「斜里町地域公共交通網形成計画(素案)」について

議案第 3 号
「斜里町地域公共交通網形成計画(素案)
」について
このことについて、別紙のとおりとする。
資料5
斜里町地域公共交通網形成計画【素案】
公共交通に係る現状・問題点
【地域・社会情勢の変化】
課題
・人口減少によるバス利用者の減少
・高齢化社会の進行に伴う交通弱者の増加
・自動車依存社会における高齢者による危険
運転の増加
・今後増加が予想される交通弱者への
対応
・運転を抑制させる交通体系の構築
【公共交通の維持】
・地域間移動の利用者数を確保するため
の情報発信の強化
・利用者ニーズの把握による継続的改善
(少子化に伴う生徒の移動減少など)
・JR線が利用者を踏まえて減便
・既存バス路線の利用者が少ない
・利用者ニーズと交通現況の乖離
基本的な方向性
・既存の交通体系と市街地巡回
バスの連携による持続可能な
公共交通網の形成
・相乗効果を発現させる総合的
な情報発信
【斜里町市街地の現状】
・斜里市街地における住宅地と生活関連施設を接
続するバス路線がない
・地域間幹線(JR、都市間バス)、斜里-ウトロ
間の広域移動を支援する交通体系がある
【斜里町郊外部の現状】
・公共交通空白地域における生活の足の確保
・人手不足に伴う新たな公共交通の構築が困難
・移動料金負担を考慮した外出控え
・病院、商業施設、公共施設と住宅地を
結ぶ移動支援
・既存の公共交通体系を最大限生かした
面的なネットワークの確保
・既存交通や資源を最大限生か
した市街地巡回バスの運行
・高齢者の安全な移動を支援す
るノーマイカーデーの設置
・交通事業者の支援と利用者負担の軽減
による効率的な移動支援策の検討
(ハイヤー助成等の支援策の検証)
・交通事業者の意向を加味した
持続可能な交通体系の構築
【観光振興】
・観光イベントの減少
・2箇所の道の駅や博物館、自然資源等の観光資源
が豊富
・大型スーツケースによるバス車両の乗車密度が
減少
・インバウンド観光の受け入れ態勢が未整備
・関係機関との連携による観光振興方策
の検討
・インバウンド観光に対応した受け入れ
態勢の構築
・観光資源と交通のマッチング
による周遊観光の促進
(バス停ごとやウトロの魅力を
発信する方法など)
・インバウンド観光を考慮した
情報提供やサービスの確保
(手ぶら観光支援等)