平成29年度県内産業廃棄物処理業者育成事業業務委託仕様書 1 目的 廃棄物の処理及び清掃に関する法律に基づく産業廃棄物処理業の許可業者に廃棄物の適 正処理と有効利用の促進に必要な広い知識を取得させることにより、適正処理等に対する 意識の向上と優良な事業者の育成を目指すものである。 2 業務内容 (1)「産業廃棄物処理業者セミナー業務」 ◎廃棄物の処理及び清掃に関する法律に基づく産業廃棄物処理業の許可業者に対する講 習会の開催 ア 開催日時 平成29年中に2回 各2時間程度 イ 会場 青葉の森公園芸術文化ホール(千葉市中央区青葉町977−1) 又は同程度の規模の会場で、駐車場が完備されていること。 ウ 対象者 産業廃棄物処理業の許可業者 (千葉市、船橋市及び柏市の許可を持つ業者を含む) エ 参加者数 1回につき500名程度 オ 講習内容 講習内容は、3演題程度とし、そのうち1演題については、応募業者が企画し、 外部講師を招いて、魅力ある内容を提案すること。(残りの演題の内容については、 別途協議すること。) カ 業務内容 (ア) 講習会の企画 連絡調整、講師の選定・依頼 (イ) 会場の確保 500名程度収容可能で、駐車場の完備された会場の確保 (ウ) 受講案内 案内書・申込書等(約 8,600 通)の作成・送付 (エ) テキスト等作成 テキスト、「産業廃棄物処理業の手引き」等の作成 (オ) 受講受付 申込書の受付 (カ) 講習会当日作業 会場設営、講師接遇、片付け等 (キ) アンケート集計 アンケート結果の集計、集計結果報告 (ク) 業務完了報告 業務委託者に業務完了報告書(任意様式)を提出 注 1)千葉県と契約後、速やかに千葉市、船橋市及び柏市と別途、契約をすること。 注 2)セミナー終了後、速やかにアンケート結果を集計し、集計結果を報告すること。 (2)「許可申請に係る相談業務」 ◎相談窓口は千葉県内に設置することとし、設置に当たっては利便性に配慮すること。 ◎廃棄物処理法第 14 条、第 14 条の2、第 14 条の4及び第 14 条の5による許可申請 者及び届出者(ただし、積替保管に係るものを除く。)に対し、申請等に係るアから クの相談を実施する。 ◎申請等に係る相談時に、処理業者や許可を取得しようとする者に対して、法令の遵守 や適正な廃棄物処理等について理解の向上を図るための方策を実施する。 ◎業務完了後、業務完了報告書(任意様式)及びアからクの相談業務に係る月ごとの 業務処理状況について提出すること。 ア 産業廃棄物収集運搬業及び特別管理産業廃棄物収集運搬業の新規許可取得希望者 を対象とした説明会の実施及び説明会資料の作成 イ 産業廃棄物収集運搬業及び特別管理産業廃棄物収集運搬業の新規許可申請に係る 相談 ウ 産業廃棄物収集運搬業及び特別管理産業廃棄物収集運搬業の更新許可申請に係る 相談 エ 産業廃棄物収集運搬業及び特別管理産業廃棄物収集運搬業の変更許可申請に係る 相談 オ 産業廃棄物収集運搬業及び特別管理産業廃棄物収集運搬業の許可申請に伴う変更 届の相談 カ 産業廃棄物収集運搬業及び特別管理産業廃棄物収集運搬業の優良産廃処理業者認 定制度に係る相談 キ 産業廃棄物処理業及び特別管理産業廃棄物処理業の更新許可対象者への更新手続 きの通知 ク 産業廃棄物処理業及び特別管理産業廃棄物処理業の既許可業者を対象とした実績 報告書の配付・整理業務及び作成に係る相談 注)上記業務の詳細は、別添「許可申請相談業務内訳書」のとおり。 3 4 委託期間 平成29年4月1日から平成30年3月31日 留意点 (1) 県は、業務の実施状況について、必要に応じて説明又は報告を求め、かつ、これに関 する帳簿その他関係書類を閲覧し、調査することがあります。 (2) 本業務を行うに当たり、業務上知り得た情報を他に漏らし、又は自己の利益のために 利用することはできません。