第一施設機械部会だより №2 - トヨタ自動車安全衛生協力会

トヨタ自動車安全衛生協力会
第一施設機械部会だより №2
平成29年3月2日
■平成28年度 『第2回 部会研修会』が開催されました
2月14日(火)に、全トヨタ労連研修センター『つどいの丘』にて、トヨタ自動車安全衛生協力会より松永専務理事を
お迎えし、今年度の災害発生状況等の説明がありました。また、グループ別活動テーマの結果報告も行われ、
安全管理のあり方及び理解させる教育の重要性を確認し合いました。
日日時 : 平成29年2月14日(火) 13:30~16:10
場場所 : 豊田市 全トヨタ労連研修センター『つどいの丘』
出席者 : 尾島部会長 以下126名 (102社/146社)
トヨタ安全衛生協力会 松永専務理事
【次第内容】
【第1部】
1.開会の辞 ・ 来賓紹介
2.部会長 挨拶
3.来賓講演 松永専務理事
『今年度の振り返りと会員の皆様へのお願い』
【第2部】
4.平成29年度 部会組織について
5.グループ別研修会発表 各グループ活動結果報告
6.閉会挨拶
研修会の参加者 会員会社の皆さん
受付風景
【部会長挨拶】
本年度の災害発生状況は危機的な状態になっております。
冬期連休工事中は、「ひと言安全宣言」の展開により災害発生ゼロを
達成できましたが、災害多発傾向は続いています。
我々が日頃から安全推進活動をする目的は、「安心・安全な作業現場で、
より良い作業をするため」です。
今一度、安全活動推進の強化をお願いします。
仕入先トヨタ構内作業要領等ルールの再認識が必要です。
立松モールド工業㈱
尾島 部会長
【来賓講演】
『今年度の振り返りと会員の皆様へのお願い』
安全衛生点検結果、並びに災害発生データを
基に現状の災害発生状況の説明がありました。
また、パトロールの指摘には「ありがたい指摘」と
「つまらない指摘」があり、特に「つまらない指摘」は、
反感→無視→繰り返しとなり、無駄な時間を費やして
しまうことになる。
トヨタ自動車
工事責任者がしっかり自社の作業現場を見ることで、
安全衛生協力会
「つまらない指摘」の8割はなくせる。そして、指導を受けたことについて作業者と話し合い、
松永 専務理事
理解させることが大切である。
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平成29年3月2日
【グループ別研修会発表 各グループ活動結果報告】
第一施設機械部会では会員会社をグループに分け、各グループにて
安全活動(研究)テーマを決めて、他社の安全指導の良い点・
工夫している点・困っている点をグループごと班長会社が発表しました。
『活動テーマ』
1グループ トヨタ自動車構内におけるドレスコードと工事管理板
2グループ リスクアセスメントの充実
3グループ 工事管理板・ドレスコード
4グループ 工事管理板の充実と安全ルールの順守
5グループ トヨタ構内作業での安全管理
6グループ 災害を発生させない工事管理板を作成しよう
1グループ
工事経験豊富な利点を活かし、
その経験を社内教育で
全従業員へ展開していく
2グループ
リスク情報の共有化及び
リスクアセスメントの充実により
安全体制を強化する
5グループ
4グループ
工事管理板を充実させ安全管理の
向上を図り、他社の良い事例を
参考にルール順守にも取り組む
グループ発表・質疑応答 風景
各工場、建屋ごとに異なるルールを
共有することで安全管理の
充実を図る
3グループ
構内作業ルールの徹底を各社
キーマンが中心になって
確実に展開する
6グループ
工事管理板の充実を図り、最新の
情報を管理することにより災害を
防止する
【閉会挨拶】
安全管理者による、「つまらない指摘」を無くす取り組みについて、工事責任者・
作業責任者並びに、作業者自身の安全意識・認識の教育をお願いします。
今年度の災害状況を把握・分析すること、また会員会社間での情報を共有
することで、責任者、作業者がそれぞれの安全に対する意識を高める必要性を
再認識することが出来ました。
㈱高津製作所
山崎 副部会長
「ご安全に!」
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