取締役会の実効性に関する評価結果の概要

2017 年 3 月 7 日
アース製薬株式会社
取締役会の実効性に関する評価結果の概要
当社取締役会は、2016 年 12 月期を初回の評価対象期間として取締役会の実効性に関する評価
を実施しましたので、その評価結果の概要を公表いたします。
1.評価実施要領
対象者
2016 年 11 月時点での取締役、監査役および役員待遇
実施方法
外部専門家の助言を参考に、対象者にアンケートを実施
質問内容
取締役会に向けた準備・取締役会における審議・取締役会の実効性確保の
ための環境整備等に関する事項
評価方法
アンケートの回答を集計・分析した上、取締役会にて課題を確認
2.評価結果の概要
① 取締役会の構成・開催スケジュール、審議事項の数、資料の分量・内容
② 外部専門家の助言を得る機会
③ 経営戦略・計画に関する審議
④ 内部統制の構築・運用に関する監督
⑤ リスクを伴う議案の審議
⑥ トレーニングを受ける機会
これらの面において、当社取締役会は概ね適切に機能しており、取締役会の実効性が確保されてい
ることを確認しました。
一方、取締役会の実効性をさらに高めるために、次の2つの事項を課題として認識しました。
(1)事前資料の更なる早期配付や内容の充実に取り組み、審議の一層の活性化を図ること
(2)既に構築された社外取締役への諮問を活用する仕組みについて、運用を充実させることで、
監督機能の一層の強化を図ること
3.今後の対応
当社取締役会は、本評価結果を踏まえ、上述の課題に重点的に取り組むことにより、取締役会のより
高い実効性の確保を図ってまいります。
取締役会の実効性に関する評価は、今後も継続的に実施するとともに、評価手法の改善を検討して
まいります。
以上