ポロト地区における温泉施設等整備事業募集要項 平成29年2月 白老町 目 次 1 施設整備事業の趣旨・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1 2 本募集要項の位置づけ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1 3 事業内容に関する事項・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1 (1)事業の名称 (2)事業用地の概要 (3)事業用地の位置図・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2 (4)民族共生象徴空間の予想配置図 4 事業用地の処分方法・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3 5 温泉源所在地及び温泉権の処分方法・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3 6 施設整備の概要・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3 7 事業提案の継続年数・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3 8 プロポーザルに関する事項・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3 (1)名 称 (2)主催者及び事務局 (3)募集等スケジュール・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4 (4)応募手続等 9 応募に関する事項・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5 (1)参加資格等 (2)提案関係書類の様式・部数 10 審査に関する事項・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6 (1)審査方法 (2)資格審査 (3)提案審査・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7 (4)提案内容に関するプレゼンテーション (5)優先交渉権者の決定 (6)審査結果及び提案概要の公表 (7)優先交渉権者の資格喪失 (8)次点交渉権者の地位・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8 (9)審査項目と配点 (10)評価基準点・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・9 (11)審査結果の公表 11 契約の締結・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・9 (1)町有財産売買仮契約の締結 1 施設整備事業の趣旨 白老町では、長年にわたるアイヌ文化の保存・伝承活動を通じて、2020 年に集客 100 万人以上が予想 される国立アイヌ民族博物館並びに国立民族共生公園などの「民族共生象徴空間」が開設されます。 それにより国内外からの来訪者の増加が見込まれ、その隣接地であるポロト地区での集客・回遊の相乗 効果を高め、交流をより深めていくために宿泊施設をはじめとする関連施設を誘致することとしたもので す。 2 本募集要項の位置づけ 本要項は、ポロト地区における施設整備事業の事業者を選定するために企画・提案を募集する公募型プ ロポーザルの内容について規定するものです。 3 事業内容に関する事項 (1)事業の名称 ポロト地区における温泉施設等整備事業 (2)事業用地の概要 所 在 地 白老郡白老町若草町 1 丁目 1018-1 ほか 敷地面積 約 9,200 ㎡(道路整備予定のため変更する可能性があります) 温泉源所在地 温泉源敷地面積 温泉許可 動力装置許可 温泉の泉質 道 路 白老郡白老町若草町 1 丁目 661-2 495 ㎡(道路整備予定のため変更する可能性があります) 昭和 44 年 5 月 17 日(第 581 号) 昭和 52 年 12 月 23 日(第 919 号)100ℓ/分 アルカリ性単純温泉 敷地西側に町道「ポロト公園線」に接道 用途地域 第 2 種住居地域 建ぺい率 60/100 容 積 率 200/100 防火・準防火地域 埋蔵文化財 50℃ 幅員:6.5m・5.2m(今後拡幅予定) 指定なし(建築基準法第 22 条区域) 埋蔵文化財保護のための事前協議は所定の手続きを終えており、包蔵地である可能 性は極めて低いと判断しております。なお、工事着手前に白老町教育委員会に確認 をお願いします。 