(2013/0106第2回意見交換会 話題提供資料) 「GISを活用した、環境保全・利活用エリアに関する一考察」 -住みたいと思える・誇れる・ひとに訪れてもらう地域づくりを- イヌワシの森倶楽部 高橋 誠(山形県酒田市麓) イントロダクションとして ・計画は国指定最上川鳥獣保護区と県立庄内海浜公園の中での 計画であること。 ・江戸時代から続く飛砂防備林として植林整備され市民に大切にさ れており、生活や産業を守っている森林であることから、再生エネ は市民も認めざるを得ないものの、市民からは「同海岸は避け、別 の場所での計画」を要望しています。 ・市と県は同地を市と県の基地化モデル事業地にしたいとして一 部市民と行政の考えが融合していません。 ・その意味でも同地が「いったいどんな場所であるのか多くの市民に紹介し、 情報共有したいと思っています。 ・知らないまま、知らされないままでは大切なものが刻々として失われてし まう可能性があります。 ・計画地の内陸側にラムサール条約指定湿地「上池・下池」があります。 ・同地には山形県内では唯一のコアジサシのコロニー(集団繁殖地)があり ます。 私は再生エネのひとつとして風力発電施設の導入は安全・安心なエネルギー源と して必要と思いつつ、同地ではなく、別の適正な場所への設置を望みます。 問いかけ ①再生エネの必要性 導入意義とその評価 なぜ今再生エネが必要か? ②立地選定についての問題点 なぜそこなのか? 他ではどうか? ③どこで使われる電気なのか?地域での消費を見据えているか? ④何のために導入されるのか?導入の根本を思い出してみては? 地球や大気への負荷軽減を考えて導入された再生エネが人間の快適な就労 生活環境整備のためだけに立地計画・導入され、せっかく次世代に繋ごうとし ている地球の国内の東北の山形の自然や環境を失っては意味がないことも考 えてもらいます。
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