平成28年度12・1月号

福岡県教育委員会広報誌
[教育福岡] 平成28年12・1月号
(No.640)
12・1
月号
CONTENTS
教育の広場
放課後の可能性 九州女子大学 教授 大島 まな …… 1
特集
○平成28年度教育委員会の権限に属する事務の管理及び
執行状況についての点検及び評価
(平成27年度対象)
の概要
[企画調整課] …… 3
[義務教育課] …… 9
○全国学力・学習状況調査の結果概要について ○~希望郷いわて国体~「4年連続の8位以内入賞ならずも
健闘の13位」
[体育スポーツ健康課] … 11
県立学校の特色ある取組 ○地域に根ざした教育活動を通した人材育成
[福岡県立行橋高等学校] … 13
福岡県道徳教育推進事業
[義務教育課] … 15
子どもの気持ち~福岡県立小倉聴覚特別支援学校~
[義務教育課] … 17
躍動する中・高校生 ○全国大会を振り返って
[福岡県高等学校体育連盟 福岡県中学校体育連盟 福岡県高等学校野球連盟] … 18
「小学校における英語教育の教科化に向けた校内研修」
について
[福岡県教育センター]… 24
「スクール・ミュージアム事業
(アートコース)
」
について
~福岡県立美術館・福岡県青少年科学館・九州歴史資料館、
一般財団法人福岡県教職員互助会連携事業~
[福岡県立美術館]… 26
お知らせ
教職員課/体育スポーツ健康課/福岡県教育センター/福岡県体育
研究所/福岡県立美術館/福岡県立少年自然の家「玄海の家」/九
州歴史資料館/放送大学福岡学習センター/福岡県青少年科学館
… 28
九州歴史資料館展示品 名選No.29 [九州歴史資料館]
「教育福岡」はホームページ上で
見ることができます。
福岡県
教育委員会≫総務課≫「教育福岡」をクリック
【フォトニュース】
10/14
タイ王国高校生相互交流団教育長表敬訪問
国立夜須高原青少年自然の家が主催するタイ王国高校生相互交流事
業が実施されるに当たり、タイ王国の高校生20名が城戸教育長を表敬
訪問しました。交流団はその後10日間の日程で、浮羽工業、浮羽究真館、
朝倉、朝倉東、朝倉光陽の各高校での授業体験や意見交換、ホームステイ
などを行いました。
11/23
玄海わくわくチャレンジデー
第37回全国豊かな海づくり大会福岡大会の協賛行事とし
て、子どもたちに対し豊かな体験活動の場を提供する「玄海
わくわくチャレンジデー」が福岡県立少年自然の家「玄海の
家」で開催されました。参加者は昔の遊び体験、ニュース
ポーツ体験等の活動や、自然の素材を使った工作を楽しみ
ました。
11/24
教育委員会管内視察
南筑後教育事務所での教育委員会会議終了後、岩戸山歴史文化交流館
及び広川町立広川中学校を訪問しました。授業参観や施設見学のほか、
生徒との意見交換などを行いました。
12/2
福岡中央高校女子ソフトボール部教育長表敬
第35回全国高等学校女子ソフトボール選抜大会に出場することを報
告するため、
福岡中央高校女子ソフトボール部の部員が、讃井校長らとと
もに、
城戸教育長を表敬訪問しました。
今月の表紙 「元気いっぱい子どもたち」
熊本地震被災地ボランティア活動(福岡県立柏陵高等学校)
平成28年7月下旬の3日間、本校PTAの主催で、
「熊本震災復興ボランティア」を募集したところ、全学年男女合わせて96名の
参加希望がありました。阿蘇郡西原村ボランティアセンターに受け入れをお願いし、各日約30数名ずつが、3日間に分かれボラン
ティア活動をさせていただきました。高速道路を降り、益城町・西原村が近づくと倒壊家屋や屋根をブルーシートで覆ったままの
家々が目に入り、想像以上の光景に全員目を疑う程でした。現地では、被災家庭への広報物配付・庭先のがれき撤去・神社の草刈り・ブ
ルーベリー農園の収穫作業のお手伝いをさせていただきました。わずか96名による3日間の作業が、どれほど復興のお役に立てた
のかは分かりませんが、参加者全員にとって一生忘れることのできない貴重な経験となりました。
震災から8ヶ月以上が経った今でも復興はまだまだ道半ばです。一日も早い復興完了を心からお祈りしています。
「がんばれ熊本!」
最近の子どもたちはしつけが
で き て い な い、 基 本 的 な 生 活 習
1.家庭教育への期待と現実
低下では必ずしもないが、父親の育児参加が少なく、親に代わ
心のゆとりも少なくなる。母親の就労イコール
「家庭の教育力」
る。子を持つ女性(母親)が就労を継続し、より長く仕事に
放課後の可能性
慣 が 身 に つ い て い な い、 公 共 の
る養育者がいない核家族が主流の現在、家庭での教育が十分
島 ま な
マナーやルールを守るなど規範
に行えない家庭が増える可能性がある。いくら教育基本法に
九州女子大学 教授 大
意識や社会性が身についていな
保護者の努めるべき役割と責任を謳っても、その務めを徹底
一方で、日本社会は少子化と超高齢化の先に広がる暗い将
来予想から、減り続ける生産年齢人口を補う労働力としても、
成し、
心身の調和のとれた発達を図るよう努める」役割がある。
のために必要な習慣を身に付けさせるとともに、自立心を育
子の教育について第一義的責任を有する」のであって、
「生活
わることは簡単ではないだろう。そうであれば、養育の社会
土や働き方を変えていかなければならないが、社会全体が変
この状況で「家庭の教育力」に期待するならば、当然のこ
とながら(父親も含めて)親が家庭で過ごすゆとりを保障で
2.養育の社会化を考える
する術はない。やりたくてもできない親もいる。現実は厳しい。
従事するようになれば、結果的に母親が家庭で過ごす時間も
い等々の問題状況が話題となる
とき、必ず「今の親は…」と「家庭の教育力」低下を嘆く声
子どもを生み育てることでも、女性に期待している。
「女性の
的責任を自覚し、家庭教育を補完あるいは代替する機能を準
があがる。確かに、
教育基本法第十条にあるように、「保護者は、
活躍推進」がスローガンとなって、女性もできるだけ働き続け
備しなければならないのではないだろうか。
(だからといって、
きる(ワーク・ライフ・バランスを推進する)よう、企業風
てほしい、そして子どもも産んでほしいと社会が要請してい
1
教育の広場
なるということではない。
)
家庭教育の重要性が変わるわけではないし、親の責任が軽く
や集中力、持久力は向上し、規律が保たれるようになり、共
る。一日一日の積み重ねは大きい。結果、子どもたちの体力
やらなければならない。家庭教育支援は、子育てをしている
要だが、もしも親が果たせないなら、他の誰かが力をつけて
今の子どもたちは「生きる力」が十分に育っていない。力
がつくように支援するのが教育の仕事である。家庭教育は重
母親も出てきたほどであった。
して、この学童保育に入れたいためにわざわざ仕事を探した
けた。生き生きしている。その子どもの変化を目の当たりに
いろいろなことができるようになり、子どもたちが自信をつ
同生活がより快適になった。何よりも、今までできなかった
親の支援はもちろんだが、子どもの成長・発達を直接支援す
ることで家庭を支えることもできる。
4.教育と福祉の協働で広がる可能性
規律を守る態度を身につけることができる。学校とは違うの
ことによって、人間関係能力や体力の向上を図り、社会性や
集団の約束事を守って生活できるように指導する(しつける)
友 だ ち や 上 級 生・ 下 級 生 と と も に 身 体 を 動 か し て 遊 ん だ り、
て 重 要 で あ る。 安 全 に 留 意 し て 見 守 る こ と は も ち ろ ん だ が、
がこの時間をどのように過ごすかは、成長・発達にかかわっ
である。この日数は学校で過ごす日数より長い。子どもたち
曜、長期休暇中の一日を子どもたちが過ごす家庭に代わる場
た実践研究を一年間実施した。学童保育は平日の放課後と土
クラブ(学童保育)で、
「生きる力」を育むプログラムを入れ
特に、学童期の子どもの成長・発達支援は重要である。筆
者は、数年前に山口市の小学校に開設されている放課後児童
身がこれからの人生を生き抜いていく力をつけることを意図
ンビシャス広場であれ、さまざまな居場所であれ、子ども自
くすべての子どもの課題である。放課後子供教室であれ、ア
子どもの健やかな成長・発達を支援する場として放課後の
可能性は大きい。
「生きる力」の育成は学童の子どもだけでな
協働し、家庭を支えればかなりのことができると実感できた。
ことにも成功した。教育(学校)と福祉(学童保育)
、地域が
が協力しあって、時間はかかったが障害児のオムツをはずす
てくださった。また、学校の先生方と保護者と学童の支援員
ん、校長先生をはじめ学校の先生方、地域の方々が声援を送っ
替わりで手伝ってくださった。発表会では、保護者はもちろ
む)
、運動場をかなり自由に使うことができた。地域の方が日
3.放課後の教育プログラムの力
で、さまざまな体験活動をあくまでも日常の生活と遊びの中
した教育的な場であることを、関係者で改めて共有したい。
この実践では小学校と地域の協力が大きな力となった。放
課後に空いていれば、多目的教室、図書室、体育館(用具含
で仕掛けた。親に代わる教育者は学童保育の支援員たちであ
2
なお、報告書の内容は、福岡県のホームページでも公表していま
)
http://www.pref.fukuoka.lg.jp/contents/28tenken-hyoka.html
39
有する指導方法及び重点的に取り組む施策を示す「福
岡県学校教育振興プラン」を策定しました。
3 課題
・ 県 民 の 意 向 を 反 映 し た 教 育 行 政 を 実 現 す る た め に は、
教 育 現 場 の 実 態 把 握 等 を 今 後 も 継 続 す る 必 要 が あ り、
今後も教職員をはじめとした関係者との意見交換に
努めていく必要があります。
4 対応
・教育現場の実態把握や関係者との意見交換の拡充を図
るため、視察や、情報交換を充実するほか、関係団体
主催の協議会等への参加に努めます。
企画調整課
【成果】
○全国学力・学習状況調査の小学校の国語、算数の平均正
答率は、調査の始まった平成 年度と比較して、基礎・
基本を問うA問題と活用力を問うB問題について全国の
平均正答率との差が縮まっています。
【課題】
○全国学力・学習状況調査において、小中学校の国語、算
数(数学)A、B問題の平均正答率が全国平均を下回っ
ています。
【対応】
○早期の課題把握・対策のため、小5・中2の国語・算数(数
学)で、引き続き県独自の学力調査を実施するとともに、
小4から中3までを対象とした活用力育成教材集を作成
し、診断テストを実施します。
○アクティブ・ラーニング型授業実践講座を実施し、小中
学校教員の実践的指導力の向上を図ります。
平成 年度 教育委員会の権限に属する事務の管理及び
執行状況についての点検及び評価
(平成 年度対象)
の概要
この度、県教育委員会は、地方教育行政の組織及び運営
に関する法律第 条の規定により、平成 年度教育委員会
の権限に属する事務の管理及び執行状況についての点検
及び評価(平成 年度対象)を実施し、報告書にまとめ、
9月県議会に提出しました。
ここでは、報告書の概要を紹介します。
す。
(
28
現状値(平成
シップ体験率)
%
年度)
%
目標値(平成
年度)
◇キャリア教育の充実
【主な取組・事業】
○高校生キャリア教育推進事業
・県立高等学校におけるインターンシップの実施
・ キ ャ リ ア コ ー デ ィ ネ ー タ ー の 配 置( 県 立 高 等 学 校 校、
県立特別支援学校1校)
【指標】
○インターンシップの実施 (県立高等学校生徒のインターン
19
28
教育委員会の活動状況
達成状況
△
達成状況
15
教育施策の推進状況
年度)
28
柱Ⅰ 個性や能力に富み、学力・体力を
備えた子どもを育てる
1 子どもの学力の向上や個性・能力の伸長
目標値(平成
27
【成果】
○ 県 立 特 別 支 援 学 校 に お い て は、 キ ャ リ ア コ ー デ ィ ネ ー
51
◇確かな学力向上のための取組の推進
【主な取組・事業】
○福岡県学力向上新戦略に基づく学力向上総合推進事業
・ 福岡県学力調査を実施、調査結果報告書(全国、県)を作成
・ の学力向上推進強化市町村を指定し、非常勤講師を
138名派遣
・ 活用力を育成する教材集及び診断テストを小中学校で活用
【指標】
○ 確 か な 学 力 の 育 成 (全国学力・学習状況調査において全国平
年度)
△
35.1
15
15
12
30
27
8 全ての教科区分で
全国平均を上回る
3
均を上回った教科区分数)
現状値(平成
0
27
27
1 主な活動実績
(1)教育委員会開催実績
・定例会を 回、臨時会を9回、委員協議会を 回開催
しました。
(2)教育委員会会議以外の活動
・学校訪問を 回、各種行事への出席を 回、総合教育
会議(3回開催)への出席、県議会への出席を 回行
いました。
2 成果
・定例会のほかに臨時会を積極的に開催し、活発な議論
を行いました。
・移動教育委員会の実施や、授業視察や教職員との意見
交換を行うことで教育現場の実態把握や情報収集に
努めるとともに、市町村教育委員会主催の協議会等へ
の参加や知事・副知事との意見交換会を行うことで教
育行政について共通理解、相互の連携を図りました。
・総合教育会議では、教育行政について知事と意思疎通
を図り、
「ふくおか未来人財育成ビジョン」を福岡県
教育大綱として位置付けました。
・福岡県教育大綱を踏まえ、学校教育における目標、共
27
18
26
特集
ターの活用によりインターンシップ受入れ企業が 社増
え、総数が163社となりました。
○公立高等学校の就職決定率は、前年度比 ・ ポイント
増の ・ %となりました(平成 年3月 日現在)
。
【課題】
○普通科や総合学科の生徒のインターンシップ体験率を
上げる必要があります。
○特別支援学校におけるインターンシップについて、2週
間程度では、生徒の職場適応能力の向上に限界があり、
また、当該企業・事業所での就職には必ずしも結び付か
ないため、関係機関と連携した取組が必要です。
【対応】
○キャリアコーディネーターを通して、インターンシップの
実施が促進されるよう積極的なアプローチを実施します。
○特別支援学校では、就職に必要な実践的な知識や技能、
態度を養う学習会を重点的に実施します。また、知的障
害特別支援学校高等部において、デュアルシステム型現
場実習を推進します。
・専門家による巡回相談の実施
◇特別支援教育の充実
【主な取組・事業】
○発達障害児等教育継続支援事業
、)ふくおか就学
36
年度)
達成状況
別の教育支援計画」を通常の学級で作成している幼稚園・小・中・
目標値(平成
○
【課題】
○個別の指導計画及び個別の教育支援計画を、必要な子ど
も全てに作成すること、また、障害者差別解消法の趣旨
に基づき、個別の教育支援計画に合理的配慮を明記し、
適切な指導を進める必要があります。
【対応】
○個別の指導計画及び個別の教育支援計画が、作成を必要
とする全ての者に対して作成されるよう啓発及び指導を
行います。また、ふくおか就学サポートノートの活用に
より、支援が必要な者の情報が適切に次の学校等に引き
継がれるようにします。
2 子どもの体力の向上
目標値(平成
における体力合計点の県平均値)
年度)
全国平均以上
年度)
△
達成状況
◇体力向上のための取組の推進
【主な取組・事業】
○福岡県体力向上総合推進事業
・
「スポコン広場」地区大会、県大会の開催
・中学校177校、高等学校 校、特別支援学校2校に
運動部活動の外部指導者を271人派遣
【指標】
○子どもの体力の向上 (全国体力・運動能力、運動習慣等調査
現状値(平成
小学校男子以外の区分は
全国平均以下
【成果】
○「全国体力・運動能力、運動習慣等調査」で小学校男子
の体力合計点の県平均値が、初めて全国平均値を上回り
ました。また、小学校女子及び中学校男女も過去最高値
となり、全国平均値との差も最少となりました。
【課題】
○小学校女子及び中学校男女における体力合計点の県平
均値が全国平均値を依然として下回っています。
【対応】
○「小・中学校体力向上指導者研修会」により、体力向上
に係る小・中の取組連携を図るとともに、運動習慣の定
着の方策、発達段階に応じた体力向上に係る実践的な指
導力の更なる向上を図ります。
年度)
目標値(平成
年度)
28
○
達成状況
◇体育・スポーツ活動を豊かにする体制づくり
【主な取組・事業】
○中・高等学校運動部活動活性化プロジェクト
・外部指導者を活用した適切な運動部活動の在り方や指
導体制等について研究
・運動部活動指導力向上及び運動部活動外部指導者研修
会の実施
【指標】
○運動部活動の推進 (運動部活動に参加している県立高等学校
現状値(平成
%
48.0
生徒の割合)
%
27
◇学校・家庭・地域の連携強化の推進
【主な取組・事業】
○放課後学習活動支援事業
・放課後等に地域の協力を得ながら、補充学習等の学習
