災害の
原子力災害の事態の
事態の進展
に応じて次
じて次の4段階
の4段階を
段階を想定し
想定し、関係市と
関係市と調整を
調整を行い、避難対象区域を
避難対象区域を設定し
設定し、
関係市が
関係市が避難の
避難の指示等を
指示等を行う。(関係市
。(関係市が
避難の指示を
指示を行えない場合
えない場合には
関係市が避難の
場合には、
には、
避難計画に
避難計画に基づき、
づき、県が避難の
避難の指示の
指示の代行を
代行を行う。
(第1段階)
段階)原子力災害発生
10キロ圏内
10キロ圏内 自主避難区域(
自主避難区域(屋内退避区域)
屋内退避区域)
(第2段階)
段階)事態悪化
10キロ圏内
10キロ圏内 避難対象区域
(第3段階)
段階)さらに事態悪化
さらに事態悪化
20キロ圏内
20キロ圏内 避難対象区域
20~
20~30キロ圏内
30キロ圏内 屋内退避区域(
屋内退避区域(自主避難区域)
自主避難区域)
(第4段階)
段階)さらに事態悪化
さらに事態悪化
30キロ圏内
30キロ圏内 避難対象区域
※避難先は
避難先は、いずれの場合
いずれの場合でも
場合でも原則
でも原則として
原則として避難計画
として避難計画における30
避難計画における30km
における30km圏外
km圏外の
圏外の避難所
13
災害対策本部の設置等について
(災害対策本部の
災害対策本部の設置)
設置)
緊急事態宣言が
緊急事態宣言が出された場合
された場合、
場合、県及び
県及び関係市が
関係市が設置
(合同対策会議への
合同対策会議への参集
への参集)
参集)
・県は、オフサイトセンターへ参集
オフサイトセンターへ参集する
参集する前
する前に保安検査官事務所へ
保安検査官事務所へ同セン
ターが機能
ターが機能していることを
機能していることを確認
していることを確認し
確認し、確認結果を
確認結果を関係市・
関係市・県警・
県警・自衛隊・
自衛隊・関係
消防機関等へ
消防機関等へ連絡
・オフサイトセンターが機能不全
・オフサイトセンターが機能不全となった
機能不全となった場合
となった場合、
場合、国及び
国及び佐賀県と
佐賀県と連絡を
連絡を取り、
対応を
対応を協議
14
3 行動計画(避難指示の伝達等①)
長崎県
国により決定
決定された
により
決定された避難
された避難の
避難の指示等の
指示等の内容を
内容を、県警・
県警・関係市・
関係市・消防機関・
消防機関・自衛隊・
自衛隊・海上保
②
関係市
安部等その
安部等その他
その他の関係機関に
関係機関に通報
関係市
・防災行政無線等のあらゆる
防災行政無線等のあらゆる手段
のあらゆる手段を
手段を利用して
利用して避難
して避難の
避難の指示等の
指示等の内容を
内容を正確かつ
正確かつ簡潔
かつ簡潔に
簡潔に
住民等へ
住民等へ広報
・自治会・
自治会・消防団・
消防団・農協・
農協・漁協等の
漁協等の関係機関、
関係機関、病院、
病院、福祉施設、
福祉施設、観光施設へ
観光施設へ避難の
避難の指
示等の
示等の内容を
内容を連絡
・避難・
避難・屋内退避等の
屋内退避等の指示を
指示を消防機関、
消防機関、警察署その
警察署その他防災関係機関
その他防災関係機関に
他防災関係機関に伝達・
伝達・協力要
請し、住民等に
住民等に対し、避難及び
避難及び屋内退避の
屋内退避の措置を
措置を講じる。
じる。
・避難所に
避難所に職員を
職員を派遣し
派遣し、各災害対策本部・
各災害対策本部・受入市町、
受入市町、避難住民と
避難住民と連絡調整に
連絡調整に当たる
・避難所開設の
避難所開設の際、受入市町の
受入市町の協力を
協力を得て、入口受付で
入口受付で避難状況を
避難状況を把握
・庁舎が
庁舎が避難対象区域に
避難対象区域に入り、機能移転先に
機能移転先に移転する
移転する場合
その旨を避難対象区域
する場合、
場合、その旨
外の住民に
住民に周知
15
3 行動計画(避難指示の伝達等②)
③ 受入市町
住民への
住民への
広報
・関係市での
関係市での避難
での避難の
避難の指示等の
指示等の発令
・受入市町内での
受入市町内での避難等
での避難等の
避難等の住民の
住民の受入れ
受入れ
・受け入れ側では不要不急
では不要不急の
不要不急の車両の
車両の運転を
運転を控える
・防災行政無線・
防災行政無線・HP等
HP等を利用
関 係 市
への協力
への協力
・暫定避難計画に
暫定避難計画に定める指定避難所
める指定避難所の
指定避難所の提供
・指定避難所で
指定避難所で関係市の
関係市の職員の
職員の補助
・避難住民の
