訂正資料 Ver.12.0以降対応版

AX3660S ソフトウェアマニュアル
訂正資料
Ver.12.0 以降対応版
SOFT-AM-2209
■はじめに
このマニュアルは,以下に示す AX3660S ソフトウェアマニュアルからの変更内容を記載しています。
マニュアル名
マニュアル番号
発行
AX3660S ソフトウェアマニュアル
コンフィグレーションガイド Vol.1(Ver.12.0 対応)
AX38S-S010
2017 年 1 月
AX3660S ソフトウェアマニュアル
コンフィグレーションガイド Vol.2(Ver.12.0 対応)
AX38S-S011
2017 年 1 月
AX3660S ソフトウェアマニュアル
コンフィグレーションガイド Vol.3(Ver.12.0 対応)
AX38S-S012
2017 年 1 月
AX3660S ソフトウェアマニュアル
コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.1(Ver.12.0 対応)
AX38S-S013
2017 年 1 月
AX3660S ソフトウェアマニュアル
コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.2(Ver.12.0 対応)
AX38S-S014
2017 年 1 月
AX3660S ソフトウェアマニュアル
運用コマンドレファレンス Vol.1(Ver.12.0 対応)
AX38S-S015
2017 年 1 月
AX3660S ソフトウェアマニュアル
AX38S-S016
2017 年 1 月
AX38S-S017
2017 年 1 月
AX38S-S018
2017 年 1 月
運用コマンドレファレンス Vol.2(Ver.12.0 対応)
AX3660S ソフトウェアマニュアル
メッセージ・ログレファレンス(Ver.12.0 対応)
AX3660S ソフトウェアマニュアル
MIB レファレンス(Ver.12.0 対応)
■商標一覧
AMD は,米国 Advanced Micro Device, Inc.の米国および他の国々における登録商標です。
Cisco は,米国 Cisco Systems, Inc. の米国および他の国々における登録商標です。
Ethernet は,富士ゼロックス株式会社の登録商標です。
Internet Explorer は,米国 Microsoft Corporation の米国及びその他の国における登録商標または商標です。
IPX は,Novell,Inc.の商標です。
Microsoft は,米国 Microsoft Corporation の米国及びその他の国における登録商標または商標です。
Octpower は,日本電気(株)の登録商標です。
sFlow は,米国およびその他の国における登録商標です。
UNIX は,The Open Group の米国ならびに他の国における登録商標です。
Windows は,米国 Microsoft Corporation の米国及びその他の国における登録商標または商標です。
イーサネットは,富士ゼロックス株式会社の登録商標です。
そのほかの記載の会社名,製品名は,それぞれの会社の商標もしくは登録商標です。
■マニュアルはよく読み,保管してください。
製品を使用する前に,安全上の説明をよく読み,十分理解してください。
このマニュアルは,いつでも参照できるよう,手近な所に保管してください。
■ご注意
このマニュアルの内容については,改良のため,予告なく変更する場合があります。
2
■発行
2017年
1月
(初版)
SOFT-AM-2209
■著作権
All Rights Reserved, Copyright (C), 2017, ALAXALA Networks, Corp.
3
第1編
コンフィグレーションガイド Vol.1
目次
第 1 編 コンフィグレーションガイド Vol.1
5
第 2 編 コンフィグレーションガイド Vol.2
11
第 3 編 コンフィグレーションガイド Vol.3
12
第 4 編 コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.1
13
第 5 編 コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.2
15
第 6 編 運用コマンドレファレンス Vol.1
16
第 7 編 運用コマンドレファレンス Vol.2
20
第 8 編 メッセージ・ログレファレンス
21
第 9 編 MIB レファレンス
25
4
第1編
コンフィグレーションガイド Vol.1
第1編
3 収容条件
5
コンフィグレーションガイド Vol.1
第1編
コンフィグレーションガイド Vol.1
3.2 収容条件
3.2.3 レイヤ 2 スイッチ
変更
表 3‒20 VXLAN の収容条件
変更前
表 3‒20 VXLAN の収容条件
項目
最大数
VTEP 数
20/装置
VNI 数
8000/装置
サブインタフェース数
8191/装置
トンネルインタフェース数(宛先)
256/装置
トンネルインタフェース数(送信元)
1/VTEP
変更後
表 3‒20 VXLAN の収容条件
項目
最大数
VTEP 数
20/装置
VNI 数
6000/装置
サブインタフェース数
8191/装置
トンネルインタフェース数(宛先)
256/装置
トンネルインタフェース数(送信元)
