第 10 次渋谷区交通安全計画(策定案)<概要>(案) 計画策定の考え方(第1部・第1章) ■位置づけ ■計画期間 交通安全対策基本法第26条の規程により、東京都の交通安全計画に基づき、区が関係機関等の協力を得て区内の交通に関する交通安全対策の総合的かつ計画的な推進を図るために策定する。 平成28年度から平成32年度までの 5 年間。 目標 人命尊重の理念に立ち、交通事故死者数ゼロを目指すが、当面、交通事故の減少傾向を維持しつつ、負傷者数を大幅に減少させる。 交通環境の現状と問題点(第1部・第2章) 第 10 次東京都交通安全計画の重点課題 渋谷区の交通事故の状況等 ① 増加していく「高齢者」の交通安全の確保 ① 高齢者人口及び高齢化率は伸び続けており、区内の交通事故発生件数・負傷者数はいずれも減少傾向である一方 ② 全国の状況に対して交通事故死者数および関与数の割合が大きい「自転車」対策 ③ 死者数自体は減少しているものの、全国の状況に対して交通事故死者数における 割合が大きい「二輪車」対策 で、高齢者の交通事故発生件数・負傷者数は増減を繰り返しており、全体に占める割合が高くなっている。 ② 自転車関与の交通事故件数自体は減少しているが、全体に占める割合は横ばい傾向にある。 ③ 二輪車乗用中の交通事故による死傷者数は、減少傾向にある。 ④ 重大事故に直結する極めて悪質・危険な犯罪である「飲酒運転」対策 ④ 飲酒運転による事故件数はごく少数であるが、飲酒運転は重大事故に直結する極めて悪質・危険な犯罪である。 取 組 み の 方 向 性 分野別推進施策(第 2 部) 重点施策(第1部・第3章) 重点① 道路の整備 高齢者の交通安全の確保 ○高齢者歩行者等の交通安全対策を講じる。 ⇒ 内容:歩行空間等の整備、見やすい道路標識・信号の整備等 ○区民参加型の交通安全教室を実施する。 ⇒ 内容:高齢者に対する参加・体験・実践型交通安全教育の実施等 重点② 道路利用秩序の改善 交通規制と交通秩序の維持 交通安全意識の普及と車両安全性の確保 自転車の安全利用の推進 ○自転車の交通安全教育を推進する。 ⇒ 内容: 「自転車安全利用五則」 ・「自転車講習制度」の周知徹底 ○駅周辺放置自転車対策を講じる。 ⇒ 内容:安全な歩行空間等を確保するため自転車駐車場の整備 ○指導取締りを強化する。 ⇒ 内容:悪質・危険・迷惑性の高い自転車運転に対し交通切符の交付を含めた指導・取締りの強化 ○自転車「TSマーク」の普及を図る。 ⇒ 内容:整備士により点検整備された自転車に貼られ、傷害保険及び賠償責任保険が付加される 交通安全運動 救急と救済 鉄道と踏切道の安全確保 災害時における交通安全対策 「TSマーク」の普及 重点③ 二輪車の安全対策の推進 ○二輪車事故防止対策を講じる。 ⇒ 内容:交差点・カーブの改良、二輪車の違法駐輪が原因となる事故防止のため二輪車駐車場整備の 推進 ■区・警察署 計画の推進体制(第1部・第4章) 区、警察署、国・都の行政機関は、相互が連携し、 ○二輪車の交通安全教育を推進する。 ⇒ 内容:運転実技教室等における交通安全教育 交通安全対策を推進する。 ○指導取締りを強化する。 ⇒ 内容:二輪車の交通違反者に対する指導取締りの強化 ■事業者、交通関係団体等 重点④ 区や警察と連携して、事業所単位の交通安全教育 飲酒運転の根絶・交通安全意識の普及 ○飲酒運転の根絶 ⇒ 内容:重大事故につながる飲酒運転・迷惑性の高い交通違反の指導取締りを徹底 の実施等、効果的な交通安全対策事業を進める。 ○交通事故発生時における被害の防止・軽減 ⇒ 内容:全ての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底 ■区民・地域団体等 ○違法駐車対策を推進する。 ⇒ 内容:慢性的な渋滞の根源となる違法駐車の取締りを強化する。 ○指導取締りを徹底する。 ⇒ 内容:重大事故につながる悪質な違反の取締りを徹底する。 ナーの実践を習慣とし、関係行政機関・町会・商店 ○アイコンタクト運動の周知 ⇒ 内容:アイコンタクト運動を周知し、交差点での事故を防止する。 会と連携しながら。交通安全対策を推進する。 区民一人ひとりが、交通ルールの遵守と正しいマ
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