柱Ⅱ 豊かな人間性や志を持ち、たくましく
生きる子ども・若者を育てる
1 学校・家庭・地域の教育力の向上
【成果】
○運動部活動の指導体制等に関する実践研究を実施し、外
部指導者を活用した指導体制の工夫・改善を図り、運動
部活動の適切な運営を図る実践事例を蓄積することがで
きました。
○外部指導者を含む運動部活動指導者を対象に、スポーツ
医・ 科 学 に 立 脚 し た 指 導 法 等 に 関 す る 研 修 を 行 う こ と に
より、運動部活動に関わる顧問及び外部指導者の資質向
上を図りました。
【課題】
○多様な生徒のニーズに応じた運動部活動の適切な運営
や教員の指導力の向上が必要です。
【対応】
○外部指導者の派遣や指導体制の在り方に関する研究を
行うとともに、指導歴が浅い、又は競技歴のない運動部
活動顧問及び外部指導者を対象として研修を行い、指導
力の向上を図ります。
47.6
9
○高等学校等特別支援教育推進事業
・北九州西部地区をモデル地区として特別支援教育就職
支援コーディネーターを一人配置し、発達障害の可能
性のある生徒に対する就労支援の実践研究を実施
【指標】
○特別支援教育体制の整備 (①「個別の指導計画」及び②「個
年度)
高等・中等教育学校の割合)
現状値(平成
① % ② %
100 27
69
0
31
サポートノート(引き継ぎシート)の配布(2229件)
4
( 94件
28
【成果】
○各種研修会を通して、個別の指導計画・個別の教育支援
計画の作成率が向上し、
「ふくおか就学サポートノート」
の作成数も増加しました。
100
28
7
① % ② %
99.9 27
27
96
100
4
27
27
94.6
年度)
50
60
人
目標値(平成
27
28
100
年度)
△
達成状況
活動を行う学習活動支援事業(学び道場)を実施
【成果】
【指標】
○小学生英語ひろばの参加児童の英語を活用することへ
○家庭の教育力の向上 (①夜9時までに寝ることができた子ど
の関心・意欲が高まりました。
もの割合、②食事の時にテレビを消すことができた子どもの割合、
の参加生徒の ・ %が
○中学生 Fukuoka English Camp
③「
〝新〟家庭教育宣言」を実施した小・中学校の割合)
卒業までに英検3級以上を取得しました。
※③の目標値は毎年度の目標値
○留学説明会・報告会に対する問い合わせが年々増加して
いることから、県内での認知度は年々高まっており、参
現状値(平成 年度)
目標値(平成 年度)
達成状況
加者数も増加しています。
【課題】
① % ② % ③ %
① % ② % ③ % ①〜③△
○説明会・報告会の参加者数の増加が、県立高校生徒の留
【成果】
学者数の増加につながっていません。
○ 市町で の学び道場が開設され、地域住民や退職教職
【対応】
員、大学生の協力を得ながら子どもの指導を行い、教科
○教職員に様々な研修会を通じて理解を促すとともに、短
の補充学習等を年間通して実施しました。
期留学に対する助成金などを活用し、短期留学経験者の
【課題】
増加を図り、海外留学への興味や関心を喚起することで、
○学び道場で得た地域人材による事業協力や運営方法、指
長期留学者数の増加へとつなげていきます。
導方法等のノウハウを他の市町村へ拡充していく必要が
あります。
◇実体験を重視した教育の推進
【対応】
【主な取組・事業】
○ 社会教育主事等が学び道場実施市町の成果を未実施市町
○通学合宿推進事業
村に情報提供することを通して、学習習慣の定着や学習
・ 小学校区( 市町村)で実施
意欲の喚起を図る本事業実施市町村の拡充に努めます。
○ふくおか小中学生体験活動推進事業
・ふくおかチャレンジキャンプを 市町( 小学校、
2 豊かな心を持った子ども・若者の育成
中学校)で実施
【指標】
◇国際感覚あふれる子ども・若者の育成
○通学合宿の実施 (通学合宿を実施している小学校区数)
【主な取組・事業】
現
状
値
(
平
成
年
度
)
目
標
値
(
平
成
年
度
)
達
成
状況
○児童生徒の英語コミュニケーション能力育成事業
校区/ 校区
校区/ 校区
△
・小学生英語ひろば 県内2か所で実施、小学校3~6
【成果】
年生120人が参加
○ 通学合宿を実施した校区では、子どもが基本的な生活技
・中学生 Fukuoka English Campハウステンボスで実
施、中学校1~3年生 人が参加
術を習得し、協調性が高まるとともに、地域住民が関わる
○世界に挑む人材育成事業
ことにより、
地域で子どもを育む体制づくりが進みました。
・留学助成金の給付( 人)、高校生海外留学説明会の実
○ふくおかチャレンジキャンプに参加した児童生徒は、友
施(213人)、高校生海外留学報告会の実施(105人)
達と協力することの大切さ、規則や規律を守ることの意
【指標】
義を実感することができました。
○高校生の海外留学 (県立高等学校で海外留学した生徒数)
【課題】
○ 通 学 合 宿 推 進 事 業 に つ い て は、 運 営 補 助 を 行 う ボ ラ ン
ティアやスタッフの確保、更には地域性を生かした特色
人
27
19
738
27
738
23
298
91
23
あるプログラムの企画・立案が必要です。
【対応】
○事業の成果や効果の検証を踏まえ、通学合宿未実施校区
での取組推進を図ります。
◇いじめ・不登校、ひきこもり問題の解決
【主な取組・事業】
○いじめ・不登校総合対策事業
・いじめ問題対策強化事業で心のレスキュー隊を
1678回派遣
・高等学校不適応・いじめ防止対策事業でスクールカウ
ンセラーを 校に配置、スクールソーシャルワーカー
を5校に配置
【指標】
○不登校対策 (児童生徒千人当たりの不登校児童生徒数)
人
年度)
毎年度 全国平均以下
(H )県立高等学校 人
平成 年度 全国平均以下
(H )小・中学校 人
目標値
◎
△
達成状況
年度の確定値は、文部科学省から、1月下旬に公表される
予定です。
現状値(平成
人
12.2
18.1
小・中学校
県立高等学校
26 27
26
*平成
31
26
12.6
16.3
27
【成果】
○ 福
「 岡県いじめ問題総合対策 (」改訂版)に基づき、各
学校における取組が進み、いじめの未然防止、早期発見
及び解消に向けた組織的な対応が図られています。
○スクールカウンセラー等を活用した教員のカウンセリ
ング技能向上のための校内研修を実施しました。
【課題】
○ い
「じめは、どの学校でも、どの子にも起こり得る と
」
の危機意識を持った上で、現在実施している未然防止・
早期発見・早期対応の取組を改善・充実する必要があり
ます。
○小中学校において、千人当たりの不登校児童生徒数が、
前年度よりも高くなっています。
【対応】
○ 福
「 岡県いじめ問題総合対策 (」改訂版)に基づき、学
校生活・環境多面調査等の活用を進めます。
○学校で取り組む「福岡アクション3」、家庭で取り組む
5
50
50
現状値(平成
25
71
26.9
58
30.1
10
17
369
5
19
「保護者のアクション3」による新たな不登校を生まな
いための取組を充実させます。
% 高
目標値(毎年度)
% 中
%
達成状況
◎
現状値(平成
%
年度)
%
目標値(平成
年度)
○
達成状況
配置している小・中・高等・中等教育・特別支援学校の割合)
○教員採用試験の改善・充実及び大学等との連携
・民間企業人等の多様な面接員による人物評価及び模擬
授業等の実施
【指標】
○新たな職の配置 (副校長、主幹教諭及び指導教諭のいずれかを
小
% 中
年度)
% 高
現状値(平成
の割合)
%
小
% 中
%
年度)
% 高
目標値(平成
△
達成状況
◇児童生徒の安全確保
【主な取組・事業】
○実践的安全教育総合支援事業
・学校防災アドバイザーを活用した防災教育指導方法の
研究
【指標】
○防災教育の推進 (地震に対応した避難訓練を実施している学校
【成果】
○教員採用試験については、人物評価の充実や試験の透明
性を確保する取組、また受験者の身体障害に配慮した選
考を行いました。
【課題】
○教員採用予定者数が増加している中、志願者数を確保し
ていく必要があります。
【対応】
○教員採用試験における志願者数確保のために、大学への
広報活動(訪問、説明会等)の工夫改善を図ります。
30
3 少年の非行防止と健全育成
小
◇少年の非行防止と健全育成
【主な取組・事業】
○保護者と学ぶ児童生徒の規範意識育成事業
・規範意識育成学習会及び児童生徒と保護者が同席して
学ぶ形態の学習会の実施
○薬物乱用防止教育の充実
【指標】
○ 薬 物乱 用 防 止 に 関 する 指 導 (薬物乱用防止教室を実施してい
% 高
%
る学校の割合)
現状値(平成 年度)
小 % 中
100
【成果】
○児童生徒と保護者が同席して学ぶ形態の学習会を行う
ことで、家庭と連携した児童生徒の健全育成を図ること
ができました。
○薬物乱用防止教室の実施率は、小学校・中学校・高等学
校において100%であり、薬物乱用防止教育の充実が
図られています。
【課題】
○ 薬 物( 危 険 ド ラ ッ グ を 含 む ) が 手 軽 に 入 手 で き る 状 況 に あ
ることを踏まえ、児童生徒が薬物に近づかない、勇気をもっ
て断ることができるよう小学校・中学校・高等学校におけ
る薬物乱用防止教育の充実を更に図る必要があります。
【対応】
○県の薬務課と連携して、文部科学省が各学校に配布して
いる薬物乱用防止啓発DVD等を活用した指導及び、教
員の指導力向上を図る研修会を実施します。
柱Ⅲ 信頼される学校をつくる
1 安心して学べる学校づくり
○実践的安全教育総合支援事業(防災)における実践校の
防災訓練を位置付けた防災カリキュラム等を広く情報発
信し、組織的・計画的な取組が行われるよう啓発します。
◇学校施設の整備・充実
【主な取組・事業】
○校務情報化の推進
・県立学校ICT副校長・教頭研修会の実施
・県立学校ネットワーク管理者研修会の実施
【成果】
○県立学校の情報環境の仕組みや、セキュリティ確保のた
めの基礎知識及び校務の情報化の必要性に関する研修会
を実施しました。
【課題】
○利用環境の変化に応じた情報セキュリティ対策の検討
が求められています。
【対応】
係機関に周知するとともに、研修会における情報漏えい
○情報セキュリティに関する恒常的な情報収集に努め、関
や不正アクセス等の防止に関する内容の充実を図ります。
る耐震性がある建物の割合)
%
○
年度末) 達成状況
◇耐震化の推進
【主な取組・事業】
○学校施設耐震化の推進
・県立学校の耐震化
棟
(校
舎)
・改築による解体 5校
・耐震補強 2校
(体育館等)・改築による解体 1校
・耐震補強 1校
【指標】
○県立学校施設の耐震化率 (県立学校における全体棟数に対す
%
現状値(平成 年4月1日現在) 目標値(平成
27
100
28
100
100
100
17
【成果】
○県立学校については、平成 年度までに耐震診断を完了
しました。その結果を踏まえ、計画的に耐震補強や改築
工事等を実施し、耐震化完了に向けて推移しています。
100
100
100
27
27
【成果】
○ 学 校 防 災 ア ド バ イ ザ ー に よ る 児 童 生 徒 向 け の 出 前 授 業、
保 護 者 や 職 員 向 け の 講 話 等 に よ り 防 災 意 識 を 向 上 さ せ、
より実効性のある避難訓練を実施しました。
【課題】
○防災学習と防災訓練を意図的に関連付けることが遅れ
ています。
【対応】
23
72.0
100
27
94.0
85.6
100
◇信頼される教職員の育成
【主な取組・事業】
99.1 28
98.5
100
6
【課題】
○県立学校については計画的に耐震化工事を実施してい
ますが、市町村立学校については統廃合や財政上の問題
により、平成 年度末までに耐震化未完了の学校がある
ため、耐震化完了に向けた取組を促す必要があります。
【対応】
○耐震化未完了の市町村については、引き続き情報提供を
行うとともに、国庫補助制度を活用した事業実施を促す
など、指導・助言を行います。
2 魅力ある学校づくり
年度)
年度)
市町村
市町村
目標値(平成
①△
②○
達成状況
スクールを導入している市町村数、②学校支援地域本部を導入し
◇地域に開かれた学校づくり
【主な取組・事業】
○地域参画型小中学校支援体制構築事業
・コミュニティ・スクール及び学校支援地域本部の導入
に向けた市町村の取組に対する支援
【指標】
○学校・家庭・地域の連携・協働体制の整備 (①コミュニティ・
現状値(平成
ている市町村数)
①
②
柱Ⅳ 文化・スポーツ・社会教育の活動を盛んにする
1 文化の振興
年度)
年度)
160,000人
目標値(平成
◎
達成状況
◇県民文化芸術活動の振興
【主な取組・事業】
○県立美術館の機能の充実
・展覧会の実施 常設展、企画展、実行委員会展、平成
年度福岡県立美術館所蔵品巡回展「移動美術館展」、
第 回福岡県美術展覧会(県展)
○新しい県立美術館の整備検討の推進
・新・福岡県立美術館基本構想検討委員会の設置・開催
【指標】
○県立美術館の利用 (県立美術館の入館者数)
現状値(平成
162,263人
35,000人
目標値(毎年度)
△
達成状況
○九州歴史資料館の利用 (九州歴史資料館の入館者数)
年度)
23,435人
現状値(平成
【成果】
○ 九 州 歴 史 資 料 館 で は、 常 設 展 を は じ め 大 野 城 築 城
1350年・移転開館5周年を記念した特別展「四王寺
山の1350年 ― 大野城から祈りの山へ―」や、大宰
府研究の先駆者である貝原益軒の生涯や業績を振り返る
企画展等により、発掘調査の成果や大宰府史跡等の歴史
文化遺産の魅力を発信しました。
○旧福岡県公会堂貴賓館では、わずかに入館者数が減少し
たものの、指定管理者による自主事業の開催回数を増や
すなどの効果により、目標値を達成できました。
【課題】
○九州歴史資料館においては、入館者の利用促進や教育普
及 活 動 の 充 実 の た め、 今 後 も 展 示 内 容 の 充 実 に 努 め る と
ともに、九歴ボランティアを活用した体験活動等を推進
する必要があります。
【対応】
○効果的な広報活動を実施して入館者数増を図るととも
に、 来 館 学 習 や 出 前 講 座 及 び 子 ど も 向 け イ ベ ン ト の 開 催
な ど に よ り 小 中 学 校 と 連 携 し、 文 化 財 保 護 思 想 の 教 育 普
及・啓発を行います。
スポーツの振興
2
40
① 市町村
②9市町村
83
【成果】
○ 周年を記念した当館のコレクション展の連続企画や福
岡出身の髙島野十郎展など特色ある展覧会の開催や展覧
会ごとに講演会、ギャラリートーク、コンサート、ワー
クショップ等関連事業を多数開催するなど、事業内容を
充実したことで、入館者数は大幅に増加しました。
【課題】
○新しい県立美術館構想の策定に向けて、より具体的な検
討を進める必要があります。
【対応】
○ 有 識 者 に よ る 検 討 委 員 会 を 継 続 し て 開 催 す る と と も に、
引き続き関係機関と調整し、情報収集を図るなど、検討
を進めます。
7
27
◇県民スポーツ活動の振興
【主な取組・事業】
○競技スポーツ振興事業
人
・選手強化指導者研修会
・選手強化研修会(選手対象) 人
・遠征・合宿事業
団体
○女性アスリートの育成
・女性アスリートの県外遠征・主要大会への参加事業の
実施
回
・ 女性コーチの研修会「女性コーチサミット」の開催 1回
【指標】
○女性アスリートの育成 (国民体育大会における女子総合成績)
41
27
71
◇文化資源の保存と活用
【主な取組・事業】
○九州歴史資料館の利用促進、調査・研究の充実
・ 特 別 展( 1 回 )、 企 画 展( 9 回 )、 パ ネ ル 展( 5 回 )、
教育普及講座( 回)、イベント( 回)、古代体験・
バックヤード解説、出前講座等の学校支援
○旧福岡県公会堂貴賓館の利用促進
【指標】
10
28
27
19
18 21
27
30
27
27
【成果】
○学校・家庭・地域の連携・協働が図られるよう、コミュ
ニティ・スクールや学校支援地域本部の未導入市町村や
学校教育関係者等を対象に、体制づくりや運営方法等の
研修を開催しました。
【課題】
○学校・家庭・地域の連携・協働による学校づくりの推進
のため、市町村や学校に対しコミュニティ・スクール及
び学校支援地域本部の導入を促す必要があります。
【対応】
○研修やセミナー等において、コーディネート能力を高め
る等の内容充実や参加者同士のネットワークを構築する
研修会を企画・実施するとともに、コミュニティ・スクー
ル及び学校支援地域本部の導入に向けた市町村の取組を
支援します。
38
16
年度)
目標値(平成
8位以内
年度)
達成状況
△
○ ふ く お か 社 会 教 育 ネ ッ ト ワ ー ク( H P ) に お い て、 県