1/VTEP
6
第1編
コンフィグレーションガイド Vol.1
20 レイヤ 2 スイッチ概説
7
第1編
コンフィグレーションガイド Vol.1
20.3 レイヤ 2 スイッチ機能と他機能の共存について
変更
表 20-4 VXLAN Access ポートおよび VXLAN Network ポートでの他機能の動作可否
変更前
表 20-4 VXLAN Access ポートおよび VXLAN Network ポートでの他機能の動作可否
機能
VLAN 拡張機能
VXLAN Access ポート
VXLAN Network ポート
L2 プロトコルフ
レーム透過
×
×
ポート間中継遮断
○
○
VLAN debounce
×
×
レイヤ 2 中継遮断
○
○
変更後
表 20-4 VXLAN Access ポートおよび VXLAN Network ポートでの他機能の動作可否
機能
VLAN 拡張機能
VXLAN Access ポート
VXLAN Network ポート
L2 プロトコルフ
レーム透過
×
×
ポート間中継遮断
○
○
VLAN debounce
×
×
レイヤ 2 中継遮断
×
×
8
第1編
コンフィグレーションガイド Vol.1
24 VXLAN
9
第1編
コンフィグレーションガイド Vol.1
24.1 解説
24.1.10 VXLAN 使用時の注意事項
追加
(8) TPID の設定について
(8) TPID の設定について
VXLAN Access ポートに対して,コンフィグレーションによる TPID 値の設定は無効となります。
10
第2編
コンフィグレーションガイド Vol.2
第2編
追加および変更はありません。
11
コンフィグレーションガイド Vol.2
第3編
コンフィグレーションガイド Vol.3
第3編
追加および変更はありません。
12
コンフィグレーションガイド Vol.3
第4編
コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.1
第4編
コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.1
21 MLD snooping
13
第4編
コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.1
ipv6 mld snooping(VLAN インタフェース)
追加
[注意事項]
[注意事項]
2. グローバルコンフィグレーションモードで no ipv6 mld snooping コマンドを設定した場合,本装置で
MLD snooping が無効になります。そのため,本コマンドを設定しても該当インタフェースで MLD
snooping が有効になりません。
14
第5編
コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.2
第5編
コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.2
追加および変更はありません。
15
第6編
運用コマンドレファレンス Vol.1
第6編
18 イーサネット
16
運用コマンドレファレンス Vol.1
第6編
運用コマンドレファレンス Vol.1
test interfaces
変更
[注意事項]
変更前
[注意事項]
・ループコネクタの抜き差しは,ポートが inactive 状態中に行ってください。
・回線テストスタート後は,回線テストストップが発行されるまで回線テストを繰り返し実行します。
・auto_negotiation パラメータの 1000base-t を指定し,ループコネクタループバックテストを行う場合
にはカテゴリ 5 以上で 8 芯 4 対のループコネクタが必要です。
・回線テストは 1 ポートずつ実施してください。
・10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T 用 SFP では,ループバックコネクタループバックテストをで
きません。
・1000BASE-LH,1000BASE-LHB,10GBASE-ER,10GBASE-ZR でループコネクタループバックテス
トを行う場合には,光アッテネータ(光減衰器)が必要です。光の減衰については次の表を参照し
てください。
表 18-41 光の減衰
回線種別
減衰値(db)
1000BASE-LH
5~22
1000BASE-LHB
17~36
10GBASE-ER
5~11
10GBASE-ZR
15~24
・1000BASE-BX では,送信と受信の波長が異なり,また 1 芯の光ファイバを使用するため,通常の
ループコネクタではループコネクタループバックテストを行えません。
・回線テスト実行中にトランシーバを抜き差しすると,テスト結果のすべてのカウント数が 0 と表示
される場合があります。また,トランシーバを抜き差ししたときに,抜き差しを示すログメッセー
ジが表示される前に回線テストを実行すると,抜き差しを示すログメッセージが出力されない場合
があります。どちらの場合も,no test interfaces コマンド実行後に正常な状態に回復するため,その
まま運用できます。
17
第6編
運用コマンドレファレンス Vol.1
変更後
[注意事項]
・ループコネクタの抜き差しは,ポートが inactive 状態中に行ってください。
