別紙2 1 鈴鹿市介護予防普及啓発事業に関する業務仕様書 (毎月介護

別紙2
鈴鹿市介護予防普及啓発事業に関する業務仕様書
(毎月介護予防教室)
【事業の目的】
鈴鹿亀山地区広域連合が行う介護保険の第1号被保険者で,鈴鹿市に住民登録がある
者(鈴鹿亀山地区広域連合が行う介護保険の住所地特例適用被保険者を除き,鈴鹿市内
に所在する住所地特例対象施設に入所等をしている住所地特例適用被保険者を含む。以
下「第1号被保険者」という。)に対して,介護予防の普及啓発を幅広く行い,生活機
能の低下を予防し,介護状態に陥ることを防ぐとともに健康増進を目的とする。
【事業の実施】
下記表の実施要件を遵守して実施すること。
実施項目
実施要件
事業者
平成29年1月1日現在,鈴鹿市内に事業所がある法人
回数
月 1 回以上(回数上限なし)
規模
10人以上/回
※事業実施側のスタッフ・ボランティア等は人数に含めない。
※教室参加者は,毎回同一人物でなくてもよい。
委託料単価
≪教室≫2,000円/人,上限20,000円/回
(上限100,000円/月)
≪送迎≫1,000円/人
時間
おおむね90分
利用者
第1号被保険者,その支援者(実施側のスタッフを除く。)
※教室等の開催場所と同一建物・同一敷地に居住する者が利用する
場合は,その人数が1回の利用者合計人数の3分の1以下とするこ
と。(居所を確認すること。)
※第1号被保険者が利用する合計数は,1回の利用者合計人数の2
分の1以上とするよう努める。
利用者負担
無料。ただし,材料費等の実費は同意を得た上で利用者負担を可とす
る。
鈴鹿市内の公民館・集会所・介護施設等,利用者の安全が確保されて
場所の確保
実施担当者
いる場所であること。
※介護予防普及啓発事業と介護保険事業を同じ場所で実施してよい
が,介護保険事業を実施する際の場所要件を遵守すること。
※実施場所は毎回同じ場所でなくてもよい。
医療・介護・保健・福祉・運動等の実務経験のある者が実施すること。
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実施講師
高齢者の介護予防や健康管理に関する専門知識があり,かつ実務経
験を持つ者を確保すること。
送迎
送迎が可能な事業者は,生活機能低下により通所困難な送迎希望利
用者を送迎(自宅⇔開催場所)し,必要な保障体制の整備と対応マニ
ュアルの作成など,送迎体制を整備すること。
安全性への配
事故防止,個人情報及び利用者への安全性を十分配慮し,交通事故,
慮及び緊急時
個人情報漏洩等の緊急時にも対応できるよう体制を整備すること。
の対応
おおむね90分実施する教室のうち,下記(1)~(5)のいずれか又
は複数の目的を満たす教室を行うこととし,講話( パンフレットや
資料 等を配布する もの )のみ行うのではなく,できる限り実習(レ
クリエーションや体操 ,料理教室等の体験を伴うもの )を取り入れ
るよう計画すること。
なお,介護予防に効果的な指導(理学療法,運動療法,作業療法,言
語療法,音楽療法等)を適宜行わずに趣味,娯楽性の高いもの(映画
鑑賞,語り部,手芸教室,カラオケ等)のみを受動的に行う教室は不
可とするので,留意すること。
(1)運動器の機能向上
簡単な運動器の機能向上プログラムを提供し,実施する。また,体力
測定等を実施し,運動器の機能向上の必要性を意識させる。
内容
(2)口腔機能向上
口腔機能向上の意義・方法・効果について,情報提供をする。また,
口腔機能の低下を予防・改善するプログラムを提供する。
(3)栄養改善
「食べること」の意義,低栄養状態の概念とその予防・改善のための
基本的な考え方についての理解を深める。また,日常の生活や食事リ
ズムを理解し,望ましい生活や食事のリズムへの理解や低栄養状態
を予防・改善するための食品の選択,自分にあった食べ方,食事づく
りへの理解を深める。
(4)認知症予防
認知症に対する正しい知識を普及し,認知機能低下予防につながる
活動のきっかけづくり。
(5)うつ予防
心の健康・障がいに対する正しい知識の普及,啓発。ストレスへの対
処法や生きがいづくり。
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別紙2
認知症サポー
ター養成講座
(注1)の実
施
年度中に1回,60分以上認知症サポーター養成講座を実施するこ
と。
(事業所内に「キャラバン・メイト」がいる場合,そのメイトを
講師として講座を行うように努めること。いない場合は事前に市に
相談すること。)なお,認知症サポーター養成講座のみ実施した場合
は,事業対象外となるので,別内容の教室等を30分以上行うこと。
鈴鹿いきいき
鈴鹿いきいきボランティア制度実施要綱(平成27年9月8日告
ボランティア
示第220号)に基づくボランティア受入施設となるよう努めるこ
受入施設(注
と。
2)
(注1)認知症について正しい知識を持ち,認知症の人や家族を温かく見守る応援者であ
る認知症サポーターを養成する講座のこと。
(注2)鈴鹿市が登録決定した,ボランティア活動や社会的活動を行う鈴鹿いきいきボラ
ンティアを受け入れる施設のこと。
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