前回の議論(第2回検討委員会)における主な意見について

資料1
前回の議論(第2回検討委員会)における主な意見について
<事務局案(6~8か所)に賛成する意見>
●相談する距離が遠くなったと受け取る市民がいる。社会福祉協議会がこの2
年間に巡回しておかないと顔の見える存在でなくなるため、距離があいてし
まい、総合相談が身近に感じられないことへの手立ては打つ必要がある。
●専門職が多く並ぶため、アセスメント能力は高くなる。センターの数は減る
が、機能が強化され複雑な問題に対応でき、地域からは離れるが「あそこに
相談にいけばいい」となる。アウトリーチ等の訪問もきちんとしてくれると
いうことを住民が理解しないと単純に数が減ったという解釈になる。
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前回の議論(第2回検討委員会)における主な意見について
<事務局案(6~8か所)に賛成する意見>
●財源論になる。市の予算でどんどん増やせるのであれば小学校区単位すべて
に専門職を配置することはできるが、今の公的制度の中でやりくりしてつく
るとなるとおそらくこのやり方になってくる。
●ネットワーク部分がなくなると、地域総合支援センターができてもうまくい
かない。地域力をあげるしかなく、民間の居宅介護支援事業所等に協力して
もらえるようなネットワークづくりをするしかない。
●高齢者や障害者に対応する人が全員専門職である必要があるのかというとそ
ういうことではない。住民自治、地域力をあげること、地域総合支援センタ
ーがどれだけ小学校区ごとに枝葉を広げて行けるか。地域の身近なところで
ネットワークを構築していき、そこと地域総合支援センターがどうつながる
か。地域総合支援センターが地域に根を張り連絡調整していけるかが重要。
また、地域総合支援センターのインテークとか、アセスメント力が問われて
くる。
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前回の議論(第2回検討委員会)における主な意見について
<事務局案に反対する意見>
●高齢者・障害者は遠方に出かけていくことが難しい。小学校区単位でセンタ
ーがあるのが理想だが、諸事情により中学校区単位でもなく8か所とあるの
は疑問。小学校区単位または中学校区単位で、顔の見える関係性が築けるの
が望ましい。
●小学校区単位がベストで、次に中学校区単位というのがあるが、せめて8か
所程度から開設してほしい。
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前回の議論(第2回検討委員会)における主な意見について
<折衷案>
●6か所の際に、西明石の北部と大久保の北部にサブセンターを設置するとい
うことを考えることはできないか。
●市で相談マークをつくり、地域総合支援センターにつなぐような、主任ケア
マネジャーが所属している事業所をセンターの加盟店のような形にすること
はできないか。市内には居宅介護支援事業所が多くあり、主任ケアマネジャ
ーも多く存在している。無償で相談を受けてもらう。
<子どもに関する相談対応>
●総合相談という特質を捉えるとわざわざ子ども部分を入れなくても目的は達
成される。ただ、障害や困窮、子どもはセットで世帯で複合的に発生してく
る確率が高いので、そこは総合相談として明確にする方がやりやすい。
●子どもにからむ相談がきたらインテーク部分でしっかり聞きとってあげて、
関係連携をつくるというのは総合相談の窓口。
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