2017年3月期(平成29年3月期) 第3四半期決算短信

平成29年3月期
第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
平成29年2月13日
上 場 会 社 名
富士ソフトサービスビューロ株式会社
上場取引所
東
コ ー ド 番 号
6188
URL http://www.fsisb.co.jp/
代
表
者 (役職名) 代表取締役社長
(氏名) 佐藤 諭
問合せ先責任者 (役職名) 常務取締役 管理本部長 (氏名) 小木曽 雅浩
(TEL) (03)5600-1731
四半期報告書提出予定日
平成29年2月14日
配当支払開始予定日
-
四半期決算補足説明資料作成の有無
:無
四半期決算説明会開催の有無
:無
(百万円未満切捨て)
1.平成29年3月期第3四半期の業績(平成28年4月1日~平成28年12月31日)
(1)経営成績(累計)
(%表示は、対前年同四半期増減率)
売上高
29年3月期第3四半期
28年3月期第3四半期
営業利益
百万円
%
5,953
5,752
3.5
-
1株当たり
四半期純利益
円
経常利益
百万円
四半期純利益
%
百万円
%
百万円
%
105 △39.2
173
-
潜在株式調整後
1株当たり
四半期純利益
107
175
△38.7
-
76
112
△32.4
-
銭
円
銭
29年3月期第3四半期
33.89
-
28年3月期第3四半期
59.45
-
(注) 1.潜在株式調整後1株当たり四半期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
2.平成28年3月期第3四半期期間より四半期財務諸表を作成しているため、平成28年3月期第3四半期の前年同
四半期増減率については記載しておりません。
3.当社は、平成28年1月12日付で普通株式1株につき1,000株の割合で株式分割を行っておりますが、前事業年
度の期首に当該株式分割が行われたと仮定して1株当たり四半期純利益を算定しております。
(2)財政状態
総資産
純資産
自己資本比率
百万円
29年3月期第3四半期
28年3月期
29年3月期第3四半期
(参考) 自己資本
百万円
3,210
2,978
1,624百万円
%
1,624
1,592
28年3月期
1,592百万円
50.6
53.5
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末
円
第2四半期末
銭
円
第3四半期末
銭
円
28年3月期
-
0.00
29年3月期
-
0.00
29年3月期(予想)
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
期末
合計
銭
円
銭
-
-
20.00
20.00
円
銭
20.00
20.00
3.平成29年3月期の業績予想(平成28年4月1日~平成29年3月31日)
売上高
百万円
営業利益
%
百万円
経常利益
%
通期
8,300
5.6
270
7.8
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
(%表示は、対前期増減率)
1株当たり
当期純利益
当期純利益
百万円
%
百万円
%
円 銭
270
6.9
172
5.5
76.80
※
注記事項
(1)四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用
:無
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更
:無
②
①以外の会計方針の変更
:無
③
会計上の見積りの変更
:無
④
修正再表示
:無
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む)
29年3月期3Q
2,250,000株
28年3月期
2,250,000株
28年3月期
-株
②
期末自己株式数
29年3月期3Q
-株
③
期中平均株式数(四半期累計)
29年3月期3Q
2,250,000株
28年3月期3Q
1,898,000株
(注) 当社は、平成28年1月12日付で普通株式1株につき1,000株の割合で株式分割を行っておりますが、前事業年度
の期首に当該株式分割が行われたと仮定して期中平均株式数(四半期累計)を算定しております。
※
四半期レビュー手続の実施状況に関する表示
この四半期決算短信は、金融商品取引法に基づく四半期レビュー手続きの対象外であります。なお、この四半期
決算短信の開示時点において、金融商品取引法に基づく四半期財務諸表に対するレビュー手続きは終了しておりま
す。
※
業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると
判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業
績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあた
っての注意事項等については、添付資料2ページ「1.当四半期決算に関する定性的情報」をご覧ください。
富士ソフトサービスビューロ株式会社(6188) 平成29年3月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………
2
(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………
2
(2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………
3
(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………………
3
2.サマリー情報(注記事項)に関する事項 ………………………………………………………………
4
(1)四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 …………………………………………………
4
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示 …………………………………………
