串間市監査委員公告第3号 地方自治法第199条第12項の規定に基づき

串間市監査委員公告第3号
地方自治法第199条第12項の規定に基づき、串間市長
より監査の結果に係る改善措置の通知があったので、その結
果を別紙のとおり公表します。
平成29年2月28日
串間市監査委員
吉
本
之
俊
串間市監査委員
武
田
政
英
110-1150
平成29年2月2日
串間市監査委員 吉本
串間市監査委員 武田
之俊
政英
様
様
串間市長
野辺
修光
監査改善措置状況の提出について
平成28年12月26日付串監第133号にて通知のありました定期監査の
結果における指摘事項について、地方自治法第199条第12項の規定に基づ
き、監査改善措置状況の報告をいたします。
記
1.監 査 の 種 類
定期監査(財務事務監査及び行政監査)
2.監 査 実 施 日
平成28年10月25日~27日
3.監査改善措置状況
別添のとおり
(文書取扱
総務課総務係)
平戒 露継年 度 定期 驚査 播 鶴 9要 望 察 項 酸 善措 置 遍知 馨
(課 等名
指
摘
。 要
望
事
項
改
善
状
税
務
課
)
況
① 軽 自動 車税 につ い て は 、廃 車 の 手続 きや課税 の仕組 ①軽 自動 車 の廃 車 手続 きにつ い て は 、 引 き続 き適 正 な手 続 き
み等 を対 象者 に説 明 は され てお り、リサイ クル の 資料等 に つ い て 対象者 へ の 啓発 を行 うとともに 、他 自治 体 の 状 況 を
に よ り廃 車 の 調 査 を し、努 力 は され て い るも のの 、毎年 参考 に課 税 取 消及 び 課税保 留 要綱 の策 定 に努 めま す 。
不納 欠損 とな る案件 も見受 け られ る。納付 書 返戻 分及 び
滞納 分等 に つ い て は 、課税 対 象 車 の 有 無 等 、実態 の調 査
に努 め られ 改 善 を図 られ た い 。関連 して 、軽 自動 車税 の
保 留 が必 要 と思 料す る。課税 台 帳 が適正 な も の とな る よ
う課税 保 留 要綱 の 検討 を積極 的 に取 り組 まれ た い 。
② 適 正 で公 平 な課税 をす るた め 、死 亡 者 課税 や 軽 自動 ② 死 亡者 課税 や軽 自動 車 の 実 態調 査 等 につ きま して は 、滞 納
車 の 実態 調 査 を行 うよ う、市 民税係 と資 産税係 とそれ ぞ 整 理 に も様 々 な影 響 を及 ぼす 恐れ が あ ります の で 、実務 の 過
れ独 立 した係 体 制 に な ってい る ので 、課 内で連携 し、死 程 で発 見 した ときは課 内で連 携 を図 り、 また 他 市 の 取 り組 み
文り組 み を進 め
亡者 課税 が解 消す る よ う努 力 され た い 。
も調査研 究 して死 亡 者 課税 等 の解 消 に向 けて瓦
てま い ります 。
減 免 申請 書 に つ い て は 、調 査 後 に 受 付 9回 覧 して い
る と の こ とで あ る が 、 申 請 書 が 提 出 され た 時 点 で 受 付
し、 決 議 書 に は 原 本 を つ け る べ き で あ る と思 料 す る。
③
③減免 申請書 につ きま しては 申請書 が提 出 された時点で受
付 。回覧 し、原本 は決議 書 に添付す るよ う改善 い た しま した。
④ 過 誤納 遺付 に つ い て は毎月通知 し、返戻 分 の調 査 も ④過 誤 納還付 に つ きま して は 、通知及 び返 戻 分 の調 査 を実施
して い るが 、毎 年 未 済 額 が 発 生 して い る状 況 で あ る の して い る ところで あ ります が 、未 請 求者 がい るた め 、還付未
で 、早 め の 対応 を行 い 、過誤 納還 付未 済 が解 消 され る よ 済金 が 発 生 してい る状況 に な ってい ます 。今 後 も引 き続 き、
再通知及 び 臨戸訪 問等 を行 い 、過 誤納 還付金 の解 消 に努 めま
う努 め られ た い 。
す。
⑤
居 所 不 明 等 に よ り、納 入 す べ き者 の 住 所 が 不 拐 な 時
は公 示 送 達 が 行 わ れ て い る が 、送 達 を受 け る者 の 住 所 等
