報道発表資料 東京消防庁 Tokyo Fire Department 平成29年2月21日 「東京消防庁」と「東京危険物災害相互応援協議会」が 連携の強化に向け覚書を締結 東京消防庁は、東京危険物災害相互応援協議会(別添え参照)との更なる連携の強化 を図るため、協議会の活動に対する当庁の支援に関する覚書を締結することとし、下記 のとおり、覚書の締結式を実施します。 記 1 日時 平成 29 年2月 24日(金)10時15分から10時35分頃まで 2 場所 東京消防庁 本部庁舎 8階特別会議室 (千代田区大手町1-3-5) 3 締結者 消防総監 高橋 淳 (たかはし じゅん) 東京危険物災害相互応援協議会会長 車田 保雄 4 (くるまだ 式次第 時 間 内 容 10時15分 締結式 開始 ~35分 締結者 紹介 概要説明 締結者による覚書へのサイン 覚書を持ち 締結者の握手(写真撮影) 高橋総監 あいさつ 車田会長 あいさつ 質疑応答 締結式 終了 ※覚書の内容については、当日ご説明いたします。 やすお) 5 取材にあたっての注意事項 ⑴ ⑵ ⑶ 当日は、10時05分までに8階特別会議室にお集まりください。 会場では、自社腕章を着用し、係員の指示に従ってください。 駐車場はありませんのでご了承ください。 6 東京危険物災害相互応援協議会の事業所一覧 別表のとおり 7 東京危険物災害相互応援協議会の事業内容 別添えのとおり 問合せ先 東京消防庁㈹ 広報課報道係 危険物課製造所規制係 電話 3212‐2111 内線 2345~2350 内線 4842 4846 別表 東京危険物災害相互応援協議会の事業所一覧 事 業 所 名 管轄消防署 橋本産業株式会社首都営業所東京油槽所 A 東京電力フュエル&パワー株式会社大井火力発電所 ブ ロ 日本ペイント・オートモーティブコーティングス株式会社東京事業所 ッ ク 三愛石油株式会社羽田支社 新日本油脂工業株式会社(平成28年度会長事業所) 品 川 蒲 田 浮間合成株式会社 B 富士アミドケミカル株式会社(平成28年度副会長事業所) ブ ロ 中外製薬株式会社浮間事業所 ッ ク 日本化薬株式会社東京事業所 赤 羽 事 業 島 株式会社ブリヂストン東京工場 小 平 富士重工業株式会社東京事業所 三 鷹 株式会社NTTファシリティーズ中央東京事業部 F ブ 日本オイルターミナル株式会社八王子営業所 ロ 日野自動車株式会社本社日野工場 ッ ク 株式会社IHI航空宇宙事業本部瑞穂工場 オリジン電気株式会社瑞穂工場 北多摩西部 八王子 日 野 福 生 町 田 臨 港 奥多摩工業株式会社瑞穂工場 相模化成工業株式会社 C 橋本産業株式会社首都営業所荒川油槽所 ブ 株式会社日本化薬東京 ロ ッ 日東燃料工業株式会社 ク 三菱ガス化学株式会社東京テクノパーク 尾 久 上野トランステック株式会社 千 住 近海タンカー株式会社 足 立 昭和日タン株式会社 金 町 H 鶴見サンマリン株式会社 ブ ロ 銚子屋油槽船株式会社 ッ ク コスモ海運株式会社 王子マテリア株式会社江戸川工場 管轄消防署 昭 志 村 D 出光興産株式会社東京油槽所 ブ ロ 株式会社朝田商会東京油槽所 ッ ク 中間貯蔵・環境安全事業株式会社東京PCB処理事業所 名 橋本産業株式会社多摩営業所 DICグラフィックス株式会社東京工場 イイノエンタープライズ株式会社有明事業所 所 深 川 城 東 横浜油槽船株式会社 臨 港 株式会社小野回漕店 小 岩 富士石油運輸株式会社 ※ 東京危険物災害相互応援協議会では東京都内を地域ごとに6つのブロック(A~D、F、H)に分けています。 ※ 網掛けの事業所は平成28年度の各ブロックの幹事事業所を表します。 別添え 東京危険物災害相互応援協議会の事業内容 1 設立の経緯 「東京危険物災害相互応援協議会」は、昭和49年に岡山県倉敷市で発生した三菱石油 水島製油所タンク重油流出事故を契機に、東京都内の大規模危険物事業所が結集して設 立された任意団体で、災害対応能力の向上及び自主保安管理体制の充実のため、自主的な 活動を実施しており、危険物の事故防止対策を検討する東京都危険物事故防止連絡会の 一員でもあります。 