お子さんに伝えた - 株式会社メディリード

メディリード x キャンサーペアレンツ
がん患者のコミュニケーションに関する
実態調査 レポート~Part 2
株式会社メディリード
2017 © Medilead Inc. All Rights Reserved.
企業理念
会社概要
私たちは、医療領域における高い専門性を駆使した
マーケティングリサーチへの取り組みを通じて、
すべての患者さんの今日・明日の生活を
少しでもより良いものにすることを目指していきます。
株式会社メディリード / Medilead, Inc.
本社所在地
〒163-1424 東京都新宿区西新宿3-20-2
東京オペラシティタワー24F
従来の枠・しがらみに囚われない、
自由でクリエイティブな発想をもって
クライアントニーズを「リード」し、
新たな価値を提供していきます。
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社名
2
役員構成
代表取締役社長
取締役
取締役
監査役
亀井 晋
竹鼻 淳
堺 啓一
小野塚 浩二
設立
2015年4月1日
(事業開始:7月1日)
資本金
1,000万円
株主構成
株式会社クロス・マーケティンググループ 100%
事業内容
医療領域におけるマーケティングリサーチ
強み
マーケティング課題解決の提案力
単に調査結果のレポートをするだけでなく、Next Stepをお客様と共に考え、ご提案していく力があります。
インサイトを抽出
日記調査、ワークショップ、エスノグラフィ-などの幅広い手法や、これまで培ってきたヘルスケア以外のノウハウによりインサイトを抽出致します。
サンプリング力
国内最大級の提携医師モニター(約25万人)、及び、クロス・マーケティンググループのモニター(約180万人)を活用することはもちろん、
出現率や協力率の低い患者・介護者、医師/コメディカル、福祉関係者などに関しては機縁法も駆使してサンプリング致します。
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3
調査結果
SA(single answer):単一回答/MA(multi answer):複数回答/NU(numeric):数値回答/FA(free answer):自由回答
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基本情報
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回答者の居住地
中国・四国
地方
3%
九州地方 北海道・
8%
東北地方
7%
近畿地方
18%
関東地方
49%
中部地方
16%
(n=133)
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6
回答者の性別/年齢
あなたの性別を教えてください。(SA)
あなたの現在の年齢を教えてください。/歳(NU)
男性
24%
女性
76%
(n=133)
(%)
34歳以下
35-39歳
40-44歳
45-49歳
50歳以上
平均年齢
n=
男性
32
3
女性
101
3
25
24
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25
22
34
25
28
7
44.4歳
12
43.3歳
現在かかっているがんの種類
現在かかっていらっしゃるがんの種類をお選びください。(MA)
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8
現在の がんの状況
現在の治療の状況について、以下の中から最もよく当てはまるものを
ひとつだけお選びください。(SA)
あなたのがんのステージを教えてください。(現在のステージ) (SA)
寛解
ステージⅠ
12%
18%
わからない
31%
ステージⅡ
11%
経過観察中
通院治療中
28%
56%
ステージⅢ
13%
ステージⅣ
入院治療中
28%
4%
(n=133)
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(n=133)
9
現在の就業状況
現在の就業状況について教えてください。(SA)
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10
告知を受けた時のステージ/年齢
がんの告知を受けた時の年齢を教えてください。/歳(NU)
あなたのがんのステージを教えてください。
(がんの告知を受けた時のステージ)(SA)
わからない
50歳以上
34歳以下
14%
10%
11%
ステージⅠ
29%
45-49歳
17%
ステージⅣ
23%
35-39歳
32%
ステージⅡ
ステージⅢ
20%
40-44歳
15%
30%
(n=133)
(n=133)
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11
告知を受けた時の状況
あなたのがんの告知を受けた時のステージをお選びください。 (SA)
がんの告知を受けた時の年齢を教えてください。/歳(NU)
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12
自身のがんに関する
お子さんとのコミュニケーション
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同居している家族
97
100%
87
80%
60%
40%
20%
6
8
2
2
2
1
子
供
そ
の
他
な 同
い 居
家
族
は
い
97
2
0%
実
父
義
父
実
母
義
母
ー
n=
全体
133
6
2
8
現在同居されているご家族をお選びください。(MA)
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ト 配
ナ 偶
ー 者
・
パ
14
2
87
1
お子さんの年齢/普段の会話
•およそ8割はお子さんと普段よく話をする方だと感じている
必要最低限 子供が小さくま
あまり話をする
なこと以外は だ会話をでき
方ではない
話をすることは る年齢ではな
5%
末子が
13歳以上
末子が
28%
6歳以下
ない
い
2%
5%
どちらとも言え
日々の出来
ない
事のことなどを
6%
39%
含めかなりよく
話をする方だと
思う
40%
まあよく話をす
末子が
る方だと思う
7歳~12歳
42%
33%
(n=133)
(n=133)
お子さんの現在の年齢を教えてください。
年齢は半角数字で入力ください。 (NU)
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普段お子さんとはどの程度会話をしていらっしゃいますか?
