会議の経過<要旨> 事 務 本日は、ご多忙のところ、あま市地域包括支援センター運営協議会にご出 席賜りありがとうございます。ご案内の時間がまいりましたので、只今より 始めさせていただきます。 今回の運営協議会は「あま市審議会等の会議の公開に関する要綱」第 3 条 に基づき公開で開催いたします。また、同要綱第 7 条に基づき、本日の運営 協議会終了後、会議録を作成し、市ホームページへ会議録を掲載することと 局 なっておりますのでご承知ください。 傍聴人の方につきましては、受付でお渡ししました「傍聴に当たっての遵 守事項」をお守りください。 本日、ご都合が悪いとのご連絡がありました 山田委員がご欠席でありま すので、あらかじめご報告させていただきます。 はじめに、福祉部長よりご挨拶を申し上げます。 部 長 (あいさつ) ありがとうございました。 続きまして、委員の皆様の紹介をさせていただきます。 学識経験者といたしまして 元 日本福祉大学准教授 レクリエーション協会会長 木 全 事 務 医師代表 富 田 悦 充 歯科医師連絡協議会代表 渡 邉 剛 地域における相談事業等を担う関係者といたしまして 民生委員児童委員協議会会長 杉 本 正 明 老人クラブ連合会会長 平 岩 正 信 ボランティア連絡協議会会長 松 本 治 子 介護サービス事業者といたしまして、 社会福祉協議会会長 服 部 章 平 被保険者といたしまして、 局 克 己 委員 委員 委員 委員 委員 委員 委員 女性の会会長 村 上 千代子 委員 本日、ご欠席ではありますが、 商工会会長 山 田 精 二 委員でございます。 事務局といたしまして、 福祉部長の加藤、高齢福祉課長のわたくし木下、健康推進課長の小野、係 長の遠藤、高齢福祉課課長補佐の宮地、地域包括支援センター係長の猪飼、 係長の竹田、係長の丹羽、主査の小野、高齢福祉課主査の伊藤でございます。 以上が事務局になります。よろしくお願いいたします。 それでは、まず、始めに、資料の確認をお願いいたします。 1 2 3 次第 資料1 資料2 地域包括ケアシステムの進捗状況 介護予防・日常生活支援総合事業移行スケジュール 4 資料3 認知症初期集中支援事業 5 高齢者地域見守り協力に関する協定締結式 6 平成27年度あま市地域包括支援センター事業実績 7 ふれあいケアパス の7点でございます。 それでは、議題に入らせていただきます。議事の進行を杉本会長にお願い いたします。よろしくお願いいたします。 それでは、議題に従いまして進行を取り行いさせて頂きます。座ったまま 長 で申し訳ございません。 「議題(1)地域包括ケアシステムの進捗状況につい 会 (杉本委員) て」を議題とします。 事務局から説明をお願いします。 事 務 局 資料1 説明 説明が終わりましたので質疑に入ります。質疑がないようですので、議題 会 長 (1)を終結し、 「議題(2)介護予防・日常生活支援総合事業の進捗状況に (杉本委員) ついて」事務局より説明をお願いします。 事 務 局 会 長 (杉本委員) 務 委 事 説明 説明が終わりましたので、質疑に入ります。 要支援1・2が主体ですね。各自治体によってサービスのクオリティーは 員 どうですか。変わりがあるのか、だいたい平均化しているのか。 委 事 資料2 務 各自治体の地域支援事業になり、市町村で実施します。海部津島で情報交 局 換会をし、内容を合わせたいところですが地域によって実情が違いますので 少しずつ違うところがでてきています。 員 話し合うんですね。 局 話し合いをしてなるべく合うような形では進めています。 会 長 (杉本委員) 他、いかがですか。 委 員 介護予防事業に移行というところで、事業所に委託するということですか。 事 市が指定をします。事業指定で現行のところは今まで県の指定でしたが、 局 猶予期間がありその期間が過ぎたら、市の指定また緩和したサービス A につ いては、新たに市に申請してもらい指定する形になります。 委 務 員 そこのところが少し分からない、事業移行するというところが…。 事 務 局 事業所の方へ説明会等開催していますので、事業所の方には、混乱しない ような形にはしていく予定です。 