電 気 北海道電力(株)に確認及び協議をお願いします。 ガ ス LP ガス供給のため状況確認及び協議をお願いします。 上下水道 開発許可等 交通アクセス 白老町上下水道課に温泉排水を含め確認及び協議をお願いします。 白老町建設課に確認及び協議をお願いします。 JR・バス:JR白老駅より徒歩約 7 分 自動車:道央自動車道「白老IC」より約 8 分 電気、ガス、上下水道などの各供給処理施設等への引き込み工事費用は事業者が負担するものとし、必 要に応じて事前協議を行ってください。 -1- (3)事業用地の位置図 (4)民族共生象徴空間の予想配置図 -2- 4 事業用地の処分方法 事業用地の処分方法につきましては、事業実施者に3,250円/㎡で売却予定とするものとします。 なお、事業用地には町有地のほかに国有地等が存在していますが、現在、町有地化に向けた作業を進め ており、契約締結までには全ての用地が町有地となります。 また、事業用地内に所在する通称「おにぎり山」の撤去並びに排水管等の処理につきましては、優先交 渉権者と協議・調整するものとします。 5 温泉源所在地及び温泉権の処分方法 温泉源の所在する土地及び温泉の権利は売却するものとし、土地売却予定価格は3,250円/㎡、温 泉の権利の売却予定価格は26,250,000円とします。 なお、新たに温泉掘削の必要性が今後発生した場合は、事業者の責任において掘削を実施することとし ます。 6 施設整備の概要 ポロト湖などの自然景観と調和のとれた施設の配置、規模、高さ、外観などに十分配慮した計画とし、 アイヌ文化を取り入れるなど国立アイヌ民族博物館などとの相乗効果を高める独創性のある提案とし、事 業用地内に整備する施設は、宿泊施設、日帰り入浴施設を必須条件とし、レストラン、物品販売施設等に ついては応募者の自由提案とします。 7 提案事業の継続年数 事業者は温泉施設等の開業後、20年以上は提案した事業を継続することを条件とします。 8 プロポーザルに関する事項 (1)名称 ポロト地区における温泉施設等整備事業プロポーザル (2)主催者及び事務局 主催者:白老町 事務局:白老町地域振興課地域活性化グループ 所在地:〒059-0995 白老町大町1丁目1番1号 電 話:0144-82-7739 FAX 0144-82-4391 e-mail:[email protected] -3- (3)募集等スケジュール 平成29年2月20日(月) 募集要項の公表 平成29年3月6日(月) :白老町役場 応募者への説明会開催 平成29年3月13日(月)から3月15日(水) 質疑書の受付期間 平成29年5月29日(月)から6月2日(金) 応募登録申請受付期間 平成29年6月5日(月)から6月9日(金) 資格審査 平成29年6月23日(金)から6月29日(木) 提案審査 平成29年6月30日(月) (予定) 優先交渉権者の決定 平成29年10月まで(予定) 優先交渉権者との協議・調整 平成29年12月(予定) 事業協定の締結・事業者の決定 ※ 上記スケジュールは変更される場合があります。変更があった場合は本町ホームページで お知らせします。 (4)応募手続等 ア 募集要項の公表 募集要項は、平成29年2月20日(月)から本町のホームページで公表します。 URL:http://www.town.shiraoi.hokkaido.jp/ イ 説明会の開催 募集要項に関する説明会を下記のとおり開催します。 ① 日時・場所 平成29年3月6日(月)15時から(受付開始14時30分) 白老町役場第2会議室(白老町大町1丁目1番1号) ② 説明内容 募集要項の説明(当日の質疑は受け付けません) ③ 説明会参加申し込み 参加希望者は、平成29年2月28日(火)までに、説明会参加申込書(様式1)を電子メールで 事務局に提出してください。 ④ 留意事項 ・当日は募集要項の配布はしませんので各自で持参してください。 ・参加企業一社につき2名までの参加とします。 ウ 質疑及び回答 ① 受付期間 平成29年3月13日(月)から3月15日(水)午後5時まで ② 受付方法 質問等は、ポロト地区における温泉施設等整備事業質問書(様式2)に内容を簡潔にまとめ、電子 メールにファイルを添付し、事務局に提出してください。 ③ 回答方法 回答は、平成29年3月28日(火)までに、本町のホームページに掲載します。 -4- ※質疑書を提出した法人名等は公表しません。 ※意見表明と解されるもの等には回答しない場合があります。 ④ 留意事項 回答内容については、募集要項と同等の効力を持つものとします。 9 応募に関する事項 (1)参加資格等 応募者は、本事業の事業者として次のア~カに掲げる要件を満たす単独の法人若しくは複数の法人で構 成されるグループとし、個人での応募は認めません。