4
(3)追加情報 ………………………………………………………………………………………………
4
3.四半期財務諸表 …………………………………………………………………………………………
5
(1)四半期貸借対照表 ……………………………………………………………………………………
5
(2)四半期損益計算書 ……………………………………………………………………………………
7
(3)四半期財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………
8
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………
8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………
8
― 1 ―
富士ソフトサービスビューロ株式会社(6188) 平成29年3月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期累計期間におけるわが国経済は、中国やアジア新興国経済の減速や米国新政権の今後の政策への懸
念による金融資本市場の変動リスクが内在し、企業を取り巻く環境には依然として不透明感はあるものの、企業収
益や雇用環境は改善基調を維持しております。
当社が事業を展開するコールセンター,BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)サービス(注1)業
界においては、人材不足の影響により企業が事務処理系の業務を外部のリソースに頼る傾向が高まっていること、
専門特化した業務の最適化や効率化, コスト削減,コスト競争力強化など、構造改革のニーズが高まっていることに
より、アウトソーシング需要は引き続き拡大しております。また、官公庁や地方自治体においても、マイナンバー
制度や臨時福祉給付金等給付に関わる業務,税制改正などに伴い外部委託の需要が拡大し、業界全体の市場規模は堅
調に拡大傾向に推移しております。
このような状況の下、当社では、コールセンターサービス,BPOサービスを2本柱にITを活かしたサービスを
展開するトータル・アウトソーシング企業として、年金相談,ITヘルプデスク,金融系に特化したサービスの拡大
を図ってまいりました。
売上高につきましては、コールセンターサービス分野では、官公庁向けの案件を中心に引き続き堅調に推移いた
しました。BPOサービス分野では、10月から7つの地域で稼働した日本年金機構様の「事務センターにおける入
力業務・共同処理委託」案件が業績に貢献し、好調に推移いたしました。
利益につきましては、第2四半期累計期間において、新規受注大型案件にかかる先行費用が発生したため減益と
なっているものの、既存案件の生産性向上により堅調に推移いたしました。
以上の結果、当第3四半期累計期間における経営成績は、売上高59億53百万円(前年同期比3.5%増)、営業利益
1億5百万円(前年同期比39.2%減)、経常利益1億7百万円(前年同期比38.7%減)、四半期純利益76百万円
(前年同期比32.4%減)となりました。
(注1)BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)サービス
官公庁及び地方自治体並びに企業等が、主核ビジネス以外の業務プロセスの一部を専門業者に外部委託することを
いい、従来のアウトソーシングとは異なり、BPOサービスでは業務プロセスの設計から運用までをワンストップ
で請け負います。
当社は、単一セグメントであるため、サービス別に売上高の内訳を記載しております。
なお、従来「その他サービス」に区分していたウェブ開発受託サービス等について、事業戦略の見直しに伴い、平
成29年3月期第1四半期会計期間より「BPOサービス」に含めております。
第3四半期累計期間における主なサービス別の業績は、以下のとおりです。
前第3四半期累計期間
当第3四半期累計期間
(自 平成27年4月1日
(自 平成28年4月1日
サービス区分
至 平成27年12月31日)
至 平成28年12月31日)
売上高
構成比
売上高
構成比
(百万円)
(%)
(百万円)
(%)
①コールセンターサービス
2,731
47.5
2,892
48.6
②BPOサービス
3,020
52.5
3,061
51.4
合計
5,752
100.0
5,953
100.0
①コールセンターサービス
コールセンターサービス分野の売上高は、28億92百万円(前年同期比5.9%増)となりました。平成28年1月より
稼働した日本年金機構様の案件が期初より業績に貢献したほか、中小企業庁様の「消費税の転嫁拒否に関する調査
に係るコールセンター業務」や地方自治体における「臨時福祉給付金等給付に関わるお問い合わせ業務」により堅
調に推移いたしました。また、地方公共団体情報システム機構様の「公的個人認証サービス利用者ヘルプデスク運
用業務」を始めとして、官公庁系の案件を新たに複数受注するなど、中長期の成長に寄与する受注活動を推進する
ことができました。
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富士ソフトサービスビューロ株式会社(6188) 平成29年3月期 第3四半期決算短信
②BPOサービス
BPOサービス分野の売上高は、30億61百万円(前年同期比1.3%増)となりました。10月より7つの地域で稼働
した日本年金機構様の「事務センターにおける入力業務・共同処理委託」案件が業績に寄与したほか、「臨時福祉
給付金等給付に関わるBPO業務」も堅調に推移いたしました。民間系案件においては、リース業のお客様からの
事務処理業務案件が拡大いたしました。
(2)財政状態に関する説明
①資産、負債及び純資産の状況
(資産)
当第3四半期会計期間末の資産合計は32億10百万円となり、前事業年度末に比べ2億31百万円の増加となりまし
た。流動資産は22億82百万円となり、2億89百万円の増加となりました。この主な要因は、現金及び預金の増加3
億円、売掛金の増加36百万円、その他資産の減少53百万円によるものです。固定資産は9億27百万円となり、57百
万円の減少となりました。この主な要因は、減価償却費の計上によるものです。