以下の中から最もよくあてはまるものをひとつだけお選びください。(SA)
15
がんであることをお子さんに伝えたか
•がんであることを「子供」が知っているのはおよそ7割
100%
92
80%
85
83
82
73
71
66
65
56
60%
44
40%
20%
0%
10
実
父
義
父
実
母
義
母
兄
弟
姉
妹
133
子
供
友
人
・
知
人
72.9
85.0
ー
n=
全体
パ 配
ー 偶
ト 者
ナ ・
70.7
55.6
82.0
65.4
83.5
92.5
司
・
同
僚
職
場
の
上
66.2
ご
近
所
の
方
44.4
そ
の
他
9.8
人
は
い
な
い
知
っ
て
い
る
-
あなたががんであることを知っている方をお選びください。あてはまる方々を全てお選びください。お子さん、友人・知人の方、職場の方、ご近所の方はその中に1人でも
知っている方がいればお選びください。(MA)
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お子さんに伝えた時期/伝えた人
•8割以上が1か月以内にお子さんに伝えている
•およそ8割が自分で伝えた
家族以外の
1年以内に伝
えた
半年以内に伝
1%
方が伝えた
が伝えた
3%
2%
1年以上経過
えた
その他の家族
してから伝えた
4%
3か月以内に
配偶者・パー
6%
トナーが伝えた
伝えた
8%
16%
すぐに伝えた
44%
1か月以内に
伝えた
自分で伝えた
36%
78%
(n=97)
(n=97)
お子さんにご自身のがんのことを伝えたのはいつ頃でしたか?ご自身ががんだとわかって
からお子さんに伝えるまでにどの程度時間が経っていたかを教えてください。(SA)
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あなたががんであることをお子さんへはどなたが伝えましたか?(SA)
17
あなたが伝えた/あなた以外が伝えた理由
誰が
伝えたか
誰が
伝えたか
理由
■受け止められる、理解できると考えたから
・先々どうなるかわからないので話したほうがいいと思った。自分で
できることやお手伝いなど協力してほしいため。娘なら、受け止
めてくれると思った(女性36歳 ステージⅠ)
・子どもながらに感じとっていたし、「あの時、なんで言ってくれな
かったの?」となりたくないし、家族だからありのままを伝えた
(女性38歳 ステージⅠ)
・(子どもは)落ち着いた性格で、受けとめてくれるから
(女性44歳 ステージⅡ)
・ステージⅣであり、子供も理解出来ると思った
(男性47歳 ステージⅣ)
自分
自分
■隠すことはできない、隠したくないと考えたから
・シングルマザーで、子どもをお風呂に入れるのは私。治療による
変化も隠す事は出来ないので、子どもが解る表現で伝えた
(女性35歳 ステージⅡ)
・もうわかる年齢に差し掛かってきたと思った。隠して生活するよ
り、ちゃんと話しておきたかった(女性37歳 わからない)
・事実だし、隠す理由が無いから(男性25歳 ステージⅣ)
・上の子は成人しているので、特に隠す必要もないと考えた。下
の子も小学生だったが、がんという病気は知っているので、正直
に話しておいた方が良いと考えた(男性51歳 ステージⅢ)
配偶者
パートナー
■子どもに(病気のことなどを)考えてほしいから
・病気になることは不幸なことではなく、誰にでもおこる普通の出
来事。子供たち自身が病気になったときのことも考えて、伝えた
(女性37歳 ステージⅡ)