避難住民の主要避難経路から
主要避難経路から避難場所
から避難場所までの
避難場所までの
誘導
※受入市町:
受入市町:避難住民を
避難住民を受け入れる市町
れる市町(
市町(関係市間で
関係市間で避難住民を
避難住民を受け入れる場合
れる場合
の関係市を
関係市を含む)
16
3 行動計画(関係市の行政機能移転)
・関係市の
関係市の庁舎が
庁舎が避難対象区域に
避難対象区域に該当する
該当する場合
する場合
行政機能を
行政機能を移転(
移転(30km
30km圏外
km圏外へ
圏外へ)
30km
30km
20km
20km
移転先
松浦市役所
東彼杵郡3町内の施設
壱岐市役所
壱岐市北部の施設
※庁舎の
庁舎の移転先は
移転先は、住民の
住民の避難先と
避難先と同一地域を
同一地域を基本とする
基本とする
17
3 行動計画(緊急時モニタリングの実施)
(緊急時モニタリング
緊急時モニタリング)
モニタリング)
関係機関の
関係機関の協力を
協力を得て、県が実施(
実施(陸上・
陸上・海上ともに
海上ともに)
ともに)
・目 的
①防護対策を
防護対策を実施すべき
実施すべき区域
すべき区域(
区域(※)の特定
②環境への
環境への影響
への影響の
影響の調査
※防護対策区域
放射性物質又は
放射性物質又は放射線の
放射線の異常な
異常な放出が
放出が発生した
発生した場合
した場合に
場合に実施される
実施される防護対策
される防護対策(
防護対策(屋内退
避、コンクリート屋内退避
コンクリート屋内退避、
屋内退避、避難等)
避難等)を実施するために
実施するために設定
するために設定される
設定される区域
される区域
18
3 行動計画(緊急被ばく医療①)
①被ばく防止
ばく防止
・放射性物質放出下での
放射性物質放出下での緊急避難時
での緊急避難時に
緊急避難時に被ばくが想定
ばくが想定される
想定される場合
される場合
・関係機関の
関係機関の協力を
協力を得て、主な避難所に
避難所に救護所を
救護所を設置
・避難住民等の
避難住民等の登録
・スクリーニングレベルを超
・スクリーニングレベルを超える避難住民等
える避難住民等の
避難住民等の把握
・安定ヨウ
安定ヨウ素剤
ヨウ素剤の
素剤の予防服用(
予防服用(必要に
必要に応じ)
・放射線被ばくによる
放射線被ばくによる健康影響
ばくによる健康影響について
健康影響について説明
について説明
・住民からの
住民からの健康相談
からの健康相談への
健康相談への対応
への対応
・脱衣や
脱衣や拭き取り等の簡易除染の
簡易除染の処置
・医療機関への
医療機関への搬送
への搬送の
搬送の決定
19
救護所設置箇所(
救護所設置箇所(検討中)
検討中)
3 行動計画(緊急被ばく医療②)
②被ばく医療体制
ばく医療体制の
医療体制の確保
初期被ばく
医療機関
・救護所等から
救護所等から搬送
から搬送される
搬送される被
される被ばく患者
ばく患者や
患者や受診を
受診を希望する
希望する住民
する住民の
住民の外来診療、
外来診療、
拭き取り等の簡単な
簡単な除染
・二次被ばく
二次被ばく医療機関
ばく医療機関への
医療機関への搬送
への搬送が
搬送が必要な
必要な患者の
患者の搬送手配
二次被ばく
医療機関
・全身の
全身の除染、
除染、汚染創傷の
汚染創傷の治療や
治療や汚染状況や
汚染状況や被ばく線量測定
ばく線量測定
・局所被ばく
局所被ばく患者
ばく患者、
患者、高線量被ばく
高線量被ばく患者
ばく患者の
患者の診療
・三次被ばく
三次被ばく医療機関
ばく医療機関への
医療機関への搬送
への搬送について
搬送について判断
について判断
三次被ばく
医療機関
・重篤な
重篤な外部被ばく
外部被ばく患者
ばく患者の
患者の診療、
診療、長期的かつ
長期的かつ専門的治療
かつ専門的治療を
専門的治療を要する内部被
する内部被
ばく患者
ばく患者の
患者の診療
※被ばく医療機関
ばく医療機関
初期:
初期:松浦市立中央診療所、
松浦市立中央診療所、佐世保市立総合病院
二次:
二次:長崎大学病院(
長崎大学病院(長崎市)、
長崎市)、長崎医療
)、長崎医療センター
長崎医療センター(
センター(大村市)
大村市)
三次:
三次:広島大学高度救命救急センター
広島大学高度救命救急センター(
センター(広島市)
広島市)
放射線医学総合研究所(
放射線医学総合研究所(千葉市)
千葉市)
20
4 国のEPZ見直しの状況
原子力安全委員会の
原子力安全委員会の防災指針検討作業部会で
防災指針検討作業部会で検討中(H
検討中(H23
(H23.