また、グループで応募する場合、イの要件は構成員 のうち一社が満たしていればよいものとします。 ア 次に掲げる要件をすべて満たし、提案する計画内容の施設建設や事業運営に必要な資力及び信用等 を有する者であること。 ① 直近の決算期末において債務超過でないこと。 ② 経常損益について直近の決算を含み 3 期連続マイナスでないこと。 イ 過去 10 年間以上において、ホテル事業を含む不動産開発事業に係る業務実績を有すること。 ウ 地方自治法施行令(昭和 22 年政令第 16 号)第 167 条の 4 の規定に該当しないこと。 エ 会社更生法(平成 14 年法律第 154 号)に基づき更生手続開始の申立てがなされている者又は、民 事再生法(平成 11 年法律第 225 号)に基づき再生手続開始の申立てがなされている者でないこと。 オ 応募書類提出の際、白老町契約等に係る暴力団等排除措置要項(平成 26 年 4 月 1 日施行)による 入札参加除外の措置を現に受けていないこと カ 公租公課を滞納していないこと。 (2)提案書関係書類の様式・部数 ア 提案書の様式 提案書関係書類の表に従って提案書関係書類を作成してください。 イ 提出部数 提案書関係書類は、提案書関係書類の表に従って提出してください。提案概要書(公表用)、提案書 及び建築計画については、16 部(正本 1 部、副本(正本のコピー)15 部)提出してください。 なお、提案書関係書類の内容を記録した電子データ(CD-R 又は DVD-R)を一式提出してください。 データのファイル形式は原則として Microsoft Word 又は Excel(図面については PDF 形式)を使用し てください。 ウ 費用負担 提案書関係書類の作成及び提出に要する費用は全て応募者の負担とします。 エ 優先交渉権者等の公表 優先交渉権者の決定後、優先交渉権者の応募法人又は応募グループの代表構成員及び構成員となる法 人名、並びに予定される開発計画の概要(提案概要書:様式5)を公表します。 なお、応募者は、提案申し込みを行った日から優先交渉権者等の決定について本町が公表する日まで の間、提案申し込みを行った事実、提案内容等本プロポーザルに係るいかなる事項について、応募者自 -5- ら(構成員を含む)が公表することを禁止します。 提案書関係書類 提出書類 1 2 提案申込書 資格審査関係書類 ① 会社概要(会社案内等の添付も可) ※本募集要項9-(1)参加資格等イに定める業務実績を示す資料を含 みます ②委任状(グループで応募する場合のみ) ③定款 ④法人登記簿謄本及び印鑑証明書 ※直近3ヶ月以内のもの ⑤納税証明書(該当する事項のみ) ・都道府県税 ・白老町において課税されている税 ・消費税及び地方消費税 ・法人税 ⑥財務諸表(貸借対照表、損益計算書)及び事業報告書(直近3年間分) 3 提案概要書(公表用) ※提案内容の骨子及び外観パースが反映された書面をA3横カラーで作成く ださい。なお、優先交渉権者に選定された場合、白老町ホームページにて 公表されます。 4 提案書 ※審査項目と配点に記載された内容と各様式に記載された事項を網羅し、具 体的に記載してください。 施設品質・配置に関する事項 施設運営計画に関する事項① 施設運営計画に関する事項② 開発主体・開発計画に関する事項 5 建築計画 (仕様書、施設配置図、各階平面図、立面図、外観パース) 様式 様式3 部数 1部 1部 原本又は写 し 様式4 写し 原本 原本 写し 様式5 16部 様式6 16部 様式6-1 様式6-2 様式6-3 様式6-4 任意様式 (A3) 16部 ※様式の書式については、様式集を参照してください。 ※グループで参加する場合、 「2 資格審査関連書類」の①~⑥は構成員ごとに作成し、代表構成員が提出 してください。 10 審査に関する事項 (1)審査方法 応募者から提出された基本事項資料及び事業計画資料について、「資格審査」及び「提案審査」の2段 階に分けて総合的に審査します。 (2)資格審査 事務局は、提出された資料に基づき参加資格要件について確認、審査し、要件を満たさない場合は当該 応募者を失格とします。 -6- また、事務局から提出された提案関係書類が以下に示す事項に該当していないことを確認し、一つでも 該当する事項があれば、当該応募者は失格とします。 ① 募集要領に基づき作成されていないもの ② 法令又は条例に違反しているもの ③ 募集要項に定める要求事項を明らかに満たしていない場合及び禁止事項に該当していると認めら れるもの (3)提案審査 事業提案に対する評価を基に、次の採点段階区分表の区分により当該段階ごとに設定した得点を与えま す。各委員が審査項目ごとに評価を行い、その結果を基に行われる委員間の協議を踏まえ、委員の合議に より1つの評価を決定します。 