・嘘をつきたくなかったから。子供でも何か考えて行動してほしかっ
たから(女性37歳 ステージⅣ)
その他の
家族
/家族以外
ご自身で伝えた/伝えなかった理由を出来るだけ詳しくお聞かせください。(FA:一部抜粋)
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理由
■安心させたかったから
・7歳で言葉の選択が難しいので、自分でわかりやすく伝えて安
心させてあげたいと思った(女性43歳 ステージⅠ)
・病気を治すために、入院したり通院したりしてママが居ないこと
が増えるけど、あなたのお世話はパパやおばあちゃんが来てくれ
るので、大丈夫だと話した(女性44歳 ステージⅡ)
・自分の病気を理解してもらうため。不安を出来るだけ小さくする
ため(男性38歳 ステージⅣ)
■その他
・自分で言わないと真実が伝わらないと思った。子供も私から言
わないと納得しないと思った(女性52歳 ステージⅣ)
・告知の次の日には入院しないといけなくなり、突然一緒に生活
出来なくなるが「必ず帰って来るから待ってて欲しい」と自分で
伝えたかった(女性33歳 わからない)
・死んでしまうかもしれないので、心の準備ができるように
(男性30歳 ステージⅢ)
・夫とふたりで一緒に話した。子どもたちの反応を知りたかった
(女性39歳 ステージⅠ)
・手術後に主人が話した。手術前にはまだハッキリしないことなの
で、私からは話しませんでした(女性50歳 ステージⅠ)
・勇気がなかったから(女性47歳 ステージⅢ)
・話す機会がなかったため(男性50歳 ステージⅠ)
・私が入院中に、妻が伝えていた(男性35歳 ステージⅣ)
・私が話す前に話してしまったから(女性49歳 ステージⅡ)
・私が救急で入院し、主人が長期海外出張中だった為、娘は
義理の両親の世話になりました。そこで義理の母が伝えてし
まった(女性37歳 ステージⅢ)
伝えた際のお子さんの反応
・意外とすんなり、受け入れてくれました(女性38歳 ステージⅠ)
・長男は、「そっか...」という言葉だけで、後は私の話を聞くだけだった。長女は、「今は医学が発達してるから大丈夫でしょ」 と励ましてくれた(女性39歳 ステージⅠ)
・手術をして胸がなくなってしまうことが少しショックだったようだ(女性39歳 ステージⅠ)
・非常に取り乱し 泣き崩れていましたが。直ぐに気を取り直し 応援してくれました(女性43歳 ステージⅠ)
・ステージⅠだったので早期ということや手術が成功して病巣を取り切ったことで安心していた(女性50歳 ステージⅠ)
・なんとなく普通な状況ではないことはわかるような反応だった(男性40歳 ステージⅠ)
・泣いていました。「ママ死ぬの?」と(女性30歳 ステージⅡ)
・「いつ新しいおっぱいになるの~?」とそのほうが気になっていた子と、心配そうに「ママかわいそう!」という反応の子がいました。でもどの子も悲観するより、興味津々という
感覚でした(女性35歳 ステージⅡ)
・相当なショックがあったそうで、予想通り大泣きされたのと、「死なないよね?」と確認をされた(女性40歳 ステージⅡ)
・ガンという病名は伏せて入院や手術の事のみだったため、子供は何も言わず理解してくれていたと思う(女性41歳 ステージⅡ)
・夜泣きとおねしょ、あとトイレトーニング終盤だったが、赤ちゃん戻りした。まだ小さかったので、居なくなることへの不安が大きくなったのだと思う(女性44歳 ステージⅡ)
・大変ショックを受けておりました。暫くは情緒不安定で、少しでも体調不良を感じると、「自分はママのように癌なのではないか」と不安になり、大きな病院で診てもらいつつ、
