〈未来への責任〉 3 3月 子どもたちを守るため 「原子力公害取り組み月間」の活動を拡げよう! 月 ※ 「放射能汚染防止法」を制定する札幌市民の会 報告 運営委員 佐藤 典子 3.11 東京電力福島第一原発事故から 6 年が経過しますが、高濃度の放射能汚 染水の流出等が続き、事故に収束はありません。放射能汚染から生命と環境を 守るため、毎年 3 月を「原子力公害取り組み月間」として、 「放射能汚染防止法」 制定に向け、全国各地から声をあげようと呼びかけています。 福島では未だ 8 万人が避難生活を強いられて います。福島県民健康調査によると、原発事故 当時 18 才以下で甲状腺がん及び疑いがあると報 告されたのは 2016 年 9 月時点で 183 人となって おり、健康や将来への不安を抱えながら暮らし ています。 生命や環境に甚大な影響を与える原発事故 は、放射性物質の汚染など最悪の「公害」であ り、極めて重大な人権侵害です。12 年には環境 基本法が改正され、放射性物質が「公害」とし て位置づけられましたが、環境基準や規制基準 ! など、未だに具体的な公害規制の法整備がなさ れていないことは問題です。また、国は原発輸 出や再稼働など原発推進に突き進み、さらには 原発事故自主避難者への住宅支援を打ち切るな ど、原子力公害被害者への人権無視の政策を認 めるわけにはいきません。 放射能汚染から子どもたちを守り、安全な食 べ物や環境を引き継ぐことは私たちの責任で す。 「放射能汚染防止法」の早期制定等、地域か ■講演会 原発事故は最悪の「公害」です ら国や自治体に働きかけ、原子力公害から人と 環境を守る社会の実現をめざし、ともに活動を 拡げましょう。 ※「放射能汚染防止法」を制定する札幌市民の会 【構成団体】生活クラブ生活協同組合、NPO 法人北海道 ワーカーズ・コレクティブ連絡協議会、環境市民連絡 会・札幌、子どもの未来を守る市民の会、原発公害に 取り組む札幌市民の会、市民ネットワーク北海道 ■新書籍の紹介 『制定しよう 放射能汚染防止法 総理!逃げた後はどうなりますか 』 著 者:山本行雄 出版社:ブイツーソリューション ・定 価:1,200 円+税(1,296 円) 生命と環境を守るため、法整備の必要 性や現行法の問題点など大変わかり やすく書かれています。 ・是非ご購入頂き活動をご支援下さい。 【問い合わせ】TEL 011-219-0112 市民ネットワーク北海道 菱沼 ■ 原発事故から 6 年、 フクシマを忘れない! さようなら原発北海道集会 原発はいらない!! 江別市民の会を発足します。今改めて、私たち は何をすべきか等、ともに考えましょう。 講 【講演】 「泊原発 再稼働させてはいけない 8 つの理由」 小野 有五さん(北海道大学名誉教授、行動 師:山本 行雄さん (弁護士、原発公害に取り組む札幌市民の会) *講演後、福島から避難されている宍戸隆子さ 全国から 注目 する市民科学者の会・北海道) 「深刻さ増す福島原発事故」 伴 英幸さん(原子力資料情報室共同代表) んよりお話しをお聞きします。 日 時:3 月 11 日(土)10:00~(集会・講演) 参加費:300 円(資料代)、学生無料 会 場:共済ホール(北 4 西 1 共済ビル 6F) 託 児:300 円(申込〆切 3 月 3 日) 参 加:無料・申込不要 主 催:「放射能汚染防止法」を制定する江別 主 催: 「さようなら原発 1000 万人アクション 日 時:3 月 11 日(土)10:00~12:00 場 所:野幌公民館研修室2号(野幌町 13-6) 北海道」実行委員会 市民の会 連絡先:干場 芳子 11:30~(デモパレード) TEL011-398-4722 連絡先:011-231-4157 北海道平和運動フォーラム
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