平成29年度やまなし6次産業化サポートセンター 運営事業業務

平成29年度やまなし6次産業化サポートセンター
運営事業業務委託に関する募集要項
1 適用
この要項は、本県における「平成29年度やまなし6次産業化サポートセンター運営
事業業務」を委託する事業者を公募型プロポーザル方式により選定するに当たり、その
手続を定めるものです。
2 事業の目的
農林漁業の6次産業化とは、1次産業としての農林漁業と、2次産業としての製造業、
3次産業としての小売業等の事業との総合的かつ一体的な推進を図り、農林水産物やバ
イオマスといった農山漁村の豊かな地域資源を活用した新たな付加価値を生み出す取り
組みのことを言い、農山漁村の活性化や所得の向上、雇用の確保を図るうえで重要な取
り組みです。
このため、本事業においては、農林漁業者等の6次産業化を支援する機関(以下「6
次産業化サポートセンター」という。)を設置し、6次産業化の専門家(以下「プランナ
ー」という。
)による経営の発展段階に即した個別相談を実施するとともに経営感覚を持
って6次産業化の事業に取り組める人材を育成する人材育成研修会等を開催し、農林漁
業者等の6次産業化の取り組みを支援します。
3 委託業務の概要
6次産業化に取り組む県内の農林漁業者等を支援するため、別添・業務委託仕様書の
とおり、6次産業化サポートセンターを設置し、国、県、市町村等と協力・連携し、主
に次の活動を行うものとします。
(1)人材育成研修会(インターンシップ研修を併せて実施)の開催
(2)農林漁業者等へのサポート活動
4 応募資格
次の全ての要件を満たすものとします。
(1)事業活動範囲が県全域をカバーすること。
(2)県内に常設する拠点を1か所以上、設けていること。
(3)事業実施に当たり必要な人員体制が整備されていること又は人員体制の整備が確
実と見込まれること。
(4)会社更生法(平成14年法律第154号)に基づき更生手続開始の申し立て、又
は民事再生法(平成11年法律第225号)に基づき民事再生手続開始の申し立
てがなされている者(更生手続開始又は民事再生手続開始の決定を受けた者を除
く。
)でなく、あわせて、直近年の収支が黒字かつ累積損失がないなど、財務状況
が健全であり、年間を通じて安定した事業運営が可能なこと。
(5)特定の農林漁業者等のみを支援対象とする者でないこと。
(6)暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成3年法律第77条)第2
条第6号に規定する暴力団員(以下「暴力団員」という。)又は法人であってその
役員が暴力団員でないこと。
(7)応募開始の日から契約の日までの間に、山梨県から指名停止を受けている日が含
まれている者でないこと。
(8)地方自治法施行令(昭和 22 年政令第 16 号)第 167 条の 4 の規定に該当しない者
であること。
(9)物品等に係る競争入札に参加する者に必要な資格(平成14年2月28日山梨県告
示第64号)に規定する物品等入札参加資格者名簿に登載されている者であること。
ただし、「山梨県の事務事業から暴力団を排除する措置のための指針」において、
排除措置の例外として位置付けられている者については、この限りではない。
※競争入札に参加する者に必要な資格等に関する事項の照会並びに申請書の提出
先
(郵便番号) 〒400-8501
(所 在 地) 山梨県甲府市丸の内一丁目6番1号
(機 関 名) 山梨県 農政部 果樹・6次産業振興課
(電話番号) 055-223-1600
5 応募方法等
(1)応募期間
平成29年3月10日(金)~平成29年3月23日(木)
(2)応募書類
事業企画書(別紙様式1)
(3)応募書類の入手方法
募集要項、仕様書は、県果樹・6次産業振興課において配布します。
(土、日、休
日を除く、9時~17時。県ホームページからもダウンロード可)
(4)応募方法
持参又は郵送(宅配)とし、平成29年3月23日(木)午後5時必着とします。
(5)提出部数
原本1部(押印すること)
、コピー1部
(6)提出先
「11 問い合せ先及び応募先」に記載の担当課あて提出してください。
6 企画提案の内容
事業企画書に(1)から(4)までに関する企画・提案が含まれるように作成してく
ださい。
(1)事業実施主体の組織体制
本事業を行うに当たっての、事業全体の責任者である統括企画推進員並びに事業実
施に係る企画立案を行う企画推進員(氏名、関連業務の知見や経験の有無等)及び経
理責任者(氏名等)の配置(兼務を含む。)、県域内に常設する拠点の住所及び電話番
号等について記載してください。
(2)事業目標
