新興国ウ 新興国ウ 新興国ウィークリーレポ ークリーレポート ー

新興国ウ
新興国ウィークリーレポート
ークリーレポート
2017/3/6
【韓国
韓国】
総合指数は週間で 0.7
7%安と 4 週ぶり反落、
週
、約 3 週ぶり安値で終える
先週の動き/今週の展望
総合指数は週間で 0.7%
%安と 4 週ぶりに反落
ぶりに反落。先週
先週は 3 月 1 日が祝日のため休場で、4
日が祝日のため休場で、 日間の立ち会い
日間の立ち会いだ
だった。週前半
った。週前半
はトランプ演説を控えて模様眺めの展開となった。休場を挟んだ週後半の 2 日は心理的節目の 2100 ポイントを回復。ト
ポイント
ト
ランプ大統領が控え
ランプ大統領が控え目な姿勢で臨んだ初の議会演説は今後の
目な姿勢で臨んだ初の議会演説は今後の
具体策に言及しなかったものの好意的に受け止められ、投資家
心理が改善。海外勢の買い越しが膨らんだ。ただ
が改善。海外勢の買い越しが膨らんだ。ただ 3 日は、在韓
2,125
[KOSPI/day(2016/12/20 - 2017/3/3)]
2,100
米軍の地上配置ミサイル迎撃システム(THAAD)配備を巡る
米軍の地上配置ミサイル迎撃システム(
)配備を巡る
2,075
中韓の緊張が相場の圧迫要因となり
中韓の緊張が相場の圧迫要因となり、大幅下落。約
大幅下落。約 3 週間ぶり
安値で終えた
安値で終えた。今週は、THAAD
THAAD 配備を巡る中韓の緊張関係の
行方に注目したい。
行方に注目したい。8 日には中国の
日には
2 月の貿易統計の
月の
の発表も控
える。市場予想は輸出が
市場予想は輸出が 14%増で伸びが
14
伸びが前月を上回る見込み。
前月を上回る見込み。
【ロシア】
2,050
2,025
2,000
12/20
12/29
1/10
1/19
2/1
2/10
2/21
3/3
RTS 指数は週間で
指数は週間で 1.8%安と
%安と 5 週続落、今週は
、今週は自律反発に期待
自律反発に期待
先週の動き/今週の展望
先週の RTS 指数は週明けから軟調な展開で 1.8%安と
%安と 5 週続落。前週に続き、振れ幅の大きな
週続落。前週に続き、振れ幅の大きなブレント原油相場と弱
ブレント原油相場と弱
含むルーブルを嫌気して、
含むルーブルを嫌気して、2014 年以来の高値圏でのもみ合いから 1200 ドルを超えられぬまま下落に転じた。売買代金
は前週並みを維持したが、売り優勢で
は前週並みを維持したが、売り優勢で指数は
指数は一時 1100 ドルを
割り込んだ。ただ、
割り込んだ。ただ、3 日には 6 営業日続落後の割安感
営業日続落後の割安感を背景に
▼指数チャート
[RTSI$/day(2016/12/22 - 2017/3/3)]
1,225
買い戻され、週間下落率をわずかに縮小させて
下落率をわずかに縮小させて 1108.26 ドルで
1,200
終了した。業種別で
終了した。業種別でもほぼ全面安で、特に金融、エネルギー、
ほぼ全面安で、特に金融、エネルギー、
1,175
素材、工業の値下がりが指数を下押した。ロシアなどの新興国
1,150
から景気拡大期待が再び高まった米国への資金流出懸念が、引
1,125
き続き心理的重し。なお、
き続き心理的重し。なお、RTS 指数は 2 月月間では 5.6
5.6%安と
1,100
4 カ月ぶりに反落した。今週は下落後の自律反発に期待。
1,075
【ベトナム】
12/22
1/3
1/12
1/23
2/1
2/10
2/21
3/3
VN 指数は 0.3%安と
%安と小幅に
に 10 週ぶり反落、今週は調整含みか
週ぶり
今週は調整含みか
先週の動き/今週の展望
VN 指数は高値警戒感の高まりを受け、主力銘柄が利益確定売りに押された。週明け 27 日はプラスを維持したが、
その後は 3 日続落。
日続落。3 日は値ごろ感から買い戻されたが、週間では 0.3%安と小幅に
%安と小幅に 10 週ぶりの反落。売買代金は前週
比で 13%減少した。エネルギー、食品、不動産などの業種に下
%減少した。エネルギー、食品、不動産などの業種に下
落した銘柄が多く、特に指数ウエートの高いペトロベトナムガ
▼指数チャート
[VNINDEX/day(2016/12/16 - 2017/3/3)]
