【4つの世界ごとのアイデア】(PDF 988KB)

「渋谷区のまちづくりの未来」4つのシナリオ
1
オープンで自由
世界の多様な文化やリーダを受容 (外の人が主役)
多国籍スターシナリオ


地域ごとに、それぞれ異なる世界の多
様な文化や人材を受け入れ、その人た
ちがリーダとして活躍
ブロードウェイを超えるスポットがあ
る地域、日本的生活を楽しめる地域な
ど、それぞれの地域名が世界からそれ
ぞれ注目される
世界の多様な文化/技術
(外の多様性)
3
コ
ミ
ュ
ニ
テ
ィ
の
質

職住遊一体シナリオ


職住近接で暮らす人が増え、働き方がさ
らに自由になる
渋谷区内どこでも職場になるシェアオ
フィス、シェアハウスやシェアサイクル
があふれ、来街者も生活者のように暮ら
せる
渋谷のワーカが地域で1週間暮らし、そこ
のコミュニティと関わるなど
渋谷区のまちの力の源泉
デジタル暮らしシナリオ

来街者も自由に働き、自由に住まう

世界最先端と昔ながらが融合する

2
地域全体が世界最先端の技術を使いこ
なして生活に活かしている
シニアも、若者や外国人とソーシャル
メディアで知り合い、
食事や宿泊を提供している
技術を使った多言語、外国人のニーズ
と現地資源マッチングも
クローズドで親密
(中の人が主役)
4
多様な地域の文化/資源
(内なる多様性)
地域の多世代間の新しいつながり
ネオ下町シナリオ