本事業の実施に当たり、定量的な目標を記載してください。なお、6次産業化を目
指す農林漁業者等への普及啓発や農林漁業者等からの相談件数、六次産業化法第5条
第1項に基づく総合化事業計画の認定件数、総合化事業計画の認定者に対するフォロ
ーアップ件数及び人材育成研修会並びにインターンシップ研修の開催回数及び参加人
数については必須とします。
(3)事業実施方針及び実施方法
人材育成研修会及びインターンシップ研修の開催について、事業の推進方法や連携
可能な人物及び機関も含めた事業の全体像を記載してください。
また、人材育成研修会、インターンシップ研修及び農林漁業者等へのサポート活動
について、実施のポイントや具体的な実施内容・方法についても記載してください。
(4)プランナーの選定・評価方法
プランナーの選定・評価方法について記載してください。
7 選考方法等
(1)選考方法
提出していただいた書類により、選定します。なお、提出された企画提案について
は、企画書様式(2)を除く全ての項目について記載されているもののみ審査対象と
し、記載漏れがある企画提案については、審査対象外とします。また、審査の都合上、
追加資料の提出を依頼することがあります。
(2)審査基準
以下の審査基準により、総合的に評価し選考します。
ア
全体の事業計画
・事業の目的の達成に向けて明確な目標を持っているか。
・各事業をバランスよく実施し、達成が可能な提案内容となっているか。
イ
個別の事業内容
(ア)人材育成研修会、インターンシップ研修
・6次産業化に取り組む農林漁業者等のニーズに応じた内容で企画されているか。
・事業の実施により、期待される効果はどうか。
(イ)農林漁業者等へのサポート活動
・農林漁業者からの相談対応、案件の発掘、本事業に関する情報発信を効果的に
実施できる内容となっているか。
・プランナーの選定・評価方法が適切であり、プランナーを効果的に活用する内
容となっているか。
・農務事務所等と十分な連携が図られる内容となっているか。
(ウ)各事業に共通の項目
・事業実施に関するスケジュールは妥当か。
・経費の見積は具体的であり、各事業の所要経費は妥当か。
ウ
事業実施体制
・業務を実施する上で、必要な組織・人員・執行体制は整っているか。
エ
応募団体の能力
・業務を実施する上で、必要な専門的知識や経験を有しているか。
・組織の財政基盤は安定しているか。
(3)審査結果
審査結果については、事業企画書を提出した者に文書により通知します。
8 委託契約
本業務は、農林水産省交付金「6次産業化ネットワーク活動交付金」を財源とするた
め、農林水産省による交付決定後の契約となります。また、交付決定の内容に応じて、
次の(1)~(3)の内容について、変動することがあります。
(1)契約時期
平成29年4月3日(月)
(予定)
(2)契約限度額
10,052千円(予定)
(3)支払方法
原則として精算払としますが、受託者の請求により、必要があると認められる金
額については、概算払とします。
9 提案の無効に関する事項
次のいずれか一つに該当するときは、その者の提案は無効とします。
(1)応募資格のない者が提案したとき。
(2)所定の期限及び提出先に企画提案書を提出しないとき。
(3)企画提案募集に対して、2以上の提案をしたとき。
(4)企画提案募集に対して、自己のほか、他人の代理人を兼ねて提案したとき。
(5)提案に関連して、談合等の不正行為があったとき。
(6)上に掲げるものの他、提出書類の重大な記載不備等により、県(果樹・6次産業
振興課)が無効と判断したとき。
10 注意事項
(1)平成29年山梨県議会2月定例会において当該業務に係る平成29年度予算が否
決された場合は、当該契約は締結しないものとします。
(2)本業務は、農林水産省交付金「6次産業化ネットワーク活動交付金」を財源とす
るため、農林水産省による交付決定後の契約となります。なお、交付決定がされな
かった場合も(1)同様に当該契約は締結しないものとします。
(3)企画提案に要する経費は全て応募者の負担とします。
(4)提出された書類等は返却しません。
(5)提出された提案書類は、山梨県情報公開条例(平成11年山梨県条例第54号)
に基づき、開示することがあります。
(6)提出された書類等は必要に応じて複写します。なお、使用は、県庁内での検討に
限ります。
11 問い合せ先及び応募先
〒400-8501 山梨県甲府市丸の内一丁目6番1号
山梨県 農政部 果樹・6次産業振興課 野菜・6次産業化担当(担当:淡路、手塚)
電話:055-223-1600
F A X:055-223-1622
Eメール:[email protected]