東京消防庁では、協議会の設立時から、自主保安管理体制の充実に向けた様々な活動を 支援しています。 2 組織 東京危険物災害相互応援協議会には、屋外貯蔵タンクで危険物を大量に貯蔵する事業 所、それ以外の形態で消防法上の第四類危険物(引火性液体)を大量に貯蔵する事業所、 船舶での危険物の運送を業とする事業所及び危険物を有する研究開発事業所等で危険物 災害に対する防災資機材等を一定数量以上保有している事業所が会員として参画してお り、平成 29 年2月 14 日現在、6ブロック 38 事業所で構成されています。 協議会では、活動を円滑に進めるため、会長、副会長、各ブロック幹事を設けています。 このほかに、協議会での活動経験がある者を支援アドバイザーとして選任できることと し、危険物の保安に関する技術向上のための助言及び訓練、災害等における必要な支援等 を行っています。 (図1参照)また、協議会は、危険物の事故防止対策を検討する東京都 危険物事故防止連絡会の一員でもあります。 Aブロック幹事 (品川・蒲田地区) Bブロック幹事 会 長 (赤羽・志村地区) Cブロック幹事 支援アドバイザー (荒川・千住・足立・金町地区) Dブロック幹事 副 会 長 (深川・城東・臨港・江戸川地区) Fブロック幹事 事 務 局 会 員 事 業 所 (東京西部地区) Hブロック幹事 (臨港(海運会社)地区) ※ E及びGブロックは、ブロックの統合・再編により欠となっています。 図1 東京危険物災害相互応援協議会の組織 1 3 活動内容 平成 27 年度には「東危協の今後のあり方」を検討しましたが、平成 28 年度は、ブロッ クごとの事業所間の相互応援活動の実効性を高めるため、活動内容を大きく見直し、 「ブ ロックごとの活動」に重点を置いて活動を行っています。 具体的には、資機材相互応援訓練及び会議をブロックごとに実施するほか、全事業所が 出席する全体会議又は講演会を開催して災害対応能力の向上や自主保安管理体制の充実 を図り、事業所の事故防止及び緊急時の相互応援活動に活かしています。 ⑴ 各ブロックで実施する資機材相互応 援訓練等 各ブロックの地域特性及び危険物施 設の形態等に合わせた合同消防訓練や 資機材相互応援訓練等をブロックごと に行い、事業所間における災害対応能力 の向上を図っています。 (写真1参照) ⑵ 各ブロックで実施する会議 ブロックで実施する資機材相互応援 訓練等の内容、ブロック内の事業所が備 蓄する防災資機材等の把握及びブロッ クの組織運営等についての検討を、活動 写真1 ブロックで実施した応急救護訓練 が円滑に進むようブロックの実情に応 じて開催しています。 ⑶ 全体会議 平成 27 年度から、全ての事業所が出 席する全体会議を開催し、各ブロックか らの活動報告、優良事例の情報共有等を 行っています。 また、事業所を管轄する消防署も会議 に出席し、事業所と消防署が連携し、当 庁の支援及び指導のもと、更なる事業所 間の災害対応能力の向上及び自主保安 管理体制の充実を図っています。(写真 写真2 全体会議 2参照) ⑷ 講演会 毎年度、事業所従業員の知識の向上を目的とした講演会を開催し、危険物施設の災害 対応能力の向上及び自主保安管理体制の充実等につなげています。 本年度は、全体会議と併せて開催し、事業所から要望の多かった「危険物施設の地震 防災対策」をテーマとする講演が行われました。 なお、過去には「危険物施設の腐食・防食技術と後付け補修」「東日本大震災に伴う 危険物施設等の被害状況」 「危険物施設における事故事例と予防対策について」といっ た危険物の保安管理に関連する演題で行われています。 2
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