採点区分表 判 断 基 準 段 階 得点化方法 当該審査項目について、特に優れた提案である A 各項目の配点×1.0 当該審査項目について、優れた提案である B 各項目の配点×0.8 当該審査項目について、標準的な提案である C 各項目の配点×0.6 当該審査項目について、やや物足りない提案である D 各項目の配点×0.4 当該審査項目について、物足りない提案である E 各項目の配点×0.2 (4)提案内容に関するプレゼンテーション 本町又は審査委員会は、応募者に対し、提案内容に関するプレゼンテーションの場を設けます。時期、 開催場所等については、提案の受け付け終了後に連絡します。 (5)優先交渉権者の決定 本町は、審査委員会による最優秀提案、優秀提案及び以降の順位の提案に係る選定結果を踏まえ、優先 交渉権者及び次点交渉権者を決定します。 (6)審査結果及び提案概要の公表 審査結果はすべての応募者に書面にて通知します。グループで応募した場合は代表法人に通知します。 なお、審査結果及び優先交渉権者から提出された提案書関係書類のうち、提案概要書(様式5)につい ては審査委員会の審査講評と併せて本町のホームページ等で公表する予定です。 (7)優先交渉権者の資格喪失 優先交渉権者が町有財産売買仮契約の締結までに以下の①~⑤までのいずれかに該当した場合は、優先 交渉権者の資格を喪失します。優先交渉権者が応募グループである場合、構成員の一部が優先交渉権者の 資格喪失に該当した場合も優先交渉権者の資格を喪失します。 ただし、当該構成員が代表構成員でなく、かつ、当該構成員が欠けても提案内容の履行に重大な影響が 無いことが明らかであるなど、本町がやむを得ないと認めた場合は、この限りではありません。 -7- ① 正当な理由なく本町と町有財産売買仮契約の締結に至らない者 ② 本町の催告にもかかわらず、本町と町有財産売買仮契約の締結に応じない者 ③ 町有財産売買仮契約の締結を辞退した者 ④ 参加資格を満たすことが出来なくなった者 ⑤ 信用に重大な疑義を生じる客観的な事由が発生した者(例示:不渡り手形、事実上の倒産、長期の 活動停止、上場廃止及び有価証券報告書の虚偽報告等) (8)次点交渉権者の地位 次点交渉権者は優先交渉権者が前記資格喪失事由に該当し、その資格を喪失した場合、又は本町が優先 交渉権者と土地売買契約を締結するに至らなかった場合は、次点交渉権者が優先交渉権者としての地位を 取得します。 (9)審査項目と配点 提出資料を基に、地域の活性化に寄与し将来にわたって持続的な事業となっているかなどについて審査 を行います。 審 1 査 項 目 配点 事業計画に関する評価【100点】 (1)実現性【50点】 ① 経営状況及び信用力が良好で、適切な資金調達計画及び投資計画が立案されている 30点 ② 提案事項に関する類似・同種の優れた事業実績がある 20点 (2)確実性、継続性【50点】 2 ① 事業の損益計画及び資金計画が適切である 30点 ② 事業実施体制が適切に構築されており、長期的な管理・運営が望める 10点 ③ 事業スケジュールが適切である 10点 施設計画に関する評価【100点】 (1)基本的事項【30点】 ① ポロト湖などの自然景観に配慮した計画である 20点 ② 施設計画及び運営に関して、環境、福祉、防災、防犯等に配慮した計画である 10点 (2)事業効果【50点】 ① 新たな賑わいの創出が期待でき、集客方策について具体的に計画している 20点 ② 雇用の創出や地域活性化を含む経済効果が期待できる 20点 ③ 隣接するアイヌ民族博物館などとの連続性を持った土地利用であるとともに、回遊 10点 性が期待できる計画である (3)独創性【20点】 ① 国立アイヌ博物館など象徴空間との相乗効果を高める提案がされている 合 計 -8- 20点 200点 (10)評価基準点 最優秀提案は、提案審査の合計点数で最高点数を得た応募者とし、優先交渉権者とします。 優秀提案は、提案審査の合計点数で2番目に高い点数を得た応募者とし、次点交渉権者とします。 ただし、当該応募者の合計得点が140点未満の場合は最優秀提案または優秀提案として選定しません。 11 契約の締結 事業者は、本事業の実施に当たり、町有財産売買仮契約を本町と締結します。 (1)町有財産売買仮契約の締結 本町と優先交渉権者は、事業用地の譲渡に関する権利義務を規定した町有財産売買仮契約を締結し、 締結後、本町は町議会の議決手続きを行います。 なお、この契約は議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例(昭和39年条例 第7号)第3条の規定により議会の可決の議決を得たときに成立し、町有財産売買仮契約書は書きかえ ることなく本契約とします。 -9-
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