内 外 の 社 会 教 育 に 係 る 先 進 的・ 特 徴 的 な 取 組 事 例、 学
習 情 報 の 提 供 を 随 時 行 う こ と で、 県 民 や 市 町 村 行 政 へ
の学習情報提供の充実を図りました。
【課題】
○ 県 民 の ニ ー ズ に 応 え、 地 域 の 社 会 教 育 振 興 を 図 る 社 会
教育関係職員やボランティアの能力向上を図る研修を
更に充実させていく必要があります。
【対応】
○多様化する学習グループやボランティア等に適切に対
応 し、 地 域 の 社 会 教 育 を 充 実 さ せ る た め、 地 域 の 社 会
教育を更に高める市町村行政職員等を含めた社会教育
関係者やボランティア等への研修の充実を図ります。
柱Ⅴ 人権が尊重される心豊かな社会をつくる
1 人権施策の推進
年度)
人
目標値(平成
年度)
◎
達成状況
◇人権教育・人権啓発の推進
【主な取組・事業】
○新人権教育学習教材開発事業
・ 教 材 作 成 の た め の 執 筆 委 員 会( 4 回 ) 及 び 検 討 委 員
会(3回)を実施
○ 人 権 教 育 実 践 交 流 会・ 人 権 教 育 指 導 者 養 成 連 続 講 座 の
実施
【指標】
○人権教育の推進 (人権教育推進の中核となる指導者養成研修
現状値(平成
を修了した教員の累計人数)
人
効果的な教材になるよう検討する必要があります。
【対応】
○ 全 教 材 に つ い て 開 発 協 力 校 で の 検 証 授 業 を 実 施 し、 そ
の結果を受け必要に応じ教材の修正を行います。
学識経験者意見
○石丸哲史 福岡教育大学教授
・ 教 育 力 向 上 福 岡 県 民 運 動 の 6 年 間 の 総 括・ 検 証 を 踏
ま え、 新 た な 学 校 教 育 関 連 施 策 の 基 本 的 方 向 性 に つ
いて検討しながら家庭教育力向上のための取組が展
開 さ れ た。 し か し、 夜 9 時 ま で に 寝 る こ と が で き た
子どもの割合や食事の時にテレビを消すことができ
た 子 ど も の 割 合 が 前 年 度 よ り 低 下 し て い る な ど、 基
本的生活習慣の定着に関して課題が明らかとなって
おり、今後、改善が求められている。
○古市勝也 九州共立大学名誉教授
・教員や外部指導者を対象とした指導力向上の各種研
修 を 実 施 す る と と も に、 学 校 体 育 に お け る 地 域 人 材
の活用に関する調査研究も実施している。今後も、「福
岡県運動部活動運営の指針」
(平成 年3月策定)に
基 づ く 指 導 の 徹 底 を 図 り な が ら、 地 域 人 材 を 発 掘・
育 成・ 活 用 し、 ス ポ ー ツ の「 好 循 環 」 を 促 進 す る こ
とが必要である。
○村上裕章 九州大学教授
・教育委員会の活動状況について、平成 年度から県知
事との総合教育会議が開催されるなど、教育委員会制
度の改革が実施されつつある中、学校現場との対話を
一層活発化し、現状と課題を的確に把握することによ
り、県民の視点に立って県の教育行政をこれまで以上
に積極的に牽引していくことを期待したい。
△
○
◎
目標達成のためには、取組の抜本的改善が必要である。
目標達成に向けて、取組の強化が必要である。
目標達成に向けて順調に推移している、または、概ね目標を
達成している。
既に目標を達成している。
※【指標】の「達成状況」欄の記号の意味は次のとおりです。
▲
8
現状値(平成
位
達成状況
26
27
【成果】
○ ジ ュ ニ ア 選 手 の 強 化 を 中 心 に 計 画 的・ 効 果 的 な 事 業 の
実 施 に 努 め た 結 果、 平 成 2 年 と び う め 国 体 以 降、 初 め
て3年連続となる国民体育大会男女総合成績8位以内
入賞を達成しました。
○ 女 性 ア ス リ ー ト 育 成 事 業 で は、 強 化 拠 点 づ く り 整 備 事
業・ 有 望 選 手 発 掘 事 業 を 行 い、 強 化 拠 点 の 整 備 や 強 化
練 習 会 を は じ め、 県 外 遠 征・ 主 要 大 会 参 加 事 業 を 実 施
し活動の機会を増やしました。
【課題】
○オリンピックにおいて実施が予定されている女子競技
の う ち、 本 県 に お い て 強 化 シ ス テ ム が 確 立 さ れ て い な
い競技では、競技人口を増やす必要があります。
【対応】
○今後も継続して、関係機関や団体等の協力を得ながら、
女子競技における強化拠点づくりや女性有望選手の発
掘、 女 性 指 導 者 養 成 の た め の 研 修 会 等 を 実 施 し、 女 性
アスリートの練習環境を改善します。
目標値(毎年度)
28
3 社会教育の推進
◇社会教育活動の推進
【主な取組・事業】
○社会教育関係職員の資質向上
・市町村新任社会教育関係職員研修
○県立社会教育総合センター等での学習情報の提供及び
学習相談の充実
・ふくおか社会教育ネットワーク(HP) アクセス件
数約 万件
・メールマガジンの配信 年 回
【指標】
○社会教育に関する学習情報提供の充実 (ふくおか社会教育
年度)
15
【成果】
○ 児 童 生 徒 の 人 権 感 覚 を 育 て る た め に 必 要 な 6 観 点( 自
分、 労 働、 歴 史、 生 活、 社 会、 世 界 ) を 設 定 し、 そ の
う ち 自 分、 労 働、 歴 史 の 3 観 点 に つ い て、 小 学 校 低 学
年 用、 中 学 年 用、 高 学 年 用、 中 学 校 用 及 び 高 等 学 校 用
の合計 編の学習教材(試作版)を作成しました。
【課題】
○ 生 活、 社 会、 世 界 の 観 点 に つ い て 合 計 編 の 学 習 教 材
(試作版)を作成するとともに、全教材について、より
320
28
◎
12
300,000件
ネットワークへのアクセス件数)
現状値(平成
303,519件
【成果】
27
27
27
331
15
12
30
-1.2
国語B
57.8
57.8
0.0
算数A
77.8
77.6
+0.2
算数B
47.3
47.2
+0.1
74.8
75.6
-0.8
国語B
65.8
66.5
-0.7
数学A
60.3
62.2
-1.9
数学B
42.4
44.1
-1.7
題が見られました。
□…全国平均を上回っている内容
▼ … 全 国 的 に も、 本 県 に お い て も 課 題 が
ある内容
義務教育課
▼「必要な情報を選択し、数学的に表現す
を理解する」こと
□「 空 間 に お け る 直 線 と 直 線 と の 位 置 関 係
〈数学〉
▼「文の成分の照応について理解する」こと
を読み分け、要旨を捉える」こと
□「 文 章 の 中 心 的 な 部 分 と 付 加 的 な 部 分 と
〈国語〉
中学校
内容に着目して書く」こと
を説明する式の意味を、数や演算の表す
▼「 示 さ れ た 形 を つ く る こ と が で き る こ と
て計算したりする」こと
めたり、除数が整数になるように工夫し
□「 小 数 の 除 法 に つ い て 計 算 し て 答 え を 求
〈算数〉
の考えを書く」こと
▼「目的や意図に応じて、表を基に、自分
関係付けながら話し合う」こと
□「目的や意図に応じて、収集した情報を
〈国語〉
小学校
全国学力・学習状況調査の結果概要について
72.9
各教科の設問のうち、後に掲げる内容につ
いて、それぞれ次の記号で示されるような課
国語A
学校は、全ての教科区分で昨年度の平均正答
71.7
率を上回りました。
国語A
⑵ 教科ごとの状況
各教科区分の平均正答率(%)
平 成 年4 月 日 に 実 施 さ れ た 文 部 科 学 省
の「全国学力・学習状況調査」の結果概要を報
告します。
⑴ 調査事項
1 調査の概要
○教科に関する調査(国語、算数・数学)
○ 質 問 紙 調 査( 児 童 生 徒 の 学 習 や 生 活 の 諸
側 面 等、 学 校 に お け る 指 導 方 法 や 教 育 条
件の整備状況等)
⑵ 調査の対象
○小学校第6 学年、特別支援学校小学部第
6 学年
○中学校第3 学年、中等教育学校第3 学年、
特別支援学校中学部第3学年
2 教科に関する調査の結果
⑴ 各教科区分の平均正答率
本県(公立)の平均正答率は、小学校国語B
では全国平均と等しく、小学校算数A・Bで
は 全 国 平 均 を 上 回 り ま し た。 中 学 校 は 全 て の
教科区分で全国平均を下回りました。
小学校は、国語B、算数A、算数Bで、中
9
全国
との差
福岡県
全国
(公立) (公立)
中学校
全国
との差
福岡県
全国
(公立) (公立)
小学校
19
特 集
28
地区間の平均正答率の最大・最小の差
58.3
77.2
47.3
南筑後
72.4
58.6
78.8
47.9
筑豊
68.8
53.7
75.9
43.8
京築
71.1
56.3
77.8
46.1
政令市
71.6
57.5
77.0
47.1
○ 4.9
○ 6.2
○ 3.9
○ 5.2
中学校
国語A
国語B
数学A
数学B
H28 最大・最小の差
福岡
76.7
68.6
63.2
45.2
北九州
73.3
62.6
56.4
39.0
北筑後
73.6
64.8
59.0
40.8
南筑後
73.8
63.1
58.0
40.2
筑豊
70.2
58.5
53.3
35.6
京築
72.7
61.8
54.9
37.0
政令市
75.1
66.5
61.0
43.2
○ 6.5
○ 10.1
○ 9.9
○ 9.7
H28 最大・最小の差
19
童生徒の割合を全国と比較すると、小学校
69.9
る」こと、「式を用いて、問題を解決する方
45.0
北筑後
は2・0 ポイント、中学校は6・5 ポイント
77.8
法を数学的に説明する」こと
55.0
⑶地区別の状況
70.3
県内を6 教育事務所と政令市(福岡市・北
九州市)の7 地区に分けて、平均正答率の最
49.0
北九州
大・ 最 小 の 差 に 着 目 す る と、 今 年 度 は 学 力 調
算数B
79.8
年度と比較して、小学
算数A
59.9
査が開始された平成
国語B
73.7
校、中学校共に全教科区分で差が縮まってい
国語A
福岡
ます。
3 質問紙調査の結果
⑴ 児童生徒対象の質問紙調査
○平日の家庭学習の時間
平日の家庭学習の時間が1 時間未満の児
小学校
○:平成 19 年度より差が縮小
学級やグループでの話し合いなどの活動
で、児童生徒の考えを深めたり、広げたり
○話し合い活動による思考の深まり・広がり
課題が見られます。また、小・中学校共通の
深まり・広がりなど、学習環境や学習指導に
一つと考えられます。中学校では、全国と比
2時間以上
30分以上
1時間以上
30分未満
30分以上
全く
上回っています。
することができている(肯定的な回答)と回
課題は、教育課程を編成・実施・評価し、改
4 今後の取組の視点
答した学校の割合を全国と比較すると、小
善 を 図 るP D C A サ イ ク ル が 全 国 と 比 較 し て
3時間以上
1時間以上
30分未満
0%
小学校では、家庭学習に課題が見られるも
のの、話し合い活動による思考の深まり・広
・4 ポ
2時間以上
全く
20%
40%
60%
80%
100%
小学校 0%
20%
40%
60%
80%
100%
H27
H27
9.6 13.9
37.0
9.0 3.3
9.6 13.9
福岡県 37.0
27.1 9.0 3.3 27.1
福岡県
H28
H28
9.6 13.9
37.0 9.0 3.0 27.3 9.0 3.0
9.6 13.9
27.3
福岡県 37.0
福岡県
H28
H28
10.8 14.7 25.4
37.08.9 3.0 25.4 8.9 3.0
10.8 14.7全国 37.0
全国
中学校 0%
20%
40%
60%
80%
100%
中学校 0%
20%
40%
60%
80%
100%
H27
H27
18.8 11.26.7
12.7
27.4
27.4 23.118.8 11.2
23.1
12.7 福岡県
6.7
福岡県
H28
H28
10.4 22.119.4 12.0
28.7
19.4 12.07.2
10.4 22.1
福岡県 28.7
7.2
福岡県
H28
H28
17.7 8.95.5
9.433.724.8 17.7 33.7
8.9
9.4 24.8
全国
5.5
全国
小学校
がり、補充学習等、昨年度よりも取組が進ん
学 校 は7・2 ポ イ ン ト、 中 学 校 は
確立されていない学校が多いことが挙げられ
3時間以上
:平日の家庭学習時間が1時間未満
でおり、学力の改善傾向に結び付いた要因の
イント下回っています。また、昨年度と比
ます。
⑵ 学校対象の質問紙調査
較 す る と、 小 学 校 で は、 2・6 ポ イ ン ト 上
較して学習規律や話し合い活動による思考の
回 り、 中 学 校 は 0・3 ポ イ ン ト 下 回 って い
整備等、市町村・学校に対する支援を行って
いきます。
県教育委員会では、PDCAサイクルの確
立や授業改善、家庭学習の啓発、学習環境の
ます。
14
平日の家庭学習の時間
平日の家庭学習の時間
平日の家庭学習の時間
話し合い活動による思考の深まり・広がり
話し合い活動による思考の深まり・広がり
話し合い活動による思考の深まり・広がり
よくしている
小学校
0%
H27
6.0
福岡県
H28
5.0
福岡県
H28
9.0
全国
中学校
0%
H27
6.8
福岡県
H28
7.8
福岡県
H28
9.3
全国
よくしている
どちらかと言えば
どちらかと言えば
あまり
あまり
全くしていない
小学校 0%
20%
40%
H27
6.0
53.4
福岡県
H28
57.0 5.0
福岡県
H28
9.0
全国 60.2
20%
60%
0%
20%
40%
H27
49.6 6.8
福岡県
H28
48.3 7.8
福岡県
H28
9.3
全国 61.2
20%
60%
中学校
全くしていない
40%
80%
60%
100%
53.4
38.8
1.7
57.0
37.0
0.9 37.0
60.2
30.0
40%
80%
0.8
60%
100%
80%
100%
38.8
1.7
0.9
30.0
80%
0.8
100%
49.642.2
1.4
42.2
1.4
48.342.5
1.4 42.5
1.4
61.2
28.7
0.8
28.7
0.8
:考えを深めたり、広げたりすること
ができている(肯定的な回答)
10
~希望郷いわて国体~
ト競技(フィギュア・ショートトラック)の
位」
体育スポーツ健康課
過去5年間の国民体育大会成績
「4年連続の8位以内入賞ならずも健闘の
「広げよう 感動。伝えよう 感謝。」の
大会スローガンのもと、平成 年 月1日
優勝もあり、目標に掲げた4年連続の「男
賞を果たしました。冬季国体におけるスケー
日(火)
(一部競技は9月4
女総合成績8位以内入賞」も期待されまし
(土)から 月
日~ 日) ま で の 日 間 、 岩 手 県 に お い て
たが、残念ながらその目標を果たすことは
13 位
回 国 民 体 育 大 会「 希 望 郷 い わ て 国 体 」
ての競技団体と、国民体育大会に携わる全
8位
第
しました。
て意識を高め、日ごろから一丸となって目
7位
できませんでした。しかしながら、最後ま
北上市の 北 上 総 合 運 動 公 園 北 上 陸 上 競 技
場で行われ た 総 合 開 会 式 で は 、 旗 手 を 務 め
標に向かって努力を重ね、御尽力いただい
8位
本大会が開催され、福岡県代表として選手・
たバドミン ト ン 競 技 の 松 山 奈 未 選 手 ( 九 州
て い る 賜 で す。 こ の 姿 を、
「20 20 年 東
くしました。
9位
で諦めずに戦う選手たちの姿は、本県の全
国際大学付 属 高 等 学 校 ) を 先 頭 に 、 本 県 選
京オリンピック・パラリンピック競技大会」
られました(写真1)。
今後とも、各競技団体をはじめ本県の競
技力向上に関わるすべての機関が密接に連
男女総合成績
監督及び役員総勢581名の選手団が参加
手団の片峯隆副団長((公財)福岡県体育協
に向けた本県スポーツ界の更なる発展につ
各競技会 場 で は 、 持 て る 力 を 発 揮 し 、 奮
闘する福岡 県 選 手 団 の 姿 が 数 多 く み ら れ ま
携を図り、ジュニア期からの一貫した指導
H28
ての関係者の皆さんが「チーム福岡」とし
会副会長) を は じ め と す る 名 の 選 手 団 が
なげていかなければならないとの思いを強
した。個人戦では、水泳(写真2)
・自転車・
体制を更に充実することにより、競技力の
11
13
堂々と入場行進を行い、熱戦の火ぶたが切
馬術・ウエイトリフティング・ボクシング
H27
10