委 特にこの会議のメンバーの方々には、説明して頂かないと、実際の中身を 員 聞かれると困ったことがあります。私だけの問題かもしれませんが。 事 資料2の4ページをご覧ください。訪問型サービスで現行の訪問介護相当 と緩和した基準による訪問型サービス A を示してありますが、左側の現行の 訪問介護相当は、今まだ県の指定による基準、国が示している基準に準じた 形で行っていきます。緩和した基準による訪問型サービス A は、現行の訪問 局 介護相当の基準を緩和した形により実施していく予定です。事業所は現行の 務 方も訪問型サービス A の方も指定事業をしていただくことになります。まだ 案の段階ですがこのような形で進んでいます。 緩和した基準で言葉としては緩和だが、実際どう違うのかということが分 員 からない。言葉は緩和、実際はどうなのかとまだ説明されてないし分からな 委 いものですから。 サービス内容としては、現行の方は今まで通り訪問介護員による身体介護 や生活援助という形で実施します。緩和した方は、生活援助見守りを含む生 活援助のみをしていただく予定になっています。また人員基準では、管理者 事 務 今説明があった報酬のところで同程度と、現行の方では週1回・2回・3 員 回と書いてありますが、中身があって対策をすると思いますが、検討中とい うところで、内容と月あたりの単価が決まってくるということですか。 委 事 務 委 事 の1人以上は同様ですが、緩和の人員基準は、従事者が必要数また資格の要 局 件も緩和した要件になっています。訪問介護の設備基準としては同様です。 基本報酬額は、現行の方は現行の単価で行いますが、多様なサービス緩和し た基準サービス A の方は、現行の単価・単位を8割程度の報酬にしていく予 定です。通所の方も同様で人員基準・設備基準等を緩和した形の予定です。 局 員 務 来年の1月に事業所へ説明会を行いますので、それまでにすべて固めて事 業所の方に説明できるようにしていく予定です。 それに伴ってまた状況を説明して欲しいと思います。 平成 27 年度に改正が行われ、早い所では高浜市が平成 27 年度にスタート していますが、ほとんどの町で受け皿の問題もあり平成 29 年 4 月からスター トをきります。これは、ヘルパーとデイサービスの事業を専門職種が行って いたのを軽い人や生活支援の部分はヘルパーの資格を要さず一定の研修受講 局 者がやれるような改正で、介護報酬も 8 割程度で自己負担も安くなるよう国 が変更してきています。受け皿という点であま市はまだ開発中であり、その 部分でもボランティアでの対応という方向にはきていますが育成にも時間が かかるのでまず現行の今のサービスと緩やかなサービスの 2 種類でスタート します。身体介護のある場合は現行のサービスを考えており、新制度になっ たことで介護難民とならないよう今現状の利用者は現行のサービスをすすめ ます。生活支援の人で緩和したサービスを希望する場合は 29 年度から移行し ます。要支援レベルの人が相談にきた場合窓口ですぐに決めるわけでなく訪 問し介護申請か総合事業かをアセスメントします。新規の人についても同様 です。この新規事業はデイサービスとヘルパ―事業のサービスの軽い人の移 行という理解です。 会 長 (杉本委員) よろしいでしょうか 実態はもう少し移行してみないとわからないが、想定したものとは若干現 場では違いもあるだろうし、やられる方のほうも考えをよく聞きながら様子 委 事 員 を見ていく必要があり、そのような状況になった場合には、この場できちっ とやっていってもらうと良いと思います。 務 また 3 月にもう一度包括の運営協議会を開催する予定です。その時には、 うちの方の指針も明確に確定していますので、今はまだプロセスの通過の段 局 階ですので、まだはっきり申し上げれないことが多々あります。今進捗の状 況は、先ほど申し上げたとおりです。 ありがとうございます。他の質疑いかがでしょうか。質疑が内容ですので議 長 題(2)を終結させていただきます。 