医師に私のことまで相談していたようです(女性45歳 ステージⅡ)
・大変な病気ではあることを理解はしている様子だが あまり多くの反応を表立ってはみせてくれない(女性55歳 ステージⅡ)
ご自身のがんの事をお子さんに伝えた際に、お子さんからはどのような反応がありましたか?出来るだけ詳しくお聞かせください。(FA:一部抜粋)
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伝えた際のお子さんの反応
・病状を詳しく知らせた事で、逆に安心したらしく、少し落ち着いた様子に見受けられました(女性40歳 ステージⅢ)
・手術すれば治るという事だけを伝えたので、そんなに心配はしていないようだった(女性41歳 ステージⅢ)
・「うんわかった」と言っていた。その時点では大きな動揺はなかったと思う(男性51歳 ステージⅢ)
・泣いた。言葉は特にない(女性39歳 ステージⅣ)
・二人別々に話したが、第一子はより深刻に受け止め、第二子に全て伝えない方がいいと自分の意見を言ってきた。第二子は 癌について、あまり深刻に受け止めて
いないように感じた(その様に振舞っていたのかもしれない)「手術すれば治るんでしょ?」と比較的明るく言われ、つい肯定してしまった(女性43歳 ステージⅣ)
・動揺を隠して冷静に受け止めていました。「話しにくい事を話してくれてありがとう。でも、お母さんが死ぬとは思ってない」と言われました。下の子は少し泣いていました
(女性52歳 ステージⅣ)
・一生懸命理解しようとしていた。普段の生活がどう変わるのかが気になっているようだった(男性39歳 ステージⅣ)
・涙ながらになんとか受け止めて貰った(男性47歳 ステージⅣ)
・いつ死ぬのか気にしていたが、治療に効果がでているため取り敢えず安心している状況(男性51歳 ステージⅣ)
・「なんで元気がないかの理由が分かった」という言葉(男性40歳 わからない)
・上の息子は理解して納得してくれた。下の息子はまだ具体的にはわからない様子だった(男性46歳 わからない)
・2人共男の子だったためが、割と無反応でしたでも、入院中毎日のように顔をだしてくれていたので、心のなかでは大変心配してくれていたと思う(女性45歳 わからない)
・意外にもアッサリしていて、それが逆に辛かった。「分かった。頑張って待ってる。」と泣かずに言った(女性33歳 わからない)
ご自身のがんの事をお子さんに伝えた際に、お子さんからはどのような反応がありましたか?出来るだけ詳しくお聞かせください。(FA:一部抜粋)
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20
お子さんに伝えた後の状況
•「伝えない方が良かったと思う」との回答はなく、概ね伝えたことを肯定的に捉えている傾向にある
•伝えた後もお子さんとの関係はほとんどが「良い方向に変化した」または「以前と比べて特に変化はない」と、悪化した傾向はほとんど見られなかった
悪い方向に
伝えない方が
良かったと思う
伝えて良かった
変化した
0%
のか悪かったの
1%
かまだ判断で
良い方向に
きない
変化した
13%
27%
以前と比べ
て特に変化
伝えて良かった
と思う
はない
87%
72%
n=97
(n=97)
ご自身のがんの事をお子さんに伝えてから、あなたとお子さんの関係に
変化はありましたか?最もよくあてはまるものをひとつだけお選びください。(SA)
ご自身のがんの事をお子さんに伝えて良かったと思いますか?