向上に努め、本県スポーツの推進に取り組
H26
11
競技が、団 体 戦 で も 、 自 転 車 競 技 が 優 勝 を
H25
11
んでまいります。
H24
28
44
(写真2)国体で優勝したリオオリン
ピック銀メダリストの坂井聖人選手
開催年
10
収め、その 他 、 多 く の 競 技 に お い て 上 位 入
(写真1)総合開会式で入場する福岡県選手団
特 集
11
71
第 71 回国民体育大会上位者一覧
【 個 人 】
競 技
種 別
種 目
成 績
スケート(ショート・トラック)
少年女子
500 m
1位
横山 世奈
沖学園高等学校
水泳(競泳)
成年男子
100 mバタフライ
1位
坂井 聖人
早稲田大学
ボクシング
成年男子
ライトウェルター級
1位
沖島 輝
駒澤大学
自転車
女子
ケイリン
1位
児玉 碧衣
日本競輪選手会
馬術
少年
トップスコア
1位
仁田原 知毅
東海大学付属福岡高等学校
ウエイトリフティング
少年男子
56kg 級 C&J
1位
前田 魁
福岡県立八幡中央高等学校
水泳(競泳)
成年女子
400 m自由形
2位
和田 麻里
中京大学
水泳(競泳)
少年男子
100 m平泳ぎ
2位
平河 楓
筑陽学園高等学校
ボクシング
少年男子
ピン級
2位
田中 湧也
博多高等学校
自転車
少年男子
スプリント
2位
梶原 海斗
祐誠高等学校
陸上競技
成年女子
5000 m競歩
2位
藤井 菜々子
成年少年
男子共通
陸上競技
4×100mリレー
2位
氏 名
所 属
北九州市立高等学校
監督:大音 仁
福岡県立香住丘高等学校(教)
監督:松隈 大治
福岡大学(職)
木下 凛太郎
福岡市立筑紫丘中学校
竹下 裕希
住友電工
大瀬戸 一馬
法政大学
南山 義輝
福岡県立小倉東高等学校
カヌー
少年男子
スプリント・カヤックシングル
2位
八橋 巧
福岡県立三潴高等学校
レスリング
少年男子
フリースタイル 60kg 級
2位
田縁 真大
福岡県立小倉商業高等学校
ウエイトリフティング
成年男子
105kg 級スナッチ
105kg 級 C&J
2位
2位
白石 宏明
自衛隊体育学校
ウエイトリフティング
成年男子
+ 105kg 級 スナッチ
+ 105kg 級 C&J
2位
3位
太田 和臣
福岡県立八幡中央高等学校(教)
スケート(ショート・トラック)
成年女子
1000 m
500m
3位
3位
南里 塔子
阪南大学
スケート(ショート・トラック)
少年男子
500m
3位
田平 修大
スキー
成年女子
ジャイアントスラローム
3位
水口 かおり
水泳(競泳)
少年男子
200m 個人メドレー
3位
藤原 育大
東福岡高等学校
自転車
成年男子
ケイリン
3位
小林 和希
明治大学
ウエイトリフティング
女子
-53kg 級スナッチ
3位
柳田 瑞季
九州国際大学(職)
カヌー
成年女子
スプリント・カヤックシングル
3位
田中 香奈
鹿屋体育大学
福岡市立那珂中学校
(株)イデア
陸上競技
成年女子
三段跳
3位
桝見 咲智子
九電工
レスリング
女子
フリースタイル 53kg 級
3位
入江 ななみ
九州共立大学
セーリング
少年男子
レーザーラジアル級
3位
下石 煕
西南学院高等学校
【 団 体 】
競 技
種 別
種 目
スケート
成年男子
(フィギュア)
自転車
女子
スケート
成年女子
(ショート・トラック)
山岳
テニス
成年男子
少年女子
成績
1位
チーム・スプリント
3000 mR
ボルダリング
1位
2位
2位
3位
氏 名
監督:湯浅 京子
川原 星
福岡大学
監督:小川 博美
久留米競輪事業課営繕
児玉 碧衣
日本競輪選手会
バスケット
ボール
柔道
少年男子
少年女子
3位
3位
3位
3位
法政大学
大久保 花梨
日本競輪学校
阪南大学
弥中 美由
神奈川大学
監督:佐藤 寿志
日之出水道機器㈱
緒方 良行
神奈川大学
名嶋 祐樹
東京リゾート&スポーツ専門学校
監督:高嶋 康博
柳川高等学校(教)
松本 妃那
柳川高等学校
宮原 三奈
柳川高等学校
監督:山口 健太郎
九州通信ネットワーク(株)
九州電力(株)
(株)九建
飯尾 祐也
藤田 弘道
毛利 孝志
沢井製薬(株)
(株)九建
織田 秀司
九州電力(株)
伊集 貴也
九州メンテナンス(株) 熊谷 駿
西日本プラント工業(株)
中深迫 諒太
九電産業(株)
九州通信ネットワーク
(株)
赤星 雄平
九州メンテナンス(株)
監督:文野 政憲
福岡県立直方高等学校(教)
鍵冨 太雅
福岡大学附属大濠高等学校 重冨 周希
福岡第一高等学校
西田 優大
福岡大学附属大濠高等学校 重冨 友希
福岡第一高等学校
渡嘉敷 直輝
福岡大学附属大濠高等学校 土居 光
福岡第一高等学校
青木 亮
福岡大学附属大濠高等学校 松本 礼太
福岡第一高等学校
兒玉 修
福岡大学附属大濠高等学校 バムアンゲイ ジョナサン 福岡第一高等学校
井上 宗一郎
福岡大学附属大濠高等学校 松崎 裕樹
監督:吉元 幸洋
敬愛高等学校(教)
寺田 宇多菜
敬愛高等学校
児玉 ひかる
敬愛高等学校
原 仁以奈
女子
宮田 大地
福岡大学
監督:平野 勉
ラグビー
所 属
辰巳 香子
田中 喜陽
成年男子
氏 名
監督兼選手:古賀 あや 筑紫野市立二日市中学校(教) 南里 塔子
酒井 祐典
バスケット
ボール
所 属
福岡三越エルミダ
吉満 俊孝
九電不動産(株)
福岡第一高等学校
新森 涼
敬愛高等学校
九州産業大学
(株)丹青社
鹿尾 みなみ
筑波大学
伊藤 優希
日本体育大学
長田 いろは
福岡県立門司学園高等学校
南 早紀
日本体育大学
山本 和花
福岡県立門司学園高等学校
増本 京子
東京学芸大学
梶木 真凛
福岡工業大学附属城東高等学校
古田 真菜
立正大学
永田 花菜
福岡県立福岡高等学校
12
4 学科が設置された県下でも珍しい総合型
を 迎 え ま す。 農 業・ 商 業・ 家 庭 の 3 課 程、
等学校に校名を変更してから今年で
東京にある澱粉株式会社の商標の許諾をい
ています。また、
「白雪」の商標については
追いつけ追い越せの精神で日々栽培を行っ
行っています。先輩の作るメロンを継承して、
橋市造園組合との連携による就業体験実習
祉施設「みやこの苑」での環境整備実習、行
山公園や守田沙州邸の整備事業や行橋市福
行橋市やロータリークラブとの連携による松
行政やボランティア団体と連携し、協同
で地域に還元できる取組を実施しています。
○環境緑地科
福岡県立行橋高等学校
名前が知られるようになりました。大型ガ
地域に根ざした教育活動を通した人材育成
はじめに
年2 回、夏作メロンと秋作メロンの栽培を
専門高校であり、京築地区の産業教育の中
た だ い て、 校 内 販 売 や 近 隣 デ パート で も 販
ラス温室を利用し、2年生が栽培しており、
本校は3 年前、創立110 周年を迎えた
歴史と伝統のある専門高校であり、行橋高
心校として、
「常により高きを求めて 」 と い
売しており、お客様に大変好評を得ています。
年目
う校是のもと、高い専門性を培いながら徳
育・ 知 育・ 体 育 の 調 和 の と れ た 人 間 の 育 成
を図る教育活動を推進しています。今回は
その4学科の取組の一部を紹介いたします。
各学科の特色ある活動
○農業技術科
2年次から選択コース(花・果樹、作物・
食品製造、野菜)に分けて、農業実習を行っ
て い ま す。 各 コース の 生 徒 が 学 校 の 施 設 や
圃場を利用してシクラメンや旬の野菜、お
米などを生産しています。特に「福岡県専門
高校生実践力向上事業」を通して開発した
を行っています。また、造園技術やフラワー
13
26
ブランド「白雪めろん」は、県下、地域でも
白雪メロンを栽培している生徒
正門前庭園「楓梅」
県立学校の
特色ある取組
装飾のコース制を取り入れ、フラワーアレン
全国へ」を合言葉に、行橋の特産物を全国に
ス」を開発しました。現在、地域のイベント
たりと、
試行錯誤を繰り返し
「行高ミートソー
で積極的に販売活動を展開しています。
広めるためのプロモーション(販売促進活動)
を 行 って い ま す。 今 年 度 は、 本 校 生 徒 が 考
ジメント実習やハウステンボスコンテナガー
デンコンテスト出展(5年連続入賞)等専門
案したイメージキャラクターである「いちじ
成、商標権登録に力を入れて取り組んでい
性の深化を図っています。造園コースでは昨
約
ます。現在は光センターの「いちじく想花」
く侍」のLINEスタンプ作成と着ぐるみ作
年生を中心に設計から施工まで同学科の生
というお菓子を主にプロモーションしていま
年度より同窓会からの資金援助をいただき、
徒と職員が一丸となって取り組み、
「楓梅
(ふ
す。 ま た、 昨 年 度 よ り 学 科 間 の 連 携 を 通 し
年 ぶ り に 正 門 横 の 庭 園 の 改 修 工 事 を3
うめ)
」
と名付けた立派な庭を完成させました。
た活動にも取り組み、農業技術科のメロン
の「料理教室」を行っています。昨年は、留
す る 活 動 を 積 極 的 に 行 って い ま す。 今 後 は
各学科ともに生徒たちがこれまでに学習
したことを活かして、地域の活性化に貢献
のジュレを使用したメロン饅頭「メローネ」
学生の出身地の料理をつくりながら、留学
各学科の連携に重点をおいた実践活動に取
○総合ビジネス科
生と子どもたちとの交流を深めました。交
り 組 み た い と 考 え て い ま す。 ま た、 生 徒 が
の開発、販売を行いました。
流会の内容なども生徒たちが積極的に企画
主体的に専門性の学びとその知識、技術を
「課題研究」の授業で、行橋市役所と行橋
商 工 会 議 所、 本 校 が 連 携 し て、 行 橋 市 自 動
し、 計 画 的 に 準 備 を 進 め て い ま す。 ま た、
活かした体験的な活動を通して、地域で活
○生活デザイン科
昨年度よりジビエ料理のレシピ開発にも取
躍できる生徒を育成すると同時に、地域社
車産業振興協議会に参加している企業のホー
り組んでいます。みやこ町から、「鹿肉を使っ
会 と 連 携 し て、 社 会 の ニーズ を 見 据 え、 よ
おわりに
て地域の特産品となる料理を考えて欲しい」
り実践的な特色ある取組を推進していきた
ムページの作成に取り組んだり、
「行橋から
との要請を受け、
「課題研究」の授業を通し
いと思います。
やすいものにするために、香辛料で工夫し
たり、鹿肉のもつ独特の臭みや食感を食べ
て、調理班の生徒が材料の配合を変えてみ
学校家庭クラブで、毎年、西日本工業大
学の留学生と泉小学校児童クラブの児童と
イメージキャラクター いちじく侍
40
行高ミートソース
14
ました。第2回は、3月上旬に開催を予定して
地区別道徳教育研究協議会を開催しています。
図るため、指定小・中学校各1校を会場として、
義務教育課
おり、協議内容を踏まえ、来年度の諸施策を計
います。
等の参加型で行い、協議が深まるよう工夫して
授業や実践の紹介を基に、ワークショップ形式
業及び研究協議を行います。研究協議は当日の
各会場では、選択した研究課題に対する公開授
福岡県の道徳教育の課題に応じた
市町村による実践的研究
画・実施していきます。
福岡県道徳教育推進事業
【事業の概要】
福岡県道徳教育推進事業は、文部科学省の道
徳教育の抜本的改善・充実に係る支援事業の支
援を受け、道徳教育の質の向上を図り、児童生
徒の道徳性を養うため、本県の課題に応じた取
組を推進し、その成果の普及・啓発等を行うこ
とを目的としています。
福 岡 筑紫野市
①
②
下境小学校
直方第一
福地小学校
中学校
中泉小学校 筑紫小学校
研究
指定小学校
課題
十文字中学校
筑山中学校
指定中学校
なお、研究協議においては、後に述べる福岡
県道徳教育地域指導者研修の修了者に指導助言
推進会議において分析された、本県の道徳教
育推進上の課題について、小中連携による実践
直方市
①② 金川小学校
的な研究を推進し、各地区の道徳教育の改善・
31
市町村
北九州
朝倉市
昭代中学校
以下では、「福岡県豊かな心育成推進会議」「福
岡県の道徳教育の課題に応じた市町村による実
10
教育
事務所
北筑後
②④ 蒲池小学校
大任中学校
柳川市
を依頼しています。
道徳教育推進市町村として指定を受けた県内
の6市町が、右の課題から1つ以上選択して実
大任小学校
今任小学校
南筑後
充実を図っています。
【本年度設定された道徳教育推進上の課題】
者、及び教育行政等関係者で組織し、年2回開
践 的 研 究 に 取 り 組 ん で い ま す。 教 育 事 務 所 及
②
豊津小学校 豊津中学校
大任町
①
筑 豊
践的研究」
「福岡県道徳教育研究協議会」
「福岡
県道徳教育地域指導者研修」の実施状況等につ
福岡県豊かな心育成推進会議
催しています。 月に第1回の推進会議を開催
び県教育センターは、研究課題に応じた専門的、
①発達の段階に応じた指導の工夫
②言語活動を重視した指導
③家庭・地域と一体となった道徳教育
④郷土資料の開発・活用
⑤「私たちの道徳」の効果的な活用
し、
「特別の教科 道徳」の全面実施(小学校は平
継続的な支援を行っています。
京 築 みやこ町
【本年度の道徳教育推進市町村等】
いて紹介します。
福岡県豊かな心育成推進会議(以下「推進会
議」という。
)では、本県の道徳教育に関する基
本方針・施策の策定や評価を行っています。
成 年度、中学校は平成 年度)を見据え、道
各市町は、各地区の道徳教育の改善・充実を
15
推進会議は、学識経験者、市町村教育委員会
代表者、福岡県小・中学校道徳教育研究会代表
徳性を養う効果的な指導方法の在り方を協議し
30
年度は、9月 日(月)に福岡県教育セン
本
ターにおいて、県内小・中学校及び特別支援学
ループ 編 成 を 行
を考慮したグ
年度ま
①道徳教育に関する理論とその考え方及び指
導計画の立案
②道徳の時間の授業づくり
③道徳の時間における指導助言の実際1
(小学校又は中学校)
④道徳の時間における指導助言の実際2
(小学校又は中学校)
⑤道徳教育地域指導者となるための指導技術
について
平成
での本研修修了
者 は、 2 6 4 名
で、 各 地 域 や 学
校の道徳教育推
16
【研究協議】
徳教育の充実に資する取組について協議を行
校における新任の道徳教育推進教師を対象とし
うとともに、各
「取組に要する
進において中核
的な役割を担っ
て い ま す。 ま た、
【研究会において指導助言を行う修了者】
福岡県道徳教育研究協議会
道徳に係る改訂学習指導要領及び小・中学校
学習指導要領解説に関して文部科学省から公表
いました。
される方針等、最新の情報を県内に周知してい
講者が道徳教育推進教師として果たす役
受
割を具体化するため、今後の自校における道
ます。
、受
協議では
講者の学校規模
て、次の内容で実施しました。
自が考えた取組
徳教育における指導計画(道徳教育の全
道
体計画及び別葉、道徳科の年間指導計画)の
時間の長短」の
を書いた付箋を、
機能化を図るために、指導計画の意義と内容
視点で操作しな
【行政説明】
及び作成上の留意点等について、具体例を挙
がら、より効果的な取組について意見を交わ
研修修了者リス
を図ってまいります。
充実・改善を図るため、引き続き本事業の充実
ながら、今後も県内各学校における道徳教育の
「特別の教科 道徳」の全面実施を始めとした
国の動向及び道徳教育に係る教育課題を踏まえ
【今後の方向性】
る機会を積極的に設けています。
内研修における指導助言等、研修内容を還元す
おける研修や校
教 育 セ ン ターに
教育事務所及び
す、協働的で対話的なワークショップ形式で
ネートを依頼しました。
お、 こ の 研 究 協 議 に お い て も、 福 岡 県
な
道徳教育地域指導者研修の修了者にコーディ
ト を 作 成 し、 各
【研究協議を行う受講者】
行うことで、協議が深まるよう工夫しました。
「効果の大小」
げながら説明しました。
【実践発表】
実践発表者
新宮町立新宮中学校 教諭 川﨑 美枝子
水巻町立頃末小学校 教諭 松島 理香
道徳教育に関する基本的な理論研究及び実践
研究を通して、各地区で道徳教育を推進する専
福岡県道徳教育地域指導者研修
徳の時間)の指導の充実に関すること」
「各教
門的な資質を持った教員を養成しています。
科等における道徳教育の指導の充実に関する
受講者に対して道徳教育推進教師の職務の
理解を深めるために、
「特別の教科 道徳(道
こと」「家庭や地域社会との連携に関すること」
実施に当たっては、各教育事務所管内から推
薦された小学校教諭2名、中学校教諭2名、計
名の受講者に対し、年間5回、次に示す内容
等について講義・演習を行っています。
24
等、自校の道徳教育における指導計画の機能
化に向けた組織的な取組について、道徳教育
推進教師が実践発表を行いました。
27
12
子どもの気持ち
わさ田 みらい
小学部 6年 「うんどう会」
~福岡県立小倉聴覚特別支援学校~ 「おとまりほいく」
