説明資料１ 静岡県産業成長戦略 2017 のポイント １ 基本的な考え方 ○平成 27 年２月に取りまとめた４つの戦略からなる本県独自の産業成長戦略を、産業戦 略推進センター「オープンイノベーション静岡」を中心に、官民が一体となって実行。 ○これらの取組により、県内産業の状況は、28 年上期の企業立地件数が全国第１位となっ たほか、有効求人倍率が 24 年ぶりに 1.4 倍台となるなど成果が出始めている。 ○一方で、産業界を取り巻く環境は刻々と変化しており、ＩｏＴをはじめとした技術革新 の波が押し寄せるとともに、労働市場でも人手不足が顕在化してきている。 ○こうした状況下で本県産業をより一層発展させるため、総合計画「後期アクションプラ ン」の総仕上げとなる 29 年度は、企業訪問での聞き取りや産業成長戦略会議等におけ る意見を踏まえ、成長分野への参入促進、人材の確保・育成などに強力に取り組む。 ２ 産業成長戦略 2017 のポイント ○これまでの４つの戦略（１ 企業誘致・定着の推進、２ 事業用地の確保、３ 地域企業 の事業活動の活発化、４ 次世代産業の創出）を基本に施策を展開する。 ○この中でも、特に成長分野への参入促進、人材の確保・育成に重点を置いて取り組む。 ○具体的には、新産業集積クラスターの支援機関の強化、地域企業の技術革新の促進、産 業人材確保・育成プランの策定など、官民が一体となって産業成長戦略を推進する。 ○29 年度の主な取組 区 分 成長分野への 参入促進 内 容 ○新産業集積クラスターの支援機関の強化 ・ファルマバレーセンターの独立・法人化 ・フォトンバレーセンターの設置 ・フーズ・サイエンスセンターの機能強化 ○地域企業の技術革新の促進 ・次世代自動車やＩｏＴに対応した電子部品開発の支援拠点の整備 人材の 確保・育成 ３ ○人材の確保・育成に向けた新たな施策の方向性の検討 ・本県独自の「産業人材確保・育成プラン(仮称)」の策定 関連予算の状況 ○29 年度当初予算案等：産業成長戦略関連事業：約９１億円（２月補正分を含む） うち新規拡充 約３３億円 平成29年度産業成長戦略関連予算（主要事業） ＜約91億円（一般会計）＞ 戦略１：企業誘致・定着の推進 (1)防災先進県としてのPRの強化や⾏政と企業との ・企業⽴地促進強化事業費 20.4百万円 ・新規、地域産業⽴地事業費助成 情報交換の促進 (2)県内外での積極的な企業誘致・定着活動の強化 5,000百万円 ・商⼯業総合振興対策費 （うち企業⽴地推進関係） 3.8百万円 戦略２：事業用地の確保 (1)「内陸のフロンティア」を拓く取組の推進 (2)企業⽴地適地での⼯業団地の造成 企業会計 ・内陸のフロンティア推進事業費 ・富⼠⼭麓フロンティアパーク⼩⼭造成事業費 24.2百万円 ・⼯業⽤地安定供給促進事業費助成 1,671百万円 426百万円 ・新規⽤地造成事業費 930百万円 戦略３：地域企業の事業活動の活発化 (1) 地域企業のマザー機能（研究開発機能等）の強化 (4)資⾦供給の強化 融資枠400億円 ・次世代⾃動⾞・ＩｏＴ対応機器開発⽀援拠点整備 ・産業成⻑促進費助成 事業費（新規） 703百万円 ・中⼩企業向制度融資促進費助成 ・⼩規模企業経営⼒向上⽀援事業費助成（新規）100百万円 （うち成⻑産業分野⽀援資⾦） (2)付加価値の⾼い製品、サービスを⽣み出す環境整備 (5)地域企業を⽀える⼈材の確保・育成 ・中⼩企業IoT活⽤促進事業費 ・産業⼈材確保・育成プラン策定事業費 5 百万円 ・プロフェッショナル⼈材戦略関連事業費 94 百万円 ・グローバル⼈材育成事業費 40 百万円 8.5百万円 ・先端農業プロジェクト関連事業費（新規） 432.4百万円 (3)地域企業のマーケティング⼒の向上 (6)産業⽀援機関の機能強化 ・産業成⻑戦略推進事業費 ・産業成⻑戦略推進事業費 （うちマーケットイン戦略展開⽀援関係） ・デザイン産業振興事業費 4百万円 9.4百万円 融資枠400億円 （うち「オープンイノベーション静岡」の運営等）15.6 百万円 ・地域ものづくり企業技術⾰新⽀援事業費助成（新規） 10 百万円 戦略４：次世代産業の創出 (1)グローバルに競争できる技術を持つ地域企業への 製品化、事業化の推進 集中的な⽀援 ・ファルマバレープロジェクト機能強化事業費 110 百万円 ・フーズ・サイエンスヒルズプロジェクト機能強化事業費（新規）20.7 百万円 ・フォトンバレープロジェクト推進事業費 ・ふじのくにＣＮＦプロジェクト推進事業費 ・静岡型航空産業育成事業費助成 (2)国の機関と連携した先端技術の研究開発と 64.7 百万円 ・先端企業育成プロジェクト推進事業費助成 230 百万円 (3)その他新たな成⻑産業への果敢な挑戦 70 百万円 ・ふじのくにバーチャルパワープラント構築事業費 29.1 百万円 85 百万円
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