⑤ 住 登 外 登 録 な どで 送 付 先 住 所 が 不 完 全 な も の に つ き ま して
は 、 調 査 に よ り正 確 な 送 付 先 の 把 握 に 努 め ま す 。
が 不 完 全 な も の が 多 数 見 受 け られ る の で 、特 に 住 所 が 市
内 の も の に つ い て は 、居 住 の 実 態 調 査 も合 わ せ て 実 施 す
べ き で あ る と思 料 す る。
ま た 、 固 定 資 産 税 の 共 有 名 義 の 返 戻 に つ き ま して も 、 代 表 者
の 生 存 の 確 認 や 共 有 名 義 者 の 確 認 に よ り賦 課 替 え を行 うな
ど、 適 正 課 税 に 努 め ま す 。
ま た 、固 定 資 産 に お け る課 税 対 象 が 共 有 名 義 の も の に つ
い て は 、代 表 者 が 死 亡 して い る可 能 性 も あ る の で 、調 査
の 上 、納 税 義 務 者 の 賦 課 替 え を 実 施 し、適 正 な 事 務 執 行
に 努 め られ た い 。
⑥ 収 納 率等 か ら、日々努 力 され てい る こ とが確認 で き
るが 、不納欠 損 処理 につ い て も さ らな る調 査 に努 め られ
た い 。今後 も公 平 、公 正 な措置 を心 が け、更 な る収納 率
の 向 上 に努 力 され た い 。
⑥ 不納 欠損 に つ きま して は 、 自主財源 で あ る税 収入 の確保 が
ます ます重 要度 を増 してお り、保 有す る税 情 報 の 活 用 は もち
ろん の こ と財 産調査 。実態調 査等 を踏 ま えて 、安 易 に不 納欠
損 として処理 す る こ とな く積 極 的 に納 付相 談 と生活 状況 の 把
握 に も努 めて不公 平感 の な い よ うに取 り組 んで い る ところで
す。
甲戒 2継 年度定期驚 査播鶴 。要望率頭 酸善措置 遇知馨
摘
9要
望
事
項
改
i
差田
指
(課 等名
状
市
民
病
院
)
況
①
未 収 金 の 督 促 に つ い て は 、 原 則 と して 串 問 市 民 病 院 事 業 会
未 収 金 の 督 促 に つ い て は 、 串 間 市 民病 院事 業会 計
規 則 第 27条 にお い て 「納入 義 務 者 が 納 期 限 まで に 計 規 則 に 基 づ き 、納 期 限 後 20日 以 内 に 督 促 状 を発 す る た め 、
診 療 収 入 金 そ の他 の 収 納 金 を納 付 しな い ときは 、 当 ま ず は そ の 前 段 とな る未 収 金 徴 収 業 務 の 徹 底 を 串 間 市 民 病 院
該 納 期 限 後 20日 以 内 に納 期 限 を指 定 して 督 促 状 医 事 業 務 委 託 契 約 の 受 託 事 業 者 に 指 導 を行 い ま した 。
」と
(別 記様 式 第 19号 )を 発 しな けれ ば な らな い 。
下記②参照
され て い るが 、規則 に基 づ い た 取 り扱 い が な され て
い な い の で 、適 正 な事 務 処 理 を され る よ う改 め られ
た い。
②
未 収金 徴 収業務 に つ い て は、 串問市 民病 院 医事業務 委 託 契
未 収 金 徴 収 業 務 は 、 串 間 市 民 病 院 医事 業 務 委 託 仕
様 書 に よ り、「未 収 金 は 、原 則 2ヶ 月 以 内 に 徴 収 す る 約 書及 び 仕 様 書 に基 づ き適 正 な事務 処理 を行 うよ う、仕様 書
こ と。」 と委 託 業 者 が 行 う よ う規 定 され て い る が 、昨
年 度 委 託 業 者 が 変 更 に な つ た こ と に よ り、 継 続 的 な
督 促 、催 告 等 が行 われ て い な い 状 況 で あ るの で 、 業
務 委 託 契 約 書 及 び仕 様 書 に基 づ き 、適 正 な事 務 処 理
に 努 め られ た い 。
③
に基 づ く受託 事 業者 との 連絡 調 整 会議 にお い て 口頭 指 導
した ところで あ り、今 後 も実施状 況 等 を確 認 して 参 ります。
5。
患指 導 した 連 絡 調 整 会 議 の 開催 日穏
平成
28年 12月 13日
、平成
29年
1月
10日