ようちぶ すみれぐみ
こんの りん
おとまりほいくに いきました。びっ
もりのいえに、
五月二十八日の土曜日に、うんどう会がありま
くりーさんと、
どんじゃらほいがきました。びっくりー
した。 さんは、おもしろいてじなを みせてくれました。
わたしは、一りん車にのりました。四年生の友
わたしは、てじなの おてつだいをしました。
だちと、いっしょに手をつないだ下を、五年生の友
「はあ~びっくりー。
」
だちがとおりました。そのあと、六人で手をつな
と、ぱわーをおくると、わっかが くっつきました。 いで、大車りんをつくりました。せいこうしまし
とても びっくりしました。きょうとうせんせいが た。れんしゅうの時には、
しっぱいすることが多くて、
かいたハンバーグが ほんもののハンバーグになり
うまくのれるかどうか心ぱいだったので、思わず
ました。そのとき、ひがでました。すこしこわくて、 「やった。やった。
」
どきどきしました。ふしぎだなと おもいました。
と言いました。本当によかったです。
つ ぎ の ひ、 ど ん じゃら
よりも、一人で長く
前
ほ い と じゃん け ん を し
の れ る よ う に なった の で、
お母さんがほめてくれま
ま し た。 す み れ ぐ み の し た。 と て も う れ し かっ
み ん な が か ち ま し た。
また おとまりほいくに
たです。
ん ど う 会 の 最 後 は、
いきたいなあ。
う
白組がかちました。大き
なこえでばんざいをしま
した。
「九州陸上」
義務教育課
中学部 3年
笹田 見美
九 月 二 十 九 日、 三 十 日 に 九 州 地 区 聾 学 校 体 育 ・
文化連盟の陸上大会が行われました。今年は、大
分県で開かれました。
達三年生にとって、最後の九州陸上大会でした。
私
今まで部活で陸上を続けてきて、仲間や先生に迷
惑をかけたことや辛かったことがたくさんありました。
本番に向けて仲間たちとキツイ練習を積み重ねま
した。一番辛かった練習は男女混合リレーです。四
人でバトンを繋げようとしても、失敗を繰り返し、
なかなか良い結果にならず、本番をむかえました。
「最後までバトンが
つながるだろうか。
」
と 不 安 が あった け ど、
仲間を信じて最後まで
諦めずに走りました。
の結果は、二連覇。
そ
優勝でした。ものすごく嬉しくて涙が出ました。
このような結果になったのも、いつも支えてくれ
る家族や、熱心に指導してくれた先生方のおかげ
だと思います。本当にありがとうございました。
17
◆【テニス競技】
位、男子砲丸投で山下光輝選手(祐誠3 年)が7
光郁3 年・藤原慎太郎3 年・姫野英星3 年)が6
400m リレーで東福岡高校(堤馨太3 年・井邉
の タ イ ム で 見 事 優 勝 を 果 た し ま し た。 男 子 4 ×
全国大会を振り返って
上位進出が期待されたテニス競技は島根県・松
江市営庭球場(他)で開催され、団体戦は男女と
が7位入賞を果たしました。
福岡県高等学校体育連盟
福岡県中学校体育連盟
福岡県高等学校野球連盟
もに柳川高校が出場しました。
◆【卓球競技】
1 全国高等学校総合体育大会
平成 年度全国高等学校総合体育大会「2016
情熱疾走 中国総体」が「美しく咲け 君の笑顔と
努 力 の 華 」 の ス ロ ー ガ ン の も と、 7 月 日 ~ 8 月
工( 三 重 )2 対1 で 勝 利、 準 決 勝・ 相 生 学 院(兵
男子団体戦は2回戦・駿台甲府(山梨)3対0、
3 回 戦・ 崇 徳( 広 島 )2 対1、 準 々 決 勝・ 四 日市
総 合 開 会 式 で は、 皇 太 子 殿 下 の 御 臨 席 の も と 、
本県は 番目に入場しました。
て の 誇 り を 胸 に、 そ れ ぞ れ の 競 技 で の 活 躍 を 誓 い
結団式では、城戸県教育長・谷口高体連会長より、
激 励 の 言 葉 を い た だ き、 選 手 達 も 福 岡 県 代 表 と し
行いました。
7 月 日、 ジ ッ プ ア リ ー ナ 岡 山 で の 総 合 開 会 式
に 先 立 ち、 本 県 本 部 役 員・ 選 手 団 に よ る 結 団 式 を
ました。
を果たし、男女個人戦でも好成績を収めました。
ングルス・宮原三奈選手(柳川2 年)が5 位入賞
廣太郎選手(柳川3 年)ペアが5 位入賞、女子シ
また、男子シングルス・山尾玲貴選手(柳川3年)
が3 位入賞、男子ダブルス・山尾玲貴選手、樋口
しい成績を収めました。
位入賞)
、団体戦・男女共に3位入賞という素晴ら
口)と対戦し、惜しくも0対2で敗れベスト4(3
商学園(大阪)2対0で勝利、
準決勝は野田学園(山
女子団体戦は2回戦・山梨学院(山梨)2対1、
3 回 戦・ 奈 良 育 英( 奈 良 )2 対1、 準 々 決 勝・大
となりました。
玉)とファイナルゲームまでもつれる大熱戦とな
ち進みました。続く準々決勝は強豪の正智深谷(埼
3対0、
3回戦・進徳女(広島)3対0と順調に勝
女子学校対抗戦は優勝を狙う希望が丘高校が出
場しました。1回戦シード、2回戦・就実(岡山)
ベスト8(5位入賞)を果たしました。
遊学館(石川)に1対3で残念ながら敗れましたが、
木)に3対1と順調に勝ち進みましたが準々決勝・
日本航空(山梨)3対2、
続く3回戦も青藍泰斗(栃
男 子 学 校 対 抗 戦 に 出 場 し た 希 望 が 丘 高 校 は1 回
戦シード、
2回戦からの登場となりました。2回戦・
位、
女子やり投で上田百寧選手(中村学園女子2年)
5 県で開催されました。
庫)に0対2で惜しくも敗れベスト4(3位入賞)
旗手の香椎高校 少林寺拳法部 柴田史佳選手
を 先 頭 に 谷 口 会 長 他、 本 部 役 員 4 名、 選 手 名 の
13
28
35
ました。
男子シングルスでは吉田大輔選手(希望が丘3
入賞)敗退となりました。 四天王寺(大阪)との対戦もファイナルゲームで
り ま し た が3 対2 で 制 し 準 決 勝 に 進 出。 準 決 勝・
23
◆【陸上競技】
17
計 名で力強く堂々とした入場行進を行い ま し た 。
上位入賞が期待された女子5000m 競歩で藤
井 菜 々 子 選 手( 北 九 州 市 立 2 年 ) が 分 秒
23
の決着となり、惜しくも2 対3、ベスト4(3 位
87
陸上競技は岡山県総合グラウンド陸上競技場で
開催されました。
32
日 ま で、 岡 山・ 広 島・ 島 根・ 鳥 取・ 山 口 の 中 国
本 県 か ら は 競 技 種 目、 参 加 校 校 、 選 手
7 5 4 名・ 監 督 2 0 4 名、 総 勢 9 5 8 名 が 参 加 し
卓球競技は岡山県総社市スポーツセンター体育
館で開催されました。
28
躍動する
中・高校生
28
こ こ で は、 本 県 選 手 団 の 活 躍 に つ い て 団 体 種 目
を中心に紹介します。
30
20
18
18
手(大牟田3 年)が第5 位、また、女子個人戦で
成功。第4 クオーターは一進一退の白熱した攻防
を取り戻した福岡第一高校が、持ち前のスピード
年)、弓取眞貴選手(希望が丘3年)が5位、男子
は
㎏ 級・藤原七海選手(修猷館3 年)が第5
と逆転に
位、
58
で勝利し、7 年振り2 度目の全
対
ダ ブ ル ス で 弓 取 眞 貴 選 手・ 吉 田 大 輔 選 手 の ペ ア が
を繰り広げ、最後まで走り抜いた福岡第一高校が
対
60
が丘2年)・岩越帆香選手(希望が丘2年)のペア
属大濠高校が出場しました。両校とも優勝候補に
広島県・広島サンプラザ(他)で開催された男
子バスケットボールは福岡第一高校と福岡大学附
◆【バスケットボール競技】
に3 対1 で勝利、準決勝・麗澤端浪(岐阜)に1
九州対決を制しました。準々決勝・興譲館(岡山)
メント1 回戦・島原(長崎)に代表戦で勝利して
岡山県・ジップアリーナ岡山で開催された剣道
競技・男子団体に出場した福岡大学附属大濠高校
対
ベスト4(3位入賞)を果たしました。
女子団体に出場した昨年の近畿総体3 位の中村
学 園 女 子 高 校 は 予 選 リ ー グ を 危 な げ な く1 位 で 突
都)に4 対1、準決勝・錦江湾(鹿児島)に4 対
決 勝 ト ー ナ メ ン ト に 入 っ て も 選 手 は 絶 好 調 で1
回戦・大社(島根)に3対0、
準々決勝・日吉ケ丘(京
破し、初優勝に向けて好スタートを切りました。
対
で圧勝し、
決勝戦に進出
、4回戦・開志国際(新潟)
56
、準決勝・山形南(山形)
対
99
7年振り2度目の全国制覇を果たした
福岡第一高等学校・男子バスケットボール部
回戦・明誠(島根)に3対0、
4回戦・淑徳(東京)
に 2 対 0 と 順 調 に 勝 ち 進 み ま し た。 続 く 準 決 勝 ・
大 成( 愛 知 ) と の 対 戦 は 1 対 1 で 代 表 戦 に も つ れ
込 む 熱 戦 と な り ま し た が 惜 し く も 敗 れ ま し た。 イ
ン タ ー ハ イ 初 優 勝・ 3 冠 の 夢 が 絶 た れ ま し た が 大
75
は予選リーグを順当に1 位で突破し、決勝トーナ
共 に 準 決 勝 で 敗 れ、 残 念 な が ら、 希 望 が 丘 高 校 同
上げられ、福岡県勢同士の決勝戦が期待されまし
女 子 ダ ブ ル ス で は 早 田 ひ な 選 手・ 永 道 麻 依 加 選
手( 希 望 が 丘 1 年 ) の ペ ア と 柴 田 理 彩 選 手 ( 希 望
士 の 決 勝 戦 の 夢 は 叶 い ま せ ん で し た が、 両 ペ ア ベ
対 2 で 惜 敗 し、 決 勝 進 出 は な り ま せ ん で し た が、
91
でまさかの初戦敗退と
が、1 回戦・桐光学園(神奈川)と対戦した福岡
対
大学附属大濠高校が
97
福岡第一高校は1回戦・盛岡南(岩手) 対 、
2 回 戦・ 日 本 航 空( 山 梨 ) 対 、3 回 戦・中 部
島根県・県立浜山体育館で開催された柔道競技・
女 子 団 体 で は 選 手 権 と 金 鷲 旗 を 制 覇 し、 イ ン タ ー
86
ハイ初優勝・3冠が期待された敬愛高校は1回戦・
75
しました。
1で勝利し、初優勝に王手をかけました。
遂げました。
そして、迎えた決勝戦・西大寺(岡山)との対
戦も初優勝の重圧が掛かる中、素晴らしい精神力
まで
また、男子個人戦において水野義仁選手(筑紫
台3年)が第5位入賞を果たしました。
決 勝 戦・ 東
山( 京 都 ) と
リードを許す
◆【バドミントン競技】
と集中力で選手一人一人が持てる力を最大限に発
苦しいゲーム
の対戦は第
展開となりま
岡山県・ジップアリーナ岡山で開催されたバド
ミントン競技・女子学校対抗戦に出場した九州国
揮して4 対0 で勝利、見事、悲願の初優勝を成し
し た。 第 3 ク
際大学付属高校は1 回戦シード、2 回戦・富山国
と
オーターに入
対
ると落ち着き
42
き な 重 圧 の 中、 ベ ス ト 4 ( 3 位 入 賞 ) の 好 成 績 を
51
大第一(愛知)
なりました。
スト4(3位入賞)を果たしました。
◆【剣道】
国優勝を果たしました。
粘る東山に
と走力を生かして着実に加点し、
3位、原井雄生選手(福岡工業3年)・南里和輝選
位、 ㎏ 級・古野彩佳選手(南筑2年)が第3位、
㎏ 級・田﨑ほのか選手(沖学園3 年)が第5
手( 福 岡 工 業 3 年 ) の ペ ア が 5 位 入 賞 を 果 た し ま
㎏ 級・都留麻端選手(敬愛2 年)が第5 位、
㎏ 超級・新森涼選手(敬愛3年)が第3位入賞し、
69
◆【柔道競技】
㎏ 超級・児玉ひかる選手(敬愛3 年)が決勝戦
ま た、 女 子 シ ン グ ル ス で は 早 田 ひ な 選 手 ( 希 望
が 丘 1 年 ) が 1 年 生 な が ら 見 事、 優 勝 し イ ン タ ー
70
で優勢勝ちを収め、見事、初優勝を成し遂げました。
した。
57 52
ハイ・チャンピオンに輝きました。
76
48
63
78
72
徳 島 北( 徳 島 )、2 回 戦・ 国 学 院 栃 木( 栃 木 )、3
69
84
2クオーター
51
29
残しました。
男 子 団 体 に 出 場 し た 大 牟 田 高 校 は、 1 回 戦 ・ つ
くば秀英(茨城)、2回戦・津幡(石川)に勝利し
ま し た が、 3 回 戦・ 東 海 大 仰 星( 大 阪 ) に 1 対 2
大濠3 年)が第5 位、100㎏ 超級・西田将樹選
19
で惜敗しました。
男 子 個 人 戦 で は ㎏ 級・ 小 西 誠 志 郎 選 手 ( 大 牟
田 3 年 ) が 第 5 位、 ㎏ 級・ 湯 本 崚 真 選 手 ( 福 大
60
66
た。
が競技初日から1 位を守り抜き、見事、3 年振り
男子FJ 級では中村学園三陽高校(山田寛太3
年・石橋健太3年・吉岡迅斗3年・小村凜平3年)
しました。
4 20 級 に 中 村 学 園 三 陽 高 校 と 修 猷 館 高 校 が 出 場
また、 ㎏ 級クリーン& ジャークで松本和真選
手(八幡中央3年)が第5位入賞を果たしました。
8度目の優勝を果たしました。
㎏ 級 ス ナ ッ チ で も4 位 入 賞 を 果 た す 大 活 躍 で し
都 ) に 3 対 0 、 準 々 決 勝・ 作 新 学 院( 栃 木 ) に 3
◆【ハンドボール競技】
際大付(富山)に3対0、
3 回 戦・ 京 都 外 大 西 ( 京
対 0 と 3 試 合 連 続 で 完 封 勝 利 を 収 め、 準 決 勝 に 進
山口県・キリンビバレッジ周南総合スポーツセ
ンター(他)で開催されたハンドボール競技・男
準決勝・青森山田(青森)との対戦は、最終ゲー
ム に も つ れ 込 む 展 開 と な り ま し た が、 ゲ ー ム カ ウ
みました。
ント3 対2 で接戦をものにして決勝戦に進出しま
子1 回戦、博多高校は札幌西(北海道)と対戦し
で勝利、続く2回戦、地元・岩国工(山口)
が競技初日は3 位と好スタートを切りました。そ
対
の後は順位を下げましたが、最終的に第5 位入賞
男子420 級では中村学園三陽高校(市原東3
年・ 桑 野 晃 輔 3 年・ 石 川 航 2 年・ 本 多 佑 基 2 年 )
した。
と対戦し
対
決 勝 戦 は 富 岡・ ふ た ば 未 来 学 園( 福 島 ) と の 対
戦 と な り、 第 1 ゲ ー ム を 奪 い 優 勝 に 向 け て 幸 先 の
と接戦にな
松商(香川)
準決勝も高
で接戦をものにして準決勝
高校生アスリートにとって最高の舞台であるイ
ンターハイで、選手達は本県代表としての誇りを
ました。
名)と素晴らしい成績を収め、大会を無事終了し
本年度の中国総体は、最終的に、優勝数9(団
体3校・個人6名)
、入賞数 (団体 校・個人
◆終わりに
を果たしました。
で敗れ、敗退しました。 1 回戦シード、女子2 回戦から登場した明光学
園高校は聖和学園(宮城)に 対 、3 回戦・日
対
りましたが
胸に、持てる力を最後まで全力で発揮してくれま
で圧勝、
準々決勝・地元・高水(山
ら 第 4 ゲ ー ム を 奪 わ れ、 ゲ ー ム カ ウ ン ト 1 対 3 で
に進出しました。
22 17
り 勝 ち、 初
した。
水海道二(茨
した。
と普及・振興に努めていきます。
実・発展を図り、本県高校スポーツの競技力向上
申し上げますとともに、今後も県高体連活動の充
勝戦は前半、
25
で惜しくも敗れ、準優勝を果たしました。
に 逆 転 が 期 待 さ れ ま し た が、 粘 り も 一 歩 及 ば ず、
17
対
◆【ウエイトリフティング競技】
ブ ロ ッ ク に お い て8 月
日 の9 日 間 に わ た
◆【ヨット競技】
28
り、
「君の夢、努力の蕾、北信越で華となれ!」の
日~
岡 山 県・ 笠 岡 総 合 体 育 館 メ イ ン ア リ ー ナ で 開 催
されたウエイトリフティング競技は ㎏ 級クリー
56
選手(八幡中央3年)が見事、優勝し2冠を達成、
ン& ジャークと ㎏ 級トータルの2 種目で前田魁
スローガンのもと、各地で熱戦が繰り広げられま
2 全国中学校体育大会 全国の中学生が、運動部活動の頂点を目指す平
成 年度全国中学校体育大会夏季大会が、北信越
城)との決
駒を進めま
の決勝戦に
37
本県選手団に温かい御声援と様々な面で御支援・
御協力を賜りました全ての関係者に心から感謝を
対
と競
女子ハンドボール・決勝戦
相手ゴールめがけシュートを放つ
明光学園の選手
33
とリードされるも、ほぼ互角に戦い、後半
18
対
川(山梨)に
12
敗 れ、 惜 し く も 優 勝 を 逃 し ま し た が、 準 優 勝 を 果
射 中7 本 で
15
26
口)との対戦は
また、女子ダブルスに出場した松山奈未選手(九
国大付3年)・縄田佳子選手(九国大付3年)ペア
がベスト4(3位入賞)を果たしました。
本で決勝トーナメントへ進出しま
、2回戦は好文学園女(大阪)に
