3. 提案の提出から実現に至るまでの手続

Ⅱ
提案募集方式について知りたい
3. 提案の提出から実現に至るまでの手続
提案の実現に向けたプロセス
(ここでは、内閣府地方分権改革推進室を
「内閣府」
と表記します。)
時期
(目安)
※数字は前項の
「提案の実現までの主な流れ」
の各プロセスの数字に対応
提案の提出
6月
共同提案(①※)
●提案に当たっては、同様の課題認識を有する他の地方公共団体等との
「共同提案」
が可能です。
●また、提案受付終了後の一定期間、提出された提案のうち、事前相談や支障事例等の検討を
経て対応すべきと判断された全ての提案について、各地方公共団体へ共同提案の照会が行わ
れます。
Point
共同提案により、 各地方公共団体の実情に基づく様々な支障事例が補強され、
提案の説得力が高まります。
地方分権改革有識者会議・
提案募集検討専門部会合同会議(⑥※)
重点事項の設定(②※)
●重点事項は、最近の時宜にかなったテーマ
(例:地方創生、一億総活躍の実現
7月
に資するもの)
や、これまでの地方分権改革の取組を加速・強化するもの、専
門部会での法的な視点からの専門的な調査・審議に馴染むものなど様々な要
件を勘案のうえ設定します。
●重点事項となった提案は、その実現に向け、専門部会が中心となって提案団体
や各府省への聴き取り等により調整を進めていきます。
【各府省との調整】
【提案団体との調整】
各府省への検討要請(③※)
●内閣府が各府省に、地方からの提案に対する検討
及び回答を要請します。
提案団体ヒアリング(④※)
●内閣府が提案団体から、提案の趣旨や支障事例の
詳細等について、聴き取りを行います。
(対象は重点事項。各府省も傍聴可)
8月
各府省第1次回答(公表)
各府省 1 次ヒアリング(⑤※)
●第1次回答を踏まえ、専門部会が地方からの提案に
対する各府省の考えや検討状況等を聴き取ります。
(対象は重点事項。提案団体も傍聴可)
提案団体からの見解及び
地方 6 団体からの意見の照会
専門部会による「主な再検討の視点」の提示
9月
●重点事項について、各府省ヒアリングの結果や提案団体からの見解等を踏ま
え、専門部会として、各府省に対する指摘事項を提示します。
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地方分権改革有識者会議・
提案募集検討専門部会合同会議(⑥※)
ここから
Ⅱ 提案募集方式について知りたい
時期
(目安)
各府省への再検討要請(③※)
●内閣府が各府省に、専門部会からの主な再検討の視点
を踏まえた今後の検討及び回答を各府省に要請します。
(各府省との折衝)
内閣府と提案団体との間で、事実確認や
資料提供等のやりとりを行います。
各府省第2次回答(公表)
10月
●各府省との折衝において、必要に応じ、
各府省2次ヒアリング(⑤※)
●第2次回答を踏まえ、専門部会が各府省で検討し
ている対応方針等について聴き取りを行います。
(対象は重点事項。提案団体も傍聴可)
11月
3
提案の提出から実現に至るまでの手続
対応方針(案)の有識者会議決定
地方分権改革有識者会議・
提案募集検討専門部会合同会議(⑥※)
●各府省との調整を踏まえ、
「地方からの提案等に関する対応方針
(案)
」
をまとめ
ます。
●法律改正事項については、一括法等を次期通常国会に提出することを基本とし
ます。法律改正以外の対応や引き続き検討を進めるものについては、各府省
の対応状況を適切にフォローアップしていきます。
12月
中下旬
翌年
1月
∼
地方からの提案等に関する対応方針の決定(公表)
地方分権改革推進本部決定
閣議決定(⑥※)
法案作成・審議(⑦※)
●内閣法制局や各府省との調整の
もと、事務局
(内閣府)
において
法案を作成し、国会での審議に
諮ります。
対応状況のフォローアップ(⑦※)
●政省令の改正、通知等の対応状況
地方分権改革推進本部会合
について、各府省に対し定期的に
調査を行い、有識者会議に報告し、
第●次一括法の成立
内閣府HPにおいて公表します。
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