白猫プロジェクト 昼下がりの出会い (ティナ&ゲオルグ) 明星@白猫 ︻注意事項︼ このPDFファイルは﹁ハーメルン﹂で掲載中の作品を自動的にP DF化したものです。 小説の作者、 ﹁ハーメルン﹂の運営者に無断でPDFファイル及び作 品を引用の範囲を超える形で転載・改変・再配布・販売することを禁 じます。 ︻あらすじ︼ 白猫プロジェクト、二次創作の初登校です 助けた後に、話は茶熊学園のことになります。 助けます。 ティナがナンパされているところを赤いおっさん︵=ゲオルグ︶が ! ティナの茶熊学園入学を祈ると同時に、自分の祝365日ログイン を記念してここに小さな 物語を送ります ! 目 次 白猫プロジェクト 昼下がりの出会い ︵ティナ&ゲオルグ︶ │ 1 白猫プロジェクト 昼下がりの出会い ︵ティナ&ゲ オルグ︶ チャラ男1 ﹁えへ、可愛い子だなぁ。ちょっと俺たちと遊ぼうぜ ﹂ チャラ男2 ﹁何でも好きなもの買ってあげるからさ﹂ あ る お 天 気 の い い 日 の 昼 下 が り。私 は 知 ら な い 男 の 人たちに絡まれていた。 ブラッドおじさん曰く、ナンパというやつらしい。今 痛い目に会いたくなかったら 年はこれで三度目。さすがに飽きちゃった。 ﹂ ティナ ﹁おじさん達、誰なの さっさと消えてくんない ? せんじゃねぇよ ﹂ ティナ ﹁刃物⋮ ﹂ チャラ男3 ﹁ガキの分際で調子こいてんじゃねえよ ﹁待ぁてぇぇぇぇぇぇ ﹂ そう思って回れ右をした時、 ほうが良いかもしれない。 ﹂ 本気を出せばぶっ飛ばせると思うけど、ここは逃げた ! ? ? チャラ男3 ﹁おい、口のきき方のなってねぇガキだな。イラつか たのだが⋮。 なので私は、すぐに終わらせようとして拳を強く握っ ? そういって男は何かを取り出して⋮⋮え⋮ ! ! 乗って。数増えたの やばい、どうしよう⋮。 ているのか ﹂ をしているんだ。自分のしていることがわかっ ゲオルグ ﹁自分は竜の国竜騎士団長のゲオルグだ。貴様らは何 言った。 だ が、赤 い お じ さ ん は チ ャ ラ 男 た ち の 方 を 見 据 え て ? ! 1 ! 赤 い お じ さ ん が こ っ ち に 向 か っ て く る。ド ラ ゴ ン に ??? チャラ男3 ﹁なんだジジイ ﹂ ゲオルグ ﹁自分は26だ ない チャラ男2 ﹁やっちまえ ﹂ ﹂ 頼む、カグツチ ﹂ 決してジジイなどと呼ばれる歳では ﹂ ゲオルグ ﹁ドラグナーの力、舐めるなよ カグツチ ﹁ふん。﹂ ﹂ ! そそくさと退散していった。 ? ナ・トピア殿だろうか ﹂ ティナ ﹁え、何で知ってるんですか ﹂ ゲオルグ ﹁気にすることはない。ところで、貴殿はもしや、ティ た。 少 し 困 っ て い た の は 確 か な の で、素 直 に お 礼 を 言 っ ティナ ﹁あ、はい。ありがとうございました、ゲオルグさん。﹂ ゲオルグ ﹁大丈夫だっただろうか ﹂ 負け惜しみを残して、黒コゲになったチャラ男たちは チャラ男3 ﹁ちっ、覚えてやがれ 容赦なくブレスで焼き払った。すごい。 そう言われてドラゴンさんは、3人のチャラ男たちを ! チャラ男1 ﹁どうでもいいぜ !! ! 載ってたやつですか ﹂ ﹂ あ、あの熊さんの顔が表紙にでかでかと だが⋮﹂ ティナ ﹁どうかしましたか ゲオルグ ﹁なんと ? 情は察した。ならば、もし迷惑でなければ、自分から茶 反応かもしれんことに思い至った⋮。貴殿の心 ゲオルグ ﹁あの一見怪しいパンフレットを見れば、案外普通の ? ティナ ﹁茶熊学園 ているはずなのだが。﹂ か、学長から直々の茶熊学園への招待状が届い ゲオルグ ﹁聞いていた特徴と似通っていたからな。貴殿には確 当てられたのはちょっとびっくりした。 悪い人ではないのは分かるんだけど、私が名乗る前に ? ? ! ? 