で 敗 れ、 5 ~ 8 位 決 定 戦・
で 勝 利 し、 準 々 決 勝 は 地 元・ 倉 吉 西 ( 鳥 取 )
対
対
22
52
よ い ス タ ー ト を 切 り ま し た が、 続 く 第 2 ゲ ー ム か
94
15
たしました。
28
15
14
和歌山県で固定開催のヨット競技は和歌山セー
リ ン グ セ ン タ ー で 開 催 さ れ、 男 子 F J 級・ 男 子
ま た、 女 子 個 人 戦 に お い て、 松 岡 玲 奈 選 手 ( 祐
誠3年)が見事、初優勝を果たしました。
10
56
25
◆【弓道競技】
射中
鳥 取 県・ 県 立 武 道 館 特 設 弓 道 場 で 開 催 さ れ た 弓
道 競 技・ 女 子 団 体 戦 に 出 場 し た 祐 誠 高 校 は 予 選 に
おいて
対
(広島)に 対
し た。 決 勝 ト ー ナ メ ン ト 1 回 戦 は 広 島 文 教 女 大 付
19
11
第7位入賞を果たしました。
に
17
23
28
20
56
32
11
20
16
15
19
12
本 県 か ら 競 技 2 6 9 名 の 選 手 が 県 大 会、 九 州
大 会 を 勝 ち 抜 き、 本 県 代 表 と し て、 全 国 の 舞 台 に
した。
◆【柔道】
憾なく発揮してくれました。
であり、今年も長野の地で、福岡県勢の強さを遺
地元北信越代表の鳥屋野中(新潟)
、二島中学校は
を下しベスト8。西福岡中学校は柳井中(山口)
、
に進みました。折尾中学校は、札苗北中(北海道)
玄 洋 中 学 校 は 県 大 会 か ら 並 み 居 る 強 豪 校 を3 人 の
団 体 戦 に お い て は 玄 洋 中 学 校( 男 子 ) と 、 昨 年
に 続 き 那 珂 川 北 中 学 校( 女 子 ) が 出 場 し ま し た 。
以下、本県選手の活躍を紹介します。
◆【剣道】
れましたが、
「柔よく剛を制す」素晴らしい準優勝
みました。決勝では広陵中(広島)に惜しくも敗
大成中(愛知)を2 対1 で下し、決勝まで勝ち進
たが、快進撃を重ね、準決勝では優勝候補筆頭の
他チームに比べ体重が軽く、苦戦が予想されまし
二島中学校も同じく大会優秀選手に輝いた首藤
祐 希 選 手 の 活 躍 で 第1 ク オ ー タ ー は リ ー ド し ま す
決勝進出を逃しました。
の活躍で一時リードしますが、惜しくも1 点差で
西福岡中学校は予選リーグで戦った岩成台中(愛
知)と対戦。大会優秀選手に輝いた小川麻斗選手
大阪薫英中や全国優勝の経験のある東京成徳中を
倒し、準決勝に駒を進めました。
3 年 生 を 中 心 に 僅 差 で 競 り 勝 ち ま し た。 全 国 大 会
でした。
立ちました。
女子団体では、2 連覇を目指して、田主丸中学
校( 女 子 ) が 出 場 し ま し た。 昨 年 の 主 力 が 抜 け、
で も そ の ま ま に、 準 決 勝 で は 強 豪 国 士 舘 中 ( 東 京 )
歩のところで届きませんでした。
が、その後逆転され悲願である決勝進出にあと一
を 代 表 決 定 戦 で 制 し、 決 勝 で は 3 年 生 の 活 躍 で 、
男子団体では、昨年県決勝で敗れ、全国大会に
出場出来なかった大蔵中学校(男子)が、予選リー
校は一昨年に
た。 玄 洋 中 学
し遂げまし
夏生選手が開始
強豪・大成中(愛知)に挑みました。副将の福永
決 勝 ト ー ナ メ ン ト で も 強 豪 校 相 手 に 続 け て4 対
0 と圧倒的な柔道で勝ち進みました。準決勝では
グを危なげなく勝ち進みました。
、瀬高中学校・中間東中学
中間東中学校(男子)
校(女子)がそろって九州大会も勝ち進み、3 校
加 古 川 中( 兵 庫 ) を 2 対 0 で 倒 し、 見 事 優 勝 を 成
女 子 団 体 が、
の全国大会出場となりました。
しかし、男女ともに3 位に入賞し、福岡勢がめ
ざましい活躍を見せてくれました。
昨年は女子個
ましたが僅差の1 対3 で敗れました。しかし、昨
男子の中間東中学校、女子の瀬高中学校がとも
に予選リーグを突破し、第2 ステージに駒を進め
し
個人戦においても、女子では3 階級制覇を目指
しても悲願の
主丸中学校)が3 位、男子では ㎏ 級の森健心選
が惜しくも準優勝。
㎏ 級 の 辻 野 瑠 流 伽 選 手( 田
㎏ 級 で 臨 ん だ 古 賀 若 菜 選 手( 田 主 丸 中 学 校 )
男子初優勝で
ました。第2 ステージでは中間東中学校は野田学
園中(山口)に2 対3、瀬高中学校は横浜隼人中
で優勝、 ㎏ 超級の福永夏生選手が2 位に入るな
手(松原中学校)がオール一本勝ちの圧倒的な力
個人では、6 名の選手が出場しました。阿部悠
斗選手、藤森友菜選手(中間東中学校)がベスト
ました。
(神奈川)に0対3と、ともに初戦で敗れてしまい
ど、今年も柔道王国福岡の名を大いに轟かせてく
8まで勝ち進むなど健闘しました。
昨年全国大会3 位で九州大会2 位の上毛中学校
(女子)と九州大会3位の博多女子中学校がそろっ
◆【バレーボール】
九州大会を優勝した西福岡中学校(男子)
、3連
覇した二島中学校(女子)
、全国大会を5度制して
て全国大会へ。予選リーグでは上毛中学校が芝西
雪 辱 に 燃 え、 昨 年 の 準 優 勝 を 超 え る 見 事 な 全 国 制
いる折尾中学校(女子)が全国大会に進みました。
中(埼玉)に、博多女子中学校は西遠女子学園(静
3 校とも予選リーグを勝ち抜け決勝トーナメント
◆【バスケットボール】
れました。
90
覇を果たしました。
し か し、 女 子 個 人 戦 で は、 団 体 戦 で も 大 将 を 務
め る 柿 元 冴 月 選 手( 那 珂 川 北 中 学 校 ) が 団 体 戦 の
くも敗退しました。
那珂川北中
学 校 は 九 州 大 会 を 優 勝 す る な ど、 戦 力 が 充 実 し 全
63
国 大 会 で も 期 待 さ れ ま し た が、 予 選 リ ー グ で 惜 し
90
48
◆【卓球】
人が全国制覇
年の曽根中の準優勝に続く3位入賞は見事でした。
秒で一本を取るなど意地を見せ
を果たしてお
20
した。
り、 福 岡 県 と
初優勝を果たした玄洋中学校・男子剣道部
悲願の全国優勝を目指し面を決める
玄洋中学校の選手(左)
女 子 個 人 の 優 勝 は 県 勢 と し て も2 年 連 続 の 快 挙
21
15
また、平成 年度の全国中学校体育大会は九州
ブロックで開催されます。福岡県では、柔道を福
くれました。全国の舞台で、福岡県代表として活
た。
ら多くのアスリートを歓迎すべく準備を重ねると
一回戦で住吉第一中(大阪)と対戦しました。激
◆【体操競技】
ともに、今後も各競技において、熱心に励む子ど
岡)に競り勝ち、決勝トーナメントに進出しました。
西原中(熊本)と2対1と接戦で勝ち上がりました。
団 体 戦 で は 九 州 大 会2 位 の 成 績 を 残 し た 城 山 中
学校(女子)が出場。個人戦にも4 名の選手が出
もたちの力になれるよう、中体連活動の更なる充
躍した選手の中から、日本代表として活躍する選
準 々 決 勝 で は 優 勝 し た 金 蘭 会 中( 大 阪 ) に 敗 れ ま
場 し ま し た。 種 目 別 で は 上 位 入 賞 者 が 出 る な ど、
実に努めていきます。
しい戦いを繰り広げ、一進一退の攻防となりまし
し た が、 昨 年 の 3 位 と 引 け を と ら な い 素 晴 ら し い
年度の北九州市全中につながる華麗な素晴
博 多 女 子 中 学 校 は 残 念 な が ら 1 回 戦 敗 退 で し た。
戦 い を 繰 り 広 げ て く れ ま し た。 ま た、 室 岡 莉 乃 選
平成
手が生まれることを期待をしています。
手は優秀選手に選ばれました。
らしい演技を見せてくれました。
たが、惜しくも全国での1 勝は果たせませんでし
◆【ソフトボール】
◆【相撲】
上 毛 中 学 校 は、 1 回 戦 内 郷 第 一 中( 福 島 ) 2 回 戦
九 州 大 会 優 勝 し、 悲 願 の 全 国 大 会 出 場 を 果 た し
た高宮中学校(女子)は、1回戦は度会中(三重)
ン も 出 て 快 勝。 2 回 戦 で は 秋 田 県 の 3 校 合 同 チ ー
では滝口尚大選手(福間中学校)が1・2回戦を勝
団体戦では県を制した福島中学校が出場しまし
たが全国の厚い壁に阻まれてしまいました。個人
と 対 戦。 足 を 絡 め た 攻 撃 と 高 美 優 選 手 の ホ ー ム ラ
ムに敗れはしましたが、見事なベスト8でした。
入りを果たしました。 ち上がり、個人優秀
岡市、体操競技を北九州市で開催します。全国か
3 福岡県高等学校野球連盟 県高野連では、硬式・軟式ともに夏の選手権大
会、春秋の九州地区大会のそれぞれ県予選を中心
に、招待試合、その他支部大会の大会運営や指導
者研修会、審判講習会等の企画・運営などを行っ
場 し ま し た。 接 戦 を 繰 り 広 げ た も の の、 惜 し く も
団 体 戦 で は、 九 州 国 際 大 学 付 属 中 学 校( 女 子 )
が 九 州 大 会 を 優 勝 で 見 事 に 突 破 し、 全 国 大 会 に 出
◆【バドミントン】
ませんでした。
中( 石 川 ) に 惜 し く も 敗 れ、 1 回 戦 突 破 と は な り
も 発 揮 し、 接 戦 を 演 じ ま し た が、 優 勝 し た 宇 ノ 気
し た 平 尾 中 学 校。 そ の 粘 り を そ の ま ま 全 国 大 会 で
400m で2 位、同じく女子個人メドレー200
依選手(白光中学校)が見事優勝。個人メドレー
全国標準記録を突破した男子 人女子 人が出
場しました。女子個人メドレー200m で石原愛
◆【水泳競技】
国に示してくれました。
結果を成し遂げ、福岡県の陸上競技力の高さを全
大濠中学校が4 人の力を結集し、見事2 位という
全国標準記録を突破した男子 人女子 人が出
場しました。男子4 ×100m リレーでは、福大
て、行進予定の各校
北九州市民球場隣のメディアドームに場所を移し
まずは、第 回全国高等学校野球選手権福岡大
会 で す。 開 会 式 は あ い に く の 雨 と な り ま し た が、
岡 大 会 と、 2 期 連 続 福 岡 勢 の 決 勝 と な っ た 第
今 回 は、 ベ ス ト に 6 校 が 残 っ た 公 立 勢 の 活
躍を中心に第 回全国高等学校野球選手権福
ています。
上位進出はなりませんでした。
え部員が参加しての式典となりました。城戸県教
◆終わりに
九州大会を2位で突破した松崎中学校(男子)は、
しました。
16
98
人 の メ ン バ ー に3 年 生 の 控
大会前には、今秋のドラフト会議で上位指名さ
す。
窄君のパラリンピック出場を皆で応援していきま
君の応援メッセージは心に残りました。今度は赤
の中で車イスバスケットボールの福翔高校・赤窄
98
年一年を振り返ります。
148・149回九州地区高校野球大会を中心に今
16
20
18
◆【ハンドボール】
50
ここで紹介したほかにも新体操・ソフトテニス
をはじめ、多くの競技で本県代表選手が活躍して
中 村 麻 誉 選 手( 九 国 大 付 中 学 校 ) が 出 場 し 、 健 闘
育長はじめ、様々な御祝辞等いただきました。そ
◆【陸上競技】
29
m 自由形中杉勇斗選手(菅生中学校)が3 位と
24
m で宮崎菜々子選手(三国中学校)が2 位、男子
36
個人戦では、男子シングルスで高橋洸士選手(守
恒 中 学 校 ) 男 子 ダ ブ ル ス で 中 島 巧 選 手・ 浦 隆 斗 選
32
活躍しました。
九 州 大 会 を 2 回 の 延 長 戦 を 制 し、 九 州 大 会 2 位
で平成 年以来の福岡県勢の全国大会出場を果た
◆【軟式野球】
29
手( 能 古 中 学 校 ) 女 子 ダ ブ ル ス で 田 島 珠 姫 選 手 ・
18
22
れ た 2 投 手、 1 5 0 キ ロ 右 腕 梅 野 雄 吾 投 手 を 擁 す
士 の決 勝 戦に
の 福岡 県 勢同
本 短大 附 高校
濠 高校 と 西日
会 の福 岡 大大
の 九州 地 区大
次 に、 第
148回の春
ています。
ませんでしたが、九州大会も含め、ここ2 年低迷
残 念 な が ら 1 回 戦 で 敗 れ、 国 体 へ の 出 場 は な り
年ぶりに全国大会に出場しました。全国大会では、
対0 で 制 し た 糸 島 農 業 高 校 が 本 県 代 表 と し て は 2
八女学院高校の本県代表校同士の決勝となり、1
軟式では、今夏の福岡・長崎・大分3 県の代表
を決める、北部九州大会の決勝が糸島農業高校と
大優勝旗を持って帰って欲しいと思います。
だと思います。出場が叶った時には是非、紫紺の
ました。惜しくも1 点差で敗れた東海大福岡高校
な っ た 岩 田 将 貴 投 手 擁 す る、 九 産 大 九 州 高 校 の 上
に は 今 年 も 公 立 高 校6 校 が 残 る 健 闘
に 残 れ な い と い う 波 乱 の 大 会 と な り ま し た。
位 進 出 が 予 想 さ れ ま し た が、 そ の 3 校 が す べ て ベ
スト
そのベスト
残 り ま し た。 準 決 勝 は 真 颯 館 高 校 対 九 国 大 付 高 校 、
破った星琳高校が一歩階段を上ったことが印象に
一 点 差 で 敗 れ た も の の2 年 連 続 で ベ ス ト
が多く単純な比較はできない)でとても喜ばしく、
は 出 場 校 が 少 な く 他 県 は1 校 し か 出 場 し な い こ と
昭和
年代前半に福岡県勢があるだけ(この当時
りました。2 期連続の同県同士の九州大会決勝は
が、福岡大大濠高校と東海大福岡高校の対戦とな
れに加え、夏の甲子園のドリームシート(バック
連の先生の参加をお願いしましたが、今年度はそ
めました。昨年度は本連盟主催の研修会に、中体
また、県高野連では少子化や少年野球人口の減
少等への対策として中体連との連携に取り組み始
あったと思います。
福 岡 第 一 高 校 対 福 工 大 城 東 高 校 の 北 部 同 士、 南 部
大 会の 決 勝戦
同 士 の 対 戦 と な り ま し た。 敗 れ た、 真 颯 館 高 校 の
ネット裏でテレビに映っているところ)に中体連
とを期待しています。さらに
誇らしい出来事でした。福岡県大会を通して成長
野球の指導者がコーチ役となった中学生への野球
2 年 生 高 木 投 手 の 将 来 性、 福 岡 第 一 高 校 の 比 嘉 投
成 長を 続 けた
教室を計画しています。これも今後継続・発展させ、
所 属 の 選 手8 名 と 指 導 者 2 名 に 参 加 い た だ き ま し
結 果 に は、 そ
できれば社会体育所属の中学生たちとも交流を深
た。その選手たちが本県の高校野球で活躍するこ
れ を実 現 した
め、本県の野球がさらに発展するきっかけになれ
し た 2 校 が、
選 手だ け でな
ばと考えています。
九 州大 会 でも
く、指導者の
月には高校
熱 意と そ の指
終わりに、来年度はもっと充実した報告ができ
るよう、選手・指導者をサポートしていきたいと
月と
導 力に 敬 意を
思いますので、応援のほど宜しくお願いいたしま
す。
表 し ま す。 優
月 の明 治 神宮
大 濠高 校 は
勝 した 福 岡大
手、 藤 本 遊 撃 手 の 俊 敏 性 に は 目 を 見 張 り ま し た 。
東海大学付属福岡高校に勝利し挨拶に集まる
福岡大学附属大濠高校ナイン
(朝日新聞社提供)
12
の壁を
対盛岡大付高校戦の1回裏、2点本塁
打を放つ九州国際大学付属高校の選手
(朝日新聞社提供)
大 会に 出 場し
11
決勝戦は九国大付高校と福工大城東高校の対戦と
なりましたが、後半の福工大城東高校の猛追をファ
インプレーの連続でしのぎ切った九国大付高校の
3 連覇への執念が勝った好試合でした。
甲 子 園 の 本 大 会 で は、 九 国 大 付 高 校 は 大 会 初 日
に 強 打 の 盛 岡 大 付 高 校 と 対 戦 し ま し た。 抜 き つ 抜
か れ つ の ス リ リ ン グ な 試 合 展 開 と な り ま し た が、
年 ぶ り の 県 大 会3 連
最 後 の 最 後 に 力 尽 き、 6 対 8 で 惜 し く も 敗 れ ま し
た。 し か し、 戸 畑 高 校 以 来
覇 は 素 晴 ら し い 結 果 で す。 来 年 は 小 倉 中 学 ・ 高 校
し か 成 し え て い な い4 連 覇 に 挑 戦 し て ほ し い と 思
い ま す。 他 校 は そ れ を 阻 止 す る 気 概 で 取 り 組 む こ
11
55
30
16
準々決勝では惜しくも準優勝の福工大城東高校に
来 夏 に 今 年 以 上 の 活 躍 を 期 待 し て い ま す。 ま た、
