平成 29 年3月吉日 沖縄県 環境部 自然保護課 時下、ますますのご清祥のこととお慶び申し上げます。 さて、沖縄県では世界自然遺産登録に向けた課題のひとつであるイリオモテヤマネコの交通事故 の防止のため、有識者などによる検討会を開催し、ヤマネコをはじめとする動物への影響のモ ニタリングを行いながら、路上進入抑制柵の実証試験を行っています。路上進入抑制柵につき ましては、ヤマネコの飛び出しを 100%防ぐことはできません。引き続き安全運転にご協力い ただけるようお願いいたします。 路上進入抑制柵の設置場所:西表島高那 イリオモテヤマネコの目撃情報提供に関するお願い 路上進入抑制柵の設置前後(平成 28 年 11 月~平成 29 年 12 月までおよそ1年間)のヤマネコの目 撃情報を収集しております。路上進入抑制柵の設置箇所でヤマネコを目撃した場合は、添付の記録用紙 に、①目撃者氏名、②目撃日時、③目撃地点、④目撃情報をご記入のうえ、FAX、または Email で下 記の受託者までご連絡ください。 柵周辺の動物の目撃情報提供に関するお願い ヤマネコ以外の動物に対する路上進入抑制柵の影響を把握するため、柵周辺で動物を目撃した場合(乗 り越える、柵に沿って移動など)は、添付の記録用紙に、①目撃者氏名、②目撃日時、③動物の名前、③ 目撃地点、④目撃情報をご記入のうえ、FAX、または Email で下記の受託者までご連絡ください。 柵の破損、側溝のつまりなどを発見したら 路上進入抑制柵の破損、側溝のつまりなどを発見した場合は、電話で受託者までご連絡ください 柵に動物がからまっている状況などを発見したら 動物がケガしている状況を発見した場合は、電話で下記までご連絡ください。 対応時間 9:00~17:00 本調査に関するお問合せにつきましては、下記の受託者へご連絡ください。 《委託者》 沖縄県環境部自然保護課自然保護班 《受託者》 株式会社南西環境研究所 TEL:098-866-2243 〒901-0105 沖縄県中頭郡西原町字東崎 4 番 4 号 TEL:098-835-8411 FAX:098-835-8412 担当:生物環境室 大橋 E-mail : [email protected] ①路上進入抑制柵 約 1.2m 道路 道路側 反対側 防風ネット ②道路からの脱出施設 道路反対側 返し構造 板が支柱 にかかる アクリル板 ③ヤマネコストッパー アクリル板式 チェーン式 ヤマネコをはじめとする動物の 路上進入を抑制し、ネコボックスへ 誘導することを目的としています。 柵の高さは 1.2m。道路側の支柱 は露出させ、支柱をつたって、ヘビ 類が道路外へ移動できるようにし ています。 誤って道路に出てしまったヤ マネコを道路外に脱出させるこ とを目的としています。 柵の下部に設置したアクリル 板を押すことで、ヤマネコが道路 外に脱出できます。返し構造のた め、道路には進入できない構造と なっています。 柵と側溝の交点(開口部)からの ヤマネコの路上進入を抑制するこ とを目的としています。 『アクリル板式』と『チェーン式』 の 2 種があり、 『アクリル板式』は、 ヤマネコが道路外に脱出できるが、 道路には進入できない構造となっ ています。 注)実際に設置している路上進入抑制柵の構造、色、材質などは、資料と若干異なります。 目撃者氏名 目撃日時 平成 年 午前・午後 月 時 日 分 目撃動物の名前 イリオモテヤマネコ ・その他( 目撃地点 ) イリオモテヤマネコまたは動物を発見した場所に● 印または、電柱番号を記入してください。 電柱番号: ゼブラゾーン プレート 標識・注意喚起看板 幅広側溝 (近くの電柱番号 例:西部線 200、西線 150 などご記入ください ※電柱番号は電柱の高さ約3m程の所に記載されています) 目撃した状況 (ヤマネコ:例:柵を飛び越え道路にでた。路上でカエルを食べていた。路上を横切ったなど) (ヤマネコ以外の動物:例:柵を登っていた。柵に沿って移動していたなど) ※写真が撮影できた場合、写真もご提供ください。
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