結婚を希望するひとへ

結婚を希望するひとへ
縁 を結 ぶ
お手伝いをします
結婚は人生において大きなライフイベント
の1つです。人生を共に歩むパートナーと出会
い、結婚して家族をつくることを望む人は依然
として多く、未婚・晩婚化が進んでいる昨今で
も、男女ともに「いずれは結婚するつもり」と
考えている人は約9割と、この20年間を通し
て大きくは変わっていません。
国の調査でも、結婚の利点として「子どもや
家族がもてる」「安らぎの場ができる」などが
多くあげられています。
一方で、
「一生結婚するつもりはない」とする
未婚者はわずかに増え、独身志向が増加したかた
ちになり、実際に結婚する人も減少しています。
H29.3.1
2
男性
−
−
23.83% 12.14%
国立社会保障・人口問題研究所が平成22
50
年に実施した第14回出生動向基本調査
結婚することの利点
各「結婚の利点」を選択した未婚者の割合(%)
50
50
【 男
性 】
【 女
性 】
40
第11回調査(1997年)
33.6%
32.3
第12回調査(2002年)
30
第13回調査(2015年)
29.7
30
第14回調査(2010年)
20
19.1
20
13.7
17.6
15.1
14.6
11.8
10
10
4.3
4.1
4.0
2.2
0.3
注:18~34歳未婚者のうち何%の
人が各項目を主要な結婚の利点
(二つまで選択)として考えてい
るかを示す.グラフ上の数値は
第14回調査の結果.
性的な充足が
得られる
生活上
便利になる
経済的
余裕がもてる
親から独立できる
社会的信用や
対等な関係が
得られる
愛情を感じている
人と暮らせる
親や周囲の期待に
応えられる
60
性 】
精神的安らぎの
場が得られる
子どもや
0
家族をもてる
性的な充足が
【 男
6.3
1.6
得られる
生活上
便利になる
経済的
余裕がもてる
親から独立できる
社会的信用や
対等な関係が
得られる
愛情を感じている
人と暮らせる
親や周囲の期待に
応えられる
精神的安らぎの
場が得られる
子どもや
家族をもてる
0
6.1
独身にとどまっている理由
25~34歳
【 女
60
性 】
各理由を選択した未婚者の割合(%)
51.3
50
50
46.2
40
31.1
40
31.2%
30.4%
30.3
25.5
30
30
21.2
17.8
20
16.9
20
20.7
16.5
13.5
7.6
結婚資金が
足りない
異性とうまく
つきあえない
適当な相手に
めぐり会わない
自由さや気楽さを
失いたくない
結婚しない理由
趣味や娯楽を
楽しみたい
仕事(学業)に
うちこみたい
0
まだ必要性を
感じない
結婚できない理由
2.7
まだ若過ぎる
親や周囲が
同意しない
住居のめどが
たたない
結婚資金が
足りない
異性とうまく
つきあえない
3
適当な相手に
めぐり会わない
2017.
自由さや気楽さを
失いたくない
ことうら
趣味や娯楽を
楽しみたい
仕事(学業)に
うちこみたい
まだ必要性を
感じない
結婚しない理由
10
3.7
4.5
5.5
親や周囲が
同意しない
6.5
まだ若過ぎる
0
11.6
住居のめどが
たたない
10
3
07
18~34歳
47.7%
第9回調査(1987年)
第10回調査(1992年)
40
19
%、女
殊報告「婚姻に関する統計」
、国勢調査
年国勢調
厚生労働省「平成28年度人口動態統計特
22
22
・
「結婚と出産に関する全国調査」
・平均初婚率・生涯未婚率
16
人に 1 人が生涯独身
割合
・結婚の意志
%で、男性は 5 人に 1 人
●参考資料
45
年度時点で男性
H27
少子高齢化が進む中、いわゆる「結
婚適齢期」といわれる層の人口も減
H22 19.07% 6.45% 19.39% 8.06%
少 し、 男 女 の 出 会 い の チ ャ ン ス も
−
人たちも減っています。
−
性6・
1.58%
が、 女 性 は
女性
と な っ て い ま す。( 平 成
男性
査数値)
女性
生涯未婚率: 歳の時点で1度も結
婚したことがない人の
S55 0.56%
鳥取県
結婚しない人が増加
琴浦町
減っています。個の重視により職場
●生涯未婚率
結婚しない理由としてもっとも多
いのは「適当な相手にめぐり会わな
29.0歳
でのコミュニケーション活動が衰退
30.8歳
い 」 こ と。
「 結 婚 は し た い が、 出 会
29.0歳
することで職場での縁も減り、また、
H27 30.7歳
いに恵まれていない」ことが結婚へ
24.8歳
かつてのようにお見合いを世話する
27.3歳
の壁となっています。
25.0歳
また、結婚に踏み切れない主な要
因として、結婚資金・結婚のための
S55 27.7歳
こ う し た 中 で、 平 均 初 婚 年 齢 は
徐々に上昇し、本町の生涯未婚率も、
女性
住居など、
若年層の経済的な不安や、
男性
平成
鳥取県
女性
異性とうまく付き合えないなどが増
全 国
男性
加傾向にあります。
●平均初婚年齢(夫婦とも初婚の場合)
社会的背景
平成27年…2,681組
結婚することは個人の希望や意思
によるものですが、現代は多様な社
鳥取県:昭和46年…4,630組
会事情から結婚に対してハードルが
あります。
●婚姻数の減少
注:未婚者のうち何%の人が各項
目を独身にとどまっている理由
(三つまで選択)として挙げてい
るかを示す.グラフ上の数値は
第14回調査の結果.