高 校、 福 島 高 校 の 健 闘 を 改 め て 称 え る と と も に 、
の 筑 前 高 校、 八 女 工 業 高 校、 香 椎 高 校、 育 徳 館
校 し か 残 れ ま せ ん で し た が、 同 校 に 加 え て ベ ス ト
を 見 せ て く れ ま し た。 ベ ス ト 8 に は 北 九 州 高 校 1
16
を 含 め た2 校 は 来 春 の 選 抜 大 会 出 場 の 最 有 力 候 補
る 九 産 大 九 産 高 校、 制 球 が 良 い 濱 地 真 澄 投 手 擁 す
続 い て、 第
していた県勢が再び上昇する兆しが見えた大会で
る 福 岡 大 大 濠 高 校 と、 昨 春 の 選 抜 出 場 の 原 動 力 と
秋 の九 州 地区
149回の
16
とで本県のレベルアップが実現することと期待し
23
16
「小学校における英語教育の教科化に向けた
の活動に対して物足りなさや英語を読んだり
ています。反面「聞くこと」、
「話すこと」中心
の態度が積極的になったという成果が上がっ
ている外国語活動では、コミュニケーションへ
緊の課題となっています。現在、高学年で行っ
小学校における英語教育の教科化の対応が喫
したりして活用することができます。
わせたり、スライド資料や展開例をアレンジ
ターが作成しているプランを選択して組み合
○ 学 校 の 実 態 や 課 題 に 応 じ て、 県 教 育 セ ン
す。
運営で英語教育の研修会を行うことができま
しているので、校内の先生を講師として自校
み原稿、研修の進め方を示した展開例を作成
○プランごとにプロット、スライド資料や読
値があります。
○検証①:学校のニーズに応えられる内容を
調査研究協力校において、以下の3 点から
検証します。
理解及び指導力の向上を図る研修です。
校組織として英語教育に必要な基礎的内容の
向け組織的、計画的、継続的に運営しながら学
題や動向について共通理解を図り、その解決に
福岡県教育センター
書いたりしておきたかったと感じていること
○英語力の向上に関する研修について、AL
校内研修」について
に課題も見られます。また、地域や学校、教員
Tがいない場合や発音が苦手な場合でも、動
による指導力や指導体制の格差から、教員全体
備えているか。
「満足性」
○検証②:学校が自己運営をして使える「校
はじめに
平 成 年 度 学 習 指 導 要 領 の 全 面 実 施 に 向 け、
の指導力の向上を図る研修の整備が今後の課
画がついているので、安心して研修に使うこ
内研修プラン」になっているか。 「簡易性」
○検証③:先生方の授業づくりに生かされる
○
題となっています。
じて活用できるワークシートや教室英語等の
内容になっているか。
「研究の方法」
「研究の内容」
3 研究の内容と方法
これらの課題に対応するには、自校の英語教
育に関する実態や課題を把握し、教科化に向け
資料が添付されています。
○校内研修プランを使った研修の実演や審議
○校内研修プランを使った研修の検証を通し
とができます。また、演習の際に、必要に応
た積極的な校内研修の推進が重要になってい
この「校内研修プラン」を学校が計画的に
積極的に活用していけば、英語教育の早期化
を行う。
「発展性」
ると考えます。
や教科化に向け準備ができると考えます。
2 研究の主題
小学校における英語教育の教科化に向けた
校 内 研 修 と は、 英 語 教 育 の 目 標 を 実 現 す る た
て、効果的な活用について分析を行う。
○校内研修プランの紹介や実演による説明に
で き る「 校 内 研 修 プ ラ ン 」 を 作 成 し ま し た。
め、校内で児童や学校の課題及び英語教育の課
ついての分析を行う。
対して、感想や意見を集約し、成果や課題に
この「校内研修プラン」は、以下の点から価
小学校における英語教育の早期化や教科化
に向け、自分たちで校内研修を進めることが
1 研究の目的
32
24
(2)2年目の研究内容
のセレクトプラン)」を作成しました。パッケー
内研修プラン(2つのパッケージプランと9つ
アンケート結果の分析から、図2のように「校
いて、アンケート調査を実施しました。図1の
研究の1 年目は、「教科化に向けた不安」や
「必要な研修」、「今後の研修の見通し」等につ
の外国語科担当の合同での研修
〇町の教育委員会主催で小学校担任と中学校
国語担当と連携を図った研修
〇市の教育委員会の指導主事が、各小学校の外
〇市町村全体で外国語担当者の研修
〇小学校における校内研修
4 研究の実際
(1)1年目の研究内容
ジプランは 分、セレクトプランは 分で行え
ア 校内研修プランの検証
校内研修プランを使った研修は、様々な研修
形態に応じて、実施しました。
る内容で、プロット、スライド資料、読み原稿、
パッケージプラン②!
!
概論編!
E!
F!
G!
H!
I!
中学年の外国語活動の指導!
高学年の外国語の指導!
英語力アップ!
評価!
中学校との接続・連携!
実践編!
!
!
改訂の背景と今後の見通し!
教科化!
教材の内容構成!
言語習得の過程!
(
41
分
)
A!
B!
C!
D!
セ
レ
ク
ト
プ
ラ
ン
!
! スタンダードな内容をまとめたパッケージプラン①②、選択して活用できる!
セレクトプランA~I(プランごとに、プロット、スライド資料、読み原稿、!
研修の展開例)を準備しています。学校の実態や課題に応じて、活用ください。!
校内研修プランの内容(図2)
校内研修プランの内容(図2)
研修の展開例がセットになっています。英語教
・Ij-gsjfoet!1、2、Qmvtの内容構成!
・教材の活用の仕方(留意点や活用のポイント)!
・文字を扱った指導!
(
71
分
)
教材や教具の作成
必要
指導計画等
あまり
中学校との接続,連携
補助教材の活用
中学校との連携
○目標や内容、方法、評価!
○指導計画!!!
○英語力!
小学校担任へのアンケート結果(図1)
小学校担任へのアンケート結果(図1)
○ おわりに
平成 年2月3日(金)福岡県教育センター
に て 研 究 発 表 会 を 行 い ま す。 リ ー フ レ ッ ト を
についての相談に対応しました。
校には、研修内容の選択や具体的な運営の工夫
て、自校での研修に向け派遣依頼があった小学
各 教 育 事 務 所 の 1 地 区 の 校 長 会 に お い て、
「校内研修プラン」の説明を行いました。そし
〇校長会との連携を図った広報活動
を通して説明を行いました。
用に向けた具体的な内容や運営について実演
会において、校内研修プランの概要の紹介と活
す。そこで、図3のように、6月と7月の研修
研 修 を 2 回、 企 画 運 営 す る こ と に な っ て い ま
研修と教科化に向けた指導に関する演習等の
校内研修プランの紹介・実演(図3)
ます。ぜひご参加ください。
内研修の具体的な内容と方法が明らかになり
移行に向け、教員全体の指導力の向上を図る校
本研修プランと活用の手引きを使えば、円滑な
もとに本年度の研究の成果を紹介いたします。
29
イ 校内研修プランの活用に向けた広報活動
〇義務教育課との連携を図った広報活動 評価方法
英語力(文法)
ない
全く
英語力(聞く)
ALT等との連携
英語力(話す)
英語力の向上
あまり
義務教育課が主催する「小学校教員英語力・
指導力向上研修」では、授業公開をもとにした
校内研修プラン!
30
育の専門でない先生でも、この「校内研修プラ
目標や指導内容
T1としての授業
100%
80%
60%
40%
すぐ使えるね!!
・改訂の背景と今後の見通し!
・教科化(中学年の外国語活動、高学年の外国語の導入)!
・英語力アップ(楽しく英語で歌おう!)!
! ! ! ! ! ! !
25
教科化に向けた動向
授業設計
とても
指導方法・指導技術
とても
評価の仕方
やや
教室英語の使用
教科化で必要な研修は?!
教科化で不安を感じることは?!
20%
0%
100%
80%
60%
40%
20%
0%
研修!
○英語力(話す、聞く等)!
○授業設計!!!
○評価の仕方!
不安!
パッケージプラン①!
パ
ッ
ケ
ー
ジ
プ
ラ
ン
学
校
の
実
態
や
(課
チ題
ェに
ッ応
クじ
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ー、
ト校
を内
活研
用修
くプ
だラ
さン
いを
)選
択
60
ン」を使えば、校内研修を行うことができます。
!!!!!!小学校担任アンケート結果(N=212:I38/8月実施)!
「スクール・ミュージアム事業 (アートコース)
」について
賞 マ ナ ー に つ い て 一 緒 に 学 習 し ま す。 特 に 鑑
福岡県立美術館
賞 マ ナ ー に つ い て は、 ど の 施 設 に も 共 通 し て
・児童生徒及びその引率教職員の観覧料
会で負担します。
〉
芸員をはじめとする美術館職員が作品の制作
た、展覧会をより深く理解するために、担当学
鑑賞を行う時間を設けるよう努めています。ま
また、児童生徒自身が美術作品から感じたこ
と や 考 え た こ と を 班 な ど の グ ル ー プ 内、 ま た
「 ア ー ト コ ー ス 」 は、 学 校 の ニ ー ズ や 年 齢 等
に応じて学校と美術館双方で鑑賞プログラム
・往復バス借上料(JR や地下鉄、船、車椅子
(4)補助対象経費〈左記の必要経費(実費相
を作成し、展覧会の観覧料や交通費などを補助
はクラス全体で紹介し合う、対話を中心とした
することで児童生徒が実物の美術作品に接す
方法や見どころ、作品や作者に関するエピソー
教職員の方々から児童生徒が教科書や資料
では味わうことのできない感動や魅力を多く
・学習プログラムの実施に係る材料費
います。いずれの活動も実際の作品を前に行う
■実施内容と児童生徒の様子
を 一 つ 選 び ま す。 選 ん だ 作 品 を ク ラ ス 内 ま た
ま ず 会 場 内 で 自 由 に 作 品 を 鑑 賞 し、 そ れ ぞ
れの「お気に入り(または気になる)の作品」
○お気に入りの作品探し(全ての校種で実施)
ここでは、これまでに実施したプログラムの
一部を紹介します。
まれます。
ことで、児童生徒の中に新たな発見や感動が生
※福岡県立美術館以外の施設で発生する費用
施設に立ち寄ることも可能です。
※往復の経路に体験活動を行う他の社会教育
子をご紹介します。
( 入 場 料、 駐 車 料 金 等 ) 及 び 旅 行 傷 害 保 険 料
(1)事業の内容
ま ず、 来 館 時 に 児 童 生 徒 全 員 に 対 し て レ ク
チャーを行い、美術館の役割や使命、そして鑑
は補助対象外です。
児童生徒に、福岡県立美術館での様々な学習
プ ロ グ ラ ム を 通 し て 新 た な 見 方 や 感 じ 方、 考
ついて)
■事業の概要(平成 年度実施アートコースに
28
う感想をいただいています。今回は本事業の様
の美術作品から直に感じることができたとい
る機会を提供しています。
運 搬 用 ト ラ ッ ク 等 交 通 費 を 含 む。
)及び有料
当額)を補助対象経費として福岡県教職員互助
とができます。
が必要なのかを理由を考えながら理解するこ
るものです。児童生徒はなぜこのようなマナー
お り、 来 館 者 全 員 が 心 地 良 く 過 ご す た め に あ
え方を気づかせるとともに、文化施設利用のマ
(2)実施期間
平成 年5月から平成
(3)対象校
年1月まで
ナーを自覚させます。
~福岡県立美術館・福岡県青少年科学館・九州歴史資料館、
一般財団法人福岡県教職員互助会連携事業~
■はじめに
福岡県立美術館、福岡県青少年科学館、九州
歴史資料館及び一般財団法人福岡県教職員互
助会の四者合同により、「スクール・ミュージ
アム事業」を実施しており、福岡県立美術館は
年度
29
県内の公立小・中・高等学校、中等教育学校、
特別支援学校(両政令市学校を含む。
)
28
ドなどを紹介するギャラリートークを行って
校 約1 5 4 9 名 を 対 象 に 実 施 す る 予 定 で
「 ア ー ト コ ー ス 」 を 行 っ て い ま す。 平 成
は
28
道路使用料(実費相当額)
す。
28
26
想、 時 に は 質
ず、 情 報 や 感
けにとどまら
で紹介するだ
はグループ内
鑑 賞 後、 展 覧 会 に 出 展
テーマとした展覧会を
実 施 し ま し た。 紙 を
いう学校の要望があり
動機付けにしたい」と
組 む の で、 作 品 制 作 の
来館前
【美術館に対するイメージ】
来館後
込みオリジナルのスクラップカードを作成し
問を重ねなが
変化していく姿が見られました。
ました。生徒は作品の形や素材、色について考
作品の集合場所でした。
(中学生)
している作品画像の中
○アートカード(中学校美術部で実施)
見つけたようでした。
ように見えてくると学びました。
(高校生)
・受け取る側の受け取り方によって作品も違う
から自分の気に入った
福岡県立美術館特製のアートカードを使い
展覧会づくりを行います。学芸員から展覧会を
○番外編:展覧会のひみつ(高等学校生徒会執
ら、 作 品 か ら
つくるコツを伝授された後、グループに分かれ
行部で実施)
感じたことを
美術館の一室を想定しながら進めます。自分た
味の有無に関わらず作品を子どもたちに見せ
数点を選び専用の台紙
ちが設定したテーマに合った作品を選び、作品
文化祭を控えた生徒会執行部が参加しまし
た。 美 術 作 品 に 対 す る 理 解 を 深 め る だ け で な
たい。
(教職員)
皆で共有し膨らませていく活動です。進行役を
や休憩の椅子、そして監視の配置などを行いま
く、美術館の役割や展覧会について学習する機
に 貼 付 け、 そ の 作 品 か
す。 最 後 に 展 覧 会 の テ ー
会を設けました。
児童生徒自身が行うこともあります。他者と交
マや見どころを発表した
また、生徒達は展覧会を開催する過程を知り
実際に展示室を見ることで、作品をより美しく
平成 年度スクール・ミュージアム事業につ
いては募集が終了しています。平成 年度(次
ら受ける印象等を書き
後、 学 芸 員 が 講 評 を 行 い
見せるための工夫や展覧会を実施するうえで
年度)の事業については現在募集中です。募集
流することで、児童生徒自身の思いや感じ方が
ます。
留意している点などを知り、運営する立場から
要項は福岡県教職員互助会から各学校に発送
■おわりに
た、 ア ー ト カ ー ド は 学 校
・強いイメージの絵もあれば優しい気持ちにな
■アンケートから
場のひとつとして美術館が選ばれるように本
今後も児童生徒にとって感動と魅力の場で
あるとともに、生涯にわたって心も豊かにする
しています。
等に貸出もしています。)
れる絵もあった。
(小学生)
事業の充実を図りたいと考えています。
えることにより、自身の制作に活かすヒントを
このアートカードは
様 々 な 使 い 方 が で き、 ア
学ぼうとする姿勢も見られました。
・実物の持つ存在感はやはり違うと思うので興
イスブレイク的に導入す
○スクラップカードづくり(中学校で実施)
・美術館は一つひとつが心に感じ取れるそんな
る こ と も 可 能 で す。( ま
「文化総合発表会でペーパークラフトに取り
27
29
28
(H27 年度 集計)
教職員課
臨時教員等登録制度のお知らせ
南筑後教育事務所 筑豊教育事務所 京築教育事務所 FAX 0942(32)3040
TEL 0942(53)7342
FAX 0942(53)7527
TEL 0948(25)1123
FAX 0948(25)4948
TEL 0979(83)3604
FAX 0979(83)3606
体育スポーツ健康課
学校給食についての理解を深めるとともに、親子で楽しく体験する
ことを通して「食」に関する興味・関心を高め、家庭における食生活
の改善や子どもたちの望ましい食習慣を形成することを目指して、「学
校給食フェア」を開催します。
食育コーディネーターでタレントの西川友紀子さんによる親子料理
教室、学校給食用食品の展示・試食、体験コーナー、クイズラリーな
ど、楽しいイベントが盛りだくさんです。ぜひ、御来場ください。
期 日:平成 年3月5日(日)
会 場:公益財団法人福岡県学校給食会(筑紫野市紫3丁目1番1号)
参加費:無料
学校給食フェア
◇県立学校の臨時教員等登録制度のお知らせ
県立の高等学校及び特別支援学校の常勤講師、非常勤講師、養護助
教諭、実習助手(期限付)
、寄宿舎指導員(期限付)の希望者の登録
を受け付けています。
資 格:講師、養護助教諭については、登録を希望する種別、教科の
教育職員免許状を有すること。
手 続:教職員課県立学校係で配布している志願書に必要事項を記入
し、写真貼付の上、同係に提出してください。
※志願書は福岡県のホームページからダウンロードすること
もできます。 http://www.pref.fukuoka.lg.jp/
