仕様書 環境部 1.件 名 先進的な火力発電技術等の海外展開推進事業/先進的な火力発電技術等に係る導入促 進事業/火力発電等における我が国技術の導入可能性を検討するための状況調査 2.目 的 2016 年 5 月に改定された「インフラシステム輸出戦略」において、化石燃料に引き 続き大きく依存しなければならない新興国・途上国を中心に、エネルギーセキュリティ ーの向上や低炭素化の促進、環境負荷の低減に貢献する観点から、エネルギーインフラ の輸出を促進するための支援の実施が、先進的な低炭素技術の海外展開支援の具体的 施策として位置付けられている。 本調査では、我が国の先進火力発電等技術の普及、展開の可能性を把握するため、潜 在的なニーズの見込まれる国や地域を対象に、石炭・ガス火力発電所の設備概要やメー カーの進出状況等を調査し、整理することを目的とする。 3.内 容 NEDOとの密接な連携のもとで以下の内容を実施するものとする。 3.1 対象国 アジア諸国・・・インド、スリランカ、インドネシア、タイ、フィリピン、ベトナム、 マレーシア、ミャンマー、中国を必須とする。 米州・・・・・・アメリカ、カナダ、ブラジル、チリを必須とする。 欧州諸国・・・・欧州委員会、ドイツ、フランス、イタリア、ポーランド、英国、セル ビア、ボスニア、ウクライナを必須とする。 その他・・・・・トルコ、南アフリカを必須とする。 3.2 調査事項 (1) 石炭火力発電所に関する状況調査 過去1年間に新設または更新された我が国及び海外主要企業が受注した石炭火力発電等 に関する以下の情報を整理する。 ・建設年(運転開始時期) 、設備メーカー(ボイラ、タービン、発電機、環境設備)、発 電技術、燃料(炭種、産出国)など。 ・得られた情報をリスト化した上で、既存データベース等も活用するなどしながら、国・ 地域別、発電技術別、企業別にデータを集計してとりまとめる。 (2) ガス火力発電所の状況調査 過去5年間に我が国及び海外主要企業が受注したガス火力発電等に関する以下の情報を 整理する。 ・建設年(運転開始時期) 、設備メーカー(ボイラ、タービン、発電機、環境設備)、発 電技術、等。 対象国においてガス火力発電所における、建設年(運転開始時期)、設備メーカー(ボ イラ、タービン、発電機、環境設備)、発電技術、等をリスト化する。 ・得られた情報をリスト化した上で、既存データベース等も活用するなどしながら、国・ 地域別、発電技術別、企業別にデータを集計してとりまとめる。 (3) 調査結果の分析 上記調査結果を用いて、石炭・ガス火力発電所を近年建設している、あるいは今後建設す る計画のある国・地域において、主要設備機器企業進出動向についての考察を加え、我が国 の先進火力発電等技術の導入可能性について分析を行う。 4.調査期間 NEDO の指定する日から平成 30 年 2 月 28 日まで 5.予算額 1,800 万円以下 6.報告書 提出期限:平成 30 年 2 月 28 日(水) 提出部数:電子媒体 CD-R (PDF ファイル形式) 1部 :電子媒体 CD-R (ワードファイル形式) 1 部 提出方法:「成果報告書・中間年報の電子ファイル提出の手引き」に従って 提出のこと。 http://www.nedo.go.jp/itaku-gyomu/manual_tebiki_index.html 7.報告会等の開催 委託期間中あるいは委託期間終了後に、報告等をお願いすることがある。 8.フォローアップ調査 調査終了後、必要に応じて、普及状況等についてフォローアップ(事後・追跡)を行 うので御協力をお願いすることがある。 以 上
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