2.同一労働同一賃金(ガイドライン項目のまとめ) 12月20日時点でのガイドライン項目。今後、働き方計画が発表予定。 現在の状況 (12/20 同一労働同一賃金ガイドライン) ○ガイドライン =現行法解釈の明確化が第一義。賃金決定の“透明化”と正規非正規の“比較可能化“を ○取り組み =職務内容に関連しない手当を優先(比較的早期の見直しが有効) ○基本給部分 =賃金表の作成などを通じ、決定方法の明確化へ ○派遣 =まず派遣元内の待遇差の是正が必要 派遣先との均等均衡待遇は丁寧な制度設計が必要 ○非正規改善 =キャリア形成・能力改善と、それに基づく待遇改善の推進 ○法的効力 =2017年臨時国会 2017年10月以降の法改正反映後、効力化(派遣法・パート法・労契法) ガイドラインの項目 有 期 雇 用 ・ パ ー ト タ イ ム ( 無 期 フ ル タ イ ム 差 ) 基本給 手当 福利厚生 その他 派遣(派遣先差) <有効な格差> <無効な格差> 能力・経験による格差 個人業績による格差 勤続による昇給格差 能力による昇給格差 キャリアコースの違い・転勤の違い・就業時間帯の違い 担う目標のレベルの違い・担う責任ペナルティの違い 非正規としての入社時から起算 同一ルールでの昇給 職務に関係のない能力・経験の違いでの格差 同一貢献への賞与 役職手当 危険手当 交代勤務 精皆勤手当 時間外・深夜休日 通勤手当・出張 食事手当 単身赴任手当 地域手当 担う責任の違い・ペナルティの違い 勤務時間数による格差・責任範囲の違い 貢献への違いがない場合に格差がある場合 同一責任でも金額に差がある場合 同一の危険度・作業環境でも格差がある場合 施設 慶弔休暇 病気休職 法定外年休 教育訓練 安全管理 食堂・休憩室・更衣室の利用・転勤者用社宅 は同一 パートは休日振替で対応する場合 有期は、契約期間末までとする場合 パートは勤務時間に応じて短くする場合 職務の内容、責任の違いに応じた実施 賃金・福利・教育 職務内容・配置の範囲、その他事情の相違に応じた実施 切替・適用時から起算している場合 非正規には、時間帯加給が別にある場合 正規には欠勤時のペナルティもある場合(マイナス査定) 地元限定採用者への不支給 食事時間が含まれないパートへの不支給 転勤の有無による違いがある 割増率・手当額に違いがある場合 非正規転勤時の通勤手当不支給である場合 食事手当額に格差がある場合 正規支給要件に合致するが金額が違う場合 転勤の有無に違いがない場合 同一の業務環境下で格差がある場合
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