最もよくあてはまるものをひとつだけお選びください。(SA)
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21
伝えた後のお子さんとの関係の変化
関係の
変化
関係の
変化
具体的に
・非常に協力的になり、自分なりにがんの事を理解しようとしてくれる
(女性43歳 ステージⅠ)
・特に変化はない。こちらの思いを押し付けるのではなく、その後生きる
子どもの邪魔はしないよう、何をして欲しいだのとは言わないし、これ
まで以上に友達と遊んで毎日を楽しく過ごすようになっている
(男性40歳 ステージⅠ)
・これまで「最強で最恐」と思っていた母がいなくなるかもしれない、
「不変はない」と思って、大事にしようと考えるようになり、言い合いを
してもすぐ仲直りしたり、明日に持ち越さないように、素直に謝ったり
できるようになった。一方、どこかで不安や怯えがあるのではと感じる
こともある(女性47歳 ステージⅠ)
・子供たちが物心ついたときにはもう、がんになっていたので、特に変化
はない。子供たちにとっては、大人とは違い、がんイコール死ではない
のかもしれない(女性 38歳 ステージⅠ)
・娘が以前より自立したように思う。料理やお掃除を以前よりもして
くれるようになり、自分の将来を真剣に考えたようで、自発的に勉強
するようになった。それから、健康を考えて一緒にお料理する機会が
増えた(女性45歳 ステージⅡ)
・病気の母をいたわる態度が見られる反面、今までと変わらず、ケンカも
するし、遠慮した感じは見られない(女性50歳 ステージⅠ)
・特に変化らしいものはない。ただ、私の方が、教えられることは、今、
教えておきたいと思い、彼女らに働きかけるので、うざがられている(笑)
(女性36歳 ステージⅡ)
・自分のことを、自発的にやるようになった(女性45歳 ステージⅡ)
良い方向
に変化した
具体的に
・体調が悪い日は手伝いをしてくれるようになったり、思いやりが感じ
られるようになった(女性40歳 ステージⅢ)
以前と
比べて
特に変化
はない
・少し冷静に子供を見るようになった。感情的にならなくなり、怒るこ
とが減った。その結果、会話が増え、一緒に出掛けることも増えた
(女性52歳 ステージⅣ)
・良く相談を受けるようになった(男性47歳 ステージⅣ)
・変わらない。私が動けないとき、思っていた以上にやってくれている。
もの凄く幸せだ(女性37歳 ステージⅡ)
・特に変わった様子はありませんが、以前より病気や怪我をしたら子供
自身も家族や友達にも気遣いをするようになった
(女性44歳 ステージⅡ)
・特に変わらないが、わたしが弱気になっていると、すぐに察して励まして
くれる(女性39歳 ステージⅣ)
・以前と変わらなく普通に接してくれる。また、入院の際には留守番や
家事等を積極的にしてくれる(男性50歳 ステージⅣ)
・特に今までと変わりないですが、色々と手助けしてくれる。私の身体の
事を一番に考えてくれます。もともとよく話はしてたので、今までとそん
なに変わりはない(女性48歳 わからない)
・伝える前は、受診日も隠してました。薬も隠れて飲み、病気の資料
なども隠し、体調が良くない時でも必死に元気なママを演じていた。
伝えてからは、資料や受診日隠さずにいれるので、私の気持ちは
随分楽になった(女性37歳 わからない)
・変わらない。思ってることを言い合える様になった。健康状態として
辛い状況を説明することができる様になり、協力をお願いできる様に
なった(男性40歳 わからない)
・家族、命のありがたさを少しはわかってくれた
(女性40歳 わからない)
・自分との関係は変化がない。しかし、嫁に対しては協力的になって
きた(男性46歳 わからない)
・家族として立ち会ったり、術後の説明を聞いたりと家族の絆が強く
なった(女性54歳 わからない)
ご自身のがんの事をお子さんに伝えてから、あなたとお子さんの関係はどのように変化しましたか?出来るだけ詳しくお聞かせください。(FA:一部抜粋)
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22
お子さんに伝えた(伝えるだろう)内容
•伝えていない方に比べ、伝えた方は、「病名(がんであること)」と「入院が必要になること」が高い傾向にあった
•一方で、伝えた方に比べ、伝えていない方は、「余命について」や「自分の死後のこと」が高い傾向にあった