23.11.
11.1時点)
時点)
①EPZ(防災対策
EPZ(防災対策を
防災対策を重点的に
重点的に充実すべき
充実すべき区域
すべき区域)
区域)の見直し
見直し
・UPZの
UPZの考えを導入
えを導入し
導入し、避難などの
避難などの防護対策
などの防護対策を
防護対策を整備する
整備する区域
する区域の
区域の範囲のめや
範囲のめやす
のめやす
→「概ね30km
ね30km(
km(要検討)」
要検討)」とする
)」とする。
とする。
②PAZ(予防的防護措置
PAZ(予防的防護措置を
予防的防護措置を準備する
準備する区域
する区域)
区域)の新設
・区域の
区域の範囲のめや
範囲のめやす
のめやす→「概ね5km(
ね5km(要検討
km(要検討)」
要検討)」
③PPA(プルーム
PPA(プルーム通過時
プルーム通過時の
通過時の被ばくを避
ばくを避けるための
防護措置を
防護措置を実施する
実施する地域
する地域)
地域)の新設
・地域の
地域の範囲の
範囲の参考値→
参考値→「概ね50km(
ね50km(要検討
km(要検討)」
要検討)」とする
)」とする。
とする。
来年3
来年3月に作業部会の
作業部会の中間報告取りまとめ
中間報告取りまとめ
専門部会、
専門部会、委員会での
委員会での審議
での審議を
審議を経て確定
・原子力発電所事故
原子力発電所事故による
きさ、影響を
影響を与
原子力発電所事故による周辺環境
による周辺環境への
周辺環境への影響
への影響の
影響の大きさ、
えるまでの時間
えるまでの時間は
時間は、異常事態の
異常事態の態様、
態様、施設の
施設の特性、
特性、気象条件、
気象条件、周
辺の地形、
地形、住民の
住民の居住状況等により
居住状況等により異
により異なることから、
なることから、将来的には
将来的には、
には、
原子力発電所毎に
原子力発電所毎に、詳細に
詳細に検討
・指針に
指針に関する今後
する今後の
今後の検討、
検討、事故調査の
事故調査の結果、
結果、安全対策・
安全対策・技術の
技術の
採用状況等を
採用状況等を踏まえ、
まえ、適宜見直し
適宜見直し
21
防災対策を重点的に充実すべき区域
現行
EPZ
PAZ
予防的防護措置を
予防的防護措置を準備する
準備する区域
する区域
(Precautionary Action Zone)
)
原子力施設で
原子力施設で重大事故が
重大事故が発生した
発生した場合
した場合に
場合に直
ちに住民
ちに住民が
住民が避難する
避難する区域
する区域
IAEAの国際基準:3~5km(5km推奨)
5km
8~
~10km
km
UPZ
緊急時防護措置を
緊急時防護措置を準備する
準備する区域
する区域
(Urgent Protective action
planning Zone)
)
避難・
避難・屋内退避を
屋内退避を迅速に
迅速に実施するための
実施するための計
するための計
画が整備されていなければならない
整備されていなければならない区域
されていなければならない区域
IAEAの国際基準:5~30km
30km
30km
PPA
プルーム通過時
プルーム通過時の
通過時の被ばくを避
ばくを避けるための防護措
けるための防護措
置を実施する
実施する地域
する地域
(Plume Protection Planning Area)
放射性物質を
放射性物質を含んだプルーム通過時
んだプルーム通過時の
放射性ヨウ素
通過時の放射性ヨウ
ヨウ素
による甲状腺被
による甲状腺被ばくを
甲状腺被ばくを避
ばくを避けるための防護措置
けるための防護措置
(屋内退避、
屋内退避、安定ヨウ
安定ヨウ素剤服用等
実施する地域
ヨウ素剤服用等)
素剤服用等)を実施する
する地域
IAEA 安全基準文書における放射性ヨウ素による甲状腺被ば
くを避けるための安定ヨウ素剤服用指標50mSvをSPEEDI を
活用した甲状腺等価線量についての3 月23 日の逆推定の結
果に当てはめると、概ね50 ㎞の範囲となった。
50km
50km
22
23
24
福島県の避難所(福島第一原子力発電所事故)
福島市
避難指示等の
避難指示等の状況
・半径20km圏内 避難指示
・半径20~30km 圏内屋内退避指示
二本松市
郡山市
避難所設置場所
いわき市
・福島市、二本松市、郡山市
(福島第一原発から約60km)
・いわき市
(福島第一原発から約40km)
25
資料(3)-②
長崎県原子力災害対策暫定計画案(概要)
長崎県危機管理課