macOS/Windows 向け「Desktop CV SDK」の提供を

2017 年 2 月 27 日
Kudan株式会社
報道関係各位
Kudan、コンピュータビジョン(CV)技術の活用範囲を拡大
macOS/Windows 向け「Desktop CV SDK」の提供を開始
拡張現実(AR)技術およびそのコア技術であるコンピュータビジョン(CV)技術※1 を提
供するKudan株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:大野 智弘、以下 Kudan)
は、PC・タブレット※2 環境における CV SDK(ソフトウェア開発キット)として、macOS
および Windows 向け※3 に「Desktop CV SDK」の提供を開始しましたことをお知らせしま
す。従来、自社開発の CV SDK をモバイル OS(iOS/Android)向けに提供していましたが、
今回の「Desktop CV SDK」の提供開始により、幅広い開発環境において 2 次元マーカーの
認識およびマーカレスでの 3 次元トラッキングによる AR アプリケーションの開発を可能
にします。
※1:CV(Computer Vision)技術: コンピュータがカメラなどを通じて取得した画像/映像を解析し視覚処理する技術
※2:Microsoft Surface
※3:Windows7 以降、macOS 10.10 以降に対応
■ Kudan CV SDK の動作可能デバイス
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■macOS/Windows 環境への提供開始について
Kudan は、これまで主にモバイル OS 向けに CV SDK を開発・提供しておりました。
(CV SDK は AR SDK からレンダリングエンジンを取り除いたバージョンになります)
このたび AR アプリケーション開発のニーズがモバイル以外にも拡大していることに伴
って、市場から PC・タブレット向けの開発ツールに関する多数のご要望をいただき、macOS
および Windows 向けのアプリケーション開発に対応した「Desktop CV SDK」の提供を開
始いたします。Kudan の先進的な CV SDK を使用することで、より幅広い動作環境におい
ても、2 次元マーカーの認識およびマーカレスでの 3 次元トラッキングによる AR アプリケ
ーションの開発や提供を行うことが出来ます。また、
「Desktop CV SDK」は AR アプリケ
ーションの開発にあたって、各種レンダリングエンジンと組み合わせて使用することが可
能となっており、開発者のニーズに合わせて非常に汎用性が高い利用が可能となっていま
す 。
Kudan は今回の「Desktop CV SDK」の提供により、PC と外付けカメラの組み合わせな
どの幅広い開発環境における先進的な AR をサポートし、AR 活用の拡大を目指してまいり
ます。
■ 「Desktop CV SDK」の使用について
[email protected] 宛に下記事項についてご記載の上メールください。
①登録したいメールアドレス、②お名前、③所属団体(企業名、学校等)
、④使用用途
弊社よりご指定の登録メールアドレス宛にご連絡致します。
※現況、無料試用期間は 60 日間で設定させて頂いております。60 日間を超えて開発ま
たは調査を行う場合は、別途弊社とのライセンス契約が必要となります。
■Kudan について
Kudan は、英国 Bristol で創業した、最先端の CV 技術を持つ会社です。自社開発した
Kudan Engine は、既存のスマートフォンなどのローエンドな端末における二次元画像認
識および SLAM※を用いた三次元空間認識を可能にします。Kudan Engine の CV 技術は、
先進的な AR の実現だけではなく、ロボティクスや IoT、AI 等の技術と結びついた幅広い
応用分野へと活用の幅を広げています。
※ SLAM(Simultaneous Localization and Mapping): 画像やセンサ情報等から自己位置の推定と環境地図の作成を
同時に行い三次元の空間認識を行う技術。
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■Kudan株式会社について
・代表取締役:大野 智弘
・住所:東京都新宿区新宿 6-27-45 近代グループ BLD.20 9 階
・URL:https://japan.kudan.eu/
【本件に関するお問い合わせ先】
Kudan株式会社 管理部
武田
Tel:03-6273-9760(代表)
E-mail:[email protected]
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