•伝えた方は、伝えた内容として「病とその状況」に関する話を、伝えていない方は伝えるだろう内容として、「将来に関する話」をしようとしている傾向が
みられた
100%
87
80%
72
58
60%
41
76
61
42
36
40%
31
28
34
36
25
19
20%
13
9
9
3
0%
n=
る 重
こ い
と 病
気
で
あ
あ
る
こ
と
病
名
(
が
) ん
で
つ 現
い 在
て の
症
状
に
な
る
こ
と
入
院
が
必
要
に
て る
病
状
に
つ
い
将
来
予
測
さ
れ
余
命
に
つ
い
て
事 自
分
の
死
後
の
か
に
つ
い
て
う
し
て
欲
し
い
お
子
さ
ん
に
ど
そ
の
他
わ
か
ら
な
い
お子さんにがんであることを
伝えた方(全体)
97
41.2
86.6
60.8
76.3
36.1
13.4
9.3
34.0
9.3
-
お子さんにがんであることを
伝えていない方(全体)
36
41.7
58.3
72.2
19.4
27.8
25.0
30.6
36.1
-
2.8
お子さんにはどのような内容を伝えましたか?あなたがお子さんに伝えたことについて以下の中からあてはまるものを全てお選びください。(MA)
もしお子さんに伝えるとしたら、どのような内容を伝えると思いますか?以下の中からあてはまるものを全てお選びください。(MA)
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23
伝える際に心配した(するだろう)こと
•伝えていない方たちは、「説明する内容」「子どもに理解してもらえるか」を特に心配している
100%
80%
69
61
58
60%
58
53
62
40%
40
36
47
28
51
31
22
14
28
20%
18
0%
n=
16
6
る
べ
き
か
を
ど
こ
ま
) で
説
明
す
説
明
す
る
内
容
(
何
る に 自
か 理 分
解 の
し 説
て 明
も が
ら 子
え 供
き に 自
る な 分
か ら 自
ず 身
に が
説 感
明 情
で 的
影
響
を
与
え
な
い
か
子
供
の
精
神
面
に
悪
い に 子
か 悪 供
影 の
響 将
を 来
与 の
え 成
な 長
あ の
せ
い
で
い
じ
め
に
っ
た
り
し
な
い
か
子
供
が
自
分
の
が
ん
し
な
い
か
親
子
の
関
係
が
悪
化
反
応
を
示
す
か
子
供
が
ど
の
よ
う
な
答
え
ら
れ
る
か
子
供
か
ら
の
質
問
に
お子さんにがんであることを伝えた方(全体)
97
36.1
40.2
27.8
61.9
47.4
17.5
6.2
50.5
16.5
お子さんにがんであることを伝えていない方(全体)
36
58.3
61.1
27.8
69.4
52.8
30.6
13.9
58.3
22.2
お子さんにご自身のがんのことを伝える際に、以下のことをどの程度心配されましたか?それぞれの項目についてどの程度心配するだろうと思うか、最もよくあてはまるものをひとつずつ
お選びください。(SA)
もしあなたがお子さんにご自身のがんのことを伝えるとしたら、以下のことをどの程度心配するだろうと思いますか?それぞれの項目についてどの程度心配するだろうと思うか、最もよく
あてはまるものをひとつずつお選びください。(SA)
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24
お子さんに伝えていない理由
•伝えていない理由は「まだがんのことを理解できる年齢ではないから」がおよそ6割で最も多い
100%
80%
58
60%
40%
33
22
20%
17
14
14
6
0%
n=
全体
36
か る 自
ら か 分
も の
し が
れ ん
な が
い 治
16.7
止
め
ら
れ
た
か
ら
配
偶
者
・
家
族
に
5.6
齢
で
は
な
い
か
ら
を
理
解
で
き
る
年
ま
だ
が
ん
の
こ
と
58.3
まだお子さんに伝えていない理由について、以下の中からあてはまるものを全てお選びください。(MA)
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25
か を 子
ら 与 供
え に
た シ
く ョ
な ッ
い ク
