「県民くらしの安全」だより

「県民くらしの安全」だより
(平成 29 年 3 月号)
発行 岩手県環境生活部県民くらしの安全課
電話 019-629-5360
食品表示ウォッチャーを募集しています!
委嘱予定人数
30人
県では、食品の表示をモニタリングする食品表示ウォッチャーを募集しています。
【活動内容】
・食品の表示状況のモニター及び報告
・不適正な食品表示の情報提供
・食品表示に関する研修会への参加
【活動期間】
委嘱した日から平成 30 年 3 月 31 日まで
※委嘱は、平成 29 年 5 月頃を予定。
【応募資格】
次のいずれにも該当する方です。
・平成 29 年 4 月 1 日現在、満 18 歳以上の方
・岩手県内に居住されている方
【応募方法】
所定の応募用紙又は、はがきに郵便番号、住所、氏名(ふりがな)、年齢、性別、職業、電
話番号、ファクス番号、応募動機、岩手県食品表示ウォッチャーの経験の有無(ある場合は活
動年度)を記入の上、郵送、ファクス、E メールのいずれかでお申込みください。
◆郵送の場合
〒020-8570 盛岡市内丸 10-1 県庁県民くらしの安全課
◆ファクスの場合
【謝金】
食の安全安心担当
019-629-5279 ◆E メールの場合 [email protected]
活動に応じて 1,500 円(年間)の範囲内でお支払いします。(通信費等の経費を
含む。
)
【応募締切】 平成 29年 3 月 31 日(金)
(当日必着)
【問合せ先】県民くらしの安全課 食の安全安心担当
電話 019-629-5322
消費生活Q&A
Q.スマートフォンを操作中に、意図せずアダルトサイトに登録になった。誤作
動の方は 30 分以内に電話をするようにとあったのであわてて電話した。すると、
「あなたはすでに登録になっている。退会をするには3日以内に 10 万円を振り
込むように、4日目からは 20 万円になる」と言われた。さらに「振り込まなけ
れば調査のうえ法的手続きに入る」と言うので怖くなり電話を切った。インター
ネットで相談先や解決方法を検索したところ、一番上に消費者センターという名称の窓口があったの
で電話をかけた。きちんと解決したほうがよいと助言を受け、5万4千円で解決を依頼することにし
た。しかし、届いた契約書面を見たら依頼内容は「調査」となっており、
相手は探偵業者だった。契約を止めたい。どうしたら良いか。
「アダルトサイトとのトラブル解決」をうたう探偵業者に注意!
A.消費者が夜間などに、アダルトサイトのワンクリック請求に関する
トラブルを自分で解決しようと思い、あわててインターネットで相談先、
解決先などを検索し、その検索結果から「無料相談」「返金可能」などと
うたう窓口に連絡をとって、調査契約をしてしまい、その後、必要のない契約と思い解約を申し出た
ところ高額な解約料を請求されたなどの契約に関する相談が寄せられています。
まずは、アダルトサイトのワンクリック請求にあっても、あわてて業者へ連絡をとらないことが大
事です。
アダルトサイトとのトラブル解決のために依頼した調査結果が、必ずしもトラブル解決に役立つも
のとは限りませんので、依頼の必要性について慎重に判断しましょう。
契約を止めたい場合には、できるだけ早く業者に断わりの連絡をいれましょう。
契約に関して高額な解約料などの請求を受けた場合には、支払わずに最寄りの消費生活センターに
相談をしてください。
■■
トラブルに遭わないためのアドバイス
■■
■ネットでは、被害回復をうたう団体や探偵、行政書士のホームページが見つかりますが、弁護士や
認定司法書士以外の者が、被害を取り戻す業務を行うことは法律で禁じられています。
■インターネット検索サイトの検索結果には「広告」も表示されます。公的な機関を推測させるよう
な名称が表示されていたとしても、行政のサイトではなく、事業者の広告の場合もあります。インタ
ーネットで検索をする際には、広告と検索結果の違いに気をつけましょう。
不安に思ったら一人で悩まず、
岩手県立県民生活センター(消費生活相談専用 019-624-2209)や
市町村の消費生活相談窓口に御相談ください。
相談窓口が分からないときには188(消費者ホットライン いやや)にお電話を!
