1 座標平面の原点 O を中心とする半径 r の円を C とする.C 上の 2 点 P1 ,P2 3 a は定数で ,1 < a < e とする.曲線 C1 : y = x + log x 上に点 を原点に関して対称な位置にとる.また,点 Q を平面上の任意の点とし , P(a; a + log a),曲線 C2 : y = ¡ log x 上に点 Q(a; ¡ log a) がある.た L = QP1 2 + QP2 2 とおく. だし,e は自然対数の底である. (1) Q を固定したとき,L は P1 ,P2 のとり方に依存せず一定であることを示せ. (2) Q が放物線 y = ¡x2 + 5x ¡ 8 上を動くとき,L の最小値とそのときの Q の座標を求めよ. (1) P における C1 の接線を `1 ,Q における C2 の接線を `2 とする.このとき, 3 直線 x = 0; `1 ; `2 で囲まれた部分の面積 S を a を用いて表せ. (2) C1 と 3 直線 y = 0; x = 1; x = a で囲まれた部分を R1 ,C2 と 2 直線 ( 滋賀県立大学 2010 ) y = 0; x = a で囲まれた部分を R2 とする.また,R1 ; R2 を x 軸の周り に 1 回転させてできる立体をそれぞれ B1 ; B2 とする.このとき,B1 から B2 を除いた部分の体積 V を求めよ. 2 a; b; p; q を実数として,未知数 x の方程式 ( 滋賀県立大学 2010 ) 2 p(x + ax + b) + x ¡ q = 0 Ý(¤) を考える. (1) p がど のような値であっても方程式 (¤) がつねに実数解をもつためには, a2 ¡ 4b = 0 が必要条件であることを示せ. (2) a2 ¡ 4b = 0 とし,®; ¯ (® 5 ¯) を方程式 x2 + ax + b = 0 の 2 つの実数 解とする.このとき,p がどのような値であっても方程式 (¤) がつねに実数 解をもつのは q がどのような範囲 R にあるときか答えよ. (3) a2 ¡ 4b = 0 で q が (2) で求めた範囲 R にあるとき,方程式 (¤) は範囲 R に少なくとも 1 つの解をもつことを示せ. ( 滋賀県立大学 2010 )
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