だ あ 子
か う 供
ら こ が
と い
が じ
心 め
配 に
33.3
-
ら
な
い
か
ら
れ
ば
よ
い
か
わ
か
ど
の
よ
う
に
伝
え
13.9
せ
た
く
な
い
か
ら
子
供
に
気
を
遣
わ
22.2
そ
の
他
13.9
将来お子さんに伝えるか
•まだ伝えていない方のうち、約70%の方が、「子どもが理解できる年齢になったら」伝えようと考えている
100%
80%
67
60%
40%
22
20%
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5.6
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状
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22.2
将来お子さんにご自身ががんであることを伝えようと思いますか?以下の中からあてはまるものを全てお選びください。(MA)
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伝
え
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13.9
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5.6
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8.3
これからお子さんに伝える方へのアドバイス
・知らされないままにいることが良いとは思わない。知った上で自分でどう消化していくか?乗り越える力があると信じること、そんな価値観があっても良い。
親が病気になることを隠して、騙し通して、それが思いやりと満足するのは親だけだ。知って解釈して我が道を決めることの最高の教材だと思う(男性40歳 ステージⅠ)
・検査や治療。入院や手術等で 家にいるはずのママやパパが 家を空ければ 必ず子供も 家族の一大事に気付く。そして、知らないのは自分だけとなると、
疎外感が生まれる可能性もあるかと思う。分かりやすい言葉で 悲観的にならず、時間をかけて きちんと正しく伝えてあげると良いと思う(女性43歳 ステージⅠ)
・正直に、わかりやすい言葉で話す。嘘はつかない(絶対治すとか絶対死なないとか)。自分がある程度病気を受け入れられて、落ち着いている状態になってから話す。
子どもを日中取り巻く人(学校の担任、保育園の先生)にも病気のことを知ってもらい、日中異変があったら教えてもらえる体制をとっておく(女性39歳 ステージⅡ)
・うちはそこそこ子供の年齢が高かったので、ネットでいろいろ検索しないで、聞きたいことは私に聞くように伝えた。検索していたのかもしれませんが、ネットの情報が
全て正しいわけではないとも伝えた(女性46歳 ステージⅡ)
・子供は敏感なので、幼稚園くらいになると親の体調の悪さを悟るようになる。小学校くらいになると、ある程度理解できるようになる。お子様の性格によって違うと思うが、
若くしてがんに罹患した母を見て、今を生きるといること大切にし、小さな幸せや感動を集めて過ごしています。案外、しっかりしています(女性35歳 ステージⅢ)
・相談員さんに言われてなるほどと思ったのは、親の見た目の状態と、それについての説明に矛盾がない事が大事、ということ。明らかに具合が悪そう、
通院入院しているにもかかわらず、「大丈夫」「心配ない」と隠す、伝えない、嘘をつくと子どもが不安定になったり、疑心暗鬼になる、ということだと理解している。
実際体調不良のために、子どもの要求に応えられない場合が多々あるので、理解してもらうためにも、話してよかったと思う。
子どもとは、病名をよその方に言わないという約束をしていますが、ある程度守れないリスクはあるかな、と思って、そこは許容範囲としている。
絶対もらしたくないのであれば、言わないほうがよいかもしれない(女性40歳 ステージⅢ)
・状況やこれからの治療のことなどは正確に話した方がいいと思う。余命だとか曖昧なことや、ネガティヴなことは言わない方が良いと思う(男性51歳 ステージⅢ)
・本人が気持ちを強く持ってないと子供に表情で伝わるので、辛い病気ですが、明るく元気に(男性35歳 ステージⅢ)
・年齢は大きく関わってくることだと思いますが、我が家の場合、母ひとり子ひとり。養育する者が居なくなるという前提で、娘には包み隠さず話さなくてはいけませんでした。