給 与: 常勤講師は経験に応じて月額 ~ 万円程度(別途各種手当、
社会保険等有)です。非常勤講師は学校種別等により異なります。
【問い合わせ先】 福岡県教育庁体育スポーツ健康課
TEL 0
92(643)3922
FAX 0
92(643)3926
40
14
福岡県体育研究所
年度
30
福岡県立美術館
写真家 片山攝三展
郷土の美術をみる・しる・まなぶ2017
28
平成
福岡県体育・スポーツ研修報告会
日 時:平成 年2月 日(金)9時 分~ 時 分(9時受付開始)
会 場:福岡県立スポーツ科学情報センター
主な内容:福岡県体育研究所及び福岡県立スポーツ科学情報センター
に派遣されている長期派遣研修員並びに福岡県高等学校体育連盟、福
岡県高等学校保健体育研究部会、福岡県中学校保健体育研究会、福岡
県小学校体育研究会、福岡県中学校体育連盟が本年度取り組んだ研究
の成果を報告します。
また、2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向け、「新
しい時代にふさわしい指導者の在り方」について、文部科学省スポー
ツ・青少年局スポーツ振興課長を務められ、現在、独立行政法人日本
スポーツ振興センター審議役である森岡裕策氏をお招きしての講演も
予定しております。
本研修報告会は、本県の体育・スポーツの充実・発展のための貴重
な機会となっています。
なお、詳しい内容等につきましては、学校あての通知文書又はホー
ムページをご覧ください。
ホームページ: http://www1a.biglobe.ne.jp/taiken/
16
【問い合わせ先】
福岡県体育研究所
〒812~0852 福岡市博多区東平尾公園2丁目1番4号
TEL 092(611)0220
FAX 092(611)1747
30
写真家片山攝三(1914 2005)は、福岡の地で写真館を営
むかたわら、日本各地へ赴き同時代の芸術家、文豪、思想家たちのポー
トレート撮影をかさねました。写真館での活動、遠く撮影に赴く姿勢
や彼の写真に対する探求とは。本展では「場」にまつわるキーワード
から彼の生涯をかけた取組に迫ります。
会 期:平成 年2月4日(土)~3月 日(月・祝)
時 間: 時~ 時(入場は 時 分まで)
休館日:月曜日(ただし、祝休日の場合はその翌平日)
会 場:福岡県立美術館
観覧料:一 般 300円(200円)、高大生 140円(100円)、
小中生 60円(50円)
※( )内は 名以上の団体料金
※次の方々は無料=身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者
保健福祉手帳の交付を受けている方及びその介護者/特定医
療費(指定難病)受給者証の交付を受けている方/教員引率
による小学校・中学校・義務教育学校・高等学校・中等教育
学校・特別支援学校の児童・生徒及びその引率者/土曜日来
20
【問い合わせ先】
福岡県教育庁教職員課県立学校係
TEL 092(643)3893
FAX 092(643)3896
16
28
場の高校生以下の方
30
福岡県教育センター
10
平成 年度福岡県教育センター研究発表会
45
◇市町村立学校の臨時教員等登録制度のお知らせ
) の 常 勤 講 師、
市 町 村 立 の 小・ 中・ 特 別 支 援 学 校( 政 令 市 を 除 く。
非常勤講師、養護助教諭、学校事務職員(期限付)
、学校栄養職員(期
限付)の希望者を登録しています。
資 格:講師、養護助教諭については、登録を希望する校種、教科の
教育職員免許状を有すること。学校栄養職員については、栄
養士免許証を有すること。
手 続:教職員課市町村立学校係、各教育事務所で配布している志願
書に必要事項を記入し、写真貼付の上、希望する勤務地区を
担当する教育事務所に提出してください。
※志願書は福岡県のホームページからダウンロードするこ
ともできます。 http://www.pref.fukuoka.lg.jp/
給 与…常勤講師は経験に応じて月額 ~ 万円程度(別途各種手当、
社会保険等有)
です。非常勤講師は任用形態により異なります。
【問い合わせ先】
—
17
15
学校や教職員の教育活動を支援することを目指し、本年度取り組ん
だ調査研究及び長期派遣研修員の研究成果を発表します。
期 日:平成 年2月3日(金)
会 場:福岡県教育センター (受付 9時 分~)
内 容:長期派遣研修員の研究成果の発表(分散会)
( 時 分~
時 分)
、調査研究の報告(分科会)
( 時 分~ 時 分)
主な参加者:①小・中・中等教育・高等学校及び特別支援学校の教職
員②県及び市町村教育委員会の職員③福岡県教育研究所連盟
加盟機関の職員
※申込方法・その他詳細につきましては、学校あての通知文
書又はホームページをご覧ください。
ホームページ: http://www.educ.pref.fukuoka.jp/
00
【問い合わせ先】
福岡県教育センター企画部事業計画課
〒811~2401 福岡県糟屋郡篠栗町高田268
TEL 092(947)0893
FAX 092(947)8082
14
17
20
29
28
29
25
29
29
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30
30
福岡県教育庁教職員課市町村立学校係
TEL 092(643)3892
FAX 092(643)3896
TEL 092(643)0113
福岡教育事務所 FAX 092(643)0121
TEL 0949(25)1202
北九州教育事務所 FAX 0949(24)3345
TEL 0942(32)3161
北筑後教育事務所 10
19
19
磁」、小郡市出土「井上薬師堂遺跡 木簡・軒瓦」など、約
100点
関連イベント 夕べのギャラリートーク
15
15
30
30
【問い合わせ先】 福岡県立美術館
〒810~0001
福岡市中央区天神5丁目2~1(須崎公園内)
TEL 0
92(715)3551
FAX 0
92(715)3552
ホームページ: http://fukuoka-kenbi.jp/
内 容:閉館後の展示室で、企画展「筑後川北岸の古代遺跡」の展示
資料を、学芸員がわかりやすく解説します。
日 時:平成 年2月 日(水) 時 分~ 時 分
会 場:九州歴史資料館 第1・2展示室
参加料:前記観覧料が必要
30
【問い合わせ先】
九州歴史資料館 学芸調査室 広報普及班
〒838~0106
小郡市三沢5208~3
TEL 0942(75)9501
FAX 0942(75)7384
ホームページ: http://www.fsg.pref.fukuoka.jp/kyureki/
13
福岡県立少年自然の家「玄海の家」
九歴講座
30
内 容:第 回 平成 年2月 日(土・祝) 時 分〜 時 分
「小郡・朝倉地域の古代遺跡―横断道の調査成果から―」
九州歴史資料館 小田和利
第 回 平成 年3月 日(土) 時 分〜 時 分
「山伏の女たち」求菩提資料館 相良悦子
会 場:九州歴史資料館 研修室
参加料:無料。ただし事前申込みが必要です。
申込方法:名前(ふりがな)・お住まいの市区町村名・電話番号・
「第
回または第 回九歴講座参加希望」を記入の上、はがき・
FAXまたはホームページから電子申請で、お申込みください。
締め切り:第 回平成 年2月9日(木)、第 回平成 年3月9日(木)
定 員:各160名。先着順です。
17
13
ファミリーキャンプ「冬」
「玄海の家」では、小・中学校の児童生徒とその保護者を対象とし
たファミリーキャンプ「冬」を開催します。家族で取り組むウォーク
ラリーや野外調理で冬の野外活動の楽しさを味わうことができます。
みなさんも気軽に参加してください。
期 日:平成 年2月 日(日)
会 場:福岡県立少年自然の家「玄海の家」
内 容:家族で取り組むウォークラリー、野外調理等
対 象:福岡県内に住む小・中学校の児童生徒とその保護者
定 員: 名程度 子どもだけの参加はできません。
料 金: 人 500円
申込み方法:往復ハガキ
【問い合わせ先】
30
放送大学福岡学習センター
【資料請求・問い合わせ先】
年2月
日(土)
放送大学福岡学習センター
〒816~0811 春日市春日公園6~1
(九州大学筑紫キャンパスE棟 4・5階)
TEL 092(585)3033
FAX 092(585)3039
平成
■ 声楽家とジャズピアノトリオによるバレンタインコンサート
星と音楽の夕べ
平成
年1月 日(土)
~1月 日(日)
〔時間〕 時 分~ 時( 時開場)
〔対象〕小学生以上(ただし、中学生以下は保護者同伴)
〔参加費〕ペア券1000円、一般600円、児童・生徒300円
〔定員〕230名
〔内容〕バレンタインデーの夜空を彩る星座たちの紹介とJAZ
Zのコンサート(出演者:ピアニスト岩崎大輔氏 他)をプラネ
タリウムで楽しむことができます。
未来を見つめる高校生の作品展
サイエンス教室
平成 年2月 日(土)
■ サイエンスマジシャンによる科学実験・工作教室
〔参加費〕無料(ただし、入館料は必要)
〔 内 容 〕 未 来 を 担 う 工 業 を 学 ぶ 高 校 生 が、 企 画・ 設 計・ 製 作 ま で
を行った作品を展示します。
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―『特別支援学校教諭二種免許状』取得について ―
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〔時間〕 時〜 時 時 分〜 時 分
〔 対 象 〕 小 学 校 1 年 生 ~ 中 学 生( た だ し 小 学 校 3年 生 以下 は 保護
者同伴)
〔参加費〕300円
〔定員〕午前・午後各 名
〔内容〕スプーン曲げや透視など超能力のようにみえる現象を科
学の力で再現する科学実験と不思議な実験工作を行います。
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受付方法について
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分
教室や催しに参加する場合、参加費のほかに入館料が必要です。ただし、土曜日は高校
生以下の入館料は無料です。
〒830〜0003 久留米市東櫛原1713
TEL 0942(37)5566 FAX 0942(37)3770
ホームページ http://www.science.pref.fukuoka.jp
メールアドレス [email protected]
参加費について
このマークのある教室や催しは、予約が必要です。実施日の1か月前の9時
から電話または直接来館の上、先着順に受け付けます。
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自宅で学べる「放送大学」
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放送大学は、BSデジタル放送やインターネットを通して学ぶ文部
科学省・総務省所管の通信制の大学です。
幼・小・中・高いずれかの普通免許状を有し、教職経験年数が3年
以上の方は、放送大学教養学部の選科履修生(1年間在学)または科
目履修生(6ヶ月間在学)として入学し、所定の単位を修得し、放送
大学が発行する「学力に関する証明書」を添えて県教育委員会に申請
すると「特別支援学校教諭二種免許状(知的障害者教育領域・肢体不
自由者教育領域)」が取得できます。
【平成 年度第1学期募集期間】
・
[第1回]平成 年 月1日(木)~ 平成 年2月 日(火)
・
[第2回]平成 年3月1日(水)~ 平成 年3月 日(月)
・各共済組合に「組合員特典用募集要項」を平成 年 月1日(木)か
ら平成 年1月 日(火)までに請求し、募集期間内に出願すると
本人及び被扶養者の入学料が半額になります。
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福岡県立少年自然の家「玄海の家」
〒811~3501 宗像市神湊1276
TEL 0940(62)2511
FAX 0940(62)2513
ホームページ: http://www.fsg.pref.fukuoka.jp/genkai/
才田遺跡出土 貿易陶磁
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九州歴史資料館
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企画展「筑後川北岸の古代遺跡」
大分自動車道開通 周年記念
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内 容:佐賀県鳥栖市から福岡県を東西に横断して大分県大分市に至
る高速道路「大分自動車道」は、平成 年で開通 周年を迎
えます。今回の展示では、 周年を記念して、大分自動車道
建設時の発掘調査によって明らかとなった、筑後川北岸の古
代遺跡について出土資料と共に紹介します。
日 時:平成 年1月 日(火)~3月 日(月・祝)9時 分~
時 分(入館は 時まで)
会 場:九州歴史資料館 第1・2展示室
観覧料:第1展示室のみ有料。一般 200
円( 1 5 0 円 )
、高大生150円
(100円)
、
( ) 内 は 名 以 上 の
団体料金。中学生以下・満 歳以上
の方・障がい者とその介護者1名は
無料、土曜日は高校生も無料。
主な展示資料:朝倉市出土「外之隈遺跡 画
文帯神獣鏡」
、
「 才 田 遺 跡 貿 易 陶
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No.640
赤く塗られた弥生土器
―栗田遺跡祭祀遺構出土の丹塗磨研土器―
[教育福岡]
修復が完了した甕棺
教育福岡12・1月号(通巻640号)
平成29年1月10日発刊
今 か ら 2 千 年 ほ ど 前 の 弥 生 時 代、 現 在 の 福 岡 県 西 部 か ら 佐 賀 県 東 部
に ぬり ま けん ど き
にかけて、赤く塗られた土器が流行しました。「丹塗磨研土器」といい、
ベ ン ガ ラ な ど で 真 っ 赤 に 塗 ら れ、 ヘ ラ 状 の 工 具 で 丁 寧 に 表 面 が 磨 か れ
ているのが特徴です。丹塗磨研土器は、日常的に使用する土器ではなく、
こ れ ら の 地 域 に 特 徴 的 な 墓 の 種 類 の ひ と つ、 甕 棺 墓 で の 儀 式 に 用 い ら
かめ
つつがた き だい
れるなど、いわゆる「お祭りのための土器」と考えられています。土器
くり だ
の種類も、よく見られる壺や甕、高坏などの他、筒形器台など、特殊
なものも用いられています。
まいそう
基もの甕棺墓と、それに伴う祭祀遺構8ヵ所が見つかっ
さい し
今回紹介する丹塗磨研土器は、筑紫平野の北、朝倉郡筑前町の栗田
遺跡から、昭和 年(1973)の発掘調査で出土したものです。この
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栗田遺跡祭祀遺構出土の丹塗磨研土器(背の高いものが筒形器台)
平成
年度末に完了しました。
(2011)から劣化の激しいものについて、5ヵ年をかけて修復を行い、
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復した部分の劣化が目立ち始めました。そこで文化庁では、平成
年
栗田遺跡の甕棺は、発掘調査後ほどなく修復がなされ、製作当時の
姿に復元されていました。しかし修復後 年以上もの歳月が過ぎ、修
甕棺と併せて、国の重要文化財に指定されています。
る埋葬儀式を具体的に示す重要な資料であることから、共に出土した
た こ と が 推 測 さ れ ま す。 こ れ ら の 土 器 は、 弥 生 時 代 の 北 部 九 州 に お け
する際に、墓前にこれらの赤い土器を置き、埋葬の儀式が執り行われ
ており、丹塗磨研土器は祭祀遺構で出土しました。死者を甕棺に埋 葬
遺跡では、
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発行所 / 福岡県教育委員会 福岡市博多区東公園 7 番 7 号 TEL(092)651-1111
編集者/福岡県教育庁総務部総務課 印刷/大成印刷株式会社
修復された甕棺については、丹塗磨研土器と共に、今後、当館展示
室にて随時、展示・公開していく予定です。
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No.
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九州歴史資料館 展示品 名選
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