滞 納 管 理 簿 に つ い て は 、 平 成 28年 度 中 に 電 子 デ ー タ に よ
滞納事務 を行 うに は 、個票 の整理 が されて い なけ
れ ば実態把握 がで きず 解決 につ なが らな いため 、滞 る情 報 の 一 元 化 を行 い 、 そ の 出 力 を個 票 と して 管 理 す る こ と
に 改 め 、 整 理 を 徹 底 す る こ と とい た しま した 。
納管理簿 の整理 を徹底 され た い。
④
病 院債権 の 滞納 整 理 につ いて は 、他 の 先進 事例 等 を参 考 に
公 立 病 院 の 診 療 に 関 す る債 権 は私 債 権 で あ る の
で 、 公 示 送 達 事務 は 民法 第 98条 の 規 定 「公 示 に よ しなが ら、効 果 的 。効 率 的 な手続 き の在 り方 を検 討 して 参 り
る意 思表 示 」 に よる も の とな り、裁 判所 へ の 手続 き ます。
や 費 用 の 納 付 等 、複 雑 で は あ るが 、他 市 の公 立 病 院
や 民 間病 院等 の 状 況 も参考 に し、検討 され た い 。
⑤
不 納 欠 損 処 分 につ い て は 、 適 正 な根 拠 が 必 須 で あ
る 。 今 後 は 、 関係 課 (税 務 課 等 )と 情 報 を つ な ぎ 、
過 年 度 分 の 未 収 金 に つ い て は 、 平 成 28年 度 中 に行 う滞 納
管 理 簿 の 整 理 に お い て 、 現 状 を再 確 認 し、 収 納 率 の 向 上 に 努
慎 重 か つ 適 正 な 取 り扱 い を され た い 。
過 年 度 分 の 収 納 率 向 上 に は 、 相 当 の努 力 を要 す る
め る と と も に 、 不 納 欠 損 処 分 を行 う必 要 が 生 じた 場 合 に は 、
そ の 根 拠 を 明 確 にす る と と も に 、 慎 重 か つ 適 正 な 取 り扱 い を
が 、効 率 的 で 公 正 な 事 務 処 理 を行 い 、 収 納 率 向 上 の
行 つ て 参 りま す 。
対 策 の 強 化 を 図 られ た い 。
平 成 魃 絡午 魔 落 期 監 査 播 鋳 ⑨要 望 襲 項 酸 善 措 置 趨 知 馨
(課 等 名
指
摘
e要
望
事
項
改
善
状
上下水道課
)
況
簡 易 水 道 使 用 料 で 、串 間 温 泉 い こ い の 里 の 旧 指 定 管
理 者 の 未 収 金 が 残 つ て い る が 、今 後 、関係 課 (税 務 課 等 )
使 用 料 の 徴 収 に つ い て は 、 徴 収 業 務 受 託 者 と連 携 し 、 滞 納
者 に 対 して 、 電 話 。訪 問 等 に よ る催 促 の 強 化 、 給 水 停 止 の 執
と も協 議 し、串 間 市 と して 統 一 した 考 え方 の 基 で 適 正 に
対 処 され た い 。
行 を行 い 出 納 閉 鎖 期 間 内 の 徴 収 に努 め る な ど 、 滞 納 繰 越 とな
らな い よ う課 内 で 周 知 し、 改 善 に 努 め て 参 りま す 。
1。
農 業 集 落 排 水 事 業 の 使 用 料 に つ い て 、出納 閉 鎖 期 間
内 の 徴 収 に 努 力 され 、滞 納 繰 越 とな らな い よ う対 処 され
2。
たい。
債 権 管理 業務 に つ い て は 、委 託 業者 が 契約 内容 を履
行 し適 時、適 正 に業務 に H文 組 まれ て い る。今 後 も連携 し
て 滞 納 対 策 に取 り組 み 、 市 民 の 負 担 に な らな い よ う公
平 、公 正 な業務 経 営 を望 む も ので あ る。
3。
4.債 権 管 理 に つ い て は 、「串 間 市 水 道 料 金 債 権 管 理 指
針 」 に基 づ き 、 取 り組 み が な され て い る と思 わ れ る が 、
引 き続 き未 収 金 の 解 消 を 図 る た め 、各 職 員 が 一 九 とな つ
て 努 力 され た い 。
ま た 、 未 収 金 に 対 し 、 今 後 も全 職 員 が 未 収 金 解 消 に 対 す る
共 通 認 識 に 立 ち 、 関係 各 課 と の 連 携 を密 に し さ らな る収 納 体
制 の 強 化 に 取 り組 ん で 参 りま す 。