740
ス、ビナミルク、サイゴンビールなどの値下がりが VN 指数を
720
下押しした。一方、
下押しした。一方、28 日に新規上場し、指数に組入れられたベ
日に新規上場し、指数に組入れられたベ
トナム最大の格安航空会社であるベトジェットエアが好
トナム最大の格安航空会社であるベトジェットエアが好調。28
日に制限値幅上限の 20%高で初値を付け、その後
%高で初値を付け、その後 3 日まで 4
700
680
日連続ストップ高。なお、
日連続ストップ高。なお、VN 指数は 2 月月間では 1.9
1.9%高と
660
なり、2 カ月
カ月続伸。今週は利益確定売り優勢で調整含みか。
続伸。今週は利益確定売り優勢で調整含みか。
640
12/16
12/27
1/6
1/17
2/2
2/13
2/22
3/3
2017/3/6
【インドネシア】
【シンガポール】
【先週の動き/今週の展望】
【先週の動き/今週の展望】ジャカルタ総合指数は
ジャカルタ総合指数は 0.1%
高、小幅なレンジでもみ合い
ジャカルタ総合指数は週間で 0.1%高と続伸。
%高と続伸。2 月月間では
【 先 週 の 動 き / 今 週 の 展 望 】 ス ト レ ーツ タ イ ム ズ 指 数 は
0.2%高、今週は
0.2%高、今週は 10 日に 1 月の小売売上高発表
ストレーツタイムズ指数は週間で 0.2%高と
%高と 4 週続伸。2
週続伸。 月
1.7%高。先週は小幅なレンジでもみ合った。
1.7%高。先週は小幅なレンジでもみ合った。1
%高。先週は小幅なレンジでもみ合った。 日は 2 月の CPI
月間では 1.6%高。先週前半は買い材料に乏しく軟調だったが、
%高。先週前半は買い材料に乏しく軟調だったが、
上昇率が前年同月比 3.8%と 16 年 3 月以来の高い伸びを示し、
半ばに買い戻された。27
半ばに買い戻された。 日は前週末から下げ止まらず、
日は前週末から下げ止まらず、28 日
物価上昇圧力が高まったことが嫌気されて反落。一方、2
物価上昇圧力が高まったことが嫌気されて反落。一方、 2 日は
まで 3 営業日続落したものの、
営業日続落したものの、1 日に反発すると、2
日に反発すると、 日は前日
前日の NY ダウが節目の 2 万 1000 ドルに達したことが好感さ
の NY ダウが、インフラ投資や税制改革を盛り込んだ米大統領
れて、指数は終値ベースで 12 営業日ぶりに 5400 ポイントを回
の議会演説を受け、過去最高値を更新したことに連動して続
復したが、3
復したが、 日は再び反落して週の取引を終えた。今週は 9 日
伸。ただ、3
伸。ただ、 日は前日の取引終了後に発表された 2 月の製造業
に 1 月の小売売上高が発表される予定で、前年同月比の伸び率
PMI が 50.9 と、1
と、 月の 51.0 をわずかに下回ったことが嫌気さ
が 16 年 12 月に続き 2 桁を維持すれば好材料。外部要因では、
れて値を下げた。今週は 10 日
日に 1 月の小売売上高が発表され
10 日に発表される 2 月の米雇用統計に注目が集まりそうだ。
る予定で、前年同月比の伸び率がプラスを維持するかが焦点。
▼指数チャート
5,500
▼指数チャート
[JCI/day(2016/12/21 - 2017/3/3)]
3,200
[FSSTI/day(2016/12/21 - 2017/3/3)]
3,140
5,400
3,080
5,300
3,020
5,200
2,960
5,100
2,900
5,000
2,840
12/21
1/3
1/12
1/23
2/1
2/10
2/22
3/3
12/21
【タイ】
1/3
1/12
1/23
2/2
2/13
2/22
3/3
【マレーシア】
【先週の動き/今週の展望】
【先週の動き/今週の展望】SET 指数は 0.1%高、今週は
%高、今週は
中国の貿易統計に左右される展開か
【先週の動き/今週の展望】クアラルンプール総合指数は
0.6%高、今後は米インフラ投資増の恩恵に期待
0.6%高、今後は米インフラ投資増の恩恵に期待
SET 指数は週間で 0.1%高と
%高と 3 週ぶりに反発。2
週ぶりに反発。 月月間では
クアラルンプール総合指数は週間で 0.6%高と反発。
%高と反発。2 月月間
1.1%安。