設問「あなたが現在独身でい
る理由は、次の中から選ぶとす
ればどれですか.ご自分に最も
あてはまると思われる理由を最
高三つまで選んで、右の回答欄
に番号を記入してください.
」
結婚できない理由
出典 第14回出生動向基本調査「結婚と出産に関する全国調査」(平成22年 国立社会保障・人口問題研究所 実施)
くる♥くるツアー
町では、農家の担い手結婚対策と
して、平成 年度から婚活ツアー(く
国の「ニッポン一億総活躍プラン」
でも、「少子高齢化が深刻化する中、
齢で叶えられるような環境を整備す
る♥くるツアー)を実施してきまし
どうして町が婚活をするの?
現在、多くの自治体で結婚支援が
行われています。この背景には、少
る」としており、社会全体で取り組
若者が希望する結婚が、希望する年
子化の進行があります。
年度
男性を対象としていましたが、女性
21
で新生活を始められています。
そ の う ち 7 組 が 結 婚 さ れ、 町 内
今年度まで9回実施しました。
か ら は 対 象 を 町 内 の 独 身 者 へ 広 げ、
25
少子化が進むと、人口全体が減る
ことで労働力・経済力の低下や、現
た。当初は町内在住の農業後継者の
どんな支援をしてきたの?
む必要があります。
これまで〜現在
の未婚率上昇を背景に、平成
琴浦町の取り組みをご紹介します!
また、鳥取県でも様々な取り組み
を進めています。
役世代の負担の増大などから年金な
ど の 制 度 が 立 ち 行 か な く な り ま す。
また、過疎化が進行し、各集落など
の地域コミュニティ機能が弱体化し
ていく問題もあります。
本町でも以前より少子高齢化への
取り組みは重視してきましたが、地
方創生が叫ばれる中、結婚を希望す
る人への対策も進めています。
鳥取県が昨年実施した「鳥取県の
政 策 に 関 す る 県 民 意 識 調 査 」 で も、
婚 活 支 援 事 業 を 県 が「 積 極 的 に 行
うべき」
「どちらかというと行うべ
き」と回答した人は6割を超えてい
ま す。 そ の 理 由 と し て、
「未婚者に
とって出会いや結婚は重要な問題の
た め、 行 政 の 支 援 も 必 要 」
「鳥取県
の少子化対策につながると思う」と
いう回答がおよそ半数となっていま
す。
鳥取県の結婚支援
http://www.pref.tottori.lg.jp/kekkon/
4
H29.3.1
縁結びコーディネーター
いの場のお手伝いをしたりします。
コーディネーターは随時募集して
い ま す。 支 援 し て い た だ け る 人 は、
三保
℡52-3259
高力きみ子
赤碕
℡55-1111
種子 晋司
浦安
℡52-2608
高力 重儀
赤碕
℡55-1111
坂本 華恵
八橋
℡53-2006
もハッピー!結婚を希望しているけれども異性と
びコーディネーター」を公募し、委
川本正一郎
ご縁がつながりカップルが誕生すると、私たち
嘱しています。
℡52-3421
らない人など、お気軽にご相談ください。
連絡先
八橋
出会う機会が少ない人、誰に相談していいか分か
住所
倉見 素子
私たちは現在、中部一帯で活動しています。
昔ながらの「仲人さん」のような
イメージで、結婚を希望する人やそ
倉見素子さん
の家族からの相談を受けたり、出会
種子晋司さん
氏名(敬称略)
下記へご連絡ください。
コーディネーター
婚活イベントなどの交流が苦手な
独 身 者 な ど へ の 支 援 と し て、
「縁結
コーディネーターは定期的に情報
交換会を行い、必要に応じて希望者
への相談会も実施しています。
コーディネーター
から、今年度は中部1市4町での取
り組んでも成果が出にくいことなど
同じ課題を抱え、一つの町だけで取
これまでは町単独で結婚支援を実
施してきましたが、どの自治体でも
婚活ツアー&セミナー
寄り添った支援も必要となります。
いない人も多いため、そうした人へ
婚を希望しながら婚活の動きをして
特に男性は消極的な傾向があり、結
「婚活」という言葉も当たり前に
なり、イベントなどは増加していま
今後も、鳥取中部ふるさと広域連
合を中心として、県や中部地区で連
の 1 つ で あ る こ と を 理 解 し な が ら、
人にも配慮し、結婚は人生の選択肢
す が、 大 勢 と の 交 流 が 苦 手 な 人 や、
り組みを始めました。
一方で、結婚をしたくない人、結
婚をしても子どもを持つ考えがない
携して取り組むこととしています。
取り組んでいく必要があります。
そして、単に結婚できればいいの
ではなく、若者の経済的な安定や子
育て支援などにも取り組み、安心し
て暮らせるまちを目指して一体的な
3
2017.
ことうら
5
取り組みを進めていきます。
問合せ先 企画情報課
1
─ 708
52
縁結びコーディネーター 一覧
私たちの仕事は、
出会うきっかけづくりのお手伝
いです
縁がつながり
みんながHAPPY☆