北洋新聞

HOKUYO NEWS PAPER
北洋新聞
札幌No.1無料電子新聞
南区は高齢化の進行が早く、商圏
としての魅力も低下している。人口
減少と高齢化が同時に進むことは、
店舗撤退の要因となる。買い物施設
が不便になると、高齢者だけでなく
若者も都心部へ移住し、人口減少の
悪循環から抜け出せなくなる。夕張
や歌志内で起きている現象が南区で
も進行しているのだ。
一方、都心部から同距離にある手
稲区では、人口微増が続いている。
買い物施設の撤退も目立っておらず、
生活施設は利便性が高いほうだろう。
都心部への人口流出が少ないうえに、
小樽方面からの流入もある。手稲区
は、JR駅があるものの地下鉄はな
く、公共交通機関の利便性は高くは
ない。それでも人口が増加している
原因はハッキリせず、昨年、ついに
手稲区の人口は南区を超え、その差
は拡大している。
南区は地価下落も著しいが、割安
平成29年2月16日(木)発行
購読料 無料
発行所 ㈱パンダ不動産
編集発行人 田口宗勝
[email protected]
感を好感しての人口流入が増える兆
候はない。利便性がさらに悪化する
と予測する人が多いからだろう。
悪循環を抜け出す「きっかけ」が
必要なのは間違いないようだが、真
駒内以南への地下鉄延伸も期待でき
ず、大型開発計画もない。
手稲区が逆転
南区の人口減少が続いている。今
年2月1日時点での人口は1年前と
比べて1,088人減少し、139,750人と1
4万人を割り込んだ。
第932号
|経済
http://www.hokuyonp.com
平成29年2月16日(木)
北洋新聞
香港長官選挙
林鄭月娥氏優勢
3月26日に行われる次期香港行政長官選挙の立候補受け付けが
始まった。3月1日の締め切りまでに、業界ごとに選ばれた選挙
委員会で150人以上の推薦を得ることが出馬の条件となる。
長官選挙は、議員の他、経済界や専門職の各団体の代表などか
らなる1,200人近くの選挙委員が投票で選び、一般市民は参加で
きない。そのため、中国共産党に近い候補が有利との指摘がある。
NHKの道によると、中国共産党序列3位で全人代の張徳江委
員長が2月5日、深センで香港の親中派の幹部らと面会。張委員
長は、前の政府ナンバー2の政務官で、3年前の大規模な抗議活
動の際に学生たちの要求を拒否した林鄭月娥氏について、「中国
政府が唯一支持する候補だ」として、支持するよう働きかけたと
いう。
一方、もう1人の有力候補で政府ナンバー3の財政官を務めた
曽俊華氏は、若者の声も聞く姿勢を示し、世論調査で支持率がトッ
プになっていて、中国共産党に批判的な民主派は曽氏に投票する
可能性も示唆している。
大丸札幌店
2ヶ月連続プラス
J.フロントリテイリングが発表した1月の大丸札幌店の売上
は、前年同月比プラス6.8%の大幅増で、2ヶ月連続のプラスだっ
た。アジア観光客による「爆買い」が終了してから1年以上経過
し、売上低迷が底を打ったとの見方も出ている。指摘されていた
日本客離れも改善に向かっていることから、2月以降の数字が注
目されている。
価格が上昇。売上低迷の一因となっている。
一方、ホームセンター最大手のホーマックが発表した1月の既
存店月次売上高は、前年同月比5.8%減で、12ヶ月連続のマイナ
スだった。ホーマックが多く扱う輸入品は、長引く円安の影響で
また、食品スーパー最大手のアークスが発表した1月の既存店
月次売上高は、前年同月比0.6%減。2ヶ月ぶりにマイナスに転
じた。
|不動産
www.hokuyonp.com
平成29年2月16日(木)
北洋新聞
勤務先に近いマンションに住みた
いものの、スグ近く、例えば、会社
の隣接地の物件は気が引けるだろう。
「何かあったら呼び出されるので
はないか?」とか、学校であれば、
「友人のたまり場になってしまう?」
と心配になるもので、勤務先や通学
先からひとつ隣の駅徒歩圏が理想だ
と考える人が多い。
しかし、冷静に考えてみよう。本
当の緊急時であれば、仕事を頼まれ
るかもしれないが、「部長が会社に
忘れた書類を深夜に自宅まで届ける」 もあるはずだ。会社近くだと、最悪
のような無理難題は、聞いたことが の天候でも交通費ゼロで、しかも遅
ないはずだ。勤務先の近くに住むと、 刻もありえない。
マイナスポイントもないとは言えな
いが、それを遥かに超えるメリット
急に召集がかかるのは、イヤな仕
がある。
事だけではなく、仲間が急に飲みに
行くことになっても、遠方へ帰宅し
第一に、交通費がかからない。最 てしまった人は戻るのが面倒という
近では自転車通勤の人も増えてきた こともある。飲み会は、ススキノや
が、大雪の日にタクシーに乗ること 大通が中心かもしれないが、やはり
職場周辺が基本だ。イヤな奴に誘わ
れたら、断ればいいだろう。
また、厳しい会社ではできない裏
ワザだが、駐車場を私的に使えるメ
リットもある。会社が自宅の隣接地
だと、会社の駐車場に車を停めると
いう方法だ。かなりの節約になるこ
とは間違いない。
大雪でも定時出社
勤務先と自宅の距離
近すぎても問題なし
|娯楽
www.hokuyon.com
平成29年2月16日(木)
北洋新聞
「コミック・ブレーク」企画は1999年より続いてい
る朝日新聞のコミック書評を中心とした広告特集。毎
月1回新聞紙面と朝日新聞デジタル上で掲載するだけ
でなく、掲載紙面を上質紙に印刷して全国の書店にも
配布している。
この度紙面内容を一新し、コミック・エンタメに造
詣の深いのんのコミック感想文「のんびり~でぃんぐ」
の連載を開始した。1回目の紹介コミックは『あそび
あそばせ』。今後の連載は毎月第3週水曜日、「コミッ
ク・ブレーク」企画内での掲載を予定している。
のんは、2013年に「じぇじぇじぇ」で年間流行語大
賞を受賞した朝ドラ「あまちゃん」主演の能年玲奈。
昨年7月の事務所独立を機に改名したが、NHK以外
の地上波番組に出演できない状態が続き、「前事務所
からの圧力」と見られている。
「この世界の片隅に」についても、興行収入が20億
円を突破し、上映する映画館も拡大しているにもかか
わらず、マスコミ報道は少ない。ニュースとなる場合
でも、声優がのんであることに触れないなど、不自然
な報道が続いている。
地上波の無視続く
朝日新聞は2月より、毎月掲載の広告特集企画「コ
ミック・ブレーク」をリニューアルし、女優「のん」
のコミック書評の連載をスタートした。
パンダ不動産の中古マンション
詳しくはココをクリック!!