世界はビーズでつながっている

2017 年 1 月 12 日
世界はビーズでつながっている――
会期:2017 年 3 月 9 日(木)~6 月 6 日(火)
国立民族学博物館(大阪府吹田市千里万博公園 10-1)では、開館 40 周年記念特別展「ビーズ―つなぐ・か
ざる・みせる」を 2017 年 3 月 9 日 (木)から開催します。
飾り玉、数珠玉、トンボ玉などを総称するビーズ。ガラスや石や貝だけではなく動物の歯や虫の羽などから
新たな美の世界がつくりだされます。本展では、私たち人類がつくり出した最高の傑作品の一つとしてビーズを
とらえ、つくる楽しみ、飾る楽しみをとおして日本や世界の人びとにとってのビーズの魅力を紹介します。
展覧会の見どころ
1 世界のビーズがみんぱくに大集合!
ビーズは、およそ 10 万年前に誕生して以来、単
に飾るだけが目的ではなく、様々な役割を持って生
まれては消え、世界中の文化のなかに広まってき
ました。その素材や見た目はさまざまであり、また
ビーズを使用した人形や仮面、衣装など、多種多
様な作品もつくられてきました。
本展では、古今東西のビーズと、その関連作品
を一堂に会して展示し、その多様性を紹介します。
なかでも、特別展示館 1 階中央部に並ぶ約 20 着の
世界各国のビーズ衣装は圧巻!世界各地のかわ
いい!きれい!すごい!衣装のなかから、お気に
入りの一着を見つけてください。
ビーズ製の花嫁衣装(南アフリカ)
3 本邦初公開!ビーズ製人像ができるまで
本展では、ビーズや、ビーズを使用した作品が
できるまでの製作過程にも着目します。つくり手の
独特の美意識が感じられるビーズ製人像は、ビー
ズ職人の手によってどのようにつくられるのでしょう
か。映像や製作道具、製作途中の作品等から、ビ
ーズ製作の裏側をご紹介します。
2 ビーズから考える「人類とは?」
私たち人類は、どうしてビーズをつくり、身につ
け、そして放棄するのでしょうか。ビーズは多様な
素材からつくられますが、ものをつないだ円形の首
飾りや、赤色の玉への好みは、人類に広く共通す
る特徴でもあります。
本展では、言葉や道具などと同様に、人類に共
通する「つなぐ」という行為に着目し、「人類とは何
か」について考えます。
ミイラのビーズマスク(エジプト)
4 さまざまな体験型プログラムを開催!
展示の最後には、来館者の方にビーズに触れて
いただける体験コーナーを常設します。
ドングリなどの自然素材をビーズに加工したり、
来場者でひとつの大きなビーズ作品をつくったりす
ることで、ビーズをつくる楽しみ、飾る楽しみを肌で
感じていただき、ビーズの魅力により深くせまりま
す。
ビーズ職人
ビーズ製人像(ナイジェリア)
関連イベント
みんぱくゼミナール
「人間にとってビーズとは何か?―特別展「ビーズ―つなぐ・かざる・みせる」から」
会
場 国立民族学博物館 講堂
日
時 3 月 18 日(土) 13:30~15:00
(13:00 開場)
講
師 池谷和信(国立民族学博物館教授)
参加方法 申込不要(定員 450 名)、参加無料
内
容 わずか直径が数ミリのものからつくりだされ
るビーズの世界。これは、10 万年前に生ま
れて現在では世界中にひろがっています。
美しさに秘められた世界各地の人びとの知
恵を紹介します。
みんぱくウィークエンド・サロン-研究者と話そう【タイトル未定】
会
場
国立民族学博物館 特別展示館
日
時
4 月 2 日(日) 14:30~
講
師
野林厚志(国立民族学博物館教授)
参加方法
申込不要、要展示観覧券
みんぱくウィークエンド・サロン-研究者と話そう【タイトル未定】
会
場
国立民族学博物館 特別展示館
日
時
4 月 9 日(日) 14:30~
講
師
齋藤玲子(国立民族学博物館准教授)
参加方法
申込不要、要展示観覧券
みんぱくウィークエンド・サロン-研究者と話そう【タイトル未定】
会
場
国立民族学博物館 特別展示館
日
時
4 月 16 日(日) 14:30~
講
師
池谷和信(国立民族学博物館教授)
参加方法
申込不要、要展示観覧券
ワークショップ
「ブレスレットを作ろう―植物ビーズの魅力」
会
場 万博記念公園 自然観察学習館
