ライトポート若葉

季節は移ろい、早くも節分。
桜が咲きみだれる春を待ち望むこ
の 日 、公 立 高 校 へ の 出 願 に 向 か っ た 3
年 生 の 来 級 を 待 っ て 、豆 ま き を し ま し
た。
一 人 一 人 が 、記 し た『 心 の 鬼 』に 向
け て 、心 の 弱 さ を 追 い 出 す べ く 、豆 を
まきました。
下 絵 に一 人 一 人 、心 の鬼 を記 してか
ら、その心 の鬼 を、黒 板 に掲 示 しました。
そして、心 の鬼 を的 にし、それぞれの心
の鬼 を追 い出 せるように、願 いを込 めて
豆 をまき続 けました。
す べ て の 通 級 生 の 皆 さ ん に 、福 が 訪
れることを祈らずにはいられません。
3 月 2 日( 木 )、中 学 3 年 生 と 小 学 6
年生の卒業を祝う会を行いました。
当日は保護者の皆様方や原籍校、設
置校の諸先生方などたくさんの方々に
ご来臨いただき、卒業生の門出を祝福
一 人 一 人 に、「絆 (きずな)」が渡 されました。 更 に、在 級 生 の代 表 からは、
送 る言 葉 が述 べられました。LPでの思 い出 が綴 られた言 葉 でした。それに、応
えるかのように、卒 業 生 からも巣 立 つ思 いが語 られました。
していただきました。
通級期間をふり返りながら今の心境
を語る場面では、涙を流しながら思い
を伝えようとする卒業生もいて、思わ
ず涙腺が緩んでしまいました。
とても心に残る、感動的な会になり
最 後 は、全 員 合 唱 「友 -旅 立 ちのとき」…、
「ものボケ」等 々、楽 しい企 画 にあふ
れ、随 所 に笑 顔 があふれます。
通 級 生 からは、ボランティア支 援 員 や
訪 問 相 談 員 の皆 さんはもとより、我 々指
導 員 にまで、お礼 の心 にあふれた「栞 」
が贈 られました。正 に、サプライズプレゼン
トにびっくりさせられました。
そして最 後 は、笑 顔 で…
そして退 場 (巣 立 ちの時 )です。
卒 業 生 に花 束 を渡 し
ました。
ました。
3月2日(木)、卒業を祝う会とは趣を
変え、通級生全員で協力して企画・運営し
た『送る会』も実施しました。
中学3年生が参加する最後の行事という
こともあり、他の通級生が、「全体レク」
「有志による一発芸『ものボケ』」「ダン
ス」と一生懸命準備した企画を皆さんの前
で披露しました。
会が終わりに近づくにつれて、目に涙を
浮かべる子もおり、それだけライトポート
若葉に対する思いが強かったのだと改めて
実 感 さ せ ら れ ま し た 。そ れ と と も に 、 15 の
春を正に羽ばたこうとする中学3年生、そ
して6年生、総勢9人のたくましい姿を見
て、残る通級生もきっと何かを感じたに違
いないと思われた瞬間でした。