今 体調もどってきたから言える事かもしれませんが、あの時の娘は 子供ながらにしっかり私を支えようと頑張ってました。頑張らせてしまったことは、
今でも申し訳ないと思うけれども、私1人では戦えなかった。娘がいたから戦えた。心から娘には感謝しています(女性43歳 ステージⅣ)
これからお子さんにがんの事を伝えようとしている方に向けて、何かアドバイスをするとしたらどんなことがありますか?アドバイスしたいことがある方は、出来るだけ詳しくお聞かせください。
アドバイスしたいことが特にない方は、「なし」とご記入ください。
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これからお子さんに伝える方へのアドバイス
・冷静に自分で真実だけを伝えた方がいい。誰かに代わりに伝えてもらったり、感情的になると伝えるべき真実が伝わらない事がある(女性52歳 ステージⅣ)
・こどもは素直で、ものわかりが良いです。事実をわかりやすく伝えれば、わかってもらえると思う。言わないことがストレスになるのであれば、言ったほうが良いと思うし、
言って失敗しても、言わずに後悔するよりはましかもしれない(男性35歳 ステージⅣ)
・私の場合は、娘たちに伝えるのに一年近くかかった。色んな方に話すべきか相談したのですが、私自身病気を受け入れるのに一年ほどかかり、
病状も落ち着いてきた時に話した。私が泣きながら話したら、一層不安になるんじゃないかと思い、落ち着いて話せるようになった時に話せて良かったと思っている
(女性37歳 わからない)
・医学的な説明は、きちんと患者が立会いのもと主治医より説明することが重要。疑問点は可能な限り調べて正直に答える。子供達を大切に思っているからこそ、
隠さないという事を親から伝える(男性40歳 わからない)
・経験上、収入に大きな変化が出ると生活が変わる。子供に教育費が必要なので、そこに配慮や理解が必要だと思う(男性51歳 わからない)
これからお子さんにがんの事を伝えようとしている方に向けて、何かアドバイスをするとしたらどんなことがありますか?アドバイスしたいことがある方は、出来るだけ詳しくお聞かせください。
アドバイスしたいことが特にない方は、「なし」とご記入ください。
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調査概要
調査対象者条件
回収サンプル数
性別:男女
年齢:30代~60代
地域:34都道府県
133サンプル
調査手法
インターネット調査
実施期間
2016年12月
調査機関
株式会社メディリード
設問項目
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本件に関する
お問い合わせ先
属性設問(性別・年代・居住地)
現在かかっているがんの種類
現在の状況(がん、就業)
告知を受けた時のステージ/年齢
同居している家族
お子さんの年齢/普段の会話
がんであることをお子さんに伝えたか
お子さんに伝えた時期/伝えた人
あなたが伝えた理由/あなた以外が伝えた理由
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伝えた際のお子さんの反応
お子さんに伝えた後の状況
伝えた後のお子さんとの関係の変化
お子さんに伝えた(伝えるだろう)内容
伝える際に心配した(するだろう)こと
お子さんに伝えていない理由
将来お子さんに伝えるか
これからお子さんに伝える方へのアドバイス
※調査結果は、端数処理のため構成比が100%にならない場合があります
株式会社メディリード 担当 : 山本 智(やまもと さとし)、東海林 瞳 (しょうじ ひとみ)
東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー24F
TEL : 03-6859-2251 FAX : 03-6859-2273 E-mail : [email protected]
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For Patients’ better today and tomorrow
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