シニア、若者、子育てと世代間で、さま
ざまなことで助け合っている
子育て、食、安全など、コミュニティで
自律的に解決している
学校以外でも誰でも教えあい、学び合い
が行われている
多世代をつなぐ場がまちに多数
世界の多様な文化やリーダーを受容
多国籍スターシナリオ
この世界の特徴
地域ごとに、それぞれ異なる世界の多様な文
化やリーダーを受け入れ、活躍している
ブロードウェイを超えるスポットや、日本的
生活を楽しめるまちなど、それぞれの地域が
世界に発信
ナイトライフが面白く、時間制約のないまち
渋谷で世界中のグルメか楽しめる
エンターテイメントを学びたい人、教えたい
人が世界から集まる
場所の特色を活かしたステージがあり、エリ
アごとに各ジャンルのスターが集まっている
渋谷の人々が、スーパー寛容でモラル高い
この世界での特別なできごと
世界中からスターをめざす人が集まり、最先
端の渋谷のクリエイティブと融合し、文化発
信を競う「シブリンピック」が開催される
大事なことは渋谷のみんなで決めるための、
「直接民主制」の仕組みが運営されている
アーティストが若いのでここからプロを目指
す、ここで育つ「パトロン・マッチング」が
行われる
エンタメ用途は容積率緩和となる「エンタメ
特区」が条例化
スターになるまでの、「レベル別シアター」
を設置
渋谷の「独自最先端メディア」の設立
「ディスり禁止条例」(挑戦の制度的受容)
街中が劇場となり、ストリートパフォーマー
等への「フリースペース開放」が進む
渋谷から世界へ発信できる「文化芸術教育機
関」の発足
「行儀・マナーがクール」という文化を生み
出す
行政の文化活動に対する支援として、「ライ
ブハウス・劇場支援」「外国人割引」など
この世界が解決する現代の課題
海外の才能を呼び込める
起業家を増やせる
インバウンド観光客を増やせる
再開発による渋谷のコモディティ化を防げる
日本のマナーを伝えられる
外国人の宿泊施設不足を補える
渋谷ならではの文化を継承できる
子どもの社会力の向上
来街者も自由に働き、自由に住まう
職住遊一体シナリオ
この世界の特徴
職住近接で暮らす人が増え、働き方がさらに
自由になる
地域のキャラを際立たせながら働いている
渋谷区内どこでも職場になるシェアオフィス、
シェアハウスやシェアサイクルがあふれ、来
街者も生活者のように暮らせる
つながりが生まれ広がることで、子育てもし
やすいまちになる
通勤・通学などがストレスフリーで、長寿区
になっている
仕事と遊びが一体的で楽しくなる、最先端の
ライフスタイルがある
生活の自由度が上がり、時間的、経済的リッ
チマンが増える
この世界での特別なできごと
渋谷にない会社で働いていても渋谷で業務が
できる「スーパーフリーアドレス」
区内の会社同士の「社員交換留学制度」
独身用の「シェアハウス・シェアオフィス一
体サービス」が現れる
会社が社員向けに保育所と寮を発展させた
「多世代シェアハウス」を運営する
登録すれば「テーマ別シェアハウス」を毎日
場所を変えて暮らせる
渋谷区全体を貫く「シェアストリート」
ビル屋上でも農業が行われ、路上も含めて果
樹もたくさん植えられている「渋谷アグリ」
地域のための「渋谷食堂」がある(シェアハ
ウスや会社の食堂が開放され、地産地消)
子どもと企業がつながり、「渋谷まちなか
キッザニア」が生まれる
全区民参加型の「子どもまちづくりプロジェ
クト」
この世界が解決する現代の課題
ストレスが減り、健康になる
シニアが働きやすくなる
CO2削減。環境に優しい
企業が託児施設を持つことで待機児童減少
若い、働き盛りの人が渋谷に集まってくる
人材を大切にする企業が集まってくる
新しい仕事が生まれイノベーションが起こる
平日も休日も商店街が賑わい、潤う
働き方の改革が進む
さらに住みたいまち、ブランド力が高まる
宿泊キャパシティ増加
世界最先端と昔ながらが融合する
デジタル暮らしシナリオ
この世界の特徴
地域全体が世界最先端の技術を使いこなして
生活に活かしている
シニアも、若者や外国人とソーシャルメディ
アで知り合い、食事や宿泊を提供している
社会の課題解決のためのデジタル技術が次々
と生まれている
技術を使った多言語、外国人のニーズと現地
資源マッチングも
シニアが元気になる健康のまちになっている
とりあえず使ってみる区民が増え、とりあえ
ず渋谷で実験する(やってみる)企業が増える
全てがネットに繋がっている(人・モノ・コト)
シニア、チャレンジド、困った人、そういう
人たちみんなの不便をデジタルで補完した街
この世界での特別なできごと
セグウェイをお年寄りが普通に乗ってる
「パーソナルモビリティ特区」
若者がシニアに最先端技術などを教える「デ
ジタル教室」
セグウェイどこでもOK、ドローンも飛ばして
OKの「デジタル暮らし特区」
ロボットやセンサーによる「セキュリティシ
ティ」の実現
シニアに一人一台の「お助けロボット」
区民はこんなロボットが欲しいなどのアイデ
アを出して、企業・大学にアピール、アプ
ローチする「区民アイデア制度」
まちじゅうに「可愛いロボットコンシェル
ジュ」
「渋谷デジタルマップ」の充実
GPSでまちを遊ぶ「魔法の遊園地」
コンシェルジュと外国人をつなぐ「デジタ
ル・プラットフォーム」
「安心民泊」の実現
地域のデジタルコミュニティ 「多世代SNS町
内会」が広がる
区とのコミュニケーションがオンライン上で
できる。区政にもオンラインで参加
「多言語表示」に強いまちになる
この世界が解決する現代の課題
一人でも寂しくない暮らしができる
デジタルが弱きを助ける
生活用品がボタン1つですぐ届く
防災力の向上
町内会の活性化
イケてる商店街
ロボットが人間のやりたくないことをやるこ
とで、もっとやりたいことをやれるように
区内の回遊性アップ
地域の多世代間の新しいつながり
ネオ下町シナリオ
この世界の特徴
シニア、若者、子育てと世代間で、さまざま
なことで助け合っている
子育て、食、安全など、コミュニティで自律
的に解決している
学校以外でも誰でも教えあい、学び合いが行
われている
多世代をつなぐ場がまちに多数(居場所があ
ちこちにある)
公園や道で知り合いだらけなまち
知り合いが多いため暗くなっても安心安全
あえてデジタルにしない。アナログな繋がり
区民も企業も、必ず何か地域活動をしている
この世界での特別なできごと
マンションの中に老人ホームや子育ての施設
があり、コミュニケーションのとりやすい
「ネオ集合住宅」がある
町のイベントに参加を条件とするなど、「入
居条件付きスチューデントハウス」
区民・行政・企業すべて全員参加の「町内大
運動会」の開催
声をかけあうことを奨励する「渋谷区声かけ
制度」
区民全員の「公式地域SNS」で相互発信
学校を拠点に野菜作り、カフェで料理作りを
する「地産地消コミュニティ」
子どもの送り迎えを親じゃない人がやる「お
迎え支援制度」
働いてる人、学生と地域をつなげる「テーマ
別フューチャーセッション」の定期開催
企業が小学生のアイデアを求める「子ども起
業家フューチャーセッション」
企業はお金を出す。行政は場所を提供する。
長期的な目線で取り組む「渋谷版ソーシャル
イノベーション」
多世代、同世代の助け合い、昔ながらのコ
ミュニティがある「ネオ下町」
地域の中で教え合う「渋谷寺小屋」
この世界が解決する現代の課題
地域情報共有
犯罪減少
行政負担軽減
孤独死減少
少子化対策
子育てしやすい環境
労働人口増加
健康促進、ボケ防止
学校以外で学べる道徳教育
自分の居場所をつくってあげる
町会の世代交代