(負債)
当第3四半期会計期間末の負債合計は15億86百万円となり、前事業年度末に比べ2億円の増加となりました。流
動負債は11億35百万円となり、2億58百万円の増加となりました。この主な要因は、買掛金の増加16百万円、未払
費用の増加1億58百万円、賞与引当金の増加9百万円、受注損失引当金の増加17百万円によるものです。固定負債
は4億50百万円となり、57百万円の減少となりました。この主な要因は、長期借入金の減少71百万円、退職給付引
当金の増加13百万円によるものです。
(純資産)
当第3四半期会計期間末の純資産合計は16億24百万円となり、前事業年度末に比べ31百万円の増加となりました。
この主な要因は、利益剰余金の増加によるものです。
(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明
平成28年10月26日に公表いたしました「業績予想の修正に関するお知らせ」に変更はなく、売上高83億円、営業
利益2億70百万円、経常利益2億70百万円、当期純利益1億72百万円を見込んでおります。
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2.サマリー情報(注記事項)に関する事項
(1)四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用
該当事項はありません。
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
該当事項はありません。
(3)追加情報
(繰延税金資産の回収可能性に関する適用指針の適用)
「繰延税金資産の回収可能性に関する適用指針」(企業会計基準適用指針第26号平成28年3月28日)を第1四半期
会計期間から適用しております。
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富士ソフトサービスビューロ株式会社(6188) 平成29年3月期 第3四半期決算短信
3.四半期財務諸表
(1)四半期貸借対照表
(単位:千円)
前事業年度
(平成28年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金
売掛金
仕掛品
貯蔵品
その他
流動資産合計
固定資産
有形固定資産
工具、器具及び備品(純額)
その他(純額)
有形固定資産合計
無形固定資産
投資その他の資産
固定資産合計
資産合計
― 5 ―
当第3四半期会計期間
(平成28年12月31日)
739,999
1,047,821
3,197
2,530
199,279
1,992,829
1,040,576
1,084,742
8,600
2,513
145,781
2,282,215
470,018
188,522
658,540
67,726
259,519
985,786
2,978,615
447,430
170,248
617,679
61,465
248,711
927,856
3,210,071
富士ソフトサービスビューロ株式会社(6188) 平成29年3月期 第3四半期決算短信
(単位:千円)
前事業年度
(平成28年3月31日)
負債の部
流動負債
買掛金
1年内返済予定の長期借入金
未払費用
未払法人税等
賞与引当金
役員賞与引当金
受注損失引当金
資産除去債務
その他
流動負債合計
固定負債
長期借入金
退職給付引当金
役員退職慰労引当金
資産除去債務
その他
固定負債合計
負債合計
純資産の部
株主資本
資本金
資本剰余金
利益剰余金
株主資本合計
評価・換算差額等
その他有価証券評価差額金
評価・換算差額等合計
純資産合計
負債純資産合計
― 6 ―
当第3四半期会計期間
(平成28年12月31日)
116,926
95,400
371,527
37,239
26,239
6,212
3,341
1,149
219,151
877,187
133,026
95,400
529,902
39,944
35,973
6,459
20,544
901
273,077
1,135,229
183,200
248,284
36,496
5,953
34,546
508,481
1,385,669
111,650
261,427
40,701
5,964
31,063
450,806
1,586,036
354,108
314,108
924,204
1,592,422
354,108
314,108
955,465
1,623,682
523
523
1,592,946
2,978,615
352
352
1,624,034
3,210,071
富士ソフトサービスビューロ株式会社(6188) 平成29年3月期 第3四半期決算短信
(2)四半期損益計算書
第3四半期累計期間
売上高
売上原価
売上総利益
販売費及び一般管理費
営業利益
営業外収益
受取利息
受取配当金
助成金収入
受取損害賠償金
その他
営業外収益合計
営業外費用
支払利息
その他
営業外費用合計
経常利益
特別損失
固定資産除却損
特別損失合計
税引前四半期純利益
法人税、住民税及び事業税
法人税等調整額
法人税等合計
四半期純利益
前第3四半期累計期間
(自 平成27年4月1日
至 平成27年12月31日)
5,752,635
4,908,700
843,934
670,075
173,858
(単位:千円)
当第3四半期累計期間
(自 平成28年4月1日
至 平成28年12月31日)
5,953,998
5,126,737
827,260
721,637
105,622
840
15
1,382
-
74
2,312
96
11
960
1,521
160
2,749
1,003
90
1,093
175,077
1,112
19
1,132
107,240
343
343
174,733
18,858
43,044
61,902
112,830
53
53
107,186
45,915
△14,988
30,926
76,260
― 7 ―
富士ソフトサービスビューロ株式会社(6188) 平成29年3月期 第3四半期決算短信
(3)四半期財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
― 8 ―