2 ! ! ! ! ﹂ 熊学園のことについて説明をしたいと思うの だが、どうだろうか ティナ ﹁私は大丈夫ですよ。﹂ 助けてくれた恩もあるけど、話くらいは聞いておきた いと思ったからそう答えた。﹂ ゲオルグ ﹁感謝する。では立ち話も何だし、場所を変えるとし ﹂ よう。腹も空いたであろうから、自分が何か奢 ろう。﹂ ティナ ﹁え、いいんですか 言 わ れ た 言 葉 の 意 味 は さ っ き の チ ャ ラ 男 と 大 差 な い のに、思わず釣られてしまった。私って単 純⋮。 初対面の人についていくなって、ファルファラさんに 怒られそうだけど、しょうがない。でも、 ごめんなさいファルファラさん。 ∼ ∼ ∼ フ ァ ー ス ト フ ー ド 店 に て ∼∼∼ テ ィ ナ ﹁え っ と、ツ キ ミ バ ー ガ ー L セ ッ ト で お 願 い し ま す。 ドリンクはアイスティーで。﹂ ゲ オ ル グ ﹁自 分 は ト リ 公 ナ ゲ ッ ト 5 ピ ー ス を 1 つ と、ア イ ス コーヒーで頼む。﹂ 定 員 ﹁か し こ ま り ま し た。4 番 の 番 号 札 で お 待 ち く だ さ い。出来上がったらお届けに参ります。﹂ ﹂ 何気にファーストフード店は初めてだったので、少し ドキドキしていた。 ゲオルグ ﹁さて、何から話そうか⋮﹂ ティナ ﹁ゲオルグさんは何かを教えているんですか ? ﹂ ゲオルグ ﹁いや、自分は教師ではない。これでもれっきとした 生徒だ。﹂ ティナ ﹁え、そうなんですか ? 3 ? ? ﹂ ゲオルグ ﹁ああ。生徒会副会長を任されている立場だ。茶熊学 園は、年齢、種族を問わず、冒険家を育成する ための施設だ。学費も割安だぞ。﹂ ティナ ﹁プレシャス・チルドレンの私も大丈夫なんですか ゲ オ ル グ さ ん に そ う 言 わ れ た の で、私 は ツ キ ミ バ ー ゲオルグ ﹁食べながらでいいので聞いてくれ。﹂ う。 もらって、食事の準備がそろった。おいしそ 注文した物が届いたので、それぞれテーブルに置いて 定員 ﹁お待たせしました。﹂ ティナ ﹁へぇ⋮。﹂ 考えだ。﹂ さまざまな境遇である生徒を募るべきだとお ゲオルグ ﹁もちろんだ。学長は、学園をアピールするためにも、 ? している。﹂ ティナ ﹁わあ⋮⋮ ︵ ︶話を続けた。 ﹂ ﹂ ゲ オ ル グ さ ん は ト リ 公 ナ ゲ ッ ト を 1 つ 飲 み 込 ん で ! ︰︰︰︰ ティナ ﹁すごいです ﹂ 落語が上手な吸血鬼さんに、不運を奪 う神さまに、本物の月うさぎさんまで 私、是非そんな人たちと仲良くなりたいです 連絡してほしい。﹂ 渡しておこう。家族との話し合いが付いたら ゲオルグ ﹁興味を持ってくれたようで何よりだ。自分の名刺を ! ! ! 4 ガーにかぶりつきながら説明を聞いた。 あの熊さんが学長さんなんですか ︰︰︰︰数刻後︰︰︰︰ ティナ ﹁すごい ? ゲオルグ ﹁そうだ。ああ見えて学長は、魔法学園を首席で卒業 ! ︰︰︰︰ さ ら に 数 刻 後 ?! ティナ ﹁はい ﹂ とっても楽しみです ﹂ 私、ファルファラさんやブラッドおじさんも いっしょに入学できるかはわか ティナ ﹁ありがとうございます ティナ ﹁私、育ち盛りなもので♪﹂ これは、あれですよね。 ゲオルグ ﹁しかし、貴殿は本当によく食べるな。﹂ た。 私 は 三 つ め の ツ キ ミ バ ー ガ ー を 食 べ な が ら そ う 答 え ! ゲオルグ ﹁ああ、学園で会えるのを楽しみにしている。﹂ らないですけど、私もそこで学びたいです 誘ってみます ! ┃完┃ 5 ! ! !
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