2017 年 2 月 25 日 ( 土 )14:00 〜15:30( 開場 13:30)

慶應義塾横浜初等部地域交流プログラム
流域思考
鶴 見川流域の豪雨時代の水防災と小網代の谷の自然保護
講演者
岸 由二 氏
慶應義塾大学名誉教授 ( 理学博士 )。専門は進化生態学。
流域・丘陵をベースとした〈流域思考〉の都市再生を提
唱し、鶴見川流域や三浦半島小網代で、防災・自然保護
の実践活動を展開している。
NPO 鶴見川源流ネットワーク、NPO 鶴見川流域ネットワ−
キング、NPO 小網代野外活動調整会議などの代表をつと
める。
国土交通省河川分科会委員。鶴見川流域水委員会委員。
著書
『自然へのまなざし』
『環境を知るとはどういうことか』
共著 養老孟司
『「流域地図」の作り方:川から地球を考える』
『「奇跡の自然」の守りかた:三浦半島・小網代の谷から』
共著 柳瀬博一 等
訳書
『利己的な遺伝子』( ドーキンス:共訳 )
『創造』(ウイルソン)
『足もとの自然から始めよう』(ソベル)等
〈流域思考〉は、私たちの文明が、地球温暖化豪雨時代、生物多様
性危機の時代を生き延びてゆくための〈地図戦略〉として提案されて
います。鶴見川流域、三浦半島小網代の流域における実践を通して、
その有効性を紹介します。
鶴見川の流域は、治水・水土砂防災や自然保護を重視する都市再生
の取り組みとして、全国的なモデルとなっています。地域の再生・保
護・保全のために《流域》という枠組みは欠かせません。
鶴見川の話に加え、全国で初めて〈流域思考〉による自然の回復管
理を進めている三浦半島小網代の歴史や、これまでの成果、展望もお
理を進めている三浦半島 小網代 の歴史や、これまでの成果、展望もお
伝えします。
2017 年 2 月 25 日 ( 土 )14:00〜15:30( 開場 13:30)
会場
受講料
受講対象
定員
主催
慶應義塾横浜初等部 講堂
無料
青葉区在住の方
350 名
慶應義塾横浜初等部