定置網漁船に搭載可能な 小型・軽量の漁獲物選別装置を開発

【新製品・装置化による生産効率向上技術】
産学官連携
競争的資金
定置網漁船に搭載可能な
小型・軽量の漁獲物選別装置を開発
(海洋センター)
定置網の既存の漁獲物選別装置は大型で高額(数千万円)な陸上型で、多
くの経営体では多大な労力と時間をかけて手作業で選別
課題等
•
選別装置外観
シャープな選別(マアジのケース)
体長(cm)
30
魚倉1
魚倉2
25
魚倉2
体長20cm前後
を境に選別!
20
魚倉1
15
10
15尾
選別のしくみ(横からみたところ)
10尾
5尾
0尾
5尾
10尾
15尾
選別装置の使用による帰港後の平均選別時間
時
短
効
果
魚倉1
魚倉2
研究成果
•
•
漁獲物のサイズに合わせてスリット幅を調整可能で、同じ魚種でも小型魚と
大・中型魚をシャープに選別
魚の大きさ別に氷量を調整できる効率的な冷却と帰港後の手選別時間が30%
以上短縮できることにより鮮度が向上
今後の展開
作成した設計図をもとに府内大型定置網への普及を図るとともに、複数の魚倉を
装備しない小型定置網漁船に対応した装置も開発します。
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