ビッグデータ・ディープデータの更なる活用を見据えた課題

ビッグデータ・ディープデータの更なる活用を見据えた課題
ビッグデータ(BD):一時点で入手される大量のデータ
主な目的:相関・統計分析
※異常値はリスク
t
機密性○
ディープデータ(DD):一地点において時系列で入手されるデータ
主な目的:時系列分析
※異常値はバリュー
t
q
q
<ボトルネック:主に創出段階>
<ボトルネック:主に活用段階>
個人データ
創出
段階
活用
段階
・データフォーマット、鮮度が未整理
・多くの個人からの同意が必要
(適切な同意の取り方も含む)
・適切な匿名加工の在り方(技
術的方法の限界)
個人データ
産業データ
・著作権や二次利用の在り方
(例:WELQ)
・利用権限(オーナーシップ)
が不明確(例:データ利用契約
の不在)
・競合への情報流出懸念による
必要以上の囲い込み
創出
段階
・データの保管場所、保管方法、拡散しているデータの再収集
の方法が未整理
活用
段階
・管理されたデータの活用の仕組み(情報銀行、信託型代理機
関の在り方)
・活用によるメリットの明確化
※産業データについて特段の整理は不要
※共通の留意事項:
・プライバシー過剰保護によるデータ化の遅延
・GAFAによるデータ独占あるいは国家によるデータの囲い込み
・サイバーセキュリティ