県民生活センターでは、
「岩手県くらしのひろばモバイル」と題して、携帯・スマホのメールアド
レスに消費生活に関する情報を随時お届けするサービスを行っています。
悪質商法などの被害に遭わないために、また、賢い消費者になるために、ぜひ登録をオススメし
ます!!
【お届けする主な情報】
・消費生活緊急注意報(県内で発生した悪質商法等の緊急被害情報)
・行政処分情報(特定商取引法に基づく行政処分等の情報)
・イベント情報(県民生活センターが実施する消費者講座等のご案内)
・くらしの情報(県民生活センター広報紙「くらしのひろば」の主要記事)
QR コード対応の携帯・スマホの場合、左記の QR コードを読み取ってアクセス。
URL:http://www.highway.pref.iwate.jp/mobile/cont01.php?cont_cd=0000000284
詳細はホームページを御覧ください。 岩手県くらしのひろばモバイル
検 索
◇お問合せ先 岩手県立県民生活センター(電話:019-624-2586)
公益社団法人いわて被害者支援センターについて
自分が巻き込まれるとは思ってもいない犯罪や交通事故。万が一、その被害者
になったとき、あなたのそばに「いわて被害者支援センター」があります。
被害直後から、自分では気づかない問題の掘り起こしを図りながら、事件事故の
内容や被害の状況に応じ、関係機関・団体等と連携しながら支援を行います。
○支援センターの業務
相談支援……電話・面接・メール(悩みの軽減・解決・心のケア等)
直接支援……付添い支援・カウンセリング・日常生活支援・給付金の申請補助
広報啓発……被害者等の置かれた現状と支援の必要性を県民に理解していただくため、講演会の
開催等啓発活動を行っています。
お問合せは、いわて被害者支援センター(☎019-621-3750)までお願いします。
毛染めによる皮膚障害にご注意ください!
毛染めは、髪の色を明るくしたり、白髪を黒く染めたりする等、年代や性別を問わず一般に広く行
われていますが、その一方で、消費者庁の事故情報データバンクには、毛染めによる皮膚障害の事例
が毎年度 200 件程度登録されています。
【酸化染毛剤やアレルギーの特性】
〇 ヘアカラーリング剤の中で最も広く使用されている酸化染毛剤
は、他のカラーリング剤と比べてアレルギーを引き起こしやすい。
〇 人によっては、アレルギー性接触皮膚炎が日常生活に支障を来
すほど重篤化することがある。
〇 これまでに毛染めで異常を感じたことのない人であっても、継
続的に毛染めを行ううちにアレルギー性接触皮膚炎になることが
ある。
〇 アレルギーの場合、一旦症状が治まっても、再度使用すれば発
症し、次第に症状が重くなり、全身症状を呈することもある。
消費者安全法第 23 条第1項に基づく事故等原
因調査報告書(消費者安全調査委員会)
〇 低年齢のうちに酸化染毛剤で毛染めを行い、酸化染料との接触
回数が増加すると、アレルギーになるリスクが高まる可能性があると考えられる。
【対応策等】
〇 消費者は、セルフテストを実施する際、以下の点に注意が必要です。
・ テスト液を塗った直後から 30 分程度の間及び 48 時間後の観察が必要(アレルギー性接触皮
膚炎の場合、翌日以降に反応が現れる可能性が高いため、48 時間後の観察も必要)
。
・ 絆創膏等で覆ってはならない(感作を促したり過度のアレルギー反応を引き起こしたりするお
それがあるため)
。
〇 酸化染毛剤を使用して、かゆみ、赤み、痛み等の異常を感じた場合は、アレルゲンと考えられる
酸化染毛剤の使用をやめ、医療機関を受診する等の適切な対応をとりましょう。
【消費者庁ホームページ】
http://www.caa.go.jp/csic/action/index5.html
<問合せ先> 県民くらしの安全課 生活衛生担当
019-629-5360