利用協定書(案) (PDFファイル 125.0KB)

幼児等保育送迎タクシーの利用に係る協定書(案)
岩手県(以下「甲」という。)と、○○○○(以下「乙」という。)は、本協定書に添付する幼児
等保育送迎タクシー利用助成実施要綱(以下「要綱」という。)のほか、別に定めるところにより、
甲が実施する乙の車両で幼児等を送迎するサービス(以下「保育送迎タクシー」という。)の利用に
ついて、次のとおり協定を締結する。
(利用者の登録等)
第1条
乙は、要綱の定めるところにより、甲の職員(以下「利用者」という。)から保育送迎タク
シーの利用の申込みがあった場合には、利用者の登録を行うものとする。
2
乙及び利用者は、要綱第4条第1項に規定する利用区間や利用したい日時、利用料金(メーター
表示額を指すものとし、次条以降についても同様とする。)に係る支払方法のほか、乗車する幼児
等(以下「乗客」という。)の氏名及び年齢等について、双方確認のうえ、あらかじめ取り決めを
行うものとする。
3
乙は、利用者に対し、一般乗客を乗車させる際に行う通常のサービスのほかに、別記特記事項に
掲げるサービスを提供するよう努めなければならない。
(利用カード)
第2条
乙は、前条第2項の取り決めに基づいて、乗客から要綱第8条に規定する保育送迎タクシー
利用カード(以下「利用カード」という。)を提示して利用の申し出があったときは,利用者1人
1日につき1回(同一日内の利用は一日につき1回に限る。)の利用を認めるものとする。
2
乙は、前項の利用を認めるときは、利用カードに記載されている者と乗客が同一の者であること
を確認した後、運行を開始するものとする。
3
乙は、利用カードの提示を受けたときは、当該利用カードに利用年月日、利用区間を1回の利用
毎に記載するものとする。
(利用者への請求)
第3条
乙は、利用者に利用料金を請求するときは、第1条第2項の取り決めに基づいて、原則とし
て1月毎を単位として、1回の利用につき助成金額の500円を減じた額(利用料金が助成金額を上
回る場合に限る。)を請求するものとする。ただし、助成金額を減じることができる回数は1月に
つき20回を上限とする。
2
前項の請求があった場合には、利用者は、乙に対し、あらかじめ定められた期日までに、乙の指
定する方法により請求額を支払わなければならない。
(助成金の請求)
第4条
乙は、原則として毎月15日までに、前条の規定により減じた金額と利用回数を明記した保育
送迎タクシー利用助成金請求書(別紙1)を甲に提出するものとする。
2
甲は、前項の規定により、乙から適法な請求書を受理したときは、その日から起算して30日以内
に乙に対して代価支払うものとする。
(返還)
第5条
甲は、乙が不正な手段により当該協定書に基づく支払いを受けたときは、既に支払いを受け
た金額の一部又は全部を返還させることができる。
(協定書の有効期間及び更新)
第6条 この協定書の有効期間は協定締結の日から平成30年3月31日までとし、同期間における利用
について適用する。
2
前項に定める期間が満了する1月前までに、甲又は乙から更新しない旨の申し出がない限り、毎
年度当該協定を更新するものとする。
(協議)
第7条
この協定書に定めのない事項又はこの協定の実施に関し必要な事項については、その都度、
甲、乙協議するものとする。
平成○○年○○月○○日
甲
岩
手
代表者
県
乙
○○○○
県立病院等事業管理者
医療局長
○○
○○
別記
幼児等保育送迎タクシー特記事項
1
一般乗客を乗車させる際に行う通常のサービスのほかに、次のサービスを提供するよう努めなけ
ればならない。
項
目
(1)発地となる施設等の担当
内
・
容
者へ伝達の実施
乗務員は発地となる施設等の担当者に顔写真入りの身分証明
書を提示し、保護者の氏名、幼児又は児童の氏名、目的地及び
その他注意事項の伝達を実施できること。
(2)着地となる施設等の担当
・
者へ伝達の実施
乗務員は目的地に到着後、幼児又は児童を連れ着地となる施
設等の担当者に引き渡し、当該幼児等に関する注意事項等の伝
達を実施できること。
・
乗務員はタクシー利用の都度、当該幼児等が携帯する利用カ
ードへ記録を実施できること。
(3)発着時におけるメールに
・
よる保護者への連絡の実施
事業者は送迎開始時に利用報告と乗務員名等を保護者のメー
ル等に連絡を実施できること。
・
事業者は送迎完了時に利用料金を保護者のメール等に連絡を
実施できること。
(4)道路交通法の遵守と安全
・
上の配慮
事業者の車両にはチャイルドシートの着装できること。ただ
し、6歳未満の幼児を乗車させる場合に限る。
(道交法第 71 条
の3第4項)
(5)緊急時の連絡体制の確保
・
事業者は緊急時や運行時の連絡体制が確立されており、保護
者及び発着地となる施設等に提示できること。
2
その他
(1)本事業の実施にあたっては、対象者のプライバシーに十分留意すること。
(2)本仕様書に定めのない事項又は業務上疑義が生じた場合には、県と受託者が協議のうえ業務を
進めるものとする。
別紙1
請
岩手県医療局長
求
書
様
年
月
日
請求者住所
請求者氏名
印
幼児等保育送迎タクシーの利用に係る協定書第4条により、次のとおり請求します。
利用月
利用回数
月分
助成額
回
請求額
500円
助成額振込先
円
口座名義
金融機関名
支店名
預金種別
店
(
普通
・
当座
・
貯蓄)
口座番号
(注) 請求書を提出する際には、利用の内訳(利用年月日、利用者、利用区間、利用料金、
助成金額)を添付すること。