・回線テストスタート後は,回線テストストップが発行されるまで回線テストを繰り返し実行します。
・auto_negotiation パラメータの 1000base-t を指定し,ループコネクタループバックテストを行う場合
にはカテゴリ 5 以上で 8 芯 4 対のループコネクタが必要です。
・回線テストは 1 ポートずつ実施してください。
・1000BASE-LH,1000BASE-LHB,10GBASE-ER,10GBASE-ZR でループコネクタループバックテス
トを行う場合には,光アッテネータ(光減衰器)が必要です。光の減衰については次の表を参照し
てください。
表 18-41 光の減衰
回線種別
減衰値(db)
1000BASE-LH
5~22
1000BASE-LHB
17~36
10GBASE-ER
5~11
10GBASE-ZR
15~24
・1000BASE-BX では,送信と受信の波長が異なり,また 1 芯の光ファイバを使用するため,通常の
ループコネクタではループコネクタループバックテストを行えません。
・回線テスト実行中にトランシーバを抜き差しすると,テスト結果のすべてのカウント数が 0 と表示
される場合があります。また,トランシーバを抜き差ししたときに,抜き差しを示すログメッセー
ジが表示される前に回線テストを実行すると,抜き差しを示すログメッセージが出力されない場合
があります。どちらの場合も,no test interfaces コマンド実行後に正常な状態に回復するため,その
まま運用できます。
・100BASE-TX/1000BASE-T/10GBASE-T でループバックコネクタループバックテストを行うことはで
きません。
18
第6編
運用コマンドレファレンス Vol.1
no test interfaces
追加
[注意事項]
[注意事項]
・ループコネクタの抜き差しは,ポートが inactive 状態中に行ってください。
・回線テストストップ時,タイミングによって送信したテストフレームの受信待ち状態で中断し,テ
スト結果を表示するため,Receive-OK と Receive-NG の合計値が Send-OK の回数より 1 回少なくな
ることがあります。
・100BASE-TX/1000BASE-T/10GBASE-T でループバックコネクタループバックテストを行うことはで
きません。実行した場合は,Send-NG の値が上がります。
19
第7編
運用コマンドレファレンス Vol.2
第7編
追加および変更はありません。
20
運用コマンドレファレンス Vol.2
第8編
メッセージ・ログレファレンス
第8編
メッセージ・ログレファレンス
3 装置関連の障害およびイベント情報
21
第8編
メッセージ・ログレファレンス
3.4 プロトコル
3.4.3 イベント発生部位= VLAN(Ring Protocol)
変更
表 3-6 イベント発生部位=VLAN(Ring Protocol)の装置関連の障害およびイベント情報
変更前
表 3-6 イベント発生部位=VLAN(Ring Protocol)の装置関連の障害およびイベント情報
項
番
イベント
イベント
メッセージ
付加情報
レベル
発生部位
識別子
上位 4 桁
メッセージテキスト
内容
3
E3
VLAN
20170003
0700
AXRP <ring id> : cleared MAC address table
by receiving flush request frames.
フラッシュ制御フレームを受信し,MAC アドレステーブルをクリアしました。このメッセージは,
出力先がリングポートである MAC アドレステーブルをクリアした場合に出力されます。
[メッセージテキストの表示説明]
<ring id>
リング ID
[対応]
なし。
:
10
:
E3
VLAN
20170021
0700
AXRP (multi-fault-detection <ring id>) :
cleared MAC address table by receiving flush
frames.
多重障害用のフラッシュ制御フレームを受信し,MAC アドレステーブルをクリアしました。この
メッセージは,多重障害監視を適用しているリング ID に対応したリングポートの MAC アドレス
テーブルをクリアした場合に出力されます。
[メッセージテキストの表示説明]
<ring id>
リング ID
[対応]
なし。
22
第8編
メッセージ・ログレファレンス
変更後
表 3-6 イベント発生部位=VLAN(Ring Protocol)の装置関連の障害およびイベント情報
項
番
イベント
イベント
メッセージ
付加情報
レベル
発生部位
識別子
上位 4 桁
メッセージテキスト
内容
3
E3
VLAN
20170003
0700
AXRP <ring id> : cleared MAC address table
by receiving flush request frames.
フラッシュ制御フレームを受信し,MAC アドレステーブルをクリアしました。
[メッセージテキストの表示説明]
<ring id>
リング ID
[対応]
なし。
:
10
:
E3
VLAN
20170021
0700
AXRP (multi-fault-detection <ring id>) :
cleared MAC address table by receiving flush
frames.