1.1%安。先週は前週後半の流れを引き継ぎ、週初まで軟調
週初まで軟調な値
では 1.3%高。先週は後半の値上がりが指数を押し上げた。前
%高。先週は後半の値上がりが指数を押し上げた。前
動きが続いたが、その後に持ち直した。
動きが続いたが、その後に持ち直した。27 日は 1 月の輸出(通
週から下げ止まらず、28
週から下げ止まらず、 日まで 4 営業日続落したが、1
営業日続落したが、 日に反
関ベース)が前年同月比 8.8%増と市場予想をやや上回ったも
%増と市場予想をやや上回ったも
発すると、2
発すると、 日は前日の NY ダウの大幅反発を受けて、終値で
のの、指数は下げ止まらず 3 営業日続落。一方、28
営業日続落。一方、 日は 16 年
前日比 1.1%高と
%高と 5 営業日ぶりに 1700 ポイントを回復。3 日は
12 月の小売売上高と 1 月の鉱工業生産が予想から下振れした
1 月の輸出が前年同月比 13.6
13.6%増と堅調だったが、イエレン
%増と堅調だったが、イエレン
が影響は限定的で小幅ながら反発すると、
が影響は限定的で小幅ながら反発すると、2
2 日までじりじりと
FRB 議長の講演を目前に控えた様子見で反落した。目先ではト
値を上げ、3
値を上げ、 日続伸した。今週は国内の重要イベントが少なく、
ランプ米大統領が 28 日演説で掲げた 1 兆ドルのインフラ投資
8 日に発表される中国の 2 月の貿易統計が株式相場を左右する
計画について米国向けの原材料輸出が拡大するとの連想で、マ
展開か。米利上げに関する動向も引き続き注目材料になる。
レーシア経済への恩恵が意識されるか注目される。
▼指数チャート
▼指数チャート
1,625
[SET/day(2016/12/21 - 2017/3/3)]
1,725
1,600
1,700
1,575
1,675
1,550
1,650
1,525
1,625
1,500
[FBMKLCI/day(2016/12/19 - 2017/3/3)]
1,600
12/21
12/30
1/12
1/23
2/1
2/10
2/22
3/3
12/19
12/29
1/10
1/19
1/31
2/13
2/22
3/3
本レポートは、株式会社 DZH フィナンシャルリサーチ(以下、「DZH」と称します)により作成されたものです。
本レポートは、DZH が信頼できると判断した各種データ、公開情報に基づいて作成しておりますが、DZH はその正確性、完
全性を保証するものではありません。
ここに示したすべての内容は、DZH で入手しえた資料に基づく現時点での判断を示しているに過ぎません。
DZH は、本レポート中の情報を合理的な範囲で更新するようにしておりますが、法令上の理由などにより、これができない
場合があります。
本レポートは、お客様への情報提供のみを目的としたものであり、特定の金融商品の売買あるいは特定の金融商品取引の勧誘
を目的としたものではありません。
また、本レポートによる情報提供は、投資等に関するアドバイスを含んでおりません。
本レポートにおいて言及されている投資やサービスは、個々のお客様の特定の投資目的、財務状況、もしくは要望を考慮した
ものではありませんので、個々のお客様に適切なものであるとは限りません。
本レポートで直接あるいは間接に取り上げられている金融商品は、株価の変動や、発行者の経営・財務状況の変化及びそれら
に関する外部評価の変化、金利・為替の変動などにより投資元本を割り込むリスクがありますが、DZH は一切その責任を負
いません。
DZH は、レポートを提供している証券会社との契約に基づき対価を得ております。
DZH およびグループ会社は、本レポートの論旨と一致しないレポートを発行している場合があり、また今後そのようなレポ
ートを発行する場合もあります。
DZH、グループ会社およびその役職員は、本レポートに記載された金融商品について、ポジションを保有している場合があり
ます。
本レポートでインターネットのアドレス等を記載している場合がありますが、DZH 自身のアドレスが記載されている場合を
除き、ウェブサイト等の内容について DZH は一切責任を負いません。
本レポートの利用に際しては、お客様ご自身でリスク等についてご判断くださいますようお願い申し上げます。