※本館での開催ではありません。
日
時 3 月 11 日(土) 13:15~15:00
(13:00 受付)
参加方法 要事前申込
(定員 40 組、小学生以下要保護者同伴)
参 加 費 300 円
内
容 世界のビーズのなりたちを学びながら、自然
素材を使ったビーズのアクセサリーを作るワ
ークショップです。
申 込 先 自然観察学習館
06-6877-6923
開催概要
展覧会名
会
場
会
期
開館時間
休 館 日
無料観覧日
観 覧 料
開館 40 周年記念特別展「ビーズ―つなぐ・かざる・みせる」
国立民族学博物館 特別展示館
2017 年 3 月 9 日(木) 〜 6 月 6 日(火)
10:00~17:00(入館は 16:30 まで)
水曜日(ただし、5 月 3 日(水・祝)は開館)
3 月 12 日(日)
一般 420 円 (350 円) 高校・大学生 250 円 (200 円) 小・中学生 110 円 (90 円)
*( )内は、20 名以上の団体、大学等(短大・大学・大学院・専修学校の専門課程)の授業での利用、リピーター、満
65 歳以上の方の場合の料金。
主
協
催
力
国立民族学博物館
大阪府立近つ飛鳥博物館、大阪府立弥生文化博物館、岡山市立オリエント美術館、京都
古布保存会、公益財団法人大阪府文化財センター、KOBE とんぼ玉ミュージアム、松野工
業株式会社、ミキモト真珠島 真珠博物館、千里文化財団
実行委員長 池谷和信(国立民族学博物館教授)
人類学、地理学専攻。アフリカを中心に、日本を含むアジア、シベリア、
アマゾンなど世界の狩猟採集文化、生き物と人の関わりから世界の
文化誌を研究している。
主な著者に『世界のビーズ』(千里文化財団、2001 年)、『人間にとっ
てスイカとは何か』(臨川書店、2014 年)など。
[お問い合わせ] 国立民族学博物館 総務課 広報係
電話:06-6878-8560(直通)
Fax:06-6875-0401
Mail:[email protected]
プレス向けウェブサイト www.minpaku.ac.jp/press
開館40周年記念特別展「ビーズ―つなぐ・かざる・みせる」
広報用画像リスト
■
【1】特別展ポスター
【2】ミイラのビーズマスク(エジプト)
【3】ビーズ製人像(ナイジェリア)
【4】ビーズ製の花嫁衣装(南アフリカ)
【5】供儀用容器(メキシコ)
【6】祭儀供物用 仮面(メキシコ)
【7】アイヌの首飾り(北海道)
【8】ビーズ職人
これらの広報用画像はデータにて提供可能です。■ ご希望の画像があれば広報用画像利用申込用紙にてお申し込みください。
開館 40 周年記念特別展「ビーズ―つなぐ・かざる・みせる」
広報用画像利用申込用紙
【ご希望の画像番号】
【貴社・貴機関について】
貴社・貴機関名
媒体名
ご担当者名
所属部署
所在地
〒
電話番号
E-mail
ご掲載・放映の予定日
年
月
日
【プレゼント用招待券】
(ご希望の場合はどちらかにチェックを入れてください)
□ 3組6枚
□ 5組10枚
※発送は2月以降を予定しております。
※チケット発送先が上記所在地と異なる場合は、下記にご記入ください。
発送先
〒
【申込先】
■
メール
[email protected]
または
■
FAX
06-6875-0401
【広報に関するお願い】
■
写真使用に関するお願い、注意事項
・クレジットには番号ごとに次のとおり記載してください。
【2】個人蔵
【3】~【7】国立民族学博物館蔵
【8】国立民族学博物館提供
・写真(画像)のトリミングや文字乗せはご遠慮ください。
・作品写真の使用目的は、本展の紹介のみとさせていただきます。なお、本展覧会終了後の使用はできませんのでご了承ください。
■ 本館の基本情報等の確認のため、メールまたはFAXにて、掲載記事、番組内容の原稿等を下記連絡先までお送り願います。
■ お手数ですが、掲載紙・誌または録画媒体を2部お送りください。
【お問い合わせ・送付先】
国立民族学博物館 総務課広報係 〒565-8511 大阪府吹田市千里万博公園 10-1
TEL:06-6878-8560(直通) FAX:06-6875-0401
メール:[email protected]