多重障害用のフラッシュ制御フレームを受信し,MAC アドレステーブルをクリアしました。
多重障害用のフラッシュ制御フレームとは,多重障害監視機能有効時に,共有ノードが送信する MAC
アドレステーブルのクリアだけを実施するフラッシュ制御フレームを示します。
[メッセージテキストの表示説明]
<ring id>
リング ID
[対応]
なし。
23
第8編
メッセージ・ログレファレンス
3.7 オプション機構
3.7.2 イベント発生部位=EQUIPMENT
変更
表 3-15 イベント発生部位=EQUIPMENT の装置関連の障害およびイベント情報
変更前
表 3-15 イベント発生部位=EQUIPMENT の装置関連の障害およびイベント情報
項
番
イベント
イベント
メッセージ
付加情報
レベル
発生部位
識別子
上位 4 桁
メッセージテキスト
内容
8
E8
EQUIPMENT
2101
25000201
Switching unit stopped because its
hardware failure detected during the self
diagnosis.
スイッチチップの自己診断中に障害を検出しました。
[メッセージテキストの表示説明]
なし。
[対応]
正常な運用ができない可能性があります。次に示す処置を行ってください。
1. ログを採取してください。
2. reload コマンドで装置を再起動してください。
3. reload コマンドで再起動しても同一の障害が発生する場合は,装置を交換してください。
変更後
表 3-15 イベント発生部位=EQUIPMENT の装置関連の障害およびイベント情報
項
番
イベント
イベント
メッセージ
付加情報
レベル
発生部位
識別子
上位 4 桁
メッセージテキスト
内容
8
E8
EQUIPMENT
2101
25000110
ハードウェアの自己診断中に障害を検出しました。
[メッセージテキストの表示説明]
なし。
[対応]
装置を交換してください。
24
Switching unit stopped because its
hardware failure detected during the self
diagnosis.
第9編
MIB レファレンス
第9編
MIB レファレンス
2 標準 MIB(RFC 準拠および IETF ドラフ
ト MIB)
25
第9編
MIB レファレンス
2.2 interfaces グループ(MIB-II)
変更
表 2-2 interfaces グループの実装仕様
変更前
表 2-2
項
interfaces グループの実装仕様
オブジェクト識別子
番
6
アク
実装仕様
セス
ifType
R/O
実装
有無
[規格] インタフェースのタイプ。
●
[実装] インタフェースによる。
{ifEntry 3}
・イーサネットインタフェース:Ethernet-csmacd(6)。
・ポートチャネルインタフェース:ieee8023adLag(161)。
・VLAN インタフェース:l2vlan(135)。
・ループバックインタフェース:softwareLoopback(24)。
・マネージメントポート:CSMA-CD(6)。
7
ifMtu
{ifEntry 4}
R/O
[規格] このインタフェースで送受信できるデータグラム
の最大サイズ(オクテット)。
[実装] インタフェースによる。
・イーサネットインタフェース:規格に同じ。ただし,ス
タックポートの場合は 0 固定。
・ポートチャネルインタフェース:VLAN 情報と同じ。
・VLAN インタフェース:VLAN に所属するイーサネット
インタフェースの MTU 値,システム MTU 情報,およ
び IP MTU 情報(設定時だけ)のうち最小のもの。
・ループバックインタフェース:33188 固定。
・マネージメントポート:規格に同じ。
26
●
第9編
MIB レファレンス
変更後
表 2-2 interfaces グループの実装仕様
項
オブジェクト識別
アク
番
子
セス
6
ifType
R/O
実装仕様
実装
有無
[規格] インタフェースのタイプ。
●
[実装] インタフェースによる。
{ifEntry 3}
・イーサネットインタフェース:Ethernet-csmacd(6)。
・ポートチャネルインタフェース:ieee8023adLag(161)。
・VLAN インタフェース:l2vlan(135)。
・ループバックインタフェース:softwareLoopback(24)。
・マネージメントポート:Ethernet-csmacd(6)。
7
ifMtu
{ifEntry 4}
R/O
[規格] このインタフェースで送受信できるデータグラム
の最大サイズ(オクテット)。
[実装] インタフェースによる。
・イーサネットインタフェース:規格に同じ。ただし,ス
タックポートの場合は 0 固定。
・ポートチャネルインタフェース:VLAN 情報と同じ。
・VLAN インタフェース:VLAN に所属するイーサネット
インタフェースの MTU 値,システム MTU 情報,およ
び IP MTU 情報(設定時だけ)のうち最小のもの。
・ループバックインタフェース:33180 固定。
・マネージメントポート:規格に同じ。
27
●