MSM流通研究所・レポート 2017年3月① 家計消費支出は長期的に落ち込んでいる。 消費構造はモノからサービス(コト)へ変化してきた。 ①2人以上世帯の月額家計消費支出の推移 320,000 317,328 リーマンショック 302,975 305,953 300,000 300,531 301,841 297,782 296,932 294,943 290,000 260,000 291,194 287,373 286,169 282,966 過去16年間で1割以上減少している。 270,000 290,454 290,244 291,737 2000年を100とすると、2016年は89%へ、 280,000 (単位:円) ※「勤労者世帯」「無職世帯」「事業主や自由業世帯」など含む 309,054 310,000 総務省「家計調査」 282,188 東日本大震災 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 (年) (2人以上世帯で勤労者世帯の消費支出は上記金額の約1割UPと推定する) ②消費支出構造の変化⇒モノ(財)からサービス(コト)へシフト サービスへの支出構成比は2000年に4割を超え、今後も増えると想定される。 この間、「交通・通信」や「保健医療」の費用が大きく増加した。 物販の市場が縮小する一方、不安や不満、お困りごとが増加し、今後も サービス市場は成長が期待される。 (%) 80 73.1% 70 71.8% モノ 67.4% 65.2% 63.0% 60 サービス 60.2% 59.0% 39.8% 41.0% 1995 2000 57.4% 57.8% 57.9% 42.2% 42.1% 50 40 30 20 26.9% 28.2% 32.6% 34.8% 37.0% 1985 1990 42.6% 10 0 1970 1975 1980 2005 2010 2013 (年)
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