岩三沢巨大人形劇

レポート
2016.9.27
この度は NS-8 スピーカレンタルしていただき有難うございました。
好評を博し、無事に現場を終えることが出来ました。
下記のとおりレポートをいたします。
今回の現場は、2016 年 9 月 18・19 日に
北海道岩見沢市で開催された
「巨大人形劇 岩見沢人 ] という野外イベントでした。
会場は岩見沢駅東市民広場
という広大なスペースです。
縦 20m, 横 50m のエリア内では
全高 8m, 農耕馬をモチーフとした
巨大人形劇を中心に芝居が行われ、
そのエリア四方を囲むように、立ち見
の観客席が配置されます。
6 名の音楽隊による生演奏で芝居が
進むことから、エリア内で人形を操作
する演者や、音楽隊のモニター。
そしてエリア外の観客全てに音を
行き届けることが、今回の最大の
ミッションでした。
無指向性であるスピーカを起用
することとしました。
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A2イントレ3段をエリア四隅に配置し、
照明チームをシェアーしました。
イントレ1基あたりNS-8を1台、合計4台での
運用で、360度、演者・観客ともに音が
行き渡るようセッティングしました。
各イントレの最上段にトラスを渡し、
NS-8をラッシングベルトで固定し
設置しました。
生演奏の音楽隊にはパーカッショニストがおり、
ジャンベのローを出すことが求められたため、
各イントレイントレ1段目にはJBL製4893(サブロー)
を設置しました。
通常のように横向きに設置せず、上向きに設置することで
エリア内外をカバーしました。
NS-8とのディレイタイムも合わせました。
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結果
今回の運用では、主催者・演者・観客ともに、多大なるご好評をいただきました。
このような特殊な現場において、指向性のある通常のスピーカでは
クオリティを維持することが難しいと判断しています。
どの定点からも音がクリアに出ているため、とてもオペレートしやすかったです。
NS-8 を起用した今回の経験から、弊社の現場プランの幅が拡がったと感じます。
今後に活かしたいと考えます。
ありがとうございました。
要望
今回トラスにスピーカを固定(ラッシングベルト)をしましたが
簡単に取り付けれる方法があれば助かります。
今後ホールなどのバトンやトラスに括りつけれたらいいなと思います。
本体に照明器具のボスなどが付いてるとハンガーやクランプなどでいけると思います。
エアソーク 林 譲
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