また、委託期間終了後も同様とします。 (3) 事由のいかんを問わず業務が継続できなくなった場合は、業務引継書を作成の上、業 務マニュアル・関連文書とともに業務の引継ぎを行い、他の受託者に移行する作業を支 援する体制を取ること。 (4) 業務の全部または一部について、許可なく他者に再委託することはできません。 (5) 本契約の執行に際しては、地方自治法や千葉県財務規則をはじめとする諸規定が適用 されます。 (6)本事業とこれに付随する業務の実施に当たっては、契約書及び本仕様書に基づき、公平 かつ中立な立場で実施するとともに誠実かつ適正に実施しなければなりません。 (7) 業務量を勘案し、業務に支障が生じないよう人数を配置すること。 (8)その他、本事業の目的を達成するために必要な業務を行っていただきます。 (9)本仕様書に定めのない事項又は疑義を生じた事項については、必要に応じて協議して 定めるものとします。 別添【許可申請相談業務内訳書】 1 産業廃棄物収集運搬業及び特別管理産業廃棄物収集運搬業の新規許可取得希望者(積替 保管を含む申請者を除く。)を対象とした申請手続きに関する説明会の実施及び説明会資料 の作成 (1) 産業廃棄物収集運搬業及び特別管理産業廃棄物収集運搬業(積替・保管を除く。)の新 規許可手続きについて説明会を実施する。 (2) 開催回数 原則、毎月第2及び第4金曜日 2 産業廃棄物収集運搬業及び特別管理産業廃棄物収集運搬業(積替・保管を除く。)の相談 を実施する。 (1) 産業廃棄物収集運搬業及び特別管理産業廃棄物収集運搬業(積替・保管を除く。)の新 規許可申請に係る事前相談 相談回数 随時(土日祝祭日及び年末年始を除く毎日。) (2) 産業廃棄物収集運搬業及び特別管理産業廃棄物収集運搬業(積替・保管を除く。)の更 新許可申請に係る事前相談 相談回数 随時(土日祝祭日及び年末年始を除く毎日。) (3) 産業廃棄物収集運搬業及び特別管理産業廃棄物収集運搬業(積替・保管を除く。)の変 更許可申請に係る事前相談 相談回数 随時(土日祝祭日及び年末年始を除く毎日。) (4) 産業廃棄物収集運搬業及び特別管理産業廃棄物収集運搬業(積替・保管を除く。)の許 可申請に伴う変更届の提出に係る相談 相談回数 随時(土日祝祭日及び年末年始を除く毎日。) (5) 産業廃棄物収集運搬業及び特別管理産業廃棄物収集運搬業(積替・保管を除く。)の処 理業者の優良産廃処理業者認定制度に係る相談 相談回数 随時(土日祝祭日及び年末年始を除く毎日。) (6) 相談業務の実施に当たっての配慮事項 ア 相談を受けた場合は、相談ごとに別途県が作成する相談整理表により相談結果を記 録し、随時県に報告すること。 イ 相談業務にあっては、希望者が速やかに相談を受けられるよう、必要な体制や事務 の効率化を図ること。なお、相談の予約待ちはおおむね2週間以内とし、許可更新の時 期により急な相談にも対応できるようにすること。 ウ 相談業務に従事する者の関係法令等の理解向上に努め、相談者に対して親切・丁寧 な応対に心がけること。 3 産業廃棄物処理業及び特別管理産業廃棄物処理業の更新許可対象者への更新手続きに ついて通知する。 (1)対象業者数 約1,800件 (来年度に更新期限を迎える業者について実施する。) 4 産業廃棄物処理業及び特別管理産業廃棄物処理業(収集運搬業を除く。)の既許可業者 を対象とした実績報告書の配布・整理業務及び実績報告書 作成に係る相談を実施する。 (1)実績報告書の配布・整理業務 対象業者 約 320件 (2)実績報告書作成に係る相談 随時(土日祝祭日を除く毎日。)
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