会 (杉本委員) 「議題(3)認知症初期集中支援推進事業について」を議題とします。 事務局より説明お願いします。 事 務 局 会 長 (杉本委員) 資料3 説明 ありがとうございます。質疑に入りたいと思います。いかがでしょうか。 支援対象者のところ 40 歳以上で自宅で生活しており、かつ認知症が疑われ る人又は認知症の人で以下に該当する人というところで、継続的な医療サービ 員 スを受けていない人、適切な介護サービスを受けていない人の適切なサービス 委 とは、どこを基準に適切なサービスということ、今後につながる大事な中身と の関連はどうか 事 務 認知症の方の場合、介護者の方に負担がかなり傾きますので、本来はサービ 局 スを利用した方が良いと思われる方で、サービスに結びついていない方という ことになります。 委 員 事 はい、そうですね。介護者の方も負担を感じられても、なかなか本人を医療 局 につなげるところがまだうまく出来ていない方ということです。 委 務 受けられる方との対応がうまくいかないことが前提ですか。 ということの積み重ねが介護サービスの中断というところの、次の項目に入 員 っていくということになるわけですね。 事 務 委 局 員 そうです。一旦結びついたのが、中断という方もここの対象者に入っていま す。 一生懸命やっててもらえると頭が下がります。ありがとうございます。 簡単なことかもしれませんが、今の支援対象者というのは、ひとりで生活し ているのか、家族で生活しているのか比率はありますか。ひとりだとご近所の 員 方の気づきがあるかもしれませんのでどんな感じですか。家族のある方の方が 多いでしょうか。 委 両方で、ご家族の方からの相談もありますし、あま市ではおひとり暮らしの 事 務 可能性があるということは、やはりご近所の方から話があってということで 員 すか。それとも民生委員の方とか時々訪問していらっしゃるので、そういう人 からの連絡で見守っていただけているということですね。 委 事 局 方に積極的にこちらの方から、そういった可能性のある方に対して訪問対象者 としていますので。 務 委 局 はい、そういう方もおられます。 員 半々くらいですか。やはり家族のある方の方が多いですか。 ご家族のある方ももちろんですし、地域の民生委員さんの方からの紹介もあ 事 務 りますし、それからあま市では、来年度から年齢を上げる予定ですが 65 歳以 上の方に、基本チェックリストを行っており、その中の項目に認知症の部分を プラスαで入れています。あま市独自のその中で該当した方ももちろん自分で 審査するので、厳しい人もあれば全然違うと言っても本当は認知症という方も 局 実はあると思います。それも参考にしながら、ひとり暮らしの方でたくさん項 目がついている方には、包括支援センターから少し心配ですけれどという感じ でアプローチしているところもありますので両方入れています。 あま市から出向くのはひとり暮らしや高齢者世帯ですが、ひとり暮らしの方 は認知症になって不便を感じても混乱くらいで放置し重くなってから医療に かかる方が多いので、MCIといって初期の段階でアプローチすることが大き な目的になります。初期の段階の本人に認知症状がでていない所にアプローチ するので非常に難しく、すぐに医療や介護サービスにつながりませんがサロン や認知症カフェなど外に出掛けてもらうところから徐々に医療に関わってい ただけるようアプローチしています。 委 員 会 長 (杉本委員) 委 ありがとうございます。それだけ結構見て頂けるというようなことはあり がたいことです。 他によろしいでしょうか。 27 年 10 月からこの推進事業が始まっているということですが、近隣の進捗 員 状況がもしわかればどういう対応を取っているか教えて頂きたいですが。 事 務 あま管内ですと 27 年度から始めたのが 10 月からあま市と愛西市です。28 年度から津島市、徐々に浸透はしてきています。あま市においては、七宝病 局 院が認知症疾患医療センターという県から委託を受けており、認知症精神を 扱っている病院も市に 2 か所あり、即刻始めなくてはいけないということで、 海部管内では 27 年度からは、あま市と愛西市のスタートが早かったというこ とです。 