福岡共同公文書館の付帯設備保守及び清掃等業務委託契約書(案) 福岡県立公文書館(以下「甲」という。)と (以下「乙」という。)とは、 別紙仕様書(以下「仕様書」という。)により、次のとおり委託契約を締結し、信義に従い、誠 実にこれを履行するものとする。 (委託業務) 第1条 甲は、次に掲げる物件の付帯設備保守及び清掃等業務(以下「業務」という。)を乙に 委託し、乙はこれを受託する。 (1)業 務 対 象 物 件 福岡共同公文書館(以下「公文書館」という。) (2)対 象 物 件 所 在 地 福岡県筑紫野市上古賀1丁目3番1号 (3)敷 地 面 積 6,128.81㎡ (4)建 築 面 積 2,059.39㎡ (5)延 床 面 積 5,420.98㎡ 造 鉄筋コンクリート造4階 (6)構 (契約期間) 第2条 業務の契約期間は、平成29年4月1日から平成34年3月31日までとする。 (委託料) 第3条 業務の委託料(以下「委託料」という。)は、総額 に係る消費税及び地方消費税の額 円(うち取引 円)とする。ただし、各会計年度にお ける委託料の年額は、次のとおりとする。 2 平成29年度 金 円 平成30年度 金 円 平成31年度 金 円 平成32年度 金 円 平成33年度 金 円 前項の委託料は、第11条第2項の規定に基づいて委託料を変更した場合、又は第12条 若しくは第13条の規定に基づいて契約を解除した場合はこの限りではない。 (契約保証金) 第4条 福岡県財務規則第170条各号の規定に該当するほか、これを徴する。 (業務の処理方法) 第5条 乙は、仕様書及び甲の指示に従って業務を行うものとする。 (業務の検査) 第6条 甲は、この契約の履行のために必要があると認められるときは、乙の業務について随 時これを検査し、または必要な資料の提出を求めることができる。 2 乙は、前項に規定する検査に協力しなければならない。 (業務実施計画) 第7条 乙は、仕様書に基づいて業務実施計画書を作成し、契約締結後速やかに甲に提出し、 甲の承認を得なければならない。 (再委託の禁止) 第8条 乙は、この契約の履行について、業務の全部を第三者に委託し、又は代行させてはな らない。ただし、あらかじめ甲の書面による承諾を受けたときは、この限りではない。 (報告書の提出) 第9条 乙は、前月分の委託業務の実施について、文書により甲に報告しなければならない。 (委託料の支払) 第10条 委託料は月払いとする。各会計年度における月払いの額(以下「月額」という。)は、 第3条に規定する当該会計年度の委託料の年額を12で除した金額とし、1円未満の端数に ついては、すべて当該会計年度の最初の月の月額に加算するものとする。 2 乙は、翌月の10日までに前条に規定する報告書を添付し、当該月の月額の支払いを甲に 請求するものとする。 3 甲は、前項の請求書を受理した日から30日以内に、月額を乙に支払うものとする。 4 甲は、月の途中において契約の解除をした場合は、業務を実施した当該月の実日数に応じ て日割計算した額を乙に支払うものとする。 (物件の構造変更等) 第11条 甲は、業務委託する物件の増築、改築及び付帯する構造の機能変更等が行われると きは、変更を行う日の15日前までに遅滞なく乙に通告し、業務計画の検討を求めるものと する。 2 前項の規定に基づき業務実施計画書等に変更が生じた場合であって、委託料を変更する必 要があるときは、委託料の変更額について甲乙協議して定める。ただし、協議開始の日から 14日以内に協議が整わない場合にあっては、甲が定め、乙に通知する。 3 甲の任意による施工により生じた物件等に係る事故については、理由のいかんを問わず乙 はその賠償の責めを負わない。 (甲の解除権) 第12条 甲は、乙が次の各号のいずれかに該当するときは、この契約を解除することができ る。 (1)乙の責めに帰すべき理由により、この契約に違反したとき (2)乙の業務が甚だしく不誠実と認められるとき、又は、乙が委託契約期間内にこの契約 を履行する見込みがないと明らかに認められるとき 2 前項の規定により、甲が、この契約を解除したときは、乙は違約金として、解除した日か ら10日以内に、委託料の100分の10に相当する金額を甲に支払わなければならない。 この場合において、第4条の規定により契約保証金の納付が行われているときは、甲は当該 契約保証金をもって違約金に充当することができ、甲に乙に対する債務があるときは、相殺 することができる。 3 前項に規定する違約金の徴収は、乙に対する甲の損害賠償の請求を妨げない。 (予算の減額又は削減に伴う解除等) 第13条 この契約は地方自治法(昭和22年法律第67号)第234条の3の規定に基づく 長期継続契約であるため、本契約締結日の属する年度の翌年度以降において、歳入歳出予算 の当該金額について減額又は削除があった場合、甲は、この契約を解除することができる。 2 乙は、前項の規定によりこの契約が解除された場合であって、乙に損害があるときは、甲 に対し、その損害の賠償を請求することができる。 (乙の解除権) 第14条 乙は、甲がこの契約に違反し、その違反により契約の履行が不可能になったときは、 この契約を解除することができる。 2 乙は、前項の規定によりこの契約を解除した場合であって、乙に損害があるときは、甲に 対し、その損害の賠償を請求することができる。 (暴力団排除条項) 第15条 甲は、警察本部からの通知に基づき、乙(共同企業体であるときは、その構成員の いずれかの者。以下この条において同じ。)が次の各号のいずれかに該当するときは、この契 約を解除することができる。この場合において、解除により乙に損害があっても、甲はその 損害の賠償の責めを負わないものとする。 (1)計画的又は常習的に暴力的不法行為等を行い、又は行うおそれがある組織(以下「暴 力的組織」という。)であるとき。 (2)役員等(個人である場合におけるその者、法人である場合におけるその法人の役員又 は当該個人若しくは法人の経営に事実上参画している者をいう。以下同じ。)が、暴力的 組織の構成員(構成員とみなされる場合を含む。以下同じ。以下これらを「構成員等」 という。)となっているとき。 (3)構成員等であることを知りながら、構成員等を雇用し、又は使用しているとき。 (4)第1号又は第2号に該当するものであることを知りながら、そのものと下請契約(一 次及び二次下請以降全ての下請契約を含む。)又は資材、原材料の購入契約等を締結した とき。 (5)自社、自己若しくは第三者の不正の利益を図る目的又は第三者に損害を与える目的を もって、暴力的組織又は構成員等を利用したとき。 (6)暴力的組織又は構成員等に経済上の利益又は便宜を供与したとき。 (7)役員等又は使用人が、個人の私生活上において、自己若しくは第三者の不正の利益を 図る目的若しくは第三者に損害を与える目的をもって、暴力的組織若しくは構成員等を 利用したとき、又は暴力的組織若しくは構成員等に経済上の利益若しくは便宜を供与し たとき。 (8)役員等又は使用人が、暴力的組織又は構成員等と密接な交際を有し、又は社会的に非 難される関係を有しているとき。 2 前項の規定によりこの契約が解除された場合においては、乙は、契約金額の10分の1に 相当する額を違約金として甲の指定する期間内に支払わなければならない。 3 第2項の場合において、第4条の規定により、契約保証金の納付又はこれに代わる担保の 提供が行われているときは、甲は、当該契約保証金又は担保をもって違約金に充当すること ができる。 (損害賠償) 第16条 乙は、本契約の各条項に違反し、あるいは故意、過失により甲又は第三者に損害を 与えた場合、その損害を賠償しなければならない。 2 前項の損害発生の場合は、甲は、その損害の事実を知った日から1年以内に乙に対し書面 により賠償請求をなすものとする。 3 甲は、乙の警備担当員又はその他の従業員が業務遂行中に被る損害について、賠償の責を 負わないものとする。ただし、甲又は甲の責めに帰するべき者の過失又は作為による損害に ついてはこの限りではない。 (遅滞損害金) 第17条 乙は、乙の責めに帰すべき理由により履行期限までに履行しないときは遅滞日数に 応じ委託料の年2.8パーセントに相当する額を遅滞損害金として、甲の指定する期間内に 甲に支払わなければならない。 (秘密の保持) 第18条 乙は、この契約の履行に際し知り得た甲の業務上の秘密を第三者に漏らしてはなら ない。さらに、自らの利益のために利用してはならない。 2 前項の規定は、この契約が解除され、又はこの契約が終了した後も同様とする。 (個人情報の保護) 第19条 乙は、この契約による事務を処理するための個人情報の取扱いについては、別記「個 人情報取扱特記事項」を遵守しなければならない。 (協議) 第20条 この契約に定めのない事項について定める必要が生じたとき、又はこの契約に定め る事項について疑義が生じたときは、甲乙協議の上定めるものとする。 この契約の証として、本書2通を作成し、甲乙記名押印の上、各自その1通を保有する。 平成 年 月 日 甲(委託者) 福岡県立公文書館 館 乙(受託者) 長 ○ ○ ○ ○
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