会 長 (杉本委員) 他に何かございませんか。 地域包括ケアシステムの進捗状況の中で、直接関係ないかもしれませんが、 今まで包括支援の方から一般の方にボランティア含めて講演会をしていただ 員 いたが、それ以後の実態というか現状をみなさんがどのように動いているか ということを知りたいんですが、まだそこまではいっていませんか。 委 いま現在こちらに参加していただいている皆さんに、生活支援交流会の研修 事 務 に参加していただいたり、認知症見守り交流会を案内しています。協議体は第 一層の協議体ということで、皆さんにも参加いただいて生活支援の体制整備を 一緒に作っていこうと、生活支援・地域つくりの研修、グループワーク等行っ て意識の調整、地域づくりを行っているところですが、具体的な形の成果物ま 局 ではいっていません。今後各地区で先ほど図で示した、甚目寺・美和・七宝と いう旧の町のほうで協議体を作りその中で地域づくり・生活支援が担える、お 互いが支えあい支えられるような形を作っていくことを目指しています。 会 長 (杉本委員) 委 員 いかかでしょうか 基本チェックリストが何項目かずっとあったのですが、何の考えから設定さ れてこの項目になったのですか。 国が示してあるのは、25 項目であま市は 7 項目を追加し 32 項目でアンケー トを取っています。認知の項目も 25 項目の中にありますが、項目が少ないの 事 務 局 で+αして 32 項目にしてアンケート調査をしています。そればかりが初期集 中の対象者になるというわけではなく、地域の方々から声をかけていただいた ところには、すぐに出向いていくという体制です。 委 員 事 自己評価になりますので課題ではありますが、自身が気づいていないことを 局 発掘するので難しいところです。アンケートをきっかけに心配していることを 伝え支援し医療やサービスに繋げる方策をとっています。 会 務 長 (杉本委員) それが一つの取り出すサンプルになるのかな、大きな意味で。 だいたい認知症の方は、今本人が自覚していないケースが多いようですね。 事 務 自分ですぐ忘れてしまうという方で、忘れてしまうことを分かっている方は まだ大丈夫で、大丈夫だからと言われる方の方が心配な部分も本当にありま す。地域で話していて気づいた方があれば即、包括支援センターの方に知らせ 局 ていただくことでまた何かきっかけを作って訪問します。突然こちらから行く わけではないので、入り方もこうした場合テクニックがいりますので専門職で 対応しています。 特に最近ですが認知症と思われる方が毎日同じものを買いにみえると、「こ れ、いったい何に使っているのだろう。」と思ったり、ティッシュのようにか 長 さばる物を毎日のように買っていかれると、 「昨日も買われましたよ。」と注意 会 (杉本委員) を喚起してもまた翌日買いにみえる。お名前や住所までは確認できないもので すから、対応はあの人またみえたという感じで社員と話しています。特にそう いう方々が増えてきているケースが多い。押入れがいっぱいになってきている 状態です。 事 務 先ほどの質問にありました初期集中の推進チームの設置状況が分かりまし 局 た。津島市が 27 年 10 月から、弥富市が 29 年 4 月から、大治町が 28 年 10 月 から、蟹江町が 28 年 10 月から、飛島村が 28 年中です。今年の 6 月時点の県 からの報告です いかがですか。無いようですので以上をもちまして本日の議題はすべて終了 会 長 させていただきます。 (杉本委員) その他に入りますが、事務局より報告がありましたら説明していいただきた いと思います。 事 務 その他の説明 局 ・高齢者地域見守り協力に関する協定について(生鮮食品店) ・平成 27 年度あま市地域包括支援センター事業実績について ・ふれあいケアパス(認知症ケアパス)について 会 長 以上で、本日のあま市地域包括支援センター運営協議会を閉会させていただ (